ドミトリー・アリエフ
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 2018年欧州選手権でのアリエフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生誕 |
1999年6月1日（24歳） 北西連邦管区 コミ共和国ウフタ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出身地 | サンクトペテルブルク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 身長 | 174 cm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表国 |
 ロシア | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| コーチ | エフゲニー・ルカヴィツィン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 所属クラブ | Olympic School St. Petersburg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 練習拠点 | イェルガヴァ、フォンド、キスロヴォツク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 開始 | 2003 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ドミトリー・セルゲーエヴィチ・アリエフ（ロシア語: Дми́трий Сергеевич Алиев、ロシア語ラテン翻字: Dmitri Sergeyevich Aliev、1999年6月1日 - ）は、ロシア、ウフタ出身のフィギュアスケート選手（男子シングル）。
2017年世界ジュニア選手権2位。2016年ジュニアグランプリファイナル優勝。
経歴[編集]
2005年にフィギュアスケートを始める。2013年にサンクトペテルブルクに移籍しエフゲニー・ルカヴィツィンに師事する。
2014-2015シーズン、ジュニアグランプリシリーズに参戦し2戦ともに3位。ロシア選手権では10位。ロシアジュニア選手権ではSP11位と出遅れFSでは1位で総合3位に順位を上げるが、世界ジュニア選手権の代表2枠には入れなかった。
2015-2016シーズン、ジュニアグランプリシリーズのリガ杯で4回転トウループに初成功し優勝。続くオーストリア杯も優勝し1番乗りでジュニアグランプリファイナルへの進出を決めた。ファイナルでは銀メダルを獲得した。世界ジュニア選手権ではSP首位発進をするも、総合6位に順位を落とした。
2016-2017シーズン、ジュニアグランプリシリーズのチェコスケートで優勝。リュブリャナ杯では4位で初めてメダルを逃した。ジュニアグランプリファイナルではSP・FS共に1位で完全優勝を果たした。ロシアジュニア選手権では連覇を達成。世界ジュニア選手権ではSPの自己ベストを更新し、前年と同じく首位発進。FSでも自己ベストを更新し、銀メダルを獲得した。
2022年9月21日、ウクライナ侵攻中のロシアが部分動員令を発表し、アリエフは同月28日に召集令状を受け取ったという[1]。
主な戦績[編集]
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
| 大会/年 | 2014 -15 |
2015 -16 |
2016 -17 |
2017 -18 |
2018 -19 |
2019 -20 |
2020 -21 |
2021 -22 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 冬季オリンピック
|
7 | |||||||
| 世界選手権
|
7 | 中止 | ||||||
| 欧州選手権
|
2 | 1 | ||||||
| ロシア選手権 | 10 | 6 | 5 | 3 | 5 | 1 | WD | 9 |
| GPファイナル
|
6 | |||||||
| GPイタリア杯
|
9 | |||||||
| GP NHK杯
|
8 | 5 | ||||||
| GPフランス杯
|
4 | 5 | ||||||
| GPロステレコム杯
|
6 | 2 | 5 | |||||
| GPスケートアメリカ
|
3 | |||||||
| CSゴールデンスピン | 10 | WD | ||||||
| CSワルシャワ杯 | 2 | |||||||
| CSタリントロフィー | 2 | 1 | ||||||
| CSフィンランディア杯 | 5 | 3 | ||||||
| CSネペラ記念 | 1 | |||||||
| CSロンバルディア杯 | 2 | 2 | ||||||
| ブダペスト杯 | 2 | |||||||
| ニース杯 | 3 | |||||||
| ユースオリンピック | 3 | |||||||
| 世界Jr.選手権
|
6 | 2 | ||||||
| ロシアJr.選手権 | 3 | 1 | ||||||
| JGPファイナル
|
2 | 1 | ||||||
| JGPリュブリャナ杯
|
3 | 4 | ||||||
| JGPチェコスケート
|
1 | |||||||
| JGPオーストリア杯
|
1 | |||||||
| JGPリガ杯
|
1 | |||||||
| JGPメ～テレ杯
|
3 | |||||||
| ユーロユース五輪 | 3 J | |||||||
| アイスチャレンジ | 1 J | |||||||
| ボルボオープン | 1 J |
- J - ジュニアクラス
詳細[編集]
| 2019-2020 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年1月20日 - 26日 | 2020年ヨーロッパフィギュアスケート選手権（グラーツ） | 2 88.45 |
1 184.44 |
1 272.89 |
| 2019年12月5日 - 8日 | 2019/2020 ISUグランプリファイナル（トリノ） | 4 88.78 |
6 131.26 |
