トヨタ・bB

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bB(ビービー)は、トヨタ自動車で生産(初代モデルのみ)・販売されている小型トールワゴンネッツ店専売車。初代はヴィッツNBCプラットフォーム)、2代目はパッソ/ダイハツ・ブーンAプラットフォーム)をベースにしている。

初代 NCP3#型(2000年-2005年)

トヨタ・bB(初代)
NCP3#型
後期型
後期型(リア)
概要
別名 サイオン・xB(北米)
販売期間 2000年2月-2005年12月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ
駆動方式 FF/4WD
プラットフォーム トヨタ・NBCプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 2NZ-FE型 1.3L 直4 DOHC
1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC
変速機 4AT

ストラット式

トーションビーム式 (2WD)

4リンク/トレーリング車軸式 (4WD)

ストラット式

トーションビーム式 (2WD)

4リンク/トレーリング車軸式 (4WD)
車両寸法
ホイールベース 2,500mm
全長 3,825-3,945mm
全幅 1,690mm
全高 1,640-1,695mm
車両重量 1,070-1,130kg
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カスタマイズされることを前提にしていたため、東京オートサロンで発表された。

初代ヴィッツとプラットフォームを共有し、エンジンは1,300ccと1,500ccの2種類が設定された。スタイルは箱型のアメリカンなもので、20歳代の男性をターゲットにした車種だが、箱型のボディ形状からなる広い室内や車体前後の見切りのよさなどもあって、幅広い層のドライバーから人気を得た。

なお開発にあたってはベースの初代ヴィッツが存在していたこともあり試作車を製作せず、CGで作成されたバーチャルクレイモデルを用いた「フルデジタル設計」で製作されている。

TRDからコンプリートカー・「TRDターボ」が発売されていた。また、TRDで研修を修了した各ディーラーのメカニックが「TRDターボ」と同じ製品のターボキットを取り付けるチューニングプランも存在した。

