ニトロプルシド
ニトロプルシド | |
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ペンタシアノニトロシル鉄(III)酸ナトリウム | |
別称 SNP ニトロ鉄シアニド(III)二水和物 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 13755-38-9 |
PubChem | 26256 |
RTECS番号 | LJ8750000 |
ATC分類 | C02DD01 |
特性 | |
化学式 | Na2[Fe(CN)5NO]·2H2O |
モル質量 | 297.95 g mol−1 (dihydrate) |
外観 | 赤色の粉末 |
水への溶解度 | 良好 |
構造 | |
配位構造 | 鉄原子により八面体型 |
薬理学 | |
投与経路 | 静脈注射 |
代謝 | 血液循環 |
消失半減期 | 2 分 |
排泄 | 腎臓 |
胎児危険度分類 | C |
危険性 | |
主な危険性 | シアニド毒性 |
Rフレーズ | R25 |
Sフレーズ | S45 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ニトロプルシド(英:nitroprusside)とは配位化合物の1つ。一酸化窒素(NO)を放出する作用を有する(NOドナー)。一酸化窒素が平滑筋に作用するとグアニル酸シクラーゼを活性化し、サイクリックGMP(cGMP)が生成される。サイクリックGMPは平滑筋収縮を抑制する作用を持つ。この機序によりニトロプルシドは血管拡張薬として使用される。
関連項目
参考文献
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018