バーディー大作戦

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バーディー大作戦
ジャンル テレビドラマ
脚本 スタッフ参照
監督 スタッフ参照
出演者 丹波哲郎
谷隼人
沖雅也
倉田保昭
岡本富士太
川口厚
松岡きっこ
安西マリア
藤木悠
小林稔侍
和田アキ子
オープニング 作曲:菊池俊輔「愛と死のパスポート(Inst.)」
エンディング 嶋崎由理「愛と死のパスポート」
製作
プロデューサー 近藤照男
原弘男
制作 TBS
東映
放送
音声形式モノラル
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1974年5月11日 - 1975年5月17日
放送時間土曜 21:00 - 21:55
放送分55分
回数54
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バーディー大作戦』(バーディーだいさくせん)は、1974年5月11日から1975年5月17日までTBSで毎週土曜日21:00 - 21:55に放送されていたアクションドラマ。全54回。

映像上の題名は「BIRDIE」。

概要[編集]

前作『アイフル大作戦』と作品世界を共有する続編。当初は『アイフル大作戦』から引き続き軽快なエピソードが主流であったが、次第にハードボイルド色を強めていった。

小川眞由美が演じた校長岸涼子が去ったアイフル探偵学校の伊吹裕二が、元生徒の井口マリ、原田三平らと共に警視庁の桜田警部を局長に迎えて探偵局をつくり(桜田の意向により探偵学校は廃校)、様々な事件を解決に導くまでを描いた作品。

オープニングは芥川隆行による「バーディ、一歩先んじてナイスショット!」というナレーションにより始まるが、「バーディー」とはゴルフ用語で、規定数で終了することをパー、それより1打少なくあがることをバーディーと呼ぶ。本作では、転じてチャンス到来という意味で捉え、男性的なハードボイルドタッチのアクション・ドラマを狙っていた(日本コロムビア株式会社のCD「懐かしの東映TV映画主題歌テーマ集」解説書より)。

キイハンター』『アイフル大作戦』に続いて、本作でも次回予告のナレーションの始まりは固有の表現があり、「バーディー大作戦、次のナイスショット」という語りから始まる。

あらすじ[編集]

校長岸涼子がアイフル探偵学校を去ったことで、講師の伊吹裕二が校長に、生徒だった井口、原田らは、岸涼子によって講師に認定され、学校を一新するも、生徒は来ず、探偵の仕事は閑古鳥が鳴く状態。家賃も3日以内に払えなければ立ち退きを迫られる中、都内では拳銃連続強盗が発生。その事件の解決に忙しい桜田門こと桜田警部らの誰か名の知れた人を校長に祭り上げることで、一山儲けようと画策する裕二たちだった。

キャスト[編集]

