プロダクション・アイジー
プロダクション・アイジー 本社スタジオ | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒180-0006 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号 北緯35度42分21.5秒 東経139度33分42.2秒 / 北緯35.705972度 東経139.561722度座標: 北緯35度42分21.5秒 東経139度33分42.2秒 / 北緯35.705972度 東経139.561722度 |
設立 |
2007年(平成19年)11月1日 (分割新設による) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3012401017107 |
事業内容 | アニメーションを主体とした映像作品の企画・制作および版権管理 |
代表者 | 代表取締役社長 石川光久 |
資本金 | 1000万円[1] |
売上高 | 54億1369万7000円(2020年5月期)[1] |
経常利益 | 2億9675万4000円(2020年5月期)[1] |
純利益 | 1億8701万6000円(2020年5月期)[1] |
純資産 |
36億8683万3000円 (2020年5月31日現在)[1] |
総資産 |
77億0597万4000円 (2020年5月31日現在)[1] |
従業員数 | 130名(2017年4月現在) |
決算期 | 5月31日 |
主要株主 | 株式会社IGポート 100% |
主要子会社 | 株式会社タツノコプロ 11.2% |
外部リンク | https://www.production-ig.co.jp/ |
株式会社プロダクション・アイジー(英: Production I.G, Inc.)は、IGポートグループの日本のアニメ制作会社。日本動画協会正会員。
概要
東京都武蔵野市に本社・スタジオ、東京都府中市に実写撮影スタジオ「Studio iG(旧FIX STUDIO)」ならびに3DCGスタジオ「IGFX」、さらに新潟県新潟市中央区に作画スタジオを構える。
1987年(昭和62年)に「有限会社アイジータツノコ」を東京都武蔵野市に設立。1993年(平成5年)に「有限会社プロダクション・アイジー」に商号変更[2]。設立からしばらくはOVA(オリジナルビデオアニメ)、アニメ映画、ビデオゲーム用アニメなどを制作の中心にしてきたが押井守監督の劇場映画作品を制作し、ヒットさせた事で日本国内だけでなく海外での知名度も高まり企業としての規模も拡大した。1998年(平成10年)に増資して「株式会社プロダクション・アイジー」(旧)となる[2]。テレビシリーズは主に子会社のジーベックが制作し、プロダクション・アイジーはアニメ映画の制作を主としていたが、2001年(平成13年)よりテレビシリーズの元請制作にも進出。
2007年(平成19年)11月、持株会社体制への移行に伴い「株式会社IGポート」に商号を変更し、「株式会社プロダクション・アイジー」(新)を分割新設して主力事業を承継した[2]。IGポートは持株会社として、プロダクション・アイジー、マッグガーデン、ウィットスタジオ、シグナル・エムディを傘下とし、グループ企業全体の事業展開・経営管理・資産運用管理を行っている。
設立の経緯
テレビアニメ『赤い光弾ジリオン』を制作した「竜の子制作分室」に揃ったスタッフを分散させるのを惜しんで、制作プロデューサーとして同分室を率いた石川光久が、同じフロアを間借りしていた後藤隆幸率いる「鐘夢」(チャイム)を合併。京都アニメーションの援助を受けて[3]、「有限会社アイジータツノコ」を1987年(昭和62年)12月15日に設立。出資者は、石川、後藤、八田英明(京都アニメーション代表取締役)、タツノコプロなどである。なお、設立当初は杉山卓及び八田陽子(京都アニメーション専務取締役)の実姉が、大手製薬会社で経理を担当した経験を活かして支援していた[4]。
伊吹眞(西堀ひろみ)、内田哲夫らが設立の中心スタッフである。アニメーターはフリーで参加する形となり、次いでフリーで「銀河帝国」(後に解散。一時期子会社であったビィートレインの代表取締役である真下耕一も所属)で制作を行っていた三本隆二と坂部久明、スタジオ・ムーのアニメーター黄瀬和哉らが追って参加した。
設立当初はシンエイ動画のテレビシリーズを始め、キティ・フィルムの『銀河英雄伝説』やスタジオディーンのOVA『機動警察パトレイバー』の制作協力を行っていた。しかし、下請け続きの仕事では管理費が取れないと思った石川は、シンエイ動画の下請けを持続させた形で元請制作に乗り出した。
その後は『赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲』を皮切りに数多くの劇場映画やOVAを制作した。設立当初はグロス請けや作画協力でテレビシリーズに関与していたが、2000年代以降は元請としてもテレビシリーズを積極的に手掛けている。
