デジモンアドベンチャーの登場キャラクター
デジモンアドベンチャーの登場キャラクター(デジモンアドベンチャーのとうじょうキャラクター)では、テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』および劇場版アニメ『デジモンアドベンチャー』、リメイク作品『デジモンアドベンチャー:』に登場する架空の人物、及びキャラクターについて記述する。声の項は初代テレビアニメ、劇場版 / リメイク版の順。それ以外のものは()で記す。
選ばれし子供たち
サマーキャンプに参加及び参加予定の子供8人。4年前に起きた『光が丘爆弾テロ事件』と世間で呼ばれるデジモン事件の目撃者という共通点がある(『デジモンアドベンチャー:』ではサマーキャンプ前で交流は薄い)。
全員『聖なるデヴァイス』とデジタルワールドで呼ばれるデジヴァイスを手に入れ、後に完全体以降のデジモンへの進化を可能にする紋章とタグも手に入れる。
また太一達を選ばれし子供達に選んだのは「デジタルワールドの安定を望む者(小説版ではホメオスタシスと呼ばれている)」である。
- 八神 太一(やがみ たいち)
- 声 - 藤田淑子 / 三瓶由布子
- 紋章 - 勇気
- 年齢 - 7歳(劇場版1作目)→11歳
- 本作の主人公。彼をはじめ、本作の選ばれし子供たちはタケルを除き東京都港区台場近辺に在住している熱血少年。パートナーデジモンはアグモンで、15話でオレンジ色の勇気の紋章を手に入れる。ボサボサの長髪にゴーグル、左腕には黒いサポーター(『:』ではつけていない)で白い手袋をしている(『:』で手袋をしているのは彼のみ)。一人称は「オレ」[1]。
- お台場小学校5年生で、サッカー部のエースストライカー。トレードマークのゴーグルをいつも身につけている。一見無鉄砲かつ大雑把で細かいことは気にしないが、人をまとめる力を持ち、全員からリーダーに任命されるほどのカリスマ性がある。空曰く「一人で突っ走るタイプに見えて周りの状況を冷静に見ている」上、部活では後輩の面倒見もよい。少し無神経なところはあるものの、光子郎やタケルにとっては頼れる兄貴分である。
- ファイル島に来てからは持ち前の行動力を発揮して子供たちの引っ張り役となる。データで成り立っていることを知ってからは、ゲームと同じような感覚で無茶な行動をとることもあった。しかしデータといっても現実世界と同じようにやり直しが効かないことも理解し、ピッコロモンの修行やエテモン戦などを通して恐怖や失敗を乗り越える本当の勇気も身に着けていく。
- 責任感が強く、ヤマトや空、丈とは違う形で重大なことは自分一人で背負い込んでしまうことが多かった。
- 人間世界(現実世界)から持ってきていた物はヘアバンドの上にかぶせたゴーグルと単眼鏡で、単眼鏡は方向や遠方の様子を見るためによく使用されていた。『:』で単眼鏡を使用したのは第7話から。
- 簡単な料理なら作ることができ、劇場版1作目では目玉焼きを作り、テレビ本編ではオムレツを作れるようになった。その際「料理はヤマトに教えてもらった」と語っている。目玉焼きは醤油をかけて食べる。
- 21話ではメタルグレイモンがエテモンを倒したときに生じた亀裂に吸い込まれたことで一人だけ現実世界に戻ってしまうが、仲間やアグモンを心配して、1時間でデジモンワールドに戻った[2]。
- ダークマスターズ編では「ピッコロモンを初め出会ったデジモン達が自分たちのために犠牲になったからこそ戦わねば」と主張するが、それがミミを初め、度重なる犠牲に疲弊する仲間の心情への配慮不足が目立ち、ヤマトとの衝突が再び激しくなる。ヤマト達が離脱してからは「ヤマトならばどんな意見を出すか、タケルにもしのものことがあれば」と慎重になり、ヌメモン達の犠牲を通じて只前に進むだけでは駄目だと悟る。終盤では敵との戦力を分析してピエモンを倒すためにそれぞれの役割を考えるなど、仲間をまとめるリーダーとして成長していった。
- 3年前、風邪で熱を出していた妹のヒカリを風邪が良くなったと思い遊びに連れだし、危うく死なせかけてしまったことがあり、ヒカリに対して多少過保護な所がある(しかし小説版ではこのエピソードはカットされている)。
- また、機械の扱いが粗雑(いわゆる機械音痴)で、光子郎のパソコンを叩いて直そうとしたり、劇場版2作目ではパソコンを誤ってフリーズさせて危機に陥った事も。
- 図工が苦手で、地図を描いたつもりが落書きのような雑な絵になるほど。着ている服は星のマークが付いている青色で、パートナーの体色と紋章とも補色になっている。
- 『:』では東京のネットワークに障害が発生した事で首都環状線に閉じ込められたヒカリと母を助ける手立てを光子郎と共に探していた中、ネットワーク空間に導かれ、コロモン(直後アグモンに進化)と出会うと同時にデジヴァイスを手に入れる。光子郎から本件の原因がネットワーク空間にある事を報され、直接原因を与えているアルゴモン(幼年期II)の群れに立ち向かう。その最中、成熟期に進化したアルゴモンに対してアグモンをグレイモンに進化させ、撃退に成功する。その後、新たに米軍の情報ネットワークが狙われている事を知り、そこで出会ったヤマトと共に赴きアルゴモン(幼年期II)の群れに襲撃するも、アルゴモン(成長期)の進化を許してしまう。進化したアルゴモン(完全体)に対して、ヤマトから提案されたグレイモンとヤマトのガルルモンの捨て身の作戦を実行するも、その後アルゴモンが究極体へと進化してしまうが、オメガモンが誕生したため、アルゴモンを倒すことに成功する。同時に元の場所に戻されるが、サマーキャンプ後に再びデジタルワールドへ旅立つ。
- 『デジモンクロスウォーズ 〜時を駆ける少年ハンターたち〜』における詳細はそちらを参照。
- データカードダスデジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦では、第3弾からジェネラルとして、利用可能となった。
- 『デジモンアドベンチャー Vテイマー01』の八神太一とは、最初は何らかの形でリンクさせる予定だったが、結局パラレルワールドでの同一人物となった。
- 各国の日本国外名
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- 英語:タイチ・"タイ"・カミヤ(Taichi "Tai" Kamiya)
- 韓国語:シン・テイル(ハングル:신태일)
- 武之内 空(たけのうち そら)
- 声 - 水谷優子、永野愛(劇場版1作目)/ 白石涼子
