ハマ・オカモト
ハマ・オカモト | |
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出生名 | 濵田 郁未(はまだ いくみ) |
生誕 | 1991年3月12日(33歳) |
出身地 | 日本 東京都 |
学歴 | 和光学園 |
ジャンル | ファンク ロック |
職業 | ベーシスト |
担当楽器 |
エレクトリックベース フレットレスベース |
レーベル | アリオラジャパン |
共同作業者 | OKAMOTO'S[1] |
ハマ・オカモト(1991年3月12日 - )は、東京都生まれの男性ベーシスト。所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。
経歴
伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
少年時代からメジャーデビューまで
- タレントで漫才コンビ・ダウンタウンの浜田雅功、タレントで女優の小川菜摘の長男として生まれる。兄弟は四歳下に弟(土屋太鳳と同級生)がひとり。
- 他とは一線を画すユニークな校風に魅力を感じた両親の考えで和光幼稚園へ入学、以後同学園一筋の学校生活を送る。
- 渡辺裕太とは幼稚園から高校まで同じである。
- 中学時代、野球部に入部したが1日で辞め、ジャムセッション研究部に入部、友人(現オカモトコウキ)の勧めによりベースを始める。洋邦問わず様々な音楽を愛するも徐々にブラックミュージックへ傾倒していく。
- 2008年、インディーズバンド・EdBUSのサポートベーシストとして、下北沢GARAGEを中心にライブ活動を行う。
- 2008年夏、ズットズレテルズ結成、『HAPPY☆HAPPYどんとバースデーPARTY!』に出演。
- 『閃光ライオット 2009』にズットズレテルズのメンバーとしてエントリー[2]。
- 2009年3月、和光高等学校卒業。卒業式では生徒会長として答辞を読み、当時から親交のあったセカイイチの『神通力』を自ら選曲し流した[3]。
- 2009年3月21日、レコーディング参加のEdBUS『TENDERNESS』発売。
- 2009年6月21日、名古屋 新栄 CLUB ROCK'N'ROLLにてOKAMOTO'Sの新ベーシストとして初めて演奏。
- 2009年8月8日、東京ビッグサイト開催『十代限定の夏フェス・閃光ライオット 2009』にズットズレテルズがファイナリストとして出演(結果は無冠)。その場で解散宣言し、同月14日に新宿紅布で解散ライブ、後の11月11日に1stアルバム『第一集』がリリースされるという異例の形になった。
メジャーデビュー以降
- 2010年5月26日、OKAMOTO'S2ndアルバム『10'S』でメジャーデビュー。
- 2010年10月10日、FM802『MUSIC FREAKS』にて初の単独DJを担当(2011年9月24日までの一年間隔週)。
- 19歳にして尿管結石を発症。同病経験者で事務所先輩のYO-KINGに連絡したところ「考えすぎ、芸能の仕事向いてないよ」との言葉を貰う。
- 2010年11月3日、OKAMOTO'S3rdアルバム『オカモトズに夢中』発売。
- 2011年2月2日、雅-MIYAVI-のコラボレーション企画シングル『WHAT'S MY NAME? e.p.』に日本のロックシーンを代表するベーシストの一人として参加、他のメンバーは日向秀和(ストレイテナー/Nothing's Carved In Stone/EOR)、TOKIE、KenKen、MIYA(385【さんはちご】)、吉田一郎(ZAZEN BOYS)。
- 2011年2月19日、初めてのベース・マガジン表紙を雅-MIYAVI-、TOKIE、KenKen、吉田一郎(ZAZEN BOYS)と共に飾る。
- 2011年3月19日、ベース・マガジンにてコラム連載『午前何時のハプニング?』がスタート。
- 2011年8月25日、TOWER RECORDSのフリーペーパー『bounce』にて連載『ハマ・オカモトの自由時間』がスタート。
- 2011年9月7日、OKAMOTO'S4thアルバム『欲望』発売、初の単独クレジット曲『ハマ・オカモトの自由時間』(インスト)も収録。
- J-WAVE(81.3FM)「RADIPEDIA」(月~木曜日・深夜24:00~26:00)の新ナビゲーターに決定(2012年4月5日の放送より毎週木曜日に登場)。
