バウ (漫画)

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バウ』は、テリー山本が「ビッグコミックスペリオール」(小学館)に連載していた青年漫画。単行本は全11巻。

バウ(ブルテリアがモデル)が主役のコメディ作品である。

あらすじ

何かとトラブルメーカーであるバウ。締め切りに追われるボロアパート暮らしの漫画家・倉元の邪魔をしたり、犬神家に迷惑を掛けたりと縦横無尽の好き放題。特に犬神家の親分(さやかの父)には厄介モノ扱いされていた。少しも悪気がないので反省などほとんどしないものの、バウは一度犬神の親分の命を救ったことがきっかけで、飼われることとなる。

登場人物

声優名はアニメ版のもの。

犬神家

バウ
声 - 園部啓一
本編の主人公であるブルテリア系の雄犬。当初は名前はついてない野良犬だったが、自身の『バウ』という鳴き声が由来となり、さやかによってその名を付けられた。初登場の時点で首輪をつけていたことから、過去に飼い犬生活の経験があった模様。
売れない漫画家(倉元)の住むアパートの一室に突如現れ、しばらく倉元の部屋に居候した後、今度はとある小学校の教室に住み着く。いつの間にかさやかの家に入り浸り、彼女と大の仲良しに。
性格は大胆不敵、自由奔放、天真爛漫。食べ物を目にすれば最後、最後まで食べきらなければ満足しないタイプで勢い余って相手のものまで食べてしまうほど手に負えないほど図々しい。常識はずれ並に非常に食い意地が張っている。様々な問題を引き起こす反面、時には自らトラブルに首を突っ込んでいく。基本的には自分の好きなように生きるお調子者であるが、捨て猫を拾って面倒を見るなど他を思いやる一面もある。物語後半で近所のアイドル犬(ダイアナ)と恋に落ち、4児の父となった。
アニメ版最終回では、犬神家にやってきてから一年後のある日にトラックに乗って犬神家から失踪。数年後のさやかに野良犬に戻った姿を一瞬目撃されるが、再会を果たすことはなかった。
犬神さやか(いぬがみ さやか)
声 - 本多知恵子
小学3年生。当初からバウを気に入っている、暴力団の娘。
非常に父親に似てわがままな性格(いわゆる金でなんでもできると思っている金持ちお嬢様)でしかし父親以上に芯が強いしっかり者で、大人気ない父親を戒めたり窘める場面も。おばあちゃんっこで祖母はさやかにとにかく甘い。(実質)犬神家最強の権力者。
犬神大五郎(いぬがみ だいごろう)
声 - 青森伸
犬神組組長にして、さやかの父親。初登場回にて他の組員から命を狙われ発砲されるが、寸での所でバウに命を救われた。
娘を溺愛している反面(いわゆる究極のツンデレ)、彼女がかわいがるバウとは犬猿の仲。「駄犬」呼ばわりするなど喧嘩が絶えないものの、バウを認めている場面やセリフもあり、心底嫌いあっているわけではない。大人気ない性格だが、義理堅く人情味にあふれている。
テレビや高価な車を平気でバウ絡みのトラブルなどで破壊しても、笑って許せるところなどすさまじくモノを大事にしない。このことでしばしば頑固な叔母と対立しあっている。その叔母が苦手で、超頑固ものの叔母には頭がいつも上がらず、影でこそこそ叔母の陰口を叩いている毎日。
後に、いつの間にかカタギになっていたことが明かされている。
近藤三郎(こんどう さぶろう)
声 - 荒川太郎
大五郎の片腕的存在。通称サブ。初登場時はかなり老け顔なキャラクターデザインだったが、連載を重ねるごとに20代後半~30代前半の容姿に。
雑用をやたらと押しつけられる薄幸な男。物語中盤で朝子と出会い、様々な困難を乗り越え、最終話でめでたく結ばれる。
大五郎の母
声 - 京田尚子
大五郎の母親で、さやかの祖母。しつけにうるさい性格で、バウらに厳しい生活指導をお見舞いした。その後も度々犬神家を訪れては、世話を焼きに来ている。
シェーン
声 - 飛田展男
バウが犬神家にやってきた頃から飼い始められた、アフガンハウンドの雄犬。
USAチャンピオン犬として大五郎から過剰に上品な振舞いを要求されるが、バウに感化されやんちゃ化する。その後も上品な振舞いは見られず、気ままな生活を送っていた。見た目の優雅さとは裏腹に、運動神経は皆無。
ブーマー
バウに付きっきりのさやかに嫉妬した大五郎が、娘の気を引くために飼い始めたセントバーナードの雄犬。
初登場時は全くの無表情で何を考えているのかさっぱりわからない奇妙なキャラだったが徐々に表情豊かに。セントバーナードの中でもかなりの巨体で、バウ以上の大食漢。普段は寝ていることが多いが、いざという時には行動的。
チャー、シュー、メン
声 - 仲須友香栗田朋子佐々木智恵
第2巻から第6巻まで登場。3匹揃ってダンボールに捨てられているところを、バウに拾われた子猫。名付け親はさやか。縞模様がチャー、白黒がシュー、白いのがメン。犬神家のマスコット的存在だったが、第6巻16話を最後に何故か出番が全くない。

