デュエット12
『デュエット12』は、1986年11月21日に発売された橋幸夫のオリジナルアルバム。LP(28RL-0025)とカセットテープ(28RM-0021)の2形式で発売された。[1]後にCD(32PR-0011)でも発売された。
概要
- 橋幸夫経営のリバスター音産より発売されたデュエットヒット曲をカバーしたオリジナルアルバムで、LP形式でのアルバムでは最後のもの。(これ以降のアルバムはCDまたはテープ)。
- ビクター時代には、吉永小百合、三沢あけみ、金沢明子、山中みゆき、西川峰子らの女性歌手とデュエット曲を発表し、リバスターでは安倍里葎子とのデュエット「今夜は離さない」をヒットさせたが、このアルバムでは新人のテン・リーを相手に、多くのデュエット曲をカバーしている。自身の「いつでも夢を」「今夜は離さない」もカバーしている。
- テン・リーは、台湾の基隆市出身で1965年12月11日生まれ。1985年に来日し、1986年リバスターよりデビューしている。[2]
- 橋のリバスター時代のもう一つの「スターダスト上海」(デュエット=ステファニー)は翌年発表のため、本作には含まれていない。
収録曲
A面
- いつでも夢を 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正 編曲:宮下博次
- ふたりの大阪 作詞:吉岡治 作曲:市川昭介 編曲:宮下博次
- もしかしてパートII 作詞:榊みちこ 作曲:美樹克彦 編曲:宮下博次
- カナダからの手紙 作詞:橋本淳 作曲:平尾昌晃 編曲:宮下博次
- 別れの夜明け 作詞:池田充男 作曲:伊藤雪彦 編曲:宮下博次
- 時計を見ないで 作詞:みなみらんぼう 作曲:みなみらんぼう 編曲:竜崎孝路
B面
- 東京ナイトクラブ 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正 編曲:宮下博次
- 別れても好きな人 作詞:佐々木勉 作曲:佐々木勉 編曲:宮下博次
- 浪花恋しぐれ 作詞:たかたかし 作曲:岡千秋 編曲:只野通泰
- アマン 作詞:杉紀彦 作曲:森田公一 編曲:宮下博次
- 居酒屋 作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:立花亮
- 今夜は離さない 作詞:藤波研介 作曲:幸耕平 編曲:南郷達也
出典
- ^ 橋幸夫・小野善太郎 『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6
- ^ アルバム内蔵の自己紹介