年表

  • 2000年
    • 2月3日 - 発売。
    • 8月 - 一部改良。車両型式を「GH-」から「TA-」に変更。平成12年排出ガス基準25%低減レベルを達成。
    • 12月 - 一部改良および特別仕様車「マジョーラ」を発売。
      • EBD付ABSを全車標準装備化。これに伴い車体色のスーパーホワイトIIがホワイトに差し替えとなった。
      • 特別仕様車「マジョーラ」はマジョーラカラーの専用ボディカラー「エメラルドスペクトラシャイン」を採用した。2001年1月 - 3月までの期間限定生産であった。
  • 2001年
    • 6月11日 - ピックアップトラックタイプの「オープンデッキ」の追加および限定車「iバージョン」を発売。
      • 登録区分は4ナンバーではなく、5ナンバー(乗用車)である。車体の変更により、リアコンビランプの位置と寸法を変更する必要が生じ、N14#系ハイラックスの物が流用されている。なおこのモデルのリアエンブレムは通常の「bB」ではなく「OD(オープンデッキの略称)」が採用された。
      • 限定車「iバージョン」はインターネット限定で専用色「ストロングブルーメタリック」で塗装され、専用ユーロサスペンションが装備されていた。
    • 8月 - 専用ボディカラー「ホワイトパールクリスタルシャイン」を採用した特別仕様車「クリスタルホワイトエディション」を発売。2001年12月末までの期間限定生産であった。
  • 2002年
    • 1月8日 - 特別仕様車「Z 煌(きらめき)Edition・X Version」を発売。
      「Z」をベースに、「X Version」の装備内容に加え、ステンレス製の大型サイドロッカーモールとドアベルトモール、金属調塗装のフロントグリル、メッキ塗装の外装部品(アルミホイール・アウトサイドドアハンドル・ドアミラー)、専用シート&ドアトリム表皮、専用ブラック塗装のインサイドドアハンドルなどを採用し、クラシック調の内外装としたことで存在感を高めた。ボディカラーはブラックとボルドーマイカの2色を設定した。
    • 6月3日 - 特別仕様車「S Wiseセレクション・ナビスペシャル」および、本仕様からナビゲーションを省いた「S Wiseセレクション」を発売。
      「S」をベースに、ワイドマルチAVステーションII(GPSボイスナビゲーション付)・UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア・クォーターウィンドウ・バックドア)・アンサーバック機能付ワイヤレスドアロックリモートコントロール(キー2本付)・電動格納式リモコンカラードドアミラーなどを装備した。ボディカラーはブラックを含む6色を設定した。
  • 2003年
    • 1月8日 - 販売不振により同年3月末で「オープンデッキ」を生産終了するにあたり、ベース車では設定されていない「ペールブルーマイカメタリック」をボディカラーに設定した特別仕様車「オープンデッキ オーシャンズバージョン」を発売。
    • 4月8日 - マイナーチェンジ。
      • バンパーを60mm大型化し、ハニカムメッシュタイプのフロントバンパーグリルやアンダースポイラーを追加。リアライセンスプレート(ナンバープレート)をバンパー付けからバックドア付けに変更し、大型カラードリアライセンスガーニッシュを装備。ボディカラーはオレンジメタリック・ダークグレイッシュオリーブメタリック・ダークブルーマイカ・ブラックマイカの4色を追加した7色に整理。内装ではステアリングホイールやインパネクラスターのデザインを変更し、イルミネーテッドエントリーやバックドアハンドルに内蔵されたスイッチを軽く押すだけであけることができる電気式バックドアオープナー、ティッシュペーパーボックスをそのまま収納できるセンターロアボックスを全車標準装備し、フロントウィンドウには肌への刺激を軽減する赤外線カットガラスを採用。また、「Z Xバージョン」の2WD車にはVSC&TRCをオプション設定に追加し、「X Version」にはディスチャージヘッドランプを採用。さらに、新グレードとして、「S」をベースにUVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア・クォーター・バックドア)、電動格納式リモコンカラードドアミラー等を装備した充実仕様「S W Version」を追加した。
      • なお今回のマイナーチェンジモデルをベースに、新たに立ち上げたサイオンブランドにてxBの車名で北米でも販売されることとなる。詳細はサイオン・xBを参照。
    • 8月21日 - 「Z」をベースにディスチャージヘッドランプとワイヤレスドアロックリモートコントロールのメインキー2本を装備しながらもベース車と同一の価格設定にした特別仕様車「Z HIDセレクション」を発売。
  • 2004年
    • 2月 - 仕様変更。全車で「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」認定を取得。同年4月には車両本体価格を消費税込の価格に変更。
    • 4月26日 - 新生ネッツ店の誕生を記念し、特別仕様車「Z X Version・煌 NEO Edition」を発売。
      「Z」をベースに、「X Version」の装備並びにステンレス製大型サイドロッカーモール・専用アルミホイールを装備するとともに、ドアミラーとアウトサイドドアハンドルをメッキ化。さらに、スポーティーな専用シートを採用した。
    • 9月1日 - 特別仕様車「S W Version・マジョーラII」・「Z X Version・マジョーラII」を発売。
      「S」・「Z」をベースに、前者は「W Version」、後者は「X Version」の装備を備えたうえで、ボディカラーに光の当たり方や見る人の位置によりダークレッドからカーキに変化する「アガットスペクトラシャイン」を採用した。
  • 2005年
    • 7月28日 - 特別仕様車「S W Version・HIDセレクションII」・「Z HIDセレクションII」を発売。
      「S」・「Z」をベースに共通装備としてディスチャージヘッドランプとワイヤレスドアロックリモートコントロールのメインキー2本を装備し、前者は「W Version」の装備品を、後者はリアプライバシーガラスを特別装備した。

2代目 QNC2#型(2005年-)

トヨタ・bB(2代目)
QNC2#型
後期型 Aero Package 2008年 - 2013年
フロント
リア
概要
販売期間 2005年12月-[1]
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
駆動方式 FF/4WD
プラットフォーム トヨタ・Aプラットフォーム
パワートレイン
エンジン K3-VE型 1.3L 直4 DOHC
3SZ-VE型 1.5L 直4 DOHC
変速機 4AT