- 紋章 - 愛情
- 年齢 - 11歳[3]
- お台場小学校5年生。パートナーデジモンはピヨモンで、20話で赤色(ピンク色)の愛情の紋章を手に入れる。ショートヘアーで頭をすっぽり覆った帽子、黄色いシャツで赤い手袋をした少女。一人称は「私」が多いがまれに「あたし」と言うこともある。太一とは幼馴染で、サッカーでツートップを組んでいた友人でもある。『:』では蝶のアップリケがついたピンクのシャツで右手首に赤いリストバンドをしている。
- 男勝りな一方で相手を思いやる繊細な心も持っている(年少のミミ、タケル、ヒカリへの面倒見もよい)ので、まとまりのないメンバーではお姉さん(お母さん)的存在になっている(太一の失踪中は少なくとも一ヶ月半はまとめていたが、太一を探しに離脱したことが原因でメンバーの分散が進んでしまった)。それ故に責任を感じ、嫌な事も自分の中にしまい込んで我慢してしまう時もあった。一度、責任感に押し潰されて闇に捉われてしまうが、丈とヤマトの協力で闇を振り払う。バードラモンの足に片手で掴まったり、ワルもんざえモンから逃げる時にタケルやピヨモンを抱えて走ったり、デジモンの攻撃を生身で受けても平然といられるなど、体力はある。話が進むごとに表情が豊かになり、メンバーのムードメーカー的存在となっていた。目玉焼きはソースをかけて食べる。
- 人間世界(現実世界)から持ってきていた物は旅行用救急セット(絆創膏と消毒薬と針と糸)、『:』では買い物帰りに買った防災グッズ(懐中電灯や双眼鏡、ナイフなど)。被っている帽子は頭をすっぽり覆っているためヘルメットを被っているようにも見えるが実際は布製でできており(11話などで脱ぐシーンがあり、丈がバケモンを成仏させるための木魚代わりに使ったこともある)、『:』ではこの帽子は防災グッズとして買ったもの(それまではサンバイザーだったがスナイモンに襲われ川に飛び込んだ際になくしてしまう)。
- ピコデビモンの企みにより仲間たちがバラバラになりかけた時には、陰ながらそれを阻止すべく奔走した。とはいえ、内心では自分のあり方に思い悩み、泣き出してしまったこともある。
- 女の子扱いされるのが苦手で、スカートも穿かず、ミミと比べるとボーイッシュだったが、甘えん坊のピヨモンに接するうちに、自分の内にある母性を認めるようになった。
- 華道の家元である母親と衝突しており、女子サッカーチームに所属していた頃は足の怪我を理由に止められるが、それを家元の後継ぎとしか見られていないと勘違いしてしまった上に肝心な試合に間に合わなかった上にチームは惨敗したことで居場所をなくし、脱退することになった。そのことが、トラウマになっていたが、デジタルワールドでケガを押してでもヴァンデモンに立ち向かうピヨモンを止めるうちに、自分を止めた母親の愛情を理解・和解した。
- また、作中にてバケモンやナノモンなど敵デジモンに捕らわれる事も多かった。
- 劇場版第2作では誕生日が3月近辺だと明かされ、本作の選ばれし子供達の中で唯一、誕生時期が明らかになっている。太一から髪飾りをプレゼントされたが帽子が似合わないと解釈して喧嘩になっていたが、仲直りした。
- 『:』では、3話から台詞がつく。サマーキャンプでは太一と別の班だった。買い物帰りですれ違った太一の後を追いデジタルワールドへ飛び込むことになるが、状況を把握し行動する。
- 各国の日本国外名
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- 英語:ソラ・タケノウチ(Sora Takenouchi)
- 韓国語:ハン・ソラ(ハングル:한소라)
- 石田 ヤマト(いしだ ヤマト)
- 声 - 風間勇刀 / 浪川大輔
- 紋章 - 友情
- 年齢 - 11歳
- 太一と同じお台場小学校5年生。パートナーデジモンはガブモンで、18話で青色の友情の紋章を手に入れる。子供会のキャンプには、弟のタケルと一緒に参加していた。金髪碧眼の美少年。フランス人のクォーター。『:』では紫のシャツに左手首に緑のスカーフを巻いている。一人称は「オレ」。
- 寡黙かつクールに振る舞いタケルとはあまりつるもうとはしないようにも見えるが、それは自分の口下手を他人に知られたくない思いからで、中身は熱い性格。基本的に周りが疲れたり傷つくのに耐えられない所があり、慎重で安全策を取る事が多い。仲間たちの疲労や精神状態といったコンディションには人一倍気を遣っている。23話では情に熱い一面も見せた。性格が正反対の太一とは殴り合いになるほど対立したこともあったが、お互いのことは認め合っており友情も深まっていった。本気で怒ったりイライラしたりすると仲間に八つ当たりすることもある。目玉焼きはマヨネーズをかけて食べる。
- 両親が3年前(『02』の時期から数えれば6年前)に離婚し、父・裕明と二人暮らしをしている。小学生男子ながら家事全般を担当しているため料理が上手い。なお、弟のタケルは両親の離婚時に別れた母・奈津子に引き取られた。
- タケルには非常に過保護な面を見せ、彼曰く「一人では何もできない」タケルを守ることを自分の務めとしてきたが、迷惑をかけたくないと思うタケル本人は徐々にその不満をため込んでいた。
- 人間世界(現実世界)から持ってきていた物はハーモニカのみであり、たまにハーモニカでブルースハープを吹いている(PSP版では音色が異なる)。
- タケルがピノッキモンに連れ去られ、無事に帰ってきたタケルが自分を必要としないほど強くなっていることを感じたことで、仲間が変わってきているのに、自分だけが弱いままだ、と考えるようになる。
- それゆえに戦いが激化する中、正論を突き進む太一と何度か衝突し、自分の手を離れて成長したタケルを見て自分の内面と戦うようになった。その後ジュレイモンに唆され太一に勝負を挑み、一度仲間の元を離れたが、自分の必要性を見出し、タケルの成長を受け入れることができるようになる。
- 闇にとらわれた空を助け、太一のもとへ駆けつけたこともある。
- 『:』では、2話から台詞がつく。太一より一足先にネットワーク空間に飛び込み、未知の世界を探っていた。太一達のアルゴモン撃退後に現れる。東京在中ではないため太一や光子郎とは初対面で、彼らを苗字で呼んでいる(第18話で太一を初めて名前で呼ぶ)。米軍の情報ネットワークが標的にされている事を知らされ、太一と共に赴きアルゴモン(幼年期II)の群れを襲撃するもアルゴモン(成長期)の進化を許してしまう。進化したアルゴモン(完全体)に対して自身のガルルモンと太一のグレイモンとで捨て身の作戦を実行するも、その後アルゴモンが究極体へと進化してしまうが、オメガモンが誕生したため、アルゴモンを倒すことに成功する。こちらは無愛想で素っ気ない態度をとる。
