トライアウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トライアウトtryout)とは、本来は適性検査・試験興行を意味する。一般にスポーツ競技の団体に加入を希望する選手が、団体関係者の前で自己の能力をアピールし、契約を目指す場のことをいう。スカウトとの違いは、スカウトではチームが相手に“来て欲しい”と礼を尽くして頼むのに対し、トライアウトでは希望者がチームに志願する点。

概要[編集]

トライアウトを上記のように定義づけると、個々の選手が各チームのキャンプを訪ねて行う、いわゆる「入団テスト」も含まれるが、日本で通常「トライアウト」と呼ぶ場合は、複数チームあるいは団体による「合同トライアウト」を指すことが多い(チーム主催のものは「チームトライアウト」と呼ぶ場合がある)。また、ゴルフボウリングボクシングプロレスなどの「プロテスト」とも意味合いは異なる。トライアウトは可能性のある選手を掘り起こすイメージが強い。

通常は選手の採用で行われるが、茨城アストロプラネッツでは2022年に監督のトライアウトを実施した。

近年の北米では「テスティング・コンバイン(testing combine)」または単に「コンバイン」の呼称が定着している。

主なトライアウト[編集]

自由契約選手対象
全希望者対象
一部希望者対象

関連項目[編集]