バーディ探偵局
  • 桜田局長:丹波哲郎(第1話〜第33話、第35話、第38話〜第42話、第44話、第46話〜第48話、第50話〜第54話)
警視庁の警部だったのが、アイフル探偵学校の伊吹らによって、バーディ探偵局の局長にされてしまった。フルネームは第一話をはじめ“桜田正一”と変化したエピソードも存在した。
  • 伊吹裕二:谷隼人(第1話〜第54話)
海外へ旅立った岸涼子に代わってアイフル探偵学校の校長に昇格するも経営難から桜田が開設したバーディ探偵局で局長代理を務める。しかし、最終話で事件解決直後、自転車で進む子供たちを救うため、マリと共に爆死。
  • 韋駄典介:沖雅也(第1話、第2話、第5話〜第7話、第9話〜第16話、第18話、第19話、第21話、第22話)
設定ではアイフル探偵学校の元生徒。卒業と同時に講師に昇格。三平、マリと共に桜田を探偵学校の校長に仕立てようと画策するが、成り行きから新設されたバーディ探偵局の所属に。オープニングでは第26話まで登場しているが、実際の出演は第22話まで。
  • 原田三平:川口厚(第1話〜第54話)
元アイフル探偵学校生徒。卒業と同時に講師に昇格するも、バーディ探偵局の一員に。
元アイフル探偵学校生徒。卒業と同時に講師に昇格も、バーディ探偵局の一員に。しかし、最終話で事件解決直後、自転車で進む子供たちを救うため、裕二と共に爆死。
本名及び国籍は不明の怪盗。第26話で泥棒稼業から足を洗い、バーディ探偵局に転職。空手が得意。
アマチュアレーサーの青年。第27話で訳ありの事情からバーディ探偵局に転職。
  • ミッチー:安西マリア(第27話〜第46話、第48話〜第54話)
七変化のミッチーを名乗っていた女スリ。改心し第27話からバーディ探偵局に転職。
バーディ探偵局経営者。アイフル探偵学校校長・岸涼子の幼友達で探偵局に興味を持ったことから岸涼子から経営権を譲り受けるが第3話で探偵局運営にうまみが感じられなくなったと見切りを付け桜田らと決別。経営権を手放す。
探偵局のビルの1階のゲームセンター
  • ココ:和田アキ子(第1話〜第6話、第8話、第10話、第12話〜第14話、第17話〜第19話、第21話、第23話)
ゲームセンターのマネージャー。追出刑事とは相思相愛の仲。スリを得意とし、追出刑事に逮捕されたことがある。20歳を超えてから急激に身長が伸びたため、第1話で追出刑事と身長差がなくなったことなど思い出話に花が咲いた。
オープニングでは第26話まで登場しているが、実際の出演は第23話まで。ゲームセンターも第20話以降は、バーディ探偵局直営と思しきスナック店へ変更された。
警視庁
  • 追出(おいで)刑事:藤木悠(第1話〜第54話)
通称「ドデカ」。ココとは相思相愛の仲という設定も、第23話を最後に消滅する。フルネームは追出大五郎。
  • 行内(ゆかない)刑事:小林稔侍(第1話〜第54話)
追出刑事の部下。加納弘子婦警とは警察学校時代の同期。
行内刑事の婚約者。妹のめぐみ(演:斎藤里花)と同居している。警視庁中里署中央交番勤務。

追出・行内コンビは、「おいで」「行かない」という駄洒落でもある。

放映リスト[編集]

