ハイペリオン (宝塚歌劇)

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ハイペリオン』は宝塚歌劇団の舞台作品。花組公演[1][2]。形式名は「ショー[1][2]」。本公演は20場[1][2]。作・演出は中村暁[1][2]。東京公演における鈴懸三由岐は病気のため休演[2]。本公演における併演作品は『花は花なり[1][2]』。

公演期間と公演場所[編集]

解説[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。

ギリシア神話の神の「ハイペリオン(高き者たちの意)」の名前から取った、美しくもダイナミックショー作品。ハイペリオンの降誕を讃える「プロローグ」、美術館の彫刻たちが画家の青年の思いによって動き出す「ピグマリオン」、笛の音によって古代の世界に導かれる「古代の夢」・・・などストーリー仕立てのバラエティ・ショー。

スタッフ[編集]

※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」の文字がなければ両劇場共通。

主な配役[編集]

※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」の文字がなければ両劇場共通。

本公演[編集]

  • ハイペリオン、パイレーツS、エメラルド・男、ダイヤ・スター、ドラキュラ、歌手S、フィナーレの男S - 真矢みき
  • プロローグの女S、ルビー、カーミラ、ロックンロールの女S、フィナーレの女S - 純名里沙
  • プロローグの男A、エリック、サファイア、ダイヤの男A、ブルースの女S、パレードの歌手 - 愛華みれ
  • プロローグの男A、レオナルド、トパーズ、ダイヤの男A、ジャズの女S、パレードの歌手 - 紫吹淳(宝塚)
  • プロローグの男B、パイレーツA、タンゴの女S、パレードの歌手 - 海峡ひろき
  • プロローグの男B、リザードA、エメラルド・女、ヤングブルー・男、パレードの歌手 - 匠ひびき
  • ビーナス - 朝海ひかる

東京の変更点[2]

  • 新場面:青年、歌手男S、デュエット男 - 真矢みき
  • 歌手女S、デュエット女 - 純名里沙
  • 新場面:タナトスA、トパーズ - 海峡ひろき
  • ジャズの女S - 匠ひびき

新人公演[編集]

  • パイペリオン、パイレーツS、エメラルド・男、ダイヤ・スター、ドラキュラ、歌手S - 伊織直加
  • プロローグの女S、ヤング・ブルー・女 - 千紘れいか
  • プロローグの男A、エリック、タンゴの女S、ヤング・ブルー・男 - 春野寿美礼
  • プロローグの男A、レオナルド、サファイア - 真由華れお
  • リザードA、ジャズの女S - 音羽椋(宝塚)
  • ビーナス - 蘭香レア
  • トパーズ - 朝海ひかる
  • カーミラ、ロックンロールの女S - 大鳥れい
  • ルビー - 幸美杏奈
  • ダイヤの男A - 香織ゆたか
  • ダイヤの男A、ブルースの女S - 千波ゆう

東京の変更点[2]

  • 新場面・青年 - 真由華れお
  • 新場面・タナトスA - 香織ゆたか
  • リザードA - 瀬奈じゅん
  • ジャズの女S - 朝海ひかる
  • デュエット男 - 伊織直加
  • デュエット女 - 千紘れいか

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 90年史 2004, p. 52.
  2. ^ a b c d e f g h i j k 90年史 2004, p. 55.
  3. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 173.

参考文献[編集]

  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3