- 公式サイトのアンケートにおいて「選ばれし子供たちの中で1番好きなキャラは?」で3回連続で1位を取るほど、ファンからの人気が高い。
- ドラマCDでは自分のことを「二枚目」と言っていた。なお、野球部という設定があったが、劇中では全く触れなかった。
- 劇場版1作目では、アニメ版とは声優が異なる。
- 各国の日本国外名
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- 英語:ヤマト・"マットゥ"・イシダ(Yamato "Matt" Ishida)
- 韓国語:メティュ(ハングル:매튜)
- 泉 光子郎(いずみ こうしろう)
- 声 - 天神有海 / 小林由美子
- 紋章 - 知識
- 年齢 - 10歳
- お台場小学校4年生。パートナーデジモンはテントモンで、18話で紫色の知識の紋章を手に入れる。赤毛のボサボサ頭にオレンジのジャケット(『:』ではオレンジのパーカーシャツ)を着ている。一人称は「ぼく」。
- 学校の正課クラブでサッカーを選択しており、学年混合であったと思われ、そこで太一と面識があり、慕っていた(『:』では太一と同じタワーマンションの上の階の住民)。空は太一と同じお台場サッカークラブでサッカーをしているが、正課クラブではものを選択をしているのか、光子郎とは面識がなかったようである。なお、光子郎が正課クラブでサッカーを選択した理由は「どうしても体育系の中からひとつを選ばなければいけなくなった時、個人競技よりチーム競技の方が一人一人の関わりが少なくてすむし、野球よりもサッカーの方がポジションが曖昧で無理に人と関わらなくてすむと考えた」ため[4]。光子郎の部屋のクローゼットには野球道具が置いてある[5]。
- クラスメイトのミミと比べてかなり小柄で、背丈は頭一つ分近く差がある。性格は知的で理論派。一つの興味に集中すると周りが見えなくなり、そのせいで第10話でミミを泣かせたり怒らせたりした事も。ベーダモンに知りたがる心を奪われ無気力になったこともある(第24話での出来事が第21話にて描かれている)。
- 人間世界(現実世界)から持ってきていた物はパイナップルマークのノートパソコン[6]、携帯電話、デジタルカメラ、パソコン用のマイク付きヘッドフォン。
- パソコンには24話でゲンナイからもらったデジモンアナライザーというデジモンの詳細を表示するソフトが入っている。そのほかでもこのパソコンは要所要所で活躍する。他にもデジモン達が踊ったり、チューモンが風船を膨らませて爆発するという何の役にも立たない機能までついている。目玉焼きはポン酢を少々をかけて食べる。
- デジタルワールドの謎を常に研究しており、適切な行動指針を立てられるため、リーダーである太一の信頼も厚く、ヴァンデモン編で現実世界へ戻るときも太一自ら指名し選ばれし子供達の参謀役として活躍。何かと太一と行動することが多い。
- デジモンカードの配列の秘密を解いたり、劇場版2作目では彼の機転でディアボロモンの動きを止めるなどした。ダークマスターズ編でもムゲンドラモンと情報戦を繰り広げるが、それが裏目に出てしまうこともあった。
- たまたま両親の本当の子供でないと知ってしまった過去から人付き合いが苦手になり、他人と距離を作りがちで誰に対しても敬語を使い、パソコンなどに逃避するようになっていた。実の両親は交通事故で亡くなっており、彼の養父は実父の遠縁にあたる。実父は数学者で大学で講師をしていた。彼の養父母にはもともと男の子がいたが、幼くして亡くなってしまったため、親戚の勧めもあり光子郎を引き取った。育ててくれた両親に対して自分の素直な気持ちを告白した事で蟠りが溶け、その後は良好な関係となる。
- 敬語はもはや癖になっているようであり、デジモン以外には基本的に年下にも敬語で話す。
- 『:』では、太一と共に彼の家族を救う手立てを思案し、太一がネットワーク空間に飛び込んだ際は彼のデジヴァイス越しに情報提供を行なった。
- 小説版によると冒険が終わった後、小学校にパソコン部を作っている。一部文献では初代部長と書かれているが、ドラマCD『2年半の休暇』では、2001年から部長になったとのこと。
- 各国の日本国外名
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- 英語:コウシロ・"イッジ"・イズミ(Koushiro "Izzy" Izumi)
- 韓国語:ジャン・ハンソル/ザン・ハンソル(ハングル:장한솔)
- 太刀川 ミミ(たちかわ ミミ)
- 声 - 前田愛 / 高野麻里佳
- 紋章 - 純真
- 年齢 - 10歳
- お台場小学校4年生で、光子郎とはクラスメイト。パートナーデジモンはパルモンで、17話で緑色の純真の紋章を手に入れる。マゼンダのカウガールルックスが特徴(『:』ではスカート丈がやや短くなった)。一人称は「あたし」か「ミミ」。
- クラス一の美少女で、明るく男女問わず友達が多いが天真爛漫で喜怒哀楽が激しく、誰に対しても自分の気持ちを隠さないので、メンバーで一番子供っぽくワガママに見え、泣き虫でもある[7]。しかし、根は優しく誰からも好かれるタイプ。かわいいものが好き。
- ヌメモンやスカモンなど汚物系デジモンに好かれる傾向があり、第44話でガーベモンが砲弾として放ったウンチを直接掴んでいる。25話ではお姫様になったことがある。
- 目玉焼きに砂糖をかけて、さらに納豆を乗せるほど味覚は独特であり仲間を驚かせた。
- 髪は普段は帽子の中に入れており、その時によって下ろしていたり、ポニーテールにしていたりする。
- 人間世界(現実世界)から持ってきていた物はサバイバル用品(父親のものを勝手に持ってきた)とピンク色(『:』では白)のテンガロンハット(最終回で風に飛ばされてしまう)。
- 当初は家に帰りたいあまりにわがままばかりで周りを呆れさせることも多かったが、デジタルワールドの旅を通じて自分の気持ちに正直な所が良い方向に強くなった。
- ダークマスターズとの戦いによる見知ったデジモン達の死を誰よりも悲しみ、戦いを続ける事に疑問を持ち、真っ先に命を狙われる(ピエモンやメタルエテモンなど)こともあった。その後、保護者役兼説得役の丈と一緒に別行動したが、レオモンの死を目の当たりにしたことや朽ちたはじまりの街の話をオーガモンから聞かされ(後に目の当たりにする)、戦わなければいけない時もあると自ら気付いた。
