デスゲーム
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デス・ゲームとは娯楽作品における1つのジャンルである。
概要
主に何らかの理由によって集められた登場人物たちが主催者から提示されたゲームに挑むというスタイルである。ゲームには危険を伴うことが多く、場合によっては名前の通り死を迎える可能性もある。
緊張感とサスペンスが同時に味わえるため古くから存在しているジャンルではあるが、ゲームの性質上ルールの整合性が取れていない場合酷評される場合がある。しかし、それらの穴を逆手に取ってトリックに用いる場合もある。また、映像作品にする場合は大規模なロケを必要とせず、スタジオ内で小さなセットを組むだけで作れることから低コストで撮影できるため近年ではデス・ゲームの実写化も多い。
最近では「死」は想像に容易いものの為か、中高校生に非常に人気が高い。
主なパターン
- 参加のきっかけ
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- 強制参加
- 誰か、またはある団体(規模によっては国家)によって強制的に身柄を拘束、拉致された上で挑むというもの。または、すでに収監済みの死刑囚であり、釈放を賭けて挑むというケース。
- 自発的参加
- 高額の賞金が懸けられており、自発的に参加するもの。ペナルティも死とは限らず「全財産を失う」「他の参加者の借金を全て背負う」といった別のものである場合がある。
- 偶発的参加
- なんらかの運命によって、偶然参加者になってしまうもの。
- ゲームルール
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- 競争制
- 「最後に生き残るのは1人のみ」など、生き残るためには他のプレイヤーを蹴落とさなければならないルール。必然的にプレイヤー達の間で争いが行われることとなる。
- 半協力制
- ゲームの開始段階では全員が協力すれば平等に同額の報酬を得て安全に離脱することができるものの、出し抜くことによって賞金ボーナスが上乗せされるなど欲望を駆り立てるシステムが組み込まれているルール。ゲーム開始当初は全員協力を誓うものの、欲望に駆られたプレイヤーや運営側が差し向けた人物、あるいは単なる事故によってプレイヤーが死亡することにより疑心暗鬼の空気が作り出されてしまうという展開が多い。
- 協力制
- 上記のシステムなどはなく、閉ざされた部屋から全員で脱出しようとするなどプレイヤー一丸となってゲームのクリアを目指すタイプ。
主な作品
※複数メディアで展開されているものは基本的に原作メディア、あるいは中心となっているメディアのみを掲載する。
映画
- CUBEシリーズ
- SAWシリーズ
- ローラーボール
- デス・レース2000年
- ジュマンジ
- ザスーラ
- ファイナル・デス・ゲーム
- シリーズ7/ザ・バトル・ロワイアル
- 監獄島
- デスゲーム 〜処刑監獄〜
- ビンゴ
- 殺人動画サイトDeath tube
- ファニーゲーム
小説
- 国内
- バトル・ロワイアル
- クリムゾンの迷宮
- インシテミル - 映画版タイトルは『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』
- 山田悠介の作品 - リアル鬼ごっこ、ドアD、×ゲーム
- 矢野龍王の作品 - 極限推理コロシアム、時限絶命マンション、箱の中の天国と地獄、左90度に黒の三角
- 王様ゲーム
- ソードアート・オンライン
- 出口なし
- THE QUIZ
- 土橋真二郎の作品 - 殺戮ゲームの館、生贄のジレンマ、演じられたタイムトラベル、人質のジレンマ
- ラビット・ケージ 一年A組 殺戮名簿
- サバンナゲーム
- 魔法少女育成計画
- 海外
- スティーヴン・キングのリチャード・バックマン名義の作品 - 死のロングウォーク、バトルランナー
- ハンガー・ゲーム
漫画
- GANTZ
- 福本伸行の作品 - 賭博黙示録カイジ、賭博覇王伝 零
- LIAR GAME
- HUNTER×HUNTER - グリードアイランド(G.I)編
- BTOOOM!
- 嘘喰い
- 外海良基の作品 - Doubt、JUDGE
- 未来日記
- 神さまの言うとおり
- 今際の国のアリス
- 鳥籠ノ番
- アホリズム
- ぼくらの
- リアルアカウント
- 断裁分離のクライムエッジ
- 金田一少年の事件簿 - ゲームの館殺人事件
アニメ
ドラマ
コンピュータゲーム
- キラークイーン
- シークレットゲーム CODE:Revise
- ダンガンロンパ
- すばらしきこのせかい
- 極限脱出 9時間9人9の扉
- 極限脱出ADV 善人シボウデス
- 鈍色のバタフライ
- トガビトノセンリツ
- JOKER - 死線の果ての道化師 -
- 次の犠牲者をオシラセシマス
- Fate/stay night
バラエティ番組
あくまでも演出の一環であり、実際に死亡するわけではない。
- 脱出ゲームDERO!
- 解除中
- トラップラビリンス