6 220.04 |
| 2019年11月15日 - 17日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯（モスクワ） | 2 90.64 |
2 169.24 |
2 259.88 |
| 2019年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ（ラスベガス） | 2 96.57 |
3 156.98 |
3 253.55 |
| 2019年9月19日 - 21日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネペラ記念（ブラチスラヴァ） | 1 101.49 |
2 153.83 |
1 255.32 |
| 2019年9月13日 - 15日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディア杯（ベルガモ） | 2 81.18 |
1 168.44 |
2 249.62 |
| 2018-2019 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月18日 - 22日 | ロシアフィギュアスケート選手権（サランスク） | 8 71.74 |
4 163.74 |
5 235.48 |
| 2018年11月23日 - 25日 | ISUグランプリシリーズフランス国際（グルノーブル） | 9 75.15 |
2 162.67 |
4 237.82 |
| 2018年11月9日 - 11日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯（広島） | 3 81.16 |
6 138.36 |
5 219.52 |
| 2018年10月4日 - 7日 | ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯（エスポー） | 3 79.36 |
6 145.59 |
5 224.95 |
| 2018年9月12日 - 16日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディアトロフィー（ベルガモ） | 3 86.57 |
2 163.98 |
2 250.55 |
| 2017-2018 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月19日 - 25日 | 2018年世界フィギュアスケート選手権（ミラノ） | 13 82.15 |
6 170.15 |
7 252.30 |
| 2018年2月16日 - 17日 | 平昌オリンピック（平昌） | 5 98.98 |
13 168.53 |
7 267.51 |
| 2018年1月17日 - 20日 | 2018年ヨーロッパフィギュアスケート選手権（モスクワ） | 2 91.33 |
2 182.73 |
2 274.06 |
| 2017年12月21日 - 24日 | ロシアフィギュアスケート選手権（サンクトペテルブルク） | 3 91.95 |
2 157.16 |
3 249.11 |
| 2017年11月20日 - 26日 | ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィー（タリン） | 2 80.88 |
1 154.22 |
1 235.10 |
| 2017年11月10日 - 12日 | ISUグランプリシリーズNHK杯（大阪） | 7 77.51 |
9 145.94 |
8 223.45 |
| 2017年10月20日 - 22日 | ISUグランプリシリーズロステレコム杯（モスクワ） | 3 88.77 |
7 150.84 |
6 239.61 |
| 2016-2017 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月13日 - 19日 | 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権（台北） | 1 83.48 |
3 163.83 |
2 247.31 |
| 2016年12月22日 - 25日 | ロシアフィギュアスケート選手権（チェリャビンスク） | 8 76.26 |
4 164.43 |
5 240.69 |
| 2016年12月8日 - 11日 | 2016/2017 ISUジュニアグランプリファイナル（マルセイユ） | 1 81.37 |
1 158.70 |
1 240.07 |
| 2016年11月17日 - 20日 | ISUチャレンジャーシリーズ ワルシャワ杯（ワルシャワ） | 3 70.70 |
1 146.36 |
2 217.06 |
| 2016年9月21日 - 24日 | ISUジュニアグランプリ リュブリャナ杯（リュブリャナ） | 1 78.03 |
7 122.88 |
4 200.91 |
| 2016年8月31日 - 9月3日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート（オストラヴァ） | 1 77.45 |
1 155.38 |
1 232.83 |
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| 2015-2016 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月14日 - 20日 | 2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権（デブレツェン） | 1 80.74 |
7 130.44 |
6 211.18 |
| 2016年2月12日 - 21日 | リレハンメルユースオリンピック（ハーマル） | 5 67.24 |
2 142.53 |
3 209.77 |
| 2016年1月21日 - 23日 | ロシアジュニアフィギュアスケート選手権（チェリャビンスク） | 1 85.24 |
1 152.52 |
1 237.76 |