- 2012年4月1日、ズットズレテルズ復活を宣言、初ライブは5月5日の『JAPAN JAM 2012』に。
- 2012年8月2日、honeyee.com〈ハニカム〉で単独ブログがスタート。
- 2012年11月20日、父親である浜田雅功を特集した雑誌SWITCHの付録CD「ラブレター」にベーシストとして極秘で参加。クレジットはハマ自身の発案で、この曲の作曲者で事務所先輩でもある奥田民生の楽曲に掛けて「人の息子」とする。
- 2013年1月3日、ナビゲーターを務めるラジオ番組「RADIPEDIA」にて父親である浜田雅功と初共演。
- 2013年1月30日、ROCKIN'ON JAPAN 3月号にて単独2万字インタビュー、半生を語った。
- 2013年2月19日、ベース・マガジン 3月号にて初の単独表紙、カラー12Pの大特集が組まれる。
- 2013年5月20日、「ホフディラン 春のベースまつり 2013」に出演。
- 2013年6月11日、両国国技館にて開催された「au PERFECT SYNC. LIVE」の第一部『「PERFECT SYNC.体感」READY SYNC. / PRACTICE SYNC. LIVE参加にあたってのレクチャーと”プレ”LIVE』にMCとして出演。
- 2013年6月20日、米国フェンダー社とエンドースメント契約締結を発表、日本人ベーシストとしては初[4]。
- 2013年6月29日、「TOKYO GUITAR SHOW(R) 2013」にゲスト出演。
- 2013年9月3日、3年ぶり2度目の尿管結石を発症、救急搬送される[5]。
- 2013年10月9日スタートのフジテレビ系ドラマ「リーガルハイ」主題歌、RIP SLYME「SLY」にサポートベーシストとして参加。
- 2013年11月6日、ももいろクローバーZの10thシングルGOUNNに参加。
- 2013年11月6日 -、スペースシャワーTVの音楽&カルチャー情報番組「スペシャエリア」の新VJに決定。
- 2013年12月31日、J-WAVEの年越し特別番組「J-WAVE YEAR END & NEW YEAR SPECIAL “NEW GENERATION MUSIC PARTY”」(5時間の生放送)のナビゲーターに決定。
- 2014年1月18日、ベース・マガジン 2月号にて二度目の単独表紙を飾る。
- 2014年3月17日、THE BAWDIESのBillboard Live TOKYO開催・プレミアムライブ「ROCKIN' THIS JOINT TONIGHT」にゲストプレイヤーとして出演。
- 2014年4月19日、SMA40周年の武道館公演「SMA AWARDS 2014 ~輝く!日本エスエムエー大賞~」にスーパーバンド「桜井秀俊とザ・キラーストリート・スライダーズ(仮)」のメンバーとして出演。
- 2014年5月11日、亀田誠治氏が主宰するイベント“第2回亀田杯 ベース選手権大会”にゲストとして出演。
- 2014年6月29日、「TOKYO GUITAR SHOW(R) 2014」にゲスト出演。
- 2014年10月30日、ハマがMCを務めるバンドのリズム隊に着目した音楽番組『BIG AUDIO DYNAMITE』がスペースシャワーTVにて放送開始。
- 2014年12月31日、J-WAVEの年越し特番「J-WAVE YEAR END & NEW YEAR SPECIAL TIME AFTER MUSIC」(5時間の生放送)のナビゲーターを二年連続で務める。カウントダウンパートはOKAMOTO'Sのスタジオライブセッション、この番組のためだけに特別に書き下ろした新曲も披露。
- 2015年1月9日・16日、「タモリ倶楽部」の『空耳アワード!2015』に初登場。
- 2015年2月14日、メガネ・ショップ"Zoff"を運営する株式会社インターメスティックが発表した、ヴィンテージ・スタイルを提案する"CLASSIC"シリーズ新商品のイメージ・キャラクターに女優 二階堂ふみと共に抜擢される。
- 2015年4月3日・4日、鈴木茂とINO hidefumiによるスペシャル・ユニットのビルボード公演にドラマー林立夫と共に参加。
- 2015年5月19日、P-FUNKを特集したベース・マガジン6月号にてジョージ・クリントンと共に表紙を飾る。二人のスペシャル対談も掲載。