1974年
話数  放送日      サブタイトル              脚本       監督      ゲスト(太字はメインゲスト、クレジットタイトルの表記順)
1 5月11日 連続ピストル強盗団 小山内美江子 深作欣二 曽根晴美伊達弘相馬剛三山浦栄五野上力佐川二郎木村修藤田薫芥川隆行(ナレーター)
2 5月18日 現金輸送車大追跡! 高久進 竹本弘一 嘉手納清美千波丈太郎大下哲矢松崎真田川恒夫山田光一、木村修/平野超人比良元高倉田妙子トニー・セテラ、芥川隆行(ナレーター) 
3 5月25日 ギャング対Gメン盗聴作戦 池田雄一 山内柏 岡田可愛藤村有弘井上昭文佐々木功大泉滉内田勝正団巌/相馬剛三、仲塚康介、山浦栄、芥川隆行(ナレーター) 
4 6月1日 シャレコウベは女の顔! 村山新治 入川保則北川美佳白石奈緒美滝川潤藤岡恵子広城さよ/相馬剛三、伊藤漢八木啓子、山浦栄、芥川隆行(ナレーター) 
5 6月8日 キッスは殺しのパスポート 小山内美江子 山口和彦 土井かつえ渡辺文雄中田博久中村孝雄山本昌平清水理絵下川清子、芥川隆行(ナレーター)
6 6月15日 殺し屋収容所 高久進 小西通雄 黒沢のり子鶴見丈二石立和男広瀬昌助八名信夫西本良治郎山岡淳二高橋健二栗原敬ロルフ・ジェーサー、芥川隆行(ナレーター)  
7 6月22日 スター結婚式殺人事件 近藤正
小山内美江子
ホーン・ユキ戸部夕子宗方奈美江藤潤中井啓輔、芥川隆行(ナレーター) 
8 6月29日 生きたまま火葬にしろ! 池田雄一 山内柏 高岡健二川合伸旺浜田晃水上竜子太刀川寛渡辺千世竹田将二守山竜二、平野超人、佐川二郎、二宮吉右ヱ門フランク・ジョーンズレナタ・ヘラルドエリック・ホックス、芥川隆行(ナレーター) 
9 7月6日 怪談 死を招く超能力の女 高久進
佐藤肇
佐藤肇 金井由美松川勉勝部演之森塚敏天本英世国景子、牧れい/川瀬ミキ、佐川二郎、守山竜二、五野上力、芥川隆行(ナレーター)  
10 7月13日 吸血ワラ人形の大予言 池田雄一 瀬川昌治 松橋登高林由起子渥美国泰南利明、岡本富士太、団巌/山本緑佐藤晟也須賀良田中久子山田甲一、山浦栄、板橋恵美子田遠実、芥川隆行(ナレーター)
11 7月20日 真夏の海 殺しの請負業 高久進 小西通雄 小野川公三郎、牧れい、荒牧啓子室田日出男、中田博久、山本昌平/奥野匡、相馬剛三、山田光一/竹村清女、佐川二郎、吉沢信子酒井務、芥川隆行(ナレーター)  
12 7月27日 縛り首の木のある恐い町 小山内美江子 竹本弘一 中丸忠雄伊藤るり子三角八郎田口計安岡力也三重街恒二久地明河合絃司、五野上力、田中久子、倉田妙子、立花ひろあき井上雅子/酒井務、山岡淳二、菅原真一増田哲夫鈴木弘道、芥川隆行(ナレーター) 
13 8月3日 俺たちはダーディハリー3 高久進
佐藤肇
佐藤肇 岡本富士太、市地洋子宮口二朗片岡五郎綾川香/国景子、松原光二中村俊男/伊達弘、西本良治郎、山田甲一、相馬剛三、清水照夫、五野上力/佐川二郎、泉福之助畑中猛重、比良元高、岩井松二郎、芥川隆行(ナレーター) 
14 8月10日 危機一髪! フーセンの寅 池田雄一 山内柏 日下武史平泉征小松方正司美智子西岡慶子谷本小代子須賀良、伊達弘、ピエール・カラメロ霞涼二(刺青)、芥川隆行(ナレーター) 
