ニュールンベルグ裁判
ニュールンベルグ裁判 | |
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Judgment at Nuremberg | |
監督 | スタンリー・クレイマー |
脚本 | アビー・マン |
原案 | アビー・マン |
製作 | スタンリー・クレイマー |
出演者 |
スペンサー・トレイシー バート・ランカスター リチャード・ウィドマーク マクシミリアン・シェル マレーネ・ディートリヒ ジュディ・ガーランド モンゴメリー・クリフト |
音楽 | アーネスト・ゴールド |
撮影 | アーネスト・ラズロ |
編集 | フレデリック・ナドソン |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ |
公開 |
1961年12月19日 1962年4月28日 |
上映時間 | 186分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 ドイツ語 |
製作費 | $3,000,000 |
『ニュールンベルグ裁判』(Judgment at Nuremberg)は、1961年のアメリカ映画。
ナチス・ドイツが第二次世界大戦で犯した大罪や戦犯を裁いたニュルンベルク裁判を基に、スペンサー・トレイシー、バート・ランカスター、リチャード・ウィドマーク、マクシミリアン・シェル、マレーネ・ディートリヒ、ジュディ・ガーランド、モンゴメリー・クリフトら豪華スターを迎えて、スタンリー・クレイマー監督によって映画化された作品。
ドイツ側の弁護人を演じたマクシミリアン・シェルはこの映画で第34回アカデミー賞主演男優賞に輝いたのを始めとして、スペンサー・トレイシーが主演男優賞、モンゴメリー・クリフトが助演男優賞、ジュディ・ガーランドが助演女優賞にそれぞれノミネートされるなど、出演俳優の演技も高く評価された。他に脚色賞にも輝いたが、作品賞の受賞は逃した。
ストーリー
1946年、ドイツのニュルンベルクで国際軍事裁判が開かれた。そのうちの一つ、ナチ政権下エルンスト・ヤニングら4人の法律家が関わった2つの裁判の是非を巡り、占領国・被占領国双方の思惑も絡み、検察側・弁護側の間で激しい攻防が繰り広げられる。
キャスト
- ダン・ヘイウッド/裁判長(元・メイン州判事):スペンサー・トレイシー(吹替:森山周一郎)
- エルンスト・ヤニング/被告(元・法務大臣、判事):バート・ランカスター(吹替:久松保夫)
- タッド・ローソン/検察官(合衆国陸軍法務大佐):リチャード・ウィドマーク(吹替:大塚周夫)
- ハンス・ロルフ/弁護人(エルンスト・ヤニング担当):マクシミリアン・シェル(吹替:羽佐間道夫)
- ベルトホルト夫人(カール・ベルトホルト将軍未亡人):マレーネ・ディートリヒ
- イレーネ・ホフマン・ウォルナー/証人(“フェルデンシュタイン事件”共同被告):ジュディ・ガーランド(吹替:浦川麗子)
- ルドルフ・ペーターゼン/証人(断種裁判の犠牲者):モンゴメリー・クリフト(吹替:山内雅人)
- ハリソン・ベイヤーズ/書記官(合衆国陸軍大尉):ウィリアム・シャトナー(吹替:細井重之)
- マット・メリン将軍(占領軍司令部):アラン・バクスター
- バーケット議員(ヘイウッドの友人):エド・ビンズ
- ケネス・ノリス/判事:ケネス・マッケンナ
- カーティス・アイヴス/判事:レイ・ティール
- ラドニッツ法務少佐/検察官:ジョゼフ・バーナード
- フリードリヒ・ホフステッター/被告(元・判事):マーティン・ブラント
- エミール・ハーン/被告(元・判事):ウェルナー・クレンペラー
- ウェルナー・ランペ/被告(元・判事):トーベン・マイヤー
- カール・ヴィーク/証人(元・判事、ヤニングの恩師):ジョン・ウェングラフ
- グーター弁護士/証人(“フェルデンシュタイン事件”被告弁護人):カール・スウェンソン
- リンドナウ夫人/証人(元・フェルデンシュタイン使用人):オルガ・フェビアン
- ポール/服役囚(元・強制収容所管理者):オットー・ワルディス
- ハルプシュタット(判事宿舎使用人):ベン・ライト
- ハルプシュタット夫人(判事宿舎使用人):ヴァージニア・クリスティーネ
- シュミット(ヘイウッド付き運転手):パウル・ブッシュ
- マックス・パーキンス(UP通信記者):バーナード・ケイツ
- ウォルナー(イレーネ・ホフマンの夫):ハワード・ケイン
- エルサ・シェッフラー(ベイヤーズ大尉の恋人):ジーナ・テイラー
- アイヴス夫人:シェイリア・ブロムリー