- 2015年12月末、シグネチャーモデル「HAMA_OKAKMOTO PRECISION BASS "#4"」がフェンダーミュージックから発売される。
- 2016年2月28日、「スカパー!音楽祭 2016」のMCをももいろクローバーZの玉井詩織とともに務める。
人物・エピソード
- ベースは独学、主にコピー中心の練習で本人曰く「音楽理論、スケールなどは全く分からない」。
- 丸眼鏡とヒゲが特徴。
- 好きなベーシスト、尊敬するベーシストはジャック・ブルース、フリー、ルイズルイス加部、亀田誠治他多数。また、直接指導を受けたわけではないが師匠的な存在としてインストバンド・nenemの右田眞の名前も度々挙げている。OKAMOTO'Sで演奏する上ではジョン・エントウィッスルのプレイを参考にしているという。
- 今でこそ高い位置にベースを構える姿が印象的だが、ズットズレテルズで世に出る少し前まではスティングレイを低い位置に構えスラップを多用するスタイルだった。
- 「ズットズレテルズはPファンクのパーラメント/ファンカデリックを意識したものだった」と後に自身のラジオMUSIC FREAKSで語っている。
- 『bounce』連載、単独クレジット曲に題された『ハマ・オカモトの自由時間』は愛聴盤『Featuring Norah Jones』の邦題に魅かれそこから引用。
- 『空耳アワード』で、自らが温めていた空耳を発表。映像化され「どんな映像になるのかなと思ってたら、まんまだった。」と語った。
- 「ラブレター」のレコーディングで父親の浜田がレコーディング室に入った際、他のスタッフは芸能界のしきたり通り「おはようございます」と口々に挨拶していた中でハマは「うぃっすー」とフランクな挨拶をして浜田を呆れさせた。本人曰く「浜田雅功って言っても自分にとっては普通の父親」だが、浜田曰く「30年やっててそんな挨拶、松本にだってされたことない」。
- 高校時代、毎日自宅でベースを練習しており、夕食時に父が「お前、音楽でメシ食おうと思てんの?」と聞くとハマは箸を止めて浜田の顔を見て、「そんなに甘くねぇよ。」と言って浜田はビックリしたが、その事を本人はあまり覚えていなかった。
- 幼少期から両親が有名人なため、家族で出掛けると必ず目立ち、さらには家族にまで酷い事をする人に対して浜田が大声を上げる事もあったため、家族での外食が嫌だったという。
- 浜田の教育方針で、標準語で育ったため、関西弁は話さない。ラジオで共演した際も、浜田は関西弁で話していたが、ハマは終始標準語だった。しかし、幼少期にゲーム屋で父と買い物中に「ひとつだけ買っていい」と言われゲームを選んでいたら父に「早よせぇや!」と関西弁で叱られているのを伊集院光に目撃されている。
- 子供の頃に家族旅行でハワイへ行った際に、父のゴルフについて行き、父に「カートを運転してみろ」と言われ、嫌々運転したところ、崖に落ちかけた事があり、父に怒られたが「免許もない子供に運転しろと言う方が悪い」と注意していた。
- 芸能人の子供だからという理由で甘やかされた事はなく、母にはよく叱られていたという。父はあまり怒らないが、母の言う事を聞かないと最終的に出てくるのが父だったという。
使用機材
- 68年製 フェンダープレシジョン・ベース
- 66年より数年間しか採用されなかったパドル・ペグを搭載。
- アメリカン・ショースターAS-57
- 90年代製、シールドジャック部分がアメ車のテールランプのように光る仕様。
- ハニーJET68-B
- EKO製ロケット・ベースにインスパイアされたルックスを持つ。
- フェンダー プレシジョン・ベース ハマ・オカモトモデル #4[6]
- フェンダー・スクワイア KATANA 1985年製
関連バンド
レコーディング参加
2009年
- ブライアン新世界 (栄光のロックスター☆ ~俺たちはLOCKSTARなんだ!~ 「閃光ライオット2009」 2009年12月2日)
2010年
- BAND A (girl's end 「girl's end」 2010年6月9日)
- Gota&可夢偉サポーターズ (Possible 「可夢偉 (F1ドライバー“小林可夢偉”サポートテーマ)」 2010年9月29日)
- SMA All Stars (ベストヒットSMA~Song Meets Audience~ 2010年)
2011年
- 雅-MIYAVI- (WHAT’S MY NAME? feat.ハマ・オカモト(from OKAMOTO’S) 「WHAT’S MY NAME? e.p.」 2011年2月2日)
