マリア宮殿 (キーウ)

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マリア宮殿(マリアきゅうでん、ウクライナ語: Маріїнський палац マリイーンシキー・パラーツ)は、ウクライナの首都キーウにある宮殿である。ペチェールシク区ウクライナ最高議会の議事堂の隣に位置する。ウクライナ大統領の公邸・迎賓館として利用されている。1744年から1752年までの間にロシア女帝エリザヴェータの命令によってキーウ宮殿として建立された。設計者はイタリア人バルトロメオ・ラストレッリ1870年にロシア皇后マリア・アレクサンドロヴナを記念するために、改名された。国重要文化財。

マリア宮殿
マリア宮殿
情報
旧名称 キーウ宮殿
用途 ウクライナ大統領の執務、ウクライナ大統領及び家族の住居、迎賓館
設計者 バルトロメオ・ラストレッリ
管理運営 ウクライナ政府
状態 完成
階数 2階
着工 1744年
竣工 1752年
所在地  ウクライナキーウ
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マリイーンシキー・パラーツ」という名前は、マリインスキー公園の向かいにあるこの宮殿に 1950 年代から付けられましたが、それ以前はこの宮殿はツァルスキーと呼ばれていました。

ソ連から独立した近年のウクライナでは、授賞式、レセプション、外国大使による信任状授与、最高レベルの公式代表団の会合など、厳粛な国家行事がマリア宮殿で開催される。

写真[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯50度26分54秒 東経30度32分15秒 / 北緯50.44833度 東経30.53750度 / 50.44833; 30.53750