- 第50話以降は丈とは別行動する事になったが、世界を救う為に仲間を集め、最後の決戦に挑んだ。
- ミミ役を担当した声優の前田愛は本作のエンディングテーマを担当している。そのことからミミも歌が上手く、第25話で前期エンディングテーマの「I wish」を歌った。
- 『:』では第5話から登場。既にパルモンと会っており、太一達とは別行動だった。タネモンを守るため女王となっていたところを太一たちと出会う。戦いのあと、自分たちの力で王国を守るとタネモンたちが立ち上がり、彼らと別れて太一たちと共に旅立つ。こちらはワガママな面は少なくマイペースな面が目立つ。
- 各国の日本国外名
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- 英語:ミミ・タチカワ(Mimi Tachikawa)
- 韓国語:イ・ミナ(ハングル:이미나)
- 高石 タケル(たかいし タケル)
- 声 - 小西寛子、菊地祥子(劇場版1作目)、潘めぐみ(PSP版ゲーム) / 潘めぐみ
- 紋章 - 希望
- 年齢 - 8歳
- 旧姓は「石田」であり、「タケル」の漢字表記は「岳」、河田小学校2年生。ヤマトの弟。パートナーデジモンはパタモンで、19話で黄色の「希望の紋章」を手に入れる。メンバーで一番背が低く、兄同様金髪碧眼。フランス人のクォーター。青い宝石が仕込まれた緑の帽子(『:』ではイニシャルのTとKが書かれている)をかぶっている。一人称は「ボク」。
- ヤマトとの仲は良いが、3年前(『02』の時期から数えれば6年前)に両親が離婚し、母親に引き取られたためヤマトとはその頃から離れて暮らしており、そのため子供たちの中で唯一違う小学校に通っている。お台場の子供会のキャンプにも特例で参加していた[8]。根っからのお兄ちゃんっ子でヤマトに憧れる一方でリーダーシップを発揮する太一にも強い憧れを抱いており、もう一人の兄のように慕っている。
- 第33話でヤマトがタケルを三軒茶屋まで送っている事から、三軒茶屋付近に住んでいるようである[9]。人間世界(現実世界)から持ってきていた物はお菓子。
- 帽子のつばを後ろにしてかぶっている。少々泣き虫なところはあるが、一方で夜の見張り番に名乗りを上げるなど、周囲の優しさに甘えてばかりではない頑張り屋な一面を見せる時もあった。両親の離婚が原因で好きな人同士が争うことを嫌っている。
- ヒカリが加入するまでは最年少だったが、みんなの足手まといにならないようにひたすら頑張り、時には手のかからない良い子を演じたりしていたが、決してそれを表に出すことはなかった。そして、旅を続けるうちにたくましく成長していく。
- ヒカリが来てからは、これまで内心でため込んでいたと思われるヤマトが自分だけを特別扱いする不満をぶつけ、それがヤマトのアイデンティティを揺るがし、単独行動への遠因にもなる。
- 第43話ではピノッキモン相手にうまく嘘をついて逃げたり、第52話でのピエモンとの戦いでは、仲間達が人形に変えられていく中でも決して諦めずにヒカリを守り抜き、エンジェモンをホーリーエンジェモンに進化させ、仲間達を助け出した。
- TV版で声を担当した小西寛子が降板したため、PSP版では潘めぐみが担当している[10]。PSP版で選ばれし子供たちの中では唯一声優が変更されている[11]。『:』でも潘が続投。
- 『:』では、3話から台詞がつく(ヤマトと電話越しで会話する程度)。渋谷から目と鼻の先の代官山のマンションに住んでいる。17話ではヤマトの活躍でTVを見ている表情がある。19話では「聖なるデジモン」関連の存在として囚われの身に。20話&22話ではエンジェモンに救われるもデジヴァイスを渡された直後、力尽きて消滅しデジタマに戻りスカルナイトモンに奪われ闇に染められようとしたが、兄たちと共に追撃しデジタマを奪還、誕生したポヨモンを抱きしめる。また、こちらは『アドベンチャー』同様少々泣き虫なところ面はあるが、不思議な感覚を抱くようになっている。
- 各国の日本国外名
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- 英語:タケル・"ティー.ケー"・タカイシ(Takeru "T.K." Takaishi)
- 韓国語:リキ(ハングル:리키)
- 城戸 丈(きど じょう)
- 声 - 菊池正美、杉本ゆう(劇場版1作目) / 草尾毅
- 紋章 - 誠実
- 年齢 - 12歳
- お台場小学校6年生(『:』ではムサコ小学校)で、メンバー最年長。パートナーデジモンはゴマモンで、16話で灰色の誠実の紋章を手に入れる。私立中学の受験を予定しており、キャンプへの参加も元々乗り気ではなかった[12]。眼鏡で腕時計をしたやや猫背で長身の少年。一人称は「僕」[13]。三人兄弟の末っ子。『:』ではズボン丈がやや長めになった。
- 当初は最年長であるために、自分がなんとかしなければならないという強迫観念に駆られてバカにされることが多かった。よく内輪もめの仲裁に入るが、どっちつかずの意見で余計悪化させることもあった。
- 序盤では、もし家に帰ることができるなら、たくさん宿題をしたいと言っている。
- 真面目で責任感が強く、先輩として全員を無事現実世界へ帰そうと頑張るが、ガリ勉タイプで融通が利かない所や優柔不断な(気が弱く、決断力に乏しい)所があり、デジタルワールドに来たばかりのときは自分勝手な面(思いが空回りする一面)も見せる他、常識に捕らわれたり人間がいるという考えに固執したために太一や光子郞と比べて人望は皆無だった。しかし、旅の中で最年長者としての自覚と、広い視野を持つようになり、立派な保護者役へと成長を遂げる。カナヅチで泳げない。
- 第11話のバケモン戦では祖母から教わったお経[14]をとっさに唱え勝利に導き、第35話で空がお経のテープで見張りのバケモンの撃退に成功している。
- 物語中盤以降は自分を犠牲にしてまでタケルを身を挺して守る(第23話や第36話)など勇敢さも見せた。人間世界(現実世界)から持ってきていた物はキャンプの非常食[15]。ダークマスターズ編では治療道具(トイレットペーパーなど)。
- 親が医者の家系であるため、期待に応える為に自分も医者にならねばならないと思い[16]、勉強してきたがデジタルワールドでの冒険を通じ、自らの意思で医者になりたいと考え、勉強に励むようになった。その後、芝学園中等部を受験した。