1991年(平成3年)には新潟県に作画スタジオを開設。現在の所長である小村方宏治が諸事情で帰郷せざるを得なくなり、社長の石川に退職を申し出たところ、「新潟でIGを続けないか」と声を掛けられ、同僚からの後押しもあって開設に至った[5][6]。
社名の由来
"IG" という社名は、社長の石川と副社長の後藤のイニシャルから命名したものである。
I.Gタツノコ時代、タツノコの名前を入れたのは金融機関の理解を得るためと、分派したことによってタツノコプロと喧嘩したくなかったためだったとされる[7]。石川は「タツノコ」というネーミングにこだわりを感じており、今までお世話になったタツノコプロへの恩返しのつもりで入れたと語っている。タツノコの名前があったことは社会的な信用も得ることにも繋がった。
設立時にタツノコプロから資本金2割の出資を受けていたものの、当時苦境にあったタツノコプロは積極的にI.Gタツノコに仕事を回すだけの余裕がなかった。しかしながらその「タツノコ」と名のついた会社名であるためタツノコプロの関連会社と勘違いする人が増えてきた。そういった勘違いによる不快感が徐々にスタッフ(特に制作進行や制作デスク)に現れ出し、また業績が盛り返したタツノコプロ側からの要請もあり、社名から「タツノコ」の名を外す動きが始まる。石川は名前を変えることにショックを受けていたが、受諾し社名変更に至った。この社名変更と同時に、タツノコプロと京都アニメーションから受けていた資本金も返上している。
2010年(平成22年)、プロダクションI.Gがタツノコプロの株を取得し資本関係が復活。石川が同社非常勤取締役に就任した[8]。
制作部・制作課
制作部は10のスタジオ(第1–2は制作課、第3–10はプロデュース課)とシステム管理・開発課で構成されている(2011年時点)。
各スタジオは2007年から○○課(○○課スタジオ)と呼ばれている、これは『攻殻機動隊』における○○課にちなんだものである。また、社屋移転に伴いコスト管理体制の強化から制作部を2部体制に変更。内訳は制作1部(制作課・プロデュース3、4、10課・システム管理・開発課、6課閉鎖)、制作2部(プロデュース5、7、8、9課)となっている。
これまで担当スタジオは各作品のサイトやブログ等で語られる程度であったが、2011年製作のオリジナルテレビアニメ『ギルティクラウン』では6課が初めてスタジオ名を表記した。6課ではその後一部スタッフが独立しウィットスタジオを設立した。また、8課はJe t'aimeにおいて社名クレジットの上に8を模したマークを掲げている。
沿革
初代
- 1987年 - 竜の子制作分室として竜の子プロダクションから独立。
- 1987年12月15日 - 有限会社アイジータツノコを設立。
- 1990年6月5日 - 株式会社イングを設立[注 1]。
- 1991年5月 - 新潟スタジオ(アイジー新潟)を設置。
- 1993年9月 - 有限会社プロダクション・アイジーに社名変更。
- 1995年5月 - 株式会社ジーベック設立。
- 1995年10月 - 背景美術部門「小倉工房」設置[注 2]。
- 1997年6月 - ビィートレイン株式会社設立[注 3]。
- 1998年4月 - 株式会社プロダクション・アイジーに組織変更。
2代目
- 2000年9月1日 - 株式会社イングを名目上の存続会社としてプロダクション・アイジーを合併。商号を変更し、株式会社プロダクション・アイジーとなる。
- 2000年11月 - 『BLOOD THE LAST VAMPIRE』で初めて原作権を獲得。
- 2003年10月 - 『キル・ビル』本編に挿入されるアニメーションパート監督。
- 2005年12月21日 - JASDAQに上場。
- 2006年2月 - フジテレビとFILM LLPを共同設立。
- 2006年4月 - トランスコスモスとamimoを共同設立。
- 2007年1月 - 『攻殻機動隊』の実写化エージェント権を獲得。
3代目
- 2007年11月1日 - 株式会社プロダクション・アイジーの商号を株式会社IGポートに変更し持株会社化。事業分割で、事業会社として株式会社プロダクション・アイジーを設立。
- 2007年12月1日 - IGポート社がマッグガーデンを経営統合し、グループの傘下にする。
- 2010年6月2日 - 竜の子プロダクションの発行済み株式11.2パーセント取得を発表[注 4]。
- 2010年8月20日 - IGポート取締役にオー・エル・エム代表取締役の奥野敏聡が就任、また取締役の下地志直が退任。
- 2012年6月 - 株式会社ウィットスタジオ設立。
- 2012年9月 -『キックハート』で日本のアニメとしては初の本格的なクラウドファンディング活用に乗り出す[9]。
- 2012年10月 - 『009 RE:CYBORG』製作委員会を特定子会社化[注 5]。
- 2014年10月 - 株式会社シグナル・エムディ設立。
- 2015年9月 - 『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』でVRコンテンツに参入。