15 8月17日 北極に向かって大追跡!(前編) 高久進 竹本弘一 峰岸隆之介、土井かつえ/名和宏、八名信夫、松原光二/久地明、西本良治郎、山岡淳二、竹下誠治永野明彦足立義夫田中智子船川剛寿田辺節子、芥川隆行(ナレーター) 
16 8月24日 大雪渓殺人ドライブ(後編) 峰岸隆之介、土井かつえ/名和宏、八名信夫、久地明/西本良治郎、山岡淳二、竹下誠治、永野明彦、芥川隆行(ナレーター)
17 8月31日 殺人鬼の見合い結婚! 池田雄一 鷹森立一 中原早苗山本紀彦柴田鋭子、山本昌平/河合絃司、山浦栄、志麻ひろ子畑中猛重、芥川隆行(ナレーター)、木村修※ノンクレジット
18 9月7日 キャーッ! 死体が訪ねて来た 近藤正
小山内美江子
村山新治 南原宏治榊ひろみ清水綋治/須賀良、山浦栄、木村修、五野上力/沢田浩二正村隆治謝秀容井上光雅、芥川隆行(ナレーター)
19 9月14日 幽霊と同棲する女 池田悦子 佐藤肇 岡田真澄加藤和夫、相馬剛三、山田光一/立花ひろあき、中村俊男、芥川隆行(ナレーター)、河合絃司※ノンクレジット
20 9月21日 アベックギャングコンテスト 小山内美江子 鷹森立一 江夏夕子南城竜也今井健二小林勝彦/清水照夫、西本良治郎、城春樹、畑中猛重、高野隆志津森正夫舟久保信之練木三郎、田辺節子、城恵美大屋祥三草野泰政中本恒夫、山岡淳二、春田三三夫、竹下誠治/根上淳、芥川隆行(ナレーター)
21 9月28日 刑事ボロンボ 花嫁交換殺人事件 池田雄一 瀬川昌治 真山知子山口いづみ梅津栄、藤村有弘/相馬剛三、河合絃司、木村修、山浦栄、山本緑/伊藤慶子、花島恭子、板橋恵美子、根本節子駒沢とよ子、芥川隆行(ナレーター)
22 10月5日 真夜中の美女強盗団 近藤正 小西通雄 原良子志摩みずえ/渥美国泰、原口剛片桐陽子、木村修、山田光一、ロルフ・ジェーサー、芥川隆行(ナレーター)
23 10月12日 SOS黒猫と幻の女 佐藤純弥 佐藤純弥 多岐川裕美三上真一郎東野孝彦/中井啓輔、長沢大フランツ・ジョーンズ/五野上力、木村修、美原亮三峰洋子、芥川隆行(ナレーター)
24 10月19日 警官ギャング 高久進 小西通雄 牧れい、室田日出男、中田博久/浜田ゆう子須藤健佐々木梨里横山あきお佐藤京一、河合絃司、相馬剛三、山田光一/木村修、五野上力、高野隆志、斎藤里花、芥川隆行(ナレーター)
25 10月26日 結婚サギ師の華麗な冒険 近藤正 鷹森立一 水原麻記、佐々木功/角梨枝子、戸部夕子/奥野匡、滝川潤、須賀良/山浦栄、五野上力、守山竜二、佐川二郎、芥川隆行(ナレーター)
26 11月2日 燃えよ! ドラゴン日本上陸 高久進 山内柏 松川勉、高村ルナ、梅津栄/フランク・ジョーンズ、トニー・セテラ、大下哲矢、司欣也、河合絃司/木村修、清水照夫、横山繁井上誠吾、足立義夫、芥川隆行(ナレーター)
27 11月9日 レディ(秘)大作戦 小山内美江子 山口和彦 南原宏治/曽根晴美、高野真二広瀬明、田川恒夫、河合絃司、山田甲一、山浦栄、芥川隆行(ナレーター)
28 11月16日 おんな死刑執行人 小西通雄 北川美佳北原義郎、渥美国泰/平泉征、中村孝雄/山浦栄、西本良治郎、溝口久夫宮地謙吾、芥川隆行(ナレーター) 
29 11月23日 浮気の計算書 池田雄一 佐藤純弥 竜崎勝大川栄子/原良子、藤村有弘、伊丹幸雄/大泉滉、平野稔、佐藤晟也、亀山達也/沢田浩二、佐川二郎、溝口久夫、山本緑、芥川隆行(ナレーター)