| 2015年12月23日 - 27日 | ロシアフィギュアスケート選手権（エカテリンブルク） | 7 81.03 |
6 156.44 |
6 237.47 |
| 2015年12月9日 - 13日 | 2015/2016 ISUジュニアグランプリファイナル（バルセロナ） | 2 76.78 |
2 134.44 |
2 211.22 |
| 2015年11月18日 - 22日 | ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィー（タリン） | 4 71.12 |
2 155.60 |
2 226.72 |
| 2015年10月14日 - 18日 | 2015年ニース杯（ニース） | 2 76.15 |
3 141.71 |
3 217.86 |
| 2015年9月9日 - 13日 | ISUジュニアグランプリ オーストリア杯（リンツ） | 1 75.61 |
1 150.33 |
1 225.94 |
| 2015年8月26日 - 30日 | ISUジュニアグランプリ リガ杯（リガ） | 6 60.10 |
1 149.82 |
1 209.92 |
| 2014-2015 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2015年2月4日 - 7日 | ロシアジュニアフィギュアスケート選手権（ヨシュカル・オラ） | 11 59.83 |
1 146.32 |
3 206.15 |
| 2015年1月25日 - 30日 | ヨーロッパユースオリンピックフェスティバル（ドルンビルン） | 3 62.66 |
3 121.82 |
3 184.48 |
| 2014年12月24日 - 28日 | ロシアフィギュアスケート選手権（ソチ） | 12 64.36 |
8 140.10 |
10 204.46 |
| 2014年12月4日 - 7日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン（ザグレブ） | 10 63.48 |
10 116.45 |
10 179.93 |
| 2014年11月11日 - 16日 | 2014年アイスチャレンジ ジュニアクラス（グラーツ） | 1 69.89 |
1 127.20 |
1 197.09 |
| 2014年11月5日 - 9日 | 2014年ボルボオープンカップ ジュニアクラス（リガ） | 1 60.13 |
1 140.08 |
1 200.21 |
| 2014年9月11日 - 14日 | ISUジュニアグランプリ メ～テレ杯（長久手） | 3 66.59 |
3 123.23 |
3 189.82 |
| 2014年8月28日 - 30日 | ISUジュニアグランプリ リュブリャナ杯（リュブリャナ） | 5 56.41 |
3 129.43 |
3 185.84 |
プログラム使用曲[編集]
| シーズン | SP | FS | EX |
|---|---|---|---|
| 2019-2020 | Je Dors Sur Des Roses （ロックオペラ モーツァルトより） 歌：マイクランジェロ・ロコンテ |
サウンド・オブ・サイレンス 作詞・作曲：ポール・サイモン 演奏：ディスターブド |
Нас бьют – мы летаем by Наргиз Always In My Head |
| 2018-2019 | Midnight Blues[2] 曲：ジョー・ボナマッサ 振付：オルガ・グリンカ, ヴァレンティン・モロトフ 映画『モディリアーニ 真実の愛』サウンドトラックより |
Clouds, The Mind on the (Re)Wind 曲：エツィオ・ボッソ 振付：イリヤ・アベルブフ |
Return To The Cabin (映画『カウボーイ & エイリアン』より） ハリー・グレッグソン＝ウィリアムズ |
| 2017-2018 | 仮面舞踏会 作曲：アラム・ハチャトゥリアン |
To Build a Home 作曲：ザ・シネマティック・オーケストラ |
|
| 2016-2017[3] | オブリビオン 作曲：アストル・ピアソラ |
映画『仮面の男』サウンドトラックより 作曲：ニック・グレニー＝スミス Broken Vow ボーカル：ジョシュ・グローバン |
With my stallion at night, I shall leave for the fields 映画『仮面の男』サウンドトラックより 作曲：ニック・グレニー＝スミス |
| 2015-2016 | Nothing the Same 演奏：ゲイリー・ムーア 振付：オルガ・グリンカ |
ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』より 作曲：リシャール・コクシアント 振付：オルガ・グリンカ |
|
| 2014-2015 | 映画『カウボーイ & エイリアン』より 作曲：ハリー・グレッグソン＝ウィリアムズ 振付：スヴェトラーナ・コロル |
Escalier Derap 作曲：ユーグ・ル・バール 振付：スヴェトラーナ・コロル |
脚注[編集]
- ^ “«Матч ТВ» узнал о повестках фигуристам Алиеву и Игнатову” (ロシア語). РБК Спорт (2022年9月28日). 2022年9月29日閲覧。
- ^ “Алиев выступит в Финале Кубка России с новой короткой программой” (ロシア語). Спорт РИА Новости (20190204T1256+0300Z). 2019年2月24日閲覧。
- ^ Евгений Рукавицын: «Были на сборах в Америке, Латвии и Швеции»
外部リンク[編集]
- 国際スケート連盟によるドミトリー・アリエフのバイオグラフィー（英語）
- FSKATE.RUによるドミトリー・アリエフのプロフィール
- ドミトリー・アリエフ (@aliev_dmitriy) - X（旧Twitter）
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