- 2017年6月 - アニメ視聴アプリ「タテアニメ」の配信を開始[10]。
- 2017年9月 - 『亜人』の実写映画に制作プロダクションとして参加。
- 2018年1月31日 - Netflix(NetflixJAPAN)と包括的業務提携を発表[11]。
- 2019年6月1日 - ジーベックを吸収合併し、同社作品及び同社の撮影部門と練馬スタジオ「XEBECzwei」(「IGzwei」に改称)の移管を受ける。
作品履歴
TVアニメ
劇場アニメ
OVA
発売年 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
1988年 | 赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲 | |
1990年 | 八神くんの家庭の事情 | 制作協力、元請: キティ・フィルム |
しあわせのかたち | ||
1991年 | 乙姫CONNECTION | 制作協力、元請: アニメイトフィルム |
1992年 | 電影少女 -VIDEO GIRL AI- | |
聖飢魔II/HUMANE SOCIETY 〜人類愛に満ちた社会〜 | 制作協力、元請: アニメイトフィルム | |
1993年 | 流星機ガクセイバー | |
ふぁんたじあ | ||
ぼくの地球を守って | ||
1994年 | B.B.フィッシュ | |
爆炎CAMPUSガードレス | ||
1996年 | 特務戦隊シャインズマン | |
ブルーシード2 | ||
パンツァードラグーン | ||
BRONZE ZETSUAI since 1989 | ||
2000年 | フリクリ | 共同制作: ガイナックス |
2001年 | 怪童丸 | |
グッドモーニング・コール | 制作協力、元請: トランス・アーツ | |
時空異邦人KYOKO ちょこらにおまかせ! | ||
2006年 | テニスの王子様 | 制作協力、元請: エム・エス・シー |
2007年 | ツバサ TOKYO REVELATIONS | |
東京マーブルチョコレート | ||
2008年 | バットマン ゴッサムナイト | |
2009年 | ABUNAI SISTERS | |
ツバサ 春雷記 | ||
xxxHOLiC 春夢記 | ||
少女ファイト | ||
“文学少女”今日のおやつ 〜はつ恋〜 | ||
2010年 | Halo Legends エピソード3【The Duel】 / エピソード4【Homecoming】 | |
よんでますよ、アザゼルさん。 | ||
xxxHOLiC・籠 〜XXXホリック・ロウ〜 | ||
“文学少女”メモワール | ||
Jet‘aime | ||
Dante’s Inferno An Animated Epic | ||
2011年 | xxxHOLiC・籠 あだゆめ | |
テニスの王子様 OVA ANOTHER STORYII〜アノトキノボクラ | ||
2012年 | 輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ | 制作協力、元請: ジーベック |
マスエフェクト〜失われたパラゴン | ||
2013年 | Vassalord. | |
2014年 | 新テニスの王子様 OVA vs Genius10 | |
翠星のガルガンティア 〜めぐる航路、遥か〜 | ||
2016年 | 魔法使いの嫁 星待つひと | 製作、元請: ウィットスタジオ |
2019年 | とつくにの少女 | |
2020年 | ハイキュー!! 陸 VS 空 |
Webアニメ
配信年 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
2005年 | The King of Fighters: Another Day | |
2011年 | アップルシードXIII | 制作協力、元請: ジーニーズアニメーションスタジオ |
2012年 | 新・光神話 パルテナの鏡 | |
2016年 | Noblesse: Awakening | |
スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ | 製作、元請: ウィットスタジオ | |
2017年 | アフリカのサラリーマン | タテアニメ |
ネオ・ヨキオ | Netflixオリジナル作品 共同制作: スタジオディーン | |
2018年 | B: The Beginning | Netflixオリジナル作品 中澤一登初監督アニメ作品 |
ソードガイ The Animation | アニメーションプロデュース | |
2019年 | ULTRAMAN | Netflixオリジナル作品 共同制作: Sola Digital Arts |
2020年 | 攻殻機動隊 SAC 2045 | |
Sol Levante | Netflixオリジナル作品 | |