第1巻 - 第6巻

倉元(くらもと)
声 - 飛田展男
第1話から登場した売れない漫画家。突如自室に出現したバウに居座られ、様々な形で原稿執筆を妨害されてしまうものの、バウとの共同生活はまんざら悪いものでもなかったものと思われる。やがてバウとの共同生活の中で彼の漫画が評判が上がり、原稿料祝いにのんだくれ酔っ払いながらのままに勢い余ってステーキ屋から追い出される場面で、「九州男児の名が泣くたい」というセリフがあることから、九州出身と思わせるセリフがある。
後に売れっ子漫画家に成長し再登場。バウとはやはり縁があったのか、とある公園で再度急接近(互いに存在に気づかず)する。
ドクター長松(ドクターながまつ)
第6巻から登場。バウを実験台に様々な発明を開発する、迷惑な発明家。胡散臭い目で見られることを嫌うが、彼の作る発明品そのものがまさに胡散臭い。今まで自分を馬鹿にしてきた連中を見返そうと奮闘する。
畑山(はたけやま)
ドクター長松の助手で、彼の唯一の協力者。真面目だが、一度しょうもないダジャレを披露した際、長松から眼鏡が叩き割れるほどの暴行を食らっている。
矢野朝子(やの あさこ)
第6巻から登場。会社勤めのOLで友人らと昼休みにバレーボールで遊んでいるところで、サブと出会う。大変大らかで心優しい性格。最初はサブとはお友達程度のお付き合いだったが、サブが大阪で行方をくらまし一ヶ月も音沙汰のない状態が続いた事件をきっかけとしてか少しずつ距離が縮まっていく。その後も様々な出来事を通じサブとの仲を深め、最終話でめでたく結婚式を挙げる。
紀子(友人A)
朝子の友人。ロングヘアーに眼鏡の風貌。朝子とサブの仲を特に気にかけていた。紀子(B)の空気の読めない発言に対し「しっ!」と口に指を当て黙らせるのがお約束。
紀子(友人B)
紀子(A)同様、朝子の友人。鼻の隣にある大きなホクロが特徴的。作中では何故か二人とも同じ名前で呼ばれている。事あるごとに空気の読めない発言を発する。

九州 - 大阪編(第6巻第17話 - 第8巻第3話)

サブと朝子のデートを台無しにしたバウはサブの本気の怒りを買い「二度とその面を見せるんじゃねえ!!」と怒鳴られる。家に帰るに帰れず、ひょんなことからトラックの荷台に乗り込んでしまったバウはなんと東京からはるか遠く九州は長崎にまでたどり着いてしまった。果たしてバウは東京の犬神家に戻れるのか。

九州編

大貫
昼はハウステンボスで造園業、夜は母親の屋台の手伝いをしている青年。ハウステンボスで捨て犬扱いされていたバウを助け、自宅で預かってくれた。
千春
博多の夜の屋台「千春ちゃん」の店長。大貫の母。「千春ちゃん」の名物はオコゼ料理であり、千春本人も顔がオコゼにそっくり。タダ飯にありついて居候するバウには、店の宣伝でアルバイトをさせていた。
米村
東京から単身赴任で博多に来ていたサラリーマン。人付き合いが下手で友達も出来ず、「千春ちゃん」に来ては一人辛気臭く飲んでいた。そこでバウが東京の犬であると知り大喜び。バウと意気投合し「義兄弟」とまで呼ぶようになり性格も明るくなる。仕事の都合で大阪に行くことが決まり、バウは少しでも東京に近づくならと同行させてもらうが…。