30 11月30日 グラマー殺し屋部隊 高久進
佐藤肇
佐藤肇 宗方奈美、森秋子/清水綋治、浜かおる/国景子、柴田鋭子、小林千枝/河合絃司、相馬剛三、西本良治郎、五野上力、田中久子、芥川隆行(ナレーター)
31 12月7日 本物? 偽物? 接吻泥棒 小山内美江子
泊里仁美
鷹森立一 斎藤美和フランシスカ・ダフネ/田口計、長沢大/河合絃司、深沢英子、五野上力/フランツ・ジョーンズ、トニー・セテラ、ジャン・デュケネ、芥川隆行(ナレーター)
32 12月14日 メスがオスを殺す瞬間! 池田雄一 山内柏 泉晶子月丘千秋袋正六本木真、松原光二、浜田寅彦/フランク・ジョーンズ、峰洋子、守山竜二、打越正八、五野上力/角間進、比良元高、高野隆志、清水照夫、田中久子、芝さなえ、芥川隆行(ナレーター)
33 12月21日 ジングルベルは殺しのテーマ 小山内美江子
泊里仁美
小西通雄 榊ひろみ、伊藤つかさ/小林勝彦、綾川香、杉江廣太郎/片岡五郎、相馬剛三、竹村清女、佐川二郎/西本良治郎、横山繁、溝口久夫、畑中猛重、芥川隆行(ナレーター)
34 12月28日 年忘れ新婚除夜の鐘 池田雄一 早瀬久美進千賀子、三上真一郎/上野山功一、太刀川寛/山田光一、河合絃司、木村修、片桐陽子/トニー・マトブー、西本良治郎、畑中猛重、芥川隆行(ナレーター)、相馬剛三※ノンクレジット
1975年
話数  放送日    サブタイトル                脚本       監督      ゲスト(太字はメインゲスト、クレジットタイトルの表記順。)
35 1月4日 “1975”白銀に舞う大アクション! 高久進 小西通雄 今井健二、北川美佳/勝部演之、中村孝雄、真山譲治岡部正純陳龍、河合絃司/ロルフ・ジェーサー、相馬剛三、西本良治郎、鈴木弘道、益田哲夫、芥川隆行(ナレーター)
36 1月11日 追出刑事暗殺計画! 山内柏 市地洋子、八代順子/浜田晃、三角八郎/片岡五郎、西岡慶子、水野谷左絵宮崎あすか尾崎ますみ黒瀬領二尾形とも子/山浦栄、平井一幸、横山繁、泉水直子、芥川隆行(ナレーター)
37 1月18日 ヌードモデル コネクション 佐藤肇 峰岸隆之介、川崎あかね/牧れい、斉藤里花/森みつる、梅津栄、宮口二郎田辺進三大東梁佶半田明子、相馬剛三、比良元高、佐川二郎/平沢信夫川上竜太岡崎夏子、足立義夫、小笠原剛、芥川隆行(ナレーター)
38 1月25日 結婚前夜! 吹雪の中の殺人 小山内美江子
泊里仁美
鷹森立一 今井健二、水原麻記/角梨枝子、永井秀明/真山譲治、相馬剛三、陳龍/池上明治井上真彩子、西本良治郎、五野上力、安達由紀、芥川隆行(ナレーター)
39 2月1日 連続殺人! 女の事件簿 池田雄一 小西通雄 土井かつえ、戸部夕子/藤村有弘、千波丈太郎/富田仲次郎人見きよし/河合絃司、東島祐子、山田光一、桐島好夫、山浦栄/木村修、相馬剛三、小池朱美、西本良治郎、芥川隆行(ナレーター)
40 2月8日 ミイラ連続殺人事件 小山内美江子 小林義明 三条泰子楠田薫睦五郎蜷川幸雄森下哲夫田島義文/南城竜也、河合絃司、芥川隆行(ナレーター)
41 2月15日 全員! 覗き盗聴開始! 池田雄一 山内柏 緑魔子橋本功、上野山功一/柴田英子林ゆたか伊藤高/河合絃司、谷本小代子、山浦栄、佐川二郎、打越正八、木村修、芥川隆行(ナレーター)