2021年 | B: The Beginning -- Succession | Netflixオリジナル作品 『B: The Beginning』第2期 |
ゲーム内アニメーション
- テイルズ オブ デスティニー(1997年)
- ゼノギアス(1998年)
- サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜(1998年)
- ダブルキャスト(1998年)
- 季節を抱きしめて(1998年)
- サンパギータ(1998年)
- 雪割りの花(1998年)
- テイルズ オブ ファンタジア(1998年、PlayStation版)
- サイコメトラーEIJI(1999年)
- エースコンバット3 エレクトロスフィア(1999年、挿入部アニメパート制作と佐藤大のシナリオを採用)
- ワイルドアームズ セカンドイグニッション(1999年)
- LOVE&DESTROY(1999年)
- ヴァルキリープロファイル(1999年)
- ポポロクロイス物語II(2000年)
- スキャンダル(2000年)
- テイルズ オブ エターニア(2000年)
- BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年)
- サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜(2001年)
- サモンナイト2(2001年)
- サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜(2002年)
- サーヴィランス 監視者(2002年)
- テイルズ オブ デスティニー2(2002年)
- テイルズ オブ シンフォニア(2003年)
- OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA(2003年)
- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2004年)
- テイルズ オブ リバース(2004年)
- NAMCO x CAPCOM(2005年)
- 実況パワフルプロ野球12(2005年)
- サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜(2005年)
- テイルズ オブ レジェンディア(2005年)
- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域-(2005年)
- テイルズ オブ ジ アビス(2005年)
- ソニックライダーズ(2006年)
- 聖剣伝説DS CHILDREN of MANA(2006年)
- テイルズ オブ ザ テンペスト(2006年)
- サモンナイト4(2006年)
- テイルズ オブ デスティニー(2006年、PlayStation 2版)
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー(2006年)
- テイルズ オブ イノセンス(2007年)
- スターオーシャン1 First Departure(2007年)
- スターオーシャン2 Second Evolution(2008年)
- テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(2008年)
- ワリオランドシェイク(2008年)
- テイルズ オブ ヴェスペリア(2008年)
- テイルズ オブ ハーツ(2009年)
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2(2009年)
- 無限航路(2009年)
- テイルズ オブ バーサス(2009年)
- テイルズ オブ ヴェスペリア(2009年、PlayStation 3版)
- テイルズ オブ グレイセス(2009年)
- テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(2010年)
- 戦場のヴァルキュリア3(2011年)
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3(2011年)
- My sweet ウマドンナ 〜僕は君のウマ〜(2011年)
- BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT EXTEND(2011年)
- テイルズ オブ イノセンス R(2012年)
- My sweet ウマドンナ2~ウマすぐKiss Me~(2012年)
- テイルズ オブ ハーツR(2013年)
- BLAZBLUE -CHRONOPHANTASMA EXTEND(2014年)
- BLAZBLUE -CENTRALFICTION(2015年)
- ペルソナ5(2016年)
- ソウルリバース ゼロ(2016年)
