ポルト・サント島
ポルト・サント島 | |
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ポルト・サント・ビーチ(上) ポルト・サント島の航空写真(下) | |
所在地 | ポルトガル マデイラ自治地域 |
所在海域 | 大西洋 |
座標 | 北緯33度05分04秒 西経16度19分20秒 / 北緯33.08444度 西経16.32222度座標: 北緯33度05分04秒 西経16度19分20秒 / 北緯33.08444度 西経16.32222度 |
面積 | 42.17 km² |
最高標高 | 402 m |
プロジェクト 地形 |
ポルト・サント島(ポルト・サントとう、Porto Santo)はポルトガル領・マデイラ諸島の島。諸島の東北端にあり、マデイラ島からは北東へ50kmの位置にある。主な町はポルト・サント。人口は4,474人(2001年)、面積は42.17平方キロメートル。主要産業は観光業である。
島の南岸は砂浜海岸となっており、島内の2つのゴルフ場も含めて、主な観光資源となっている。島には飛行場もあり、船舶および航空機によるアクセスが可能である。
歴史
ポルト・サント島はマデイラ諸島の中で最も初期に入植された。入植者は森林を切り開き、耕作やヤギの放牧を営んだ。15世紀半ばに島を統治したバルトロメウ・ペレストレーリョが放ったウサギが制御不能なほど繁殖し、食料の調達ができなくなった島民は島を一時放棄した。島の自生植物はウサギによって全て食い荒らされ、その生態系へのダメージは以後回復することはなかった[1]。
脚注
- ^ エヴァン・D・G・フレイザー、アンドリュー・リマス著、藤井美佐子訳『食糧の帝国:食物が決定づけた文明の勃興と崩壊』太田出版、2013年。ISBN 9784778313586、pp.89-90.