マクファーソン・ストラット式

トーションビーム式 (2WD)

3リンク/トレーリング車軸式 (4WD)

マクファーソン・ストラット式

トーションビーム式 (2WD)

3リンク/トレーリング車軸式 (4WD)
車両寸法
ホイールベース 2,540mm
全長 3,785-3,800mm
全幅 1,690mm
全高 1,635mm
車両重量 1,040-1,120kg
その他
姉妹車 ダイハツ・クー
スバル・デックス
製造事業(委託)者 ダイハツ工業
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先代はヴィッツと同じプラットフォームをベースにしていたが、コストと最小回転半径を小さくするためベースはパッソブーン)となった(実際、最小回転半径は初代比0.6m縮小され4.9mとなった)。しかし、ホイールベースの延長によって居住性を高め、1.5Lエンジン(詳細は後述)も設定されるなど、パッソより車格が上がっている。

目標月間販売台数は5,000台(2005年12月当時)と発表されている。先進的かつ迫力あるデザインと若者の心を刺激するオリジナリティあふれる装備内容が評価され、初代bB同様前期型の販売は好調に推移し、発売から1か月間で月販目標台数5,000台の約2.5倍にあたる約1万2,500台を受注。初代に引き続き、若年層のみならず幅広い年齢層から好評を得た[2]

エクステリアデザインは、初代では「箱」を強調していたが、当時大ヒットとなっていたホンダ・フィットや2代目日産・キューブに対抗するため、先進性も取り入れうねりを効かせたさらに派手なデザインとなっている。フロントグリルにはネッツ店専売車種であることを表す楕円形に「N」をかたどったエンブレムが付けられており、初代ではバックモニター付車除き装着されていなかった[3]トヨタのCIエンブレムもリアドアに装着された。リアコンビネーションランプの形状は、以前販売されていたWiLL VSにも似た形状となっている。

ダイハツブランドでは、「クー」の名称で2006年5月8日に発売された。外装はおとなしめなデザインとなり、装備も実用性を重視し、bBとの大幅な差別化を図っている。なお、2代目はベース車やクー同様ダイハツ工業で生産される[4]2008年4月10日トヨタ自動車・ダイハツ工業・富士重工業の3社による業務提携強化を発表し、その一環として、OEM車種のスバル・デックスを同年11月13日に発表・発売された。

快適装備面では、特にオーディオ関連の装備を充実させており、最上級グレードの「Z Q Version」ではコンパクトカーとしては異例の9スピーカーやAUX端子を備え、デジタルオーディオプレーヤーなどのポータブル機器を接続することも可能。さらにPレンジに入っているときのみ使用でき、フロントのシートを沈み込ませることにより、外からの視線をさえぎり、快適な姿勢でくつろぐことのできる「マッタリモード機能付フロントシート」を全グレードに設定している。グレード体系は「S」・「Z」の2体制を継続し、「X Version」も初代に引き続き設定されたが、「Z」には新たに前述の「Q Version」が設定された。

エンジンは刷新され、1.3Lダイハツ製K3-VE型と、新開発のダイハツ製1.5L3SZ-VE型エンジンが設定されている。共に直列4気筒 DOHC16バルブ。これにより低排出ガス性能が高められ「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、2WD車は「平成22年度燃費基準」も達成した。

北米市場向けのサイオン・xBは引き続き2007年まで生産され、日本国外向けカローラセダン / オーリス / ブレイドなどに使用されている新MCプラットフォームを流用したコンセプトモデル・サイオン・t2Bを元に全面改良され、日本市場向けのbBと袂を分かつことになる。なお、同車は国内市場でも2007年10月に「カローラルミオン」の名称で発売された。

当初は同じコンパクトトールワゴンであるファンカーゴと統合される予定であったが、結局はそれぞれフルモデルチェンジすることとなり、ファンカーゴは車名も変えてラクティスとなった。