- ペルソナ5 ザ・ロイヤル(2019年)
- スターオーシャン1 First Departure R(2019年)
- ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(2020年)
実写映画
公開年 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
1992年 | トーキング・ヘッド | アニメパート制作 |
2003年 | キル・ビル Vol.1 | |
2010年 | 君に届け | 製作委員会参加 |
2011年 | 神☆ヴォイス 〜THE VOICE MAKES A MIRACLE〜 | 劇中アニメ制作 |
2013年 | プラチナデータ | ディスプレイアニメーション |
麦子さんと | 劇中アニメ「今ドキッ同級生」制作 | |
2015年 | 幕が上がる | |
2016年 | ガルム・ウォーズ | |
2017年 | 亜人 | 製作プロダクション |
2018年 | いぬやしき | CG協力 |
テレビドラマ
放送時期 | タイトル | 放送局 | 備考 |
---|---|---|---|
2019年3月 | チャンネルはそのまま! | 北海道テレビ Netflix(先行配信) |
北海道テレビ製作 総監督:本広克行/制作プロダクション 他ネット局は当該記事参照 |
IGzwei制作
公開年 | タイトル | 媒体 | 備考 |
---|---|---|---|
2019年 | 蒼穹のファフナー THE BEYOND | OVA |
テレビCM
- MURPHY'S IRISH STOUT「Last Orders」(1997年) - アイルランドのビール会社が「攻殻機動隊風なCM」と依頼し、イギリス史上初のアニメスタイルのCMをテレビ地上波放送。
- ナムコ「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2」(2002年)
- ナムコ「GBA テイルズ オブ ファンタジア」(2003年)
- T-Mobile Sidekick「Johnny Chase」(2003年、MTVとCartoon Networkなどで放送)
- キリンビバレッジ「キリンレモン77 SEVEN SEVENS登場篇」(2005年)
- キリンビバレッジ「キリンレモンブラック モンスターブラックス逆襲篇」(2005年、第11回オランダアニメーション国際映画祭CM部門大賞受賞)
- スクウェア・エニックス「ラジアータ ストーリーズ」(2005年)
- 日本教育財団「コンピュータ総合学園HAL」(2005年)
- 花王「ASIENCE~髪は女の命」(2007年、2007年ロンドン国際広告賞金賞受賞)
- 日本コカ・コーラ「Monster DICE-K篇」(2009年、AQUARIUS HEROESシリーズ、松坂大輔選手)
- 日本コカ・コーラ「Frogman KOSUKE篇」(2009年、AQUARIUS HEROESシリーズ、北島康介選手)
- 日本コカ・コーラ「Active Venus MIWA 風船篇」(2009年、AQUARIUS HEROESシリーズ、浅尾美和選手)
- 日本コカ・コーラ「ブルードライバー・リョウ篇」(2009年、AQUARIUS HEROESシリーズ、石川遼選手)
- ヤンマー「香川真司選手とアニメーションのコラボレーションCM」(2011年)
- 少年サンデー「常住戦陣!! ムシブギョー」(2011年、サンデーCM劇場シリーズ、東宝と共同)
- 東京ディズニーリゾート「夢がかなう場所 -Where Dreams Come True-」(2012年)
- メルセデスベンツ「NEXT A-Class TVCM 30秒」(2012年)
- 少年サンデー「今際の国のアリス」(2013年、サンデーCM劇場シリーズ)
- Fuji&gumi Games「ファントム オブ キル」(2016年)
その他
- スライム冒険記(イベント上映。川崎逸朗監督。1995年)
- 時空冒険 ぬうまもんじゃ〜(イベント上映。川崎逸朗監督。1996年)
- スライム冒険記 ウルフくん がんばるの巻(イベント上映。西久保瑞穂監督。1998年)
- なんちゃってバンパイヤン(湯浅政明監督による『バンパイヤン・キッズ』のパイロットフィルム。1999年)
- スライム冒険記 海だ、イェ~(イベント上映。湯浅政明監督。1999年)
- テニスの王子様 A DAY OF THE SURVIVAL MOUNTAIN ~恐怖の強化トレーニング!~(イベント上映。2002年)
- アイシールド21 幻のゴールデンボウル(イベント上映。2004年)
- Peut-etre toi(フランスの歌手ミレーヌ・ファルメールのビデオクリップ。2005年)
- UIA 2011 Tokyo En - Kaleidoscope Showcase(「東京」という都市を表現するプロモーションビデオ。トルコで開催した第22回国際建築家連合総会で上映。2005年)