- 土岐麻子 (heartbeat 「BEST! 2004-2011」 2011年12月14日)
2012年
- 星野源 (もしも、乱視 「フィルム」 2012年2月8日)、(彼方 「夢の外へ」 2012年7月4日)、(季節 「知らない」 2012年11月28日)
- 真心ブラザーズ (アメンボ 「Keep on travelin」 2012年4月25日)
- 浜田雅功 (SWITCH付録CD 「ラブレター」 2012年11月20日)
2013年
- 住岡梨奈 (ハレノヒ 「ハレノヒ」 2013年1月30日)、(We Are Never Ever Getting Back Together 2013年12月23日)
- 赤い靴 (ヒルニナルレイン 「イノリーマスの森」 2013年5月8日)
- 星野源 (ダスト 「ギャグ」 2013年5月8日)
- 真心ブラザーズ (消えない絵 2013年5月29日)
- 藤原ヒロシ (solfa、f.o.他 「manners」 2013年10月16日)
- ももいろクローバーZ (GOUNN 「GOUNN」 2013年11月6日)
- RIP SLYME (SLY 「SLY」 2013年11月13日)
2014年
- 花澤香菜 (last contrast 「25」 2014年2月26日)
- GLIM SPANKY (焦燥、MIDNIGHT CIRCUS 「焦燥」 2014年6月11日)
- 星野源 (Crazy Crazy、Night Troop 「Crazy Crazy/桜の森」 2014年6月11日)
- トータス松本 (「わーっ!/チャリダー」 2014年6月23日)
- THE BAWDIES (LIVE AT BILLBOARD LIVE 20140317 ※初回限定盤ボーナストラック 「NICE AND SLOW / COME ON」 2014年6月25日)
- 住岡梨奈 (涙日和、カラフル・モノクローム 「watchword」 2014年11月12日)
- チャラン・ポ・ランタン (ワーカホリック 「テアトル・テアトル」 2014年12月3日)
2015年
- BOMI (月曜のメランコリー、瞬くスピードで 「BORN IN THE U.S.A.」 2015年1月21日)
- UCARY & THE VAENTINE (I’M IN LOVE WITH YOU 「NEW DANCE」 2015年3月8日)
- ましまろ (「ガランとしてる」 2015年5月13日)
- Char (トキオドライブ 「ROCK十」 2015年5月22日)
- 星野源 (SUN 「SUN」 2015年5月27日、Week End、時よ 「YELLOW DANCER」 2015年12月2日)
- Hey!Say!JUMP (DISCO JOCKEY!!! -Bonus Tracks- 「JUMPing CAR」 2015年6月24日)
- PUFFY (COLORFUL WAVE SURFERS、COCO Hawaii)
- sébuhiroko (Lost Highway 「WONDERLAND」 2015年9月16日)
- 八代亜紀 (Give You What You Want 「哀歌-aiuta-」 2015年10月28日)
- MIYAVI (Express It)
2016年
- ももいろクローバーZ (マホロバケーション 「白金の夜明け」 2016年2月17日)
プロデュース
2014年
- 住岡梨奈 (涙日和、カラフル・モノクローム 「watchword」 2014年11月12日) サウンド・プロデュース。
- チャラン・ポ・ランタン (ワーカホリック 「テアトル・テアトル」 2014年12月3日) サウンド・プロデュース。
ライブサポート
出演
テレビ番組
- タモリ倶楽部 (テレビ朝日)
- (2015年1月9日・16日) - 「空耳アワード!2015」[8]審査員兼ゲスト
- (2016年3月18日) - 「楽器売り場でヘビロテ中!!試し弾きランキング」
- FULL CHORUS ~音楽は、フルコーラス~(2015年3月31日 - 、BSスカパー!)- 司会を担当。
ラジオ番組
- FM802 「MUSIC FREAKS」
- J-WAVE 「RADIPEDIA」
- J-WAVE 「ROCK WITH YOU」