しかし2009年4月以降より実施されたエコカー減税に同車は2015年現在の時点においても対象外であることが影響しており、販売的にはかなりの苦戦を強いられている。

兄弟車であったデックスやクーの販売が終了したが、bBは2016年1月現在でも販売が継続されており、発売から10年を超えるロングランとなっている。

年表

  • 2005年
    • 10月22日 - 東京モーターショーにて、“クルマ型MUSIC PLAYER”をテーマにしたコンセプトモデル「bB CONCEPT」を発表。
    • 12月26日 - フルモデルチェンジ。
  • 2006年
    • 5月31日 - 「Z」で好評を得ているCD・AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ、アームレストコントローラー、9スピーカーなど『光と音』を演出するための装備を充実させた「S Q Version」を追加。
  • 2007年
    • 1月23日 - 特別仕様車「S Garnet edition」を発売。
      「S」をベースに、上級グレードで採用されているキーフリーシステム(バックドア連動・電波式・アンサーバック機能付)・電動格納式リモコンカラードドアミラー・盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)を装備し、機能面を充実するとともに、シャイニングレッドとミントブルーメタリックオパールの2つの専用ボディカラーを設定した。
    • 8月28日 - 一部改良および特別仕様車「S Garnet edition II」を発売。
      • 全車にサイドターンランプ付カラードドアミラー・ルームランプ・パーキングブレーキ戻し忘れ防止ブザーを採用するとともに、ボディカラーには同年1月に発売された「S Garnet edition」の限定色だったシャイニングレットとミントブルーメタリックを新色として追加した。また、「Q Version」はスピーカーを2か所追加して11スピーカーとなる。
      • 特別仕様車「S Garnet edition II」は同年1月に発売された「S Garnet edition」のバージョンアップ仕様で、新たにディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)を追加装備した。
  • 2008年
    • 10月6日 - マイナーチェンジ。
      • 「S」・「Z」はフロント周りやリアコンビネーションランプのデザインなどを変更し、シンプルで親しみのあるデザインに。一方で従来の「X Version」・「Q Version」を刷新した「Aeroパッケージ」・「Aero-Gパッケージ」は力強いブロックメッシュを採用した新フロントグリルを採用し、リアコンビネーションランプやアルミホイールのデザインを変更し、ワイルドで個性的なデザインとした。ボディカラーはグレイッシュパープルメタリックオパール・パールホワイトI・シャンパンゴールドメタリックの3色を追加し、全10色となる。
      • 室内ではシート表皮のデザインを変更し、運転席・助手席にコンビニフック、助手席シートバックにファスナー付マルチポケット(Aero-Gパッケージを除く)をそれぞれ追加。「S」・「Z」はベージュのシートカラーを追加(一部ボディカラーでは設定不可)した。「マッタリモード機能付フロントシート」は、「リラックス(休息)モード機能付フロントシート」に改名し「Aero-Gパッケージ」専用装備として設定を継続。
      • また、新グレードとして、「Z」をベースに、キーフリーシステム(バックドア連動・電波式・アンサーバック機能付・電子カードキー1本)・盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)・専用アルミホイール・本革巻き3本スポークステアリングホイールなどを装備した「Z Lパッケージ」を追加した。
      • しかし、リーマンショックに端を発する世界不況とエコカー減税の対象外であることが影響し、販売状況は前期型に比較して激減した。
  • 2009年
    • 8月19日 - 特別仕様車「S HIDセレクション」を発売。
      「S」をベースに、ディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)・フロントフォグランプを特別装備すると共に、特別内装色に「オリーブドラブ」を設定し、ボディカラーは専用色の「マルーンブラウンマイカ」を含む4色を設定した。キーフリーシステムとエンジンイモビライザーシステムを追加装備した「キーフリーシステム装着車」もラインナップする。
  • 2010年
    • 7月2日 - 一部改良。
      「Z Aero-Gパッケージ」にディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機構付)を追加装備し、また、ボディカラーに「ライトグリーンメタリック」、インテリアに「オリーブドラブ」をそれぞれ追加設定した。なお、JC08コールドモードへの対応により、低排出ガス車認定レベルが「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」へ格下げ。
  • 2011年
    • 11月24日 - 一部改良および新パッケージ「煌(きらめき)」を追加。
      • ボディカラーに「ブロンズオリーブパールメタリック」を追加設定し、「Aero-G Package」にはリアシートにスライド機構を追加した。
      • 新パッケージ「煌(きらめき)」は「Aero Package」の装備に加え、鏡面のように仕上げたフロントメッキグリルをはじめ、内外装のいたるところにめっき加飾を施し、アームレストで室内のイルミネーションの調整ができるアームレストコントローラーや11スピーカーを採用するなど煌き感を演出し、光と音を楽しむ個性をより一層際立たせる。リラックス(休息)モード機能付フロントシートは廃止。ボディカラーは「ブラックマイカメタリック」を含む4色を設定している。
  • 2013年
    • 2月21日 - 一部改良および新パッケージ「煌-G」を追加。
      • ボディカラーに「パールホワイトIII」を追加。また、パッケージ体系の見直しにより、「Aero Package」と「Aero-G Package」を廃止した。
      • 新パッケージ「煌-G」は「煌(きらめき)」の装備内容に加え、ファブリック&合成皮革の専用シート表皮を採用するとともに、ディスチャージヘッドランプにLEDクリアランスランプを追加し、リアシートスライド機構・アームレストコントローラー(イルミネーション・オーディオ)も標準装備した。
  • 2014年
    • 8月8日 - 一部改良(9月1日販売開始)[5]
      • VSC&TRC、ディスチャージヘッドランプ&LEDクリアランスランプを全車に標準装備して安全面を強化。
      • 外観は「S」・「Z」に15インチアルミホイールを採用。「S"煌"」・「Z"煌"」にはメッキ調サイドモールテープを採用し、スーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラスを標準装備。「Z」・「Z"煌"」にはキーフリーシステムをオプション設定した。
      • ボディカラーは「S」・「Z」専用色の「グレイッシュパープルメタリックオパール」を廃止する替わりに、「S"煌"」・「Z"煌"」専用色の新色として、「ムースピンクパールメタリック(オプションカラー)」を追加した。
      • なお、今回の一部改良に伴い4WD仕様が全て廃止され、パッケージ体系を見直し、「煌-G」及び「Z」に設定されていた「L Package」を廃止した。
  • 2016年
    • 1月 - 「シャイニングレッド」および「ブロンズオリーブパールメタリック」のボディーカラーの生産を終了。
    • 2月 - 同年4月中をもってオーダーストップにより生産終了を予定。