- OVAL x OVER(「BRIDGESTONE INDY JAPAN 300 mile」公式イメージアニメ。六本木ヒルズアリーナのイベントにて初披露。全3部構成作品。2005年)
- NEED KAJIMA(鹿島のイラストイメージ広告。2006年)
- NEED KAJIMA-ミライ ヲ キリヒラケ。-(鹿島のイラストイメージ広告第2弾。2007年)
- ユニバース(坂本真綾の曲『ユニバース』のオリジナルアニメーションショートフィルム。監督・絵コンテ・演出・原画は劇団イヌカレーのデビュー作。2007年)
- XX(エクスクロス)漫画版(作画・製作協力。2007年)
- Kurikaesu 春(堂本剛のソロ活動名義244 ENDLI-xのPV。2008年)
- ケータイ捜査官7(オー・エル・エムとの共同制作、テレビドラマ、2008年)
- 特務機甲隊クチクラ(原作、2008年)
- スッキリ!! 占いコーナー"スッキリす"
- 沸騰都市(NHKスペシャルのドキュメンタリー。タイトル映像制作。また本編最終回では2029年の東京をテーマとした短編アニメーションを製作。2008年)
- マーベリック・スパイ~秘密の島のスパイたち~(ビジュアル制作。2009年)
- 教科書よりやさしい日本史(旺文社の学習参考書。イラスト西尾鉄也。2010年)
- 水曜どうでしょうDVD全集(第13-17弾のCI映像アニメーション制作、2010-2012年)
- スカイラブ3 (パチスロ)(SNKプレイモア 2011年) - ゲーム中、ボーナス中などの演出全般映像を製作。
- 教科書よりやさしい日本史ノート(旺文社の学習参考書。イラスト西尾鉄也。2011年)
- 教科書よりわかる政治・経済(旺文社の学習参考書。イラスト西尾鉄也。2011年)
- やさしい日本史カレンダー 2012(旺文社学習カレンダー。2011年)
- スカイラブ4 (パチスロ)(SNKプレイモア 2012年)
- NEXT A-CLASS(メルセデス・ベンツ・Aクラスのプロモーションアニメ 2012年)
- Surprise 4 U オープニング篇(2012年ロンドンオリンピック応援アニメ。「SUNRISE JAPAN」のメンバー、浜口京子選手、浦田聖子選手、西堀健実選手、山崎静代選手、伊藤沙月選手)
- Surprise 4 U ~沙月の不思議な挑戦~「昨日と今日」篇(2012年。ロンドンオリンピック応援アニメ。伊藤沙月選手)
- Surprise 4 U ~沙月の不思議な冒険~「今日と明日」篇(2012年。ロンドンオリンピック応援アニメ。「昨日と今日」編の続編)
- やさしい日本史カレンダー 2013(旺文社学習カレンダー。2012年)
- Sirrut Hacking Cloud サーラット・ハッキング・クラウド(代替現実ゲーム。2012年)
- アンジュ・ヴィエルジュ(ポイントピクチャーズとの共同制作、プロモーションアニメ、2013年)
- 教科書よりやさしい世界史(旺文社の学習参考書。イラスト西尾鉄也。2013年)
- 日本史 今日は何の日カレンダー(旺文社学習カレンダー。2013年)
- ひばりが丘物語(大和ハウスの展示場上映&WEB配信プロモーションアニメ。 2014年)
- きんいろのカタツムリ(いわき明星大学教養学部イメージアニメCM。2014年)
- おねだり侍(NHK『おとうさんといっしょ』の歌アニメ。2015年)
- 世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP「幸せを運ぶ眼鏡」(制作元請:共同テレビ、制作協力、2015年)
- 標準問題精講国語特別講義 読んでおきたいとっておきの名作25(旺文社の国語参考書。イラスト西尾鉄也。2015年)
- オハイアリイ~輝く日のために~(いわき明星大学看護学部イメージアニメCM。2016年)
- Committed RED(T.M.RevolutionのアニメMV。2016年)
- ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜(制作元請:アットムービー、制作協力、テレビドラマ、2016年)
- アイドリッシュセブン(Re:vale/NO DOUBTのミュージックビデオ制作、2017年)
- Sand Whale and Me(2017年)
- Readyyy! レディ(スマートフォンゲーム。オープニングアニメーション制作、キャラクター制作。2018年)
関連人物
演出家
アニメーター
脚本家
制作
- 石川光久
- 石井朋彦
- 木下哲哉(退社、現ポニーキャニオン所属)
- 堀川憲司(退社、現ピーエーワークス社長)
- 和田丈嗣(退社、現ウィットスタジオ社長)
- 中武哲也(退社、現ウィットスタジオ取締役)
- 森下勝司(退社、現シグナル・エムディ社長兼務)
- 大上裕真(退社、現横浜アニメーションラボ社長)
その他
- 遠藤誠(退社、現トライスラッシュ取締役)
- 小笠原宗紀(退社、現キネマシトラス社長)
- 松家雄一郎(退社、現3Hz社長)
