ベルリン・ブランデンブルク国際空港

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ベルリン・ブランデンブルク国際空港
Flughafen Berlin Brandenburg "Willy Brandt"
IATA: BER (planned)ICAO: EDDB (planned)
概要
空港種別Public
所在地ドイツの旗 ドイツ ブランデンブルク州 シェーネフェルト
供給都市ドイツ・ベルリン
ハブ空港とする
航空会社
標高154 ft / 48 m
座標北緯52度22分00秒 東経13度30分12秒 / 北緯52.36667度 東経13.50333度 / 52.36667; 13.50333
ウェブサイト
滑走路
方向 全長 表面
m ft
07L/25R 3,600 11,881 アスファルト
07R/25L 4,000 13,123 コンクリート
ベルリン・ブランデンブルク国際空港の位置
ベルリン・ブランデンブルク国際空港の位置
BER/EDDB
ベルリン・ブランデンブルク国際空港の位置

ベルリン・ブランデンブルク国際空港ドイツ語: Flughafen Berlin Brandenburg英語: Berlin Brandenburg Airport[2]とは、ドイツの首都、ベルリン近郊のシェーネフェルト国際空港を大幅に拡張し、開港する予定の国際空港である。開港後、テーゲル国際空港およびシェーネフェルト国際空港旧ターミナルは閉鎖される予定。

建設工事

シェーネフェルト国際空港の従来の南側滑走路を、3,000メートルから3,600メートルに拡張、新たな北側滑走路にする工事が完成した。その南側に旅客ターミナル、4,000メートルの(新しい南側)滑走路を建設途中である。旅客ターミナルにはSバーン、中距離・長距離列車などが乗り入れる予定。

当初2011年10月30日に開港予定であったが、工事の遅れから何回も延期され、2013年10月27日[3]に開港する見込みであった。しかし、2013年1月、諸問題を理由に4回目の開港延期が決まった[4]。2014年2月現在の、開港予定年度は2016年以降となっている[5]。こうした度重なる工事の遅れが注目され、2014年9月にはイギリスのタブロイド紙デイリー・メールが組んだ特集「世界の7大ムダ観光資源プロジェクト」の中の1つとしてベルリン・ブランデンブルク国際空港がピックアップされている[6]

副名称問題

この新空港の副名称に、ドイツ社会民主党 (SPD) がかつて西ベルリン市長、第4代西ドイツ首相を務め、東方外交ノーベル平和賞を受賞した同党出身の政治家ヴィリー・ブラントの名を冠することを提案したところ、ドイツキリスト教民主同盟 (CDU) はアルベルト・アインシュタインマレーネ・ディートリヒの名を挙げて対抗し[7][8]、大連立を組む保革の二大政党同士で論争になったが、2009年末に新空港の副名称は“ヴィリー・ブラント”に決定された[7]

関連項目

脚注

外部リンク