- 『:』では、3話から台詞がつく。サマーキャンプでは太一と別の班だった。『アドベンチャー』同様優柔不断で空回り(野菜を切ろうとするも間違って指を切ってしまう)。デジタルワールドに飛ばされても現実逃避するように選ばれし子供の使命より受験勉強を優先して太一達との同行も拒むが、ゲソモンに立ち向かう彼らを見て協力してゲソモンを撃退した後、同行を決意する。こちらは空やミミのみならず太一からも「丈先輩」と呼ばれている。
- 各国の日本国外名
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- 英語:ジョー・キド(Joe kido)
- 韓国語:ジョン・ソッ/ゾン・ソッ(ハングル:정석)
- 八神 ヒカリ(やがみ ヒカリ)
- 声 - 荒木香恵 / 和多田美咲
- 紋章 - 光
- 年齢 - 4歳(劇場版1作目)→8歳
- 太一の大切な妹で、お台場小学校2年生。パートナーデジモンはテイルモンで、37話でピンク色の光の紋章を手に入れる。身長はタケルと同じくらいで、ショートヘアーで黄色いスカーフを巻いている。黄色いノースリーブを着ている(『:』ではオーバーオール)。
- 本当は太一たちと一緒にデジタルワールドに旅立つはずだったが、病欠により子供会のキャンプを休んでいた為、他の7人より遅く戦いに参加した。
- 初登場時に風邪を引いており、デジタルワールドでも途中まで治りきっておらず、ぶり返した事があったが[17]、普段は元気な女の子である。
- 遊びに連れ出した太一のせいで死に掛けたこともあり、「辛くても絶対に辛いと言わない」等自分が苦しくても他人の事を気にかけると称するほどに心優しくも危なっかしい性格をしている。
- 最愛の兄・太一にはずっと守られて、大事にされており、彼への愛着が強い(おねしょをしたときにかばってもらっていた)。
- 普通の人には無い力があるようで、デジモンを回復させたり、「デジタルワールドの安定を望む者」を憑依させて、言葉を中継できたりした。
- 皆が忘れていた光ヶ丘での事件をただ一人覚えており、普通の人には見えない現実世界に『歪み』として現れたデジモン達も以前から見ることが出来ていた。また、デジタルワールドの安定を望む者の声を感じ取ることができる以外にヌメモンやアグモン達の体力を回復させるなど他の子供たちにはない能力を持っている。
- 小さい頃から首にさげていて、人間界から持ってきたホイッスルを旅の終わりにテイルモンに渡す。
- 『:』では習い事のために母と共に電車に乗っていたが、東京のネットワークに障害が発生した事で首都環状線に閉じ込められてしまい、太一や光子郎によって救われた。なお、太一の活躍は感じ取っていた。また、こちらはホイッスルを身に着けていない。
- 26話にて、自分を呼ぶ何者かの声によってデジタルワールドに導かれ、太一達の前に現れる。その後は太一達と行動を共にするが、その最中にも自分を呼ぶ何者かの声を耳にする。その後、28話でスカルナイトモンに連れ去られ、33話でミレニアモン復活のためにダークナイトモンの体内に取り込まれてしまう。しかし、ダークナイトモンの体内で、自分をずっと呼んでいた聖なるデジモンのテイルモンとついに出会い、助けることに成功。太一とウォーグレイモンに助けられ、テイルモン共々ダークナイトモンの体から脱出した。34話デジヴァイスを手に入れる。
- 各国の日本国外名
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- 英語:カリ・カミヤ(Kari Kamiya)
- 韓国語:シン・ナリ(ハングル:신나리)
パートナーデジモン
選ばれし子供達を待っていた8匹のデジモン達。デジモンアドベンチャーでのパートナーデジモンとは人間の子供と特殊な繋がりを持ったデジモンで、人間の心の特質の力によって進化を遂げることができる。デジヴァイス、紋章、タグは、人間の心の特質の力を増幅し、よりパートナーデジモンを高いレベルのデジモンに進化させるためのものである。設定上は性別はないが、今作ではパートナーの人間の性別と同じ扱いをされ、性格面での性別もパートナーの人間と同じ。成熟期以降に進化するとそれまでの子供のような性格から、戦闘的な大人びた性格へと変化し、声も大きく変化する(声優は同じ)。今作と『:』では進化後、声が低くなる加工も施されている。
成長期及び成熟期進化時は「進化」、完全体進化時は「超進化」、究極体進化時は「ワープ進化」[18](PSPゲーム版ではアグモンとガブモン以外のデジモンたちも究極体に進化可能)だったが『tri.』と『:』では完全体から進化する「究極進化」になっている。成熟期進化や究極体進化時は、パタモン、テントモン、パルモンを除いて、パートナーの紋章が放つ光と同じ色の光と共に進化する[19]。なお、テイルモン以外は完全体以上に進化すると、エネルギーを大量に使うためほとんどの場合は幼年期2に退化してしまう[20]。
『:』ではネットの世界に住んでいる存在で、ウイルス種デジモンと戦うのが役目。また、彼らの故郷であるデジタルワールドはネットの中の存在と言う設定。また、5話にて彼らの究極体がデジタルワールドを救った代償として存在が消えたことが判明した。34話にてタグ無しでの、紋章の色で明らかになった[21]。
- 声 - 坂本千夏
- 太一のパートナーデジモン。一人称は「ボク」だが、ウォーグレイモン時では「オレ」(『:』ではグレイモンの時も「オレ」と言っている)。
- 食いしん坊でのんびり屋だが、いざという時は熱い。パートナーデジモンの中で最初に成熟期、完全体へ進化した。無理に進化させようとした太一によって1度だけ完全体のスカルグレイモンに暗黒進化したこともある。太一以外にも友達感覚で接する。
- ウォーグレイモンのドラモンキラーはドラモン系に対して有効のため、ダークマスターズのメタルシードラモンとムゲンドラモンを撃破した。
- 『デジモングランプリ!』では、ロケットミサイル型のマシンに乗って参加するも、スタート時点でマシンが暴走してしまい、本人は振り回され気絶してしまう。最後はピヨモン達と共にゴールし優勝するも、マシンの暴走は止まらずそのまま宇宙まで飛んで行ってしまい、アグモン本人も優勝したことに気づかず最後まで気絶したままなので、ピヨモン達は帰ることが出来ず困っていた。
