ポラード文字
ポラード [ミャオ] | |
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類型: | アブギダ (アルファベットの要素も持つ) |
言語: | ミャオ語 |
発明者: | サム・ポラード |
時期: | 1936年頃から現在まで |
ISO 15924 コード: | Plrd |
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。 |
ポラード文字、別名ポラード・ミャオは、メソジストの宣教師サム・ポラードが発明した文字体系。アブギダである。ポラードはこの文字を、ミャオ語のいくつかある方言の1つであるA-Hmaoで使うために発明した。この文字体系は、それを使って1936年に新約聖書の翻訳が出版されるまで、一連の改訂を経験してきた。
中国における政治体制の変化により、いくつかの文字体系と競合することになった。競争相手のほとんどはラテン文字化であった。ポラード文字は中国に住むミャオ族の間でまだ使われているが、中国国外のミャオ族は代替文字体系の1つを使う傾向にある。文字体系の見直しは1988年に完了したが、まだ使われ続けている。1997年、ポラード文字はアップルコンピュータのジョン・ジェンキンズによってUnicodeへの収録が提案された[1]。
ほとんどの他のアブギダと同様、ポラード文字は子音を表現する一方、母音はダイアクリティカルマークによって示される。しかしながら、独自の点としてダイアクリティカルマークの位置が声調を表現するために変化する。たとえば、西部ミャオ語では母音のダイアクリティカルマークを子音文字の上に置くと音節が高声調であることを示し、右下に置くと低声調であることを示す。
外部リンク
- ポラード文字の説明 (英語)
- エドウィン・ディングル. “Across China on Foot”. プロジェクト・グーテンベルク. 2005年7月29日閲覧。 (英語) — ディングルはサム・ポラードが母音記号の子音に対する相対位置で声調を示す方法について記述している。