大阪編

テレビで偶然博多にバウがいることを知った犬神家一同は急いで「千春ちゃん」に向かうが、バウはすでに米村と共に大阪に向かっていた。一方バウをバッグに詰め新幹線で大阪に向かう米村は、眠っている間に新大阪で置き引きに遭いバッグを盗まれてしまう。米村に会いさえすれば一件落着だと安心しきっていた犬神家一同だったが、置き引きに遭ったことを知り意気消沈。サブは一人大阪に残り、バウを探しだしてみせると提言する。さやかと大五郎を東京に帰し一人張り切るサブの前に、今にもトラックに轢かれそうな酔っ払いが。サブは酔っ払いを助けるが、代わりに自分が撥ねられてしまう。二週間後、腹を減らしたバウが旨そうな匂いを嗅ぎつけ駆け込んだのはお好み焼き屋「いさみや」。なんとそこで出会ったのは事故のショックで記憶喪失になったサブであった。

チエ
「いさみや」の看板娘。腹を空かした野良猫や野良犬に食べ物をあげる、優しい女性。記憶喪失になったサブを甲斐甲斐しく看護し、いつしかサブに淡い恋心を抱くようになるが…。
チエの父
サブが助けた酔っ払い。「いさみや」の店長。サブが身分証明になるものを何一つ持っていなかったためどうすることもできずにいたが、「全て自分が蒔いた種だ。」と責任を感じ、サブの記憶が戻るまで面倒を見ることを決意する。

第9巻以降

ダイアナ
第9巻から登場。犬神家の近所の早坂家で飼われていた雌犬。町中の雄犬達が毎日貢物を持ってくるほどの美犬で、飼い主から溺愛されている。外に滅多に出してもらえず、自由を夢見ていた。そんな中出会ったのが、まさに自由を絵に描いたような犬、バウ。両者は互いに惹かれ合い、バウによって夜中に家から連れ出され…。
早坂(はやさか)
ダイアナの飼い主。初登場時前後からすでにニューヨークへの転勤が決まっていた。
ダイアナを「」として溺愛、危険だからとほとんど外には出さない。そのかわいい娘が子供を孕んだとあって激しく動揺。ニューヨークにダイアナだけならまだしも子犬まで連れて行く余裕はなかった。当初は会社の上司から2週間預かったバウそっくりの雄犬が孕ませたものと思い込み、産まれてくる子犬の処分をバウに押し付けてしまおうと犬神家に殴りこんでしまうが、後に冷静さを取り戻し、さやかに自分のその卑劣な行いを詫びている。ダイアナの子が紛れもないバウとの愛から産まれたものだと分かり、心から実直な気持ちで犬神家に4匹の子を託す。
バニラ、ショコラ、ココア
バウとダイアナの間に産まれた3匹の雌犬。白毛がバニラ、ブチがショコラ、茶色がココアである。名付け親はさやか。とにかく元気で3匹揃っていつでもはしゃいでいる。純粋無垢な子犬達だが、所々で父親似な一面を見せる。
ピーちゃん
4匹目の子犬(雄)。常にボーっとしており、4匹の中では浮いた存在。大五郎曰く存在感の無い犬で、時に思いも寄らぬ奇行に出る事もあり、窮地に陥ると凄まじい甲高さで「ピギィーーー!!!」と鳴く。 一度、この鳴き声で人類を滅亡の危機から救っている。
大山茂男(おおやま しげお)
第10巻から登場。大五郎の少年時代からの悪友。巨大なアフロ頭。大五郎とは、事あるごとにつまらないことで勝負してくる。
ジミー
大山の愛犬。犬種はポインターで、狩猟犬としての腕はなかなかのもの。大五郎と大山の大人気ない紛争に付き合わされるが、飼い主以上に利口である。

書誌情報

テレビアニメ

テレビアニメが『平成イヌ物語バウ』(へいせい - ものがたり - )として、1993年10月14日から1994年9月22日まで、毎週木曜日19:30~19:58の時間帯でテレビ朝日系で放送された。エピソード数は全80話(放送回数は全40回)。ナレーションは、堀内賢雄。メインスポンサーがタカラ(現タカラトミー)で、テレビ朝日系列では勇者シリーズ(キー局は名古屋テレビ)と同時期にタカラが2つのメインスポンサー番組を持つことになった。

地上波ゴールデンタイムでの放送に配慮し、犬神大五郎の職業が当初から任侠団体の組長(ヤクザ)ではなく一般中小企業の社長(カタギ)とされた。

最終回の結末は原作と異なり、バウとさやかが別離する幕引きとなっている。

次回予告のナレーションは本編の堀内ではなくさやか役の本多知恵子が担当し、予告の最後は、バウ役の園部啓一の「バウッ!」のひと吼えで締め括られている。

本放送終了後、2008年10月から2009年7月までテレビ埼玉(テレ玉)で火曜日18:00~18:30枠にて再放送された。

また、アニメ映画化もされた。

2014年に『想い出のアニメライブラリー第20集』としてDVDBOXが発売され、第1話から第40話までを収録したPart1が5月30日に、第41話から最終話までを収録したPart2が6月27日にそれぞれ発売されている。