- 『:』では『アドベンチャー』同様、コロモンの姿で登場しているが、太一と初めて会ったのはアグモンの姿で、第1話の時点でグレイモンに進化できるようになった。第10話でメタルグレイモンに進化。第21話で右腕がさらなる機械化「アルタラウス」へと換装したメタルグレイモン:アルタラウスモードに強化された。第24話で太一の怒りに同期し彼がダンデビモンに喰われた怒りでムゲンドラモンのような姿へ暗黒進化をするもエンジェモンに諭され、太一の存在に気づきウォーグレイモンのような姿に戻り、ダンデビモンを一撃で消滅させた。第30話でウォーグレイモンに進化できるようになった。なお、ウォーグレイモンは旧作よりも大幅に巨大化している。
- 必殺技はアグモン時は「ベビーフレイム」グレイモン時は「メガフレイム」メタルグレイモン時は「ギガデストロイヤー」「トライデントアーム」「ジガストーム」(『:』で使用)ウォーグレイモン時は「ガイアフォース」「ドラモンキラー」「ブレイブトルネード」。
- 声優の坂本はテレビアニメ第6作『デジモンクロスウォーズ』でシャウトモン(主人公・工藤タイキのパートナーデジモン)を演じている[22]。
- 進化(旧作):ボタモン→コロモン→アグモン→グレイモン→スカルグレイモン / メタルグレイモン→ウォーグレイモン
- 進化(:) :コロモン→アグモン→グレイモン→メタルグレイモン→ウォーグレイモン
- 声 - 重松花鳥、松本美和(無印第12話のみ)
- 空のパートナーデジモン。一人称は「アタシ」だが、バードラモン以降は「私」。空を飛ぶことができるが、あまり素早く空を飛ぶことができないのが悩みのようである。
- 甘えん坊でパートナーの空が大好きだが、空にしかられるとシュンとしてしまうことも。しかしいざという時は勇敢。性格は女の子的だが、完全体の姿や声はとても逞しい。
- 『デジモングランプリ!』では、プロペラの付いた円盤型のマシンで参加。ブイモンがピコデビモンに投げたどんぐりによって、前が見えずリタイア。
- 『:』では第4話初登場。スナイモンに襲われていた所を空と出会い、バードラモンに進化できるようになった。第13話でガルダモンに進化。
- 必殺技はピヨモン時は「マジカルファイアー」バードラモン時は「メテオウィング」ガルダモン時は「シャドーウィング」ホウオウモン時は「スターライトエクスプロージョン」。
- 進化(旧作):ニョキモン→ピョコモン→ピヨモン→バードラモン→ガルダモン→ホウオウモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:):ピヨモン→バードラモン→ガルダモン
- ガブモン
- 声 - 山口眞弓
- ヤマトのパートナーデジモン。一人称は「オレ」(第1話では「ボク」)。
- 仲間やほかのデジモンに対してつっぱってみせることもあるが、根はとても恥かしがり屋で他人思い。ヤマトのハーモニカの音色が好き。ヤマトと同じくタケル思いな所がある。
- ガルルモンの毛皮を被り中身は設定上ではアグモンと似た爬虫類型だが、劇中では出てこない。一度だけヤマトを助けるために毛皮を脱いだ事も。
- 『デジモングランプリ!』では、オープンカー型のマシンで参加。トップの時は余裕だったものの、アグモンの「ウンチ流星群」によってリタイア。
- 『:』では第1話の時点でガルルモンに進化していた。ガブモンとしては第8話から登場。第11話でワーガルルモンに進化。第22話で敏捷性を補える機動装備「サジタリウス」を身につけたワーガルルモン:サジタリウスモードに強化できるようになった。
- 必殺技はガブモン時は「プチファイアー」ガルルモン時は「フォックスファイアー」ワーガルルモン時は「カイザーネイル」「円月蹴り」メタルガルルモン時は「コキュートスブレス」「ガルルトマホーク(フリーズボンバー)」「グレイスクロスフリーザー」。
- 声優の山口はテレビアニメ第3作『デジモンテイマーズ』で李健良を演じている[23]。
- 進化(旧作):プニモン→ツノモン→ガブモン→ガルルモン→ワーガルルモン→メタルガルルモン
- 進化(:): ガブモン→ガルルモン→ワーガルルモン
- テントモン
- 声 - 櫻井孝宏
- 光子郎のパートナーデジモン。一人称は「ワテ」で、関西弁で話す。相手を「はん」付けで呼ぶ[24]。成長期では飛行能力が一番高い。
- 他人行儀な光子郎に一言言う時もあるが、基本的に光子郎を慕っている。社交的で人懐っこく、人づきあいが苦手な光子郎とは対照的。よく解説役を買って出るが、いい加減な情報も多い。
- 『デジモングランプリ!』では、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明した人力飛行機に類似したマシンで参加。ピコデビモンの妨害によってリタイア。
- 『:』では第4話初登場。第5話でカブテリモンに進化できるようになった。第14話でアトラーカブテリモンに進化。
- 必殺技はテントモン時は「プチサンダー」カブテリモン時は「メガブラスター」アトラーカブテリモン時は「ホーンバスター」ヘラクルカブテリモン時は「ギガブラスター」。
- 声優の櫻井はテレビアニメ第6作『クロスウォーズ』でドルルモン[25]・サイケモンを演じている[22]。
- 進化(旧作):バブモン→モチモン→テントモン→カブテリモン→アトラーカブテリモン→ヘラクルカブテリモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:) : テントモン→カブテリモン→アトラーカブテリモン
- パルモン
- 声 - 山田きのこ(tri.&:を除き、溝脇しほみ名義)
- ミミのパートナーデジモン。一人称は「アタシ」。長い触手を使って土の養分を吸い取ったりしている。
- ミミに似た性格でマイペースで癒し系。喜怒哀楽のはっきりした所がありミミと同じように子供っぽいが、ミミのワガママに手を焼くこともある。「(両親に見せて)趣味が悪いと思われたくない」というミミの言葉にショックを受けていたが、リリモンに進化したことで解消されたようである。最終回ではミミとの別れがつらいという理由で彼女と会うのを否定していたが、心を改め転びながらも涙流しに彼女に別れを告げた。
- 『デジモングランプリ!』では、パラソルがついたひょうたん型のマシンに乗って参加。ガブモン同様、アグモンの「うんち流星群」に巻き込まれリタイア。
- 『:』では第5話初登場。ミミの執事という立場となっている。第6話でトゲモンに進化できるようになった。第12話でリリモンに進化。
- 必殺技はパルモン時は「ポイズンアイビー」トゲモン時は「チクチクバンバン」「ココナッツアッパー」「ココナッツパンチ」「ココナッツカウンター」リリモン時は「フラウカノン」「花の首飾り」ロゼモン時は「フォービドゥンテンプテイション」。
