パスカリス1世 (ローマ教皇)

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パスカリス1世
第98代ローマ教皇
教皇就任 817年1月25日
教皇離任 824年2月11日
先代 ステファヌス5世
次代 エウゲニウス2世
個人情報
死去 824年2月11日
イタリア、ローマ
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パスカリス1世(Paschal I、生年不詳 - 824年)は、第98代ローマ教皇(在位817年824年)。

822年教皇ハドリアヌス1世から再建の始まったサンタ・プラッセーデ教会を完成させた。 教会内に母テオドラの墓所としてサン・ゼノーネ礼拝堂を建設した。 教会のアプスモザイクビザンツ様式で製作しており、これは、この時代のローマのモザイクで最も重要なものの1つである。

また、カタコンベの発掘に務め、膨大な数の殉教者遺骨を移転したことで知られる。 サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ教会聖女チェチリアの遺体を運び教会を再建したことも、その一つである。