スタッフ

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 制作局
北海道 北海道テレビ 同時ネット
青森県 青森朝日放送
宮城県 東日本放送
秋田県 秋田朝日放送
山形県 山形テレビ
福島県 福島放送
新潟県 新潟テレビ21
長野県 長野朝日放送
静岡県 静岡朝日テレビ
石川県 北陸朝日放送
中京広域圏 名古屋テレビ
近畿広域圏 朝日放送
広島県 広島ホームテレビ [1]
山口県 山口朝日放送
香川県
岡山県
瀬戸内海放送
高知県 テレビ高知 TBS系列 遅れネット [2]
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット
長崎県 長崎文化放送
熊本県 熊本朝日放送
大分県 大分朝日放送
鹿児島県 鹿児島放送

主題歌・挿入歌

  • OP「大キライ!
    作詞:渡瀬マキ、作曲:川添智久、編曲:LINDBERG、須貝幸生、神長弘一/歌:LINDBERG
  • ED1「二人きりで行こうよ」(~第30回)
    作詞:渡瀬マキ、作曲:小柳昌法、編曲:LINDBERG、須貝幸生、神長弘一/歌:LINDBERG
  • ED2「年がらノー天気」(第31回~)
    作詞:AIKO、作曲:北村雅彦、編曲:加藤みちあき/歌:エド山口、バウ(園部啓一)
  • 挿入歌「ふたりでパラダイス
    作詞:井上望、AIKO、作曲:塩塚博、編曲:加藤みちあき/歌:井上望、エド山口