- 進化(旧作):ユラモン→タネモン→パルモン→トゲモン→リリモン→ロゼモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:): パルモン→トゲモン→リリモン
- パタモン
- 声 - 松本美和
- タケルのパートナーデジモン。一人称は「ボク」だが、エンジェモン以降は「私」(『:』では、ペガスモンの時も 「ボク」のままである)。タケルに似て泣き虫で、可愛らしい行動が多い。そのためか、パートナーデジモンたちの間でも庇護の対象であることが多かった。ピヨモン同様、空を素早く飛べないのが悩みの種のようである。トコモン時は可愛らしい容姿とは裏腹に牙がびっしり生えた大きな口をしている(その際には歯茎が向き出る)。
- 他のデジモンに比べると非常に素直で、教えられたことはちゃんと守る健気な性格をしている。進化すると凛々しく毅然とした性格になる。テイルモンが仲間になった後は聖なる力を持つ者同士、よく行動を共にしていた。タケルをデビモンから守るために初めてエンジェモンに進化するが力を使い果たし一度は消滅するが、デジタマに戻った。
- 進化回数は非常に少ないが、ストーリー上では切り札的な存在であり、エンジェモン、ホーリーエンジェモンは暗黒系デジモンに対して有効な聖なる力を持っているため、1段階上の暗黒系デジモンとも互角以上に戦えるほどの強さを発揮できる。事実、エンジェモンは完全体のヴァンデモンとの戦いを優勢に進め、同じく完全体のファントモンをヘヴンズナックルの余波で消滅させ、ホーリーエンジェモンも究極体のピエモンを圧倒していた。
- 『デジモングランプリ!』では、浮き輪にラジコンヘリのプロペラを付けたマシンで参加するも、スタート時点でマシンに乗り遅れてリタイア。
- 『:』では、第20話の時点でエンジェモンとしてタケルの危機に駆けつけるが、デビモンに捕らわれていた。タケルのデジヴァイスを渡した後に、『アドベンチャー』同様力を失い消滅しデジタマに変えることになったが、スカルナイトモンによって奪われてしまった。第22話で兄たちと共に追って来たタケルの手に奪還され、ポヨモンとして再び生を受けた。第23話にてトコモン、第24話にてパタモンへ進化した。トコモンの時にデビモンの攻撃からバリアを張ってタケルを守りアグモンの精神世界にエンジェモンとして降り立って暴走するアグモンを制止し、パタモンに進化して後はクラウド大陸から落下しレオモンたちに救われた時に古代種の遺伝子を有するためか唯一エルドラディモンの言葉を理解し通訳した。闇との長い戦いと転生の影響でエンジェモンに進化する事は不可能になってしまったが、第32話で新たにペガスモンに進化できるようになった[26]。また、かつてはセラフィモン(及びブラックセラフィモン)であったことが示唆されている。
- 必殺技はパタモン時は「エアショット」エンジェモン時は「ヘブンズナックル」「ホーリーロッド」ホーリーエンジェモン時は「ヘブンズゲート」「エクスキャリバー」 「ホーリーディスインフェクション」セラフィモン時は「セブンヘブンズ」ペガスモン(:)時は 「シルバーブレイズ」 「ロデオギャロップ」。
- 進化(旧作):ポヨモン→トコモン→パタモン→エンジェモン→ホーリーエンジェモン→セラフィモン(PSPゲーム版、劇場版02、tri.)
- 進化(:):ポヨモン→トコモン→パタモン→エンジェモン / ペガスモン
- 声 - 竹内順子
- 丈のパートナーデジモン。一人称は「オイラ」。
- やんちゃな性格で、そのため生真面目な丈には生意気なことを言ったりする。性格が正反対な丈との掛け合いは凸凹コンビのようであり、本人達も気が合わないと言っていたが、なんだかんだいって仲が良い。イッカクモン以降の進化は体が大きいので水上の移動手段として重宝される。
- ズドモンのトールハンマーはクロンデジゾイド製で、第47話では究極体であるメタルエテモンのクロンデジゾイドのコーティングを砕いた。
- 『デジモングランプリ!』では、気球に水槽(水槽部分が運転席)を合わせたマシンで参加。ピコデビモンの「ピコダーツ」によって気球に穴をあけられリタイア。
- 『:』では第7話初登場。丈がパートナーと認めたためイッカクモンに進化できるようになった。第15話でズドモンに進化。
- 必殺技はゴマモン時は「マーチングフィッシーズ」イッカクモン時は「ハープーンバルカン」ズドモン時は「ハンマースパーク」「ハンマーブーメラン」ヴァイクモン時は「アークティックブリザード」。
- 声優の竹内はテレビアニメ第4作『デジモンフロンティア』にて主人公・神原拓也を演じている[23]。
- 進化(旧作):ピチモン→プカモン→ゴマモン→イッカクモン→ズドモン→ヴァイクモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:): ゴマモン→イッカクモン→ズドモン
- 声 - 徳光由禾(tri.を除き、徳光由香名義) / 園崎未恵
- ヒカリのパートナーデジモン。一人称は「私」。見た目は小柄で成長期のようだが、れっきとした成熟期。厳密に言えばハツカネズミ型のデジモンなのだが、現実世界で8人目の選ばれし子供を捜す際は普通の猫のふりをしていた。
- ヒカリを待ち続け、進化してからはヒカリを探すため旅をしていたが、ヴァンデモンの部下として虐待されながら過ごすうちにヒカリを待ち続けていた過去の記憶を失ってしまっていた。だがテイルモンを命の恩人と慕うウィザーモンの尽力によりヒカリのパートナーとして目覚める。
- パートナーデジモンの中でもっとも大人びている。気の強い性格で、仲間に対しても命令口調で話すことがある。第38話で本人の話によると鍛え方が違うため、完全体に進化しても成熟期未満に退化しないとのことだが、アグモンとガブモンを究極体にワープ進化させた際にエネルギーを大量使った為、一度だけ成長期のプロットモンへ退化したことがある。
- 『デジモングランプリ!』では、バイクのようなマシンで参加。ピコデビモンの妨害に巻き込まれてリタイア。
- 『:』では第33話初登場。諸事情によりパートナーデジモンで唯一声優が変更されている[27]。8人目の選ばれし子供であるヒカリをずっと呼び続けていた聖なるデジモンで、ダークナイトモンの中に幽閉されていた。ミレニアモン復活のためにダークナイトモンがヒカリを取り込んだことで、ついにヒカリと出会い、彼女に助け出される。