車名の由来

black Boxの頭文字から命名された。なぜ小文字と大文字か、という疑問であるが、それは実際の車体が黒ではないことと、子供も大人も楽しめることを意味している。

音楽を楽しめる車がコンセプトであるため、CMでは音楽を重視しており、初代はWiggleが担当し、CDも発売された。2代目からは米米クラブHOME MADE 家族コラボレーションの『アイコトバはア・ブラ・カダ・ブラ』、布袋寅泰RIP SLYMEのコラボレーション『BATTLE FUNKASTIC』などコラボレーション作品や、CHARAの『trophy』が使用された。

その他

bBは当初からカスタマイズされることを想定していたため、多くのメーカーからbB用のエアロパーツがラインナップされ、さまざまな形にカスタマイズされている。最近では初代モデルをベースに、全長をストレッチしてリムジン仕様に改造されたモデルまで出現している。ちなみにリムジン仕様は、沖縄県の宿泊施設で宿泊客送迎用に使われている。

脚注・参考

  1. ^ 4WD仕様は2005年12月-2014年7月
  2. ^ 新型bB 受注状況について
  3. ^ [1]
  4. ^ 名義上の製造事業者がトヨタにもかかわらずスマートエントリーの名称がトヨタ側名称の「スマートエントリー&スタートシステム」ではなくダイハツ側名称の「キーフリーシステム」となっている理由はこのためだ。
  5. ^ TOYOTA、bBを一部改良 - トヨタ自動車 プレスリリース 2014年8月8日

関連項目

外部リンク