- 小石川淳(退社、現サブリメイション社長)
- 須貝真也(退社、現サブリメイション取締役)
- 本広克行
- 小倉宏昌
- 平田秀一
関連項目
- IGポート
- タツノコプロ
- ポニーキャニオン
- ジーベック
- ピーエーワークス - プロデューサーを務めていた堀川憲司が設立。
- トライスラッシュ
- キネマシトラス - 出身の小笠原宗紀と松家雄一郎がそれぞれボンズ、バンダイビジュアルのプロデューサーを務めて設立。
- サブリメイション - 出身の小石川淳と須貝真也によって設立。
- 3Hz - 出身の松家雄一郎がバンダイビジュアルとキネマシトラスのプロデューサーを務めて設立。
- ウィットスタジオ - 和田丈嗣、中武哲也、制作6課のスタッフがIGポートの子会社として設立。
- シグナル・エムディ - アニメーションプロデューサーを務めていた森下勝司がIGポートの子会社として設立。
- 横浜アニメーションラボ - アニメーションプロデューサーを務めていた大上裕真が設立。
参考文献
- ニュータイプ編集『軌跡―Production I.G 1988‐2002』(2002年、角川書店) ISBN 4-04-853517-X
- 日経BPムック『プロダクションI.Gマガジン』(2005年、日経BP社) ISBN 4-8222-1715-9
- キネ旬ムック『『千と千尋の神隠し』を読む40の目』(2001年、キネマ旬報社) ISBN 4-87376-574-9 - アニメ制作会社スタジオジブリの鈴木敏夫との対談。
- 梶山寿子『雑草魂―石川光久 アニメビジネスを変えた男』(2006年、日経BP) ISBN 4-8222-2064-8
- 『アニメージュ』(2004年1月号、徳間書店) - インタビュー「この人に話を聞きたい」。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f 株式会社IGポート (31 August 2020). 第31期(2019年6月1日 - 2020年5月31日)有価証券報告書 9頁 (Report).
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ a b c IG Port. “IG Port | 会社沿革”. igport.co.jp. 2013年8月20日閲覧。
- ^ 「この人に話を聞きたい 第六十九回 石川光久」『アニメージュ』徳間書店、2004年1月号
- ^ 杉山卓 (2019年8月19日). “京都アニメーションとわたし2”. 「テレビアニメ全集」のころ. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “I.Gな人々 - 第8回 新潟スタジオ”. Production I.G. 2020年8月9日閲覧。
- ^ アニメ「ジョーカー・ゲーム」関東再放送のメインスポンサーが新潟市!? ガチオタ副市長とProduction I.Gが史上初の取り組み (2/2) ねとらぼ 2017年8月20日。
- ^ 「軌跡 Production I.G 1988-2002」p.18 石川光久の発言。
- ^ 株式会社竜の子プロダクションの株式取得に関するお知らせ IG Port ニュースリリース 2010年6月5日閲覧。
- ^ プロダクション I.G、日本のアニメ初の本格的クラウドファンディング
- ^ “タテアニメ:6月5日より新アニメ視聴アプリ「タテアニメ」がサービス開始!”. OCTOBA (2017年6月1日). 2017年6月5日閲覧。
- ^ ネトフリ版“攻殻”の可能性からアニメーターの給料問題まで…プロダクション・アイジー石川社長ロングインタビュー BUSINESS INSIDER JAPAN 2018年3月9日閲覧
- ^ “RD 潜脳調査室 :作品情報”. アニメハック. 2020年6月26日閲覧。
- ^ “獣の奏者エリン :作品情報”. アニメハック. 2020年7月2日閲覧。
- ^ “君に届け”. アニメイトタイムズ 2020年4月11日閲覧。
- ^ “BLOOD-C : 作品情報”. アニメハック. 2020年4月25日閲覧。
- ^ “風が強く吹いている : 作品情報”. アニメハック. 2020年5月21日閲覧。
- ^ “伊藤潤二のホラー漫画「うずまき」米でアニメ化”. シネマトゥデイ (2019年9月10日). 2019年10月11日閲覧。
- ^ “00.pdf TVアニメーション「進撃の巨人」The Final Seasonへの出資状況のお知らせ” (PDF). IGポート (2020年5月29日). 2020年6月2日閲覧。
- ^ “スタッフ”. 劇場版ときめきレストラン☆☆☆ MIRACLE6 公式サイト. 2017年12月28日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Production I.G (@ProductionIG) - X(旧Twitter)