マテル

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Mattel, Inc.
種類
公開会社
市場情報 NASDAQ: MAT
NASDAQ-100 Component
S&P 500 Component
業種 おもちゃ、ゲーム
設立 1945
創業者 Harold Matson
Elliot Handler
本社 カリフォルニア州エルセグンド
主要人物
Bryan G. Stockton
(Chairman and CEO)
売上高

増加 $ 6.2 billion (FY 2011)

[1]
営業利益
増加 $ 1.0 billion (FY 2011)[1]
利益
増加 $ 768 million (FY 2011)[1]
総資産 増加 $ 5.6 billion (FY 2011)[1]
純資産 減少 $ 2.6 billion (FY 2011)[1]
従業員数
28,000 (December 2011)[1]
ウェブサイト Mattel.com

マテル: Mattel Inc., NASDAQ: MAT)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州エル・セグンドに本拠を置く世界最大規模の玩具メーカーである。ハズブロ社と並んでアメリカ合衆国を代表する玩具メーカーとされている。特にバービー人形が有名。

歴史

1945年東欧系ユダヤ人のハロルド・マトソン(Harold Matson)とエリオット・ハンドラー(Elliot Handler)らによって設立。その際、Matsonのニックネーム "Matt" と Handler のファーストネーム "El"liot を組み合わせて "matt-el" = Mattel と命名された。

1959年に Elliot の妻であるルース・ハンドラー(Ruth Handler、後に社長に就任)が中心となって考案したバービーを発表し、世界で最も有名な人形のひとつになった。

その他ボードゲームフィギュア商品、1980年には家庭用ゲーム機インテレビジョンを発売。以降、玩具メーカーの吸収合併などを経て、多数の子会社を傘下におさめる一大グループに成長した。

「BeeGees Rhythm Machine」は、玩具キーボードであるが、クラフトワークの「電卓: Pocket Calculator: Taschenrechner)」のメロディー演奏に使われて注目される。

2011年10月24日アニメ「きかんしゃトーマス」の商標権などを保有する英娯楽大手ヒット・エンターテインメントを6億8千万ドル(約518億円)で買収すると発表した。 買収は2012年第1四半期中に完了する見込み。

主な商品

マテル社の商品ラインナップ(子会社商品やライセンス生産・過去の商品も含む)

ゲーム機

マルチメディアプレイヤー

玩具

ボードゲーム等

主な関連会社

その他

  • 1990年代末にマテルがフェラーリ版権を独占的に使用する許諾を得たため、マテルからセカンドライセンスを受けられない他社はフェラーリの模型やミニカーを生産したり販売できなくなった。そのため、過去に生産されたキットやミニカーが高値で売買される事態が起こった。
  • 1980年に、日本の玩具メーカー・セキグチが企画・発売した『モンチッチ』の人形をアメリカで委託販売していたが、売り上げ不振により1985年に委託契約を解除し、アメリカ市場から撤退した。その後、モンチッチは2002年にセキグチがアメリカに専門店を開設してアメリカ市場に再進出している。
  • 過去にテレビアニメの世界名作劇場七つの海のティコ』(第10話)や『家なき子レミ』のスポンサーについていた。

脚注

  1. ^ a b c d e f Mattel 2011 Annual Report, Form 10-K, Filing Date Feb 23, 2012”. secdatabase.com. 2012年7月8日閲覧。
  2. ^ [1]メガハウス、2013年12月18日閲覧。

外部リンク