ブカヴ

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ブカヴ

Costermansville/Costermansstad
ブカヴの位置(コンゴ民主共和国内)
ブカヴ
ブカヴ
Location in the Democratic Republic of the Congo
座標:南緯2度30分 東経28度52分 / 南緯2.500度 東経28.867度 / -2.500; 28.867座標: 南緯2度30分 東経28度52分 / 南緯2.500度 東経28.867度 / -2.500; 28.867
Country コンゴ民主共和国の旗 コンゴ民主共和国
南キヴ州
Founded 1901
政府
 • 市長 Filemon Mulolo
面積
 • 合計 60 km2
標高
1,498 m
人口
(2016)
 • 合計 870,954[1]
等時帯 UTC+2 (ルブンバシ時間)
気候 Aw
ウェブサイト Official website (フランス語) (** query broken URL)

ブカヴBukavu[boukavou])はコンゴ民主共和国東部の都市。南キヴ州の州都。海抜1500mの高原に位置し、穏やかな気候である。キヴ湖の東南岸に位置し、ルジジ川をはさんでルワンダのチャンググの町と接している。人口は約245000人であり、他に25万人以上がブカヴ都市圏に在住している。

気候[編集]

ケッペンの気候区分においてブカヴは、サバナ気候 (Aw)に属する[2]

ブカヴの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F 25
(77)
25.1
(77.2)
25.1
(77.2)
24.6
(76.3)
24.7
(76.5)
25
(77)
25.7
(78.3)
26.8
(80.2)
26.6
(79.9)
25.6
(78.1)
25
(77)
24.8
(76.6)
25.33
(77.61)
日平均気温 °C°F 19.8
(67.6)
19.9
(67.8)
19.9
(67.8)
19.6
(67.3)
19.9
(67.8)
19.6
(67.3)
19.5
(67.1)
20.4
(68.7)
20.5
(68.9)
20.1
(68.2)
19.8
(67.6)
19.7
(67.5)
19.89
(67.8)
平均最低気温 °C°F 14.7
(58.5)
14.7
(58.5)
14.7
(58.5)
14.7
(58.5)
15.1
(59.2)
14.2
(57.6)
13.4
(56.1)
14
(57)
14.5
(58.1)
14.7
(58.5)
14.6
(58.3)
14.6
(58.3)
14.49
(58.09)
降水量 mm (inch) 135
(5.31)
137
(5.39)
170
(6.69)
165
(6.5)
103
(4.06)
34
(1.34)
17
(0.67)
52
(2.05)
110
(4.33)
151
(5.94)
172
(6.77)
145
(5.71)
1,391
(54.76)
出典:Climate-Data.org, 標高: 1490m[2]

歴史[編集]

ブカヴは1901年に、ベルギーの植民者の手によって、コステルマンヴィル: Costermansville)・コステルマンススタット: Costermansstad)という名で建設された。1922年にこの地方の主都となり、1953年に現市名となった。

ルワンダ紛争の際は、隣接するルワンダから大量の難民が流入し、フツ族の難民キャンプが建てられた。しかしフツ族系ゲリラがルワンダ侵攻を繰り返したため、ツチ族系のルワンダ政府は反政府ゲリラのコンゴ・ザイール解放民主勢力連合 (AFDL)を支援し、ブカヴもAFDLの支配下に置かれた。その後、政権を取ったAFDLが反ルワンダの姿勢をとったため、ルワンダはバニャムレンゲ系の反政府組織コンゴ民主連合(RCD)を支援し、ブカヴはRCDの手に落ちた。その後、2003年にはいったん和平が成立しブカヴは政府の手に戻ったものの、2004年にはRCDのローラン・ンクンダが再び政府から離反し、2004年5月にブカヴは再度RCDの手に落ちた。

経済[編集]

穏やかな気候と美しい景観に恵まれ、観光地として期待されていたが、コンゴ及びルワンダの政情不安により、観光業の成長は絶望的な状態である。国境の町であり、コンゴ民主共和国の玄関口ともなっているが、ゴマ (コンゴ)キサンガニへと続く道路は相次ぐ内戦でほぼ崩壊している。

出身有名人[編集]

出典[編集]