放送リスト

放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
1 1993年
10月14日
名犬?珍犬?イヌ登場 小松崎康弘 加賀剛 武内啓
犬も歩けば犬神に当たる 稲垣卓也
2 10月21日 マンガ家はつらいよ! 細田雅弘 近藤優次
犬浸入!学校パニック
3 10月28日 イヌとワンパク三人組 雪室俊一 矢部秋則 高橋英吉
決定!君の名はバウだ
4 11月4日 仁義なきラーメン戦争 小松崎康弘 武藤裕治 平山英嗣
大騒動!悪夢の水族館
5 11月11日 悲劇!犬の酔っぱらい 雪室俊一 斎藤次郎 武内啓
バウさやかの家に行く
6 11月18日 バウの値は一千万円? 小松崎康弘 細田雅弘 近藤優次
ドライブでおさわがせ
7 11月25日 バウ、猿と共に逃げる 雪室俊一 矢部秋則 高橋英吉
地獄の猿山にバウ一匹
8 12月2日 強敵?ブーマーが来た 小松崎康弘 稲垣卓也 武内啓
汗と涙のスキップ特訓
9 12月9日 強いね!おばあちゃん 雪室俊一 武藤裕治 平山英嗣
バウ、東京見物をする
10 12月16日 犬神家のボスは誰だ? 小松崎康弘 細田雅弘 近藤優次
バウのハッピーX'マス 雪室俊一
11 1994年
1月6日
新春!バウの初夢騒動 小松崎康弘 斎藤次郎 武内啓
バウと風邪とたまご酒
12 1月13日 バウはコロッケが好き 雪室俊一 矢部秋則 高橋英吉
子猫が家にやって来た
13 1月20日 猫とチャーシューメン 稲垣卓也 中西伸彰 武内啓
バウはスキーがお好き
14 1月27日 鬼は外!節分は豆の味 小松崎康弘 武藤裕治 平山英嗣
お見合いのおじゃま犬
15 2月3日 追跡!さやかのデート 細田雅弘 近藤優次
雨々ふれふれバウ遊べ
16 2月10日 むし歯とバレンタイン 雪室俊一 斎藤次郎 武内啓
さやかの風邪に大騒ぎ
17 2月17日 学芸会の主役はバウだ 小松崎康弘 山吉康夫 高橋英吉
バウは空き巣の共犯者
18 2月24日 バウは泳ぎがジョーズ 池田眞美子 加賀剛 中西伸彰 武内啓
楽しい悲しいひな祭り
19 3月3日 傷だらけのバウの秘密 雪室俊一 武藤裕治 平山英嗣
特訓!バウの名犬教室 武藤裕治 大町繁
20 3月10日 バウの食いしん坊地獄 池田眞美子 細田雅弘 近藤優次
バウ、宇宙人とご対面
21 3月17日 バウとさやかの珍道中 雪室俊一 加賀剛 武内啓
旅はつらいよ!田舎道
22 3月24日 バウとカエルと蝶々と 池田眞美子 斎藤次郎 山吉康夫 高橋英吉
バウは犬のお巡りさん 中西伸彰
23 4月14日 桜の下には何かある? 中西伸彰 武内啓
バウお花見でうかれる 島津裕行 中西伸彰
24 4月21日 警察犬バウの泥棒退治 小松崎康弘 松浦錠平 山本泰一郎
バウの花粉症パニック 平山英嗣
25 5月5日 お騒がせナイター見物 雪室俊一 細田雅弘 近藤優次
バウ鯉のぼりを食べる
26 5月12日 猟犬バウのサバイバル 池田眞美子 井上修 林桂子
バウCMスターになる 山崎隆生
27 5月26日 家庭訪問はバウと共に 小松崎康弘 山吉康夫 高橋英吉
バウ恋のお助けをする
28 6月2日 マンガ家とバウ再会? 雪室俊一 井上修 中西伸彰 武内啓
バウは天才ピアニスト 中西伸彰
29 6月9日 バウのサッカー大試合 松浦錠平 山崎隆生
探偵バウ怪人物を追う 池田眞美子 平山英嗣
30 6月23日 バウにおまかせ潮干狩 小松崎康弘 向中野義雄 太田弘 近藤優次
バウ、デパートに侵入
31 6月30日 さやか犬じまんで勝負 雪室俊一 井上修 林桂子
バウ戦争ゲームで遊ぶ 池田眞美子 山崎隆生
32 7月7日 サーカスの人気者バウ 山吉康夫 高橋英吉
バウとさやか別れの日
33 7月21日 ゴルフの秘密兵器バウ 小松崎康弘 中西伸彰 武内啓
バウの大そうじ大騒動 島津裕行
34 8月4日 怪談!バウの幽霊学級 池田眞美子 松浦錠平 平山英嗣
食欲第一!バウの妄想 山崎隆生
35 8月11日 さやかの五百円玉騒動 小松崎康弘 向中野義雄 太田弘 近藤優次
海の決闘!バウ対タコ
36 8月18日 バウ、ツチノコを発見 池田眞美子 井上修 林桂子
花火見物は船に乗って 山崎隆生
37 8月25日 夏バテ犬プールで遊ぶ 小松崎康弘 山吉康夫 高橋英吉
バウ桃太郎の国へ行く
38 9月1日 さやか手料理に初挑戦 池田眞美子 中西伸彰 武内啓
バウ遊園地で大あばれ
39 9月8日 たぬきのお宿は怖い宿 小松崎康弘 松浦錠平 平山英嗣
バウ台風に大はしゃぎ 山崎隆生
40 9月22日 バウと地震と大ナマズ 池田眞美子 細田雅弘 近藤優次
バウ、風と共に去りぬ 加賀剛 細田雅弘
テレビ朝日 木曜19時台後半枠
【当番組よりアニメ枠】
前番組 番組名 次番組
平成イヌ物語バウ
魔法陣グルグル
(ここからABC制作)

映画版

平成イヌ物語バウ 原始イヌ物語バウ
東映アニメスペシャルの一つとして1994年8月20日公開。東映配給。同時上映は『らんま1/2 超無差別決戦!乱馬チームVS伝説の鳳凰』、『GS美神 極楽大作戦!!』。
TV版とは異なり、原始時代が舞台となっている。

主題歌

  • OP「大キライ!」(作詞:渡瀬マキ 作曲:川添智久 編曲:LINDBERG、須貝幸生、神長弘一 歌:LINDBERG
TV版と同じだが、終盤は映画館になっている。また、大五郎・サブ・大五郎の母も登場している。
  • ED「年がらノー天気」(作詞:AIKO 作曲:北村雅彦 編曲:加藤みちあき 歌:エド山口、バウ(園部啓一))
ED終了後、さやかが「平成(TV版)のバウもよろしくね」と語った後に幕を閉じた。

ゲーム

平成イヌ物語バウ ポップンスマッシュ!!
スーパーファミコンゲームソフトとして1994年4月28日発売。開発はタカラ

関連項目

  1. ^ 時々、プロ野球広島東洋カープ主催試合中継を当枠で放送する場合があり、その場合は当該日の放送分は平日17:00からの帯再放送枠で遅れネットとなっていた。なお、タカラをはじめとした本番組のスポンサーはそのまま野球中継も提供した。
  2. ^ 本放送終了後に放送。