- 必殺技はテイルモン時は「ネコパンチ」「ネコキック」エンジェウーモン時は「ホーリーアロー」「ヘブンズチャーム」「セイントエアー」ホーリードラモン時は「ホーリーフレイム」オファニモン時は「エデンズジャベリン」。
- 進化:ニャロモン→プロットモン→テイルモン→エンジェウーモン→ホーリードラモン(劇場版02、tri.) / オファニモン(PSPゲーム版)
選ばれし子供達の家族
ほとんどの家族がヴァンデモンに捕まるが、一部はヴァンデモンとの戦いで子供たちをサポートしてその戦いを見届ける。以後はパートナーデジモンとも家族ぐるみの交流が生まれる。『02』ではあえて事情を伏せられていたようだが、最終話で子供たちが再びデジタルワールドの危機に立ち向かうことを知り、キャンプ場から大輔達の救援に向かう太一達を見送った。
- 八神裕子(やがみ ゆうこ)
- 声 - 榊原良子(劇場版1作目)、水谷優子、重松花鳥(tri.) / 園崎未恵
- 第21(声のみ)、31、32、34〜36、38、39、48、53、54話、劇場版2作目に登場
- 八神兄妹の母。明るくて気さくで物事にはあまりこだわらない。その一方、3年前、太一がヒカリの風邪が治ったと思い込み、彼女を遊びに連れ出したことで風邪をぶり返させて死なせかけた際には太一を引っ叩いている。
- 初登場作である劇場版第1作目では、テレビ版とは、ほとんど別人。
- 『:』では第1、3、7、16~19話に登場。EDでは太一の母とクレジット表記されている。
- 八神進(やがみ すすむ)
- 声 - 石丸博也(劇場版1作目)、千葉進歩、楠大典(PSP版ゲーム)
- 第31、35、36、38、39、48、53、54話に登場
- 八神兄妹の父。サラリーマン。冷静沈着でヴァンデモンに捕まった時にリーダーシップを発揮していた。
- 裕子同様、初登場作の劇場版第1作目では、ほとんど別人。
- ミーコ
- 声 - 冬馬由美(劇場版1作目)
- 第31、32、34話、劇場版2作目に登場
- 八神家の飼いネコ。劇場版1作目ではコロモンとのケンカに勝っている。ヴァンデモン編では自分が落としてしまったヒカリのデジヴァイスを取り戻す為、お台場中を奔走した。
- 高石奈津子(たかいし なつこ)
- 声 - 坂本千夏
- 第35、36、39、53、54話に登場
- ヤマトとタケルの母。離婚した元夫やヤマトと離れて、タケルと2人で暮らしている。職業は理化学系のルポルタージュ。お台場在住でなかったことが幸いし、ヴァンデモンに捕らわれなかった家族の1人。戦いに赴こうとするタケルを引き留めようとするが、元夫・裕明に自分たちの離婚で引き裂いてしまった息子たちを思い、行かせてやれと諭される。
- PSP版ではクモがゴキブリより苦手で、ドクグモンを見て気絶した。
- 石田裕明(いしだ ひろあき)
- 声 - 平田広明
- 第35〜39、53、54話に登場
- ヤマトとタケルの父。離婚した元妻と次男のタケルと離れて、お台場でヤマトと2人で暮らしている。フジテレビ報道局に勤務。多忙な為、家事はヤマトに任せがち。第35話では離婚した今でも家族4人で写った写真を大切そうに持ち歩いている場面がある。ガブモンを『ガブモン君』と呼ぶ。ヴァンデモンが霧の結界を張った際にはその調査に赴き、ギザモンの大群に襲われたが無事に逃げ切る。ヤマトと合流した後は外部への連絡のためにフジテレビに潜り込むなどの活躍を見せる。
- キヌ
- 声 - 菊池正美
- 劇場版2作目に登場
- ヤマトとタケルの祖母。島根県の茅葺き屋根の家に暮らしている。耳が遠いわけではないが、電話越しの太一との会話が全く成り立たなかった。
- 武ノ内淑子(たけのうち よしこ)
- 声 - 藤田淑子
- 第26、35、36、38、39、53、54話、劇場版2作目に登場
- 空の母。古く伝統のある華道の家元を勤めている。落ち着きがあって、クールな雰囲気を持つが、精神面は不器用な女性。その不器用さゆえに、空を思う気持ちが伝わらず、すれ違いもあったが、ピヨモンのお陰もあって、和解する。ピヨモンを『ピヨさん』と呼ぶ。
- 『:』では第20話の回想シーンで登場。
- 武ノ内春彦(たけのうち はるひこ)
- 空の父。大学教授で人文学を担当。丈の兄・シュウは彼の教え子でもある。アニメ版には未登場(『02』に登場)で小説版に登場。
- 泉佳江(いずみ よしえ)
- 声 - 荒木香恵、水谷優子(第5話のみ)
- 第5、31、36、38、39、53、54話に登場
- 光子郎の養母。優しい母親で、光子郎がいつまでも他人行儀で心を開かないことを気に病んだり、デジタルワールドから帰ってきた後、どこか隠し事のある様子の光子郎を心配したりしている。テントモンを「テントさん」と呼ぶ。光子郎の活躍で難を逃れ、ヴァンデモンとの決戦を見届けた。
- 泉政実(いずみ まさみ)
- 声 - 菊池正美
- 第5、31、36、38、39、53、54話に登場
- 光子郎の養父。光子郎に深い理解を示している。数学者でもあった光子郎の実の父親とは遠縁にあたり、光子郎の実の両親が交通事故で亡くなったのと生まれた子供(男の子)が病死したのをきっかけに光子郎を引き取ることにした。光子郎の活躍で難を逃れ、隠れている間に妻と相談して光子郎に事実を打ち明けた後にヴァンデモンとの決戦を見届けた。
- 太刀川サトエ(たちかわ サトエ)
- 声 - 徳光由香 / 高野麻里佳
- 第35、38、39、53、54話、劇場版2作目に登場
- ミミの母。ミミと同じように、かなり個性的な味覚をしていて、キムチチャーハンに生クリームと苺をのせていた。性格はミミよりも自己中心的で幼く天真爛漫で、ミミさえも呆れる程。夫とは未だに新婚気分でラブラブ。
- 『:』では第21話に登場。
- 太刀川ケースケ(たちかわ ケースケ)
- 声 - 櫻井孝宏
- 第35、38、39、53、54話、劇場版2作目に登場
- ミミの父。主にロック系ミュージックのフリーのミキサー。普段はのんきな父親だが、ダークティラノモンに襲われそうになった際、掃除用の車両で特攻する勇気をみせた。
- 『:』では第21話に登場。
- 太刀川源一郎(たちかわ げんいちろう)
- 声 - 池水通洋
- 『:』第6、21話に登場
- ミミの祖父。太刀川重工の会長。病院や放送局に移動電源車を無償貸与し、陣頭指揮を執る。
- 城戸シン(きど シン)
- 声 - 菊池正美 / 草尾毅
- 第38、39、46、53、54話
- 丈の長兄で医大生。卒業後は離島の診療所で働くことを望んでいる。ヴァンデモン襲撃の際はバケモン達による騒動に気付かず、押入れから(寝ていたところから起きて)登場し、丈