42 2月22日 赤い唇 おとり捜査官 高久進 鷹森立一 大門正明渡辺文雄/小林勝彦、司美智子、田中浩/中田博久、松井紀美江、西本良治郎、芥川隆行(ナレーター)
43 3月1日 電話で人を殺す方法 池田雄一 小西通雄 三谷昇、小松方正/平泉征、藤山浩二林靖子、田中久子/三井高、田辺進三、河合絃司、高野隆志、山田光一、佐川二郎/角友治郎影山条二、平沢信夫、山浦栄、小早川泰子、芥川隆行(ナレーター)、沢田浩二※ノンクレジット
44 3月8日 殺人パニック捜査官 高久進 鷹森立一 中原早苗風間千代子、川崎あかね/八名信夫、フランツ・ジョーンズ、ロルフ・ジェーサー/金井進二玉村駿太郎、山田光一/伊藤慶子、村松美枝子田口和政、芥川隆行(ナレーター)
45 3月15日 サラリーマン現金強盗団 池田雄一 小西通雄 奈良富士子菅貫太郎山下洵一郎、原良子/立原博佐竹一夫/亀山達也、山田光一、相馬剛三、根本節子/西本良治郎、溝口久夫、山浦栄、芥川隆行(ナレーター)
46 3月22日 芸術的に女を殺せ! 小山内美江子 小林義明 竜崎勝伊藤るり子/北原義郎、渥美国泰、加藤和夫、高木均中村文弥千代田恵介、比良元高、泉水直子、芥川隆行(ナレーター)
47 3月29日 私の葬式100万$ 高久進 小西通雄 北川美佳仲谷昇/宮口二郎、中村孝雄、当銀長太郎高木彩角友司郎柳田豊中塚康介志保寛美/高野隆志、五野上力、西本良治郎、藤本えり子、横山繁/比良元高、宮地謙吾、溝口久夫、美原亮、芥川隆行(ナレーター)
48 4月5日 必殺! ママに捧げる犯罪 池田雄一 山内柏 浜田光夫旭輝子、ホーン・ユキ/山本昌平、田口久美遠藤征慈、団巌/野呂圭介、三重街恒二、須賀良、亀山達也、泉田洋志/ピエール・カラメロ、木村修、高鳥志敏岩渕英二、小笠原剛、芥川隆行(ナレーター)
49 4月12日 助けて! 浴室裸体殺人事件 池田悦子 佐藤肇 志垣太郎小野恵子、川合伸旺、高野真二/峰洋子、鹿地史郎、田中久子、藤ひとみ菅冴子/河合絃司、守山竜二、比良元高、五野上力、須賀良、久地明/ファイティング原田(特別出演)、芥川隆行(ナレーター
50 4月19日 神出鬼没! おしゃれ泥棒 小山内美江子 鷹森立一 八木昌子天地総子天津敏東晃生神谷政浩土山登士幸、西本良治郎、山田光一、山浦栄、沢田浩二、芥川隆行(ナレーター)
51 4月26日 午前零時13分の完全犯罪 池田雄一 村山新治 有吉ひとみ、佐々木功/滝田裕介、梅津栄、宗方奈美/山浦栄、仲塚康介、溝口久夫、芥川隆行(ナレーター)
52 5月3日 豚の生体実験式 小西通雄 水原麻記/上野山功一、松川勉/平泉征、柴田英子/奥野匡、西本裕行、片桐陽子/根上淳、芥川隆行(ナレーター)
53 5月10日 ニセ追出刑事 質屋猫ババ殺人事件 高久進 鷹森立一 田坂都、牧れい/小野川公三郎、浜かおる/曽根晴美、藤山浩二/横山あきお、八木秀司石山克巳、打越正八/田中力田中友子、小早川泰子、満山恵子、芥川隆行(ナレーター)
54 5月17日 バーディー真昼に死す 小山内美江子 佐藤肇 南原宏治、三角八郎、司美智子、中井啓輔、高野真二、八名信夫、きくち英一、河合絃司、比良元高、五野上力、西本良治郎、菅冴子、高野隆志、さとうひとし井出公一今井由香倉橋順子、芥川隆行(ナレーター)[1]

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:近藤照男、原弘男(TBS)
  • 構成:深作欣二、佐藤純弥
  • 脚本:「放映リスト」参照。
  • 撮影:東光一、下村和夫、他
  • 照明:大町博信、酒井信雄、渡辺俊亮、他
  • 美術:兼子元、他
  • 助監督:小林義明、他
  • 進行主任:市倉正男、他
  • 演技事務:吉田武彦
  • 擬斗:西本良治郎、伊達弘
  • 記録:佐々木禮子、他
  • 美粧:入江プロ
  • 衣裳:東京衣裳
  • 録音:岩田広一映広音響
  • 編集:望月徹、エディー編集室 他
  • 選曲:武田正彦
  • 現像:東映化学
  • 音楽:菊池俊輔
  • 監督:「放映リスト」参照。
  • 製作:東映TBS

音楽[編集]

※最終話のみインストゥルメンタル版を使用。

番組の流れ[編集]

第1話〜第19話
  • 前作「アイフル大作戦」からは丹波、藤木、谷、松岡、川口(丹波は『キイハンター』以来1年ぶりの主役復帰)。
  • 新メンバーは、バーディ探偵局に韋駄典介に沖(元々アイフル探偵学校の生徒であったという設定)、バーディ探偵局の1階にあるゲームセンターのマネージャー・ココに和田、追出刑事の部下、行内(ゆかない)に小林。
第20話〜
  • 第22話で沖、第23話で和田と最後に出演が途絶えてしまい、第27話のオープニングで正式な降板が明らかとなった。題名の変更に伴って、殉職などの具体的描写もないまま、この2人は劇中からフェードアウトしていった。
  • 第24話より行内の恋人加納弘子婦警(牧)がセミレギュラーとして加入した。
  • 第26・27話より新メンバーのドラゴン(倉田)、ミッチー(安西)、一条吾郎(岡本)が加入。このメンバーチェンジの前後よりコミカルな面が抑えられ、ハードなエピソードが主流となる。
出演者補足
  • 丹波は『キイハンター』『アイフル大作戦』では出演しない回が多かったが、本作では主演エピソードは少ないものの、ほぼ全話近くに出演した。
  • 沖は『キイハンター』への途中加入、フェードアウト以来の本格出演であったが、今回もフェードアウトとなった。
  • 小林稔侍は本作が大人向けドラマでは初の本格レギュラー。終了後しばらくは再び脇役・端役の時代が続き、レギュラー出演が増えるのは1980年代に入ってからである。
  • 最終話で谷隼人は冒頭から坊主頭で登場している。これは最終話の撮影より前に谷がレギュラー出演するドラマ『寺内貫太郎一家2』の撮影が始まっており、第1話で長男役の谷が坊主頭にして改心するシーンがあった為だと1987年9月13日に放送されたテレビ探偵団でのゲスト出演時に語っている。
次回作
  • 本作後半のハードボイルド路線は次作『Gメン'75』でさらに本格化する。丹波の他、藤木、倉田、岡本は引き続き『Gメン'75』にもレギュラー(刑事)として出演した。

近畿地方のネット局について[編集]

近畿2府4県(実質的には、徳島県も含む)では、腸捻転時代の第47話までは朝日放送(ABC)で放送されていたが、腸捻転解消後の第48話から毎日放送(MBS)での放送に変わった[2]

DVD・CS等での再放送[編集]

  • CS放送では、2000年代に東映チャンネルにおける放送実績がある。2019年11月より、同じく東映チャンネルにて『アイフル大作戦』の再放送の後を受けて再放送された。
  • 2020年5月13日・同年6月10日にはDVD-BOX デジタルリマスター版のPART1・PART2がそれぞれ発売されている。[3]
  • 2024年2月1日から、YouTube「東映シアターオンライン」で、第1・2話が常時無料配信されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ レギュラー出演前、第10話と第13話にゲスト出演している。
  2. ^ 準レギュラー出演前、第9話と第11話にゲスト出演している。

出典[編集]

  1. ^ 最終回のみロール式クレジット。
  2. ^ MBSにおける前番組及びABCにおける後番組はNET(現・テレビ朝日)制作の『土曜映画劇場』=同番組には当作品レギュラーの川口厚と後に因縁を作る増田貴光がナビゲーターとして出演していた。詳細は増田の項を参照。
  3. ^ ドラマ「バーディー大作戦」特集”. 東映ビデオ. 2021年1月31日閲覧。

外部リンク[編集]

前後番組[編集]

TBS 土曜21時台
前番組 番組名 次番組
アイフル大作戦
(1973年4月14日 − 1974年5月4日)
バーディー大作戦
(1974年5月11日 − 1975年5月17日)
Gメン'75
(1975年5月24日 − 1982年4月3日)
朝日放送 土曜21時台
アイフル大作戦
(1973年4月14日 − 1974年5月4日)
バーディー大作戦
(1974年5月11日 − 1975年3月29日)
土曜映画劇場
(1975年4月6日 − 1977年6月25日)
毎日放送 土曜21時台
土曜映画劇場
(1968年10月5日 - 1975年3月)
バーディー大作戦
(1975年4月6日 − 5月17日)
Gメン'75
(1975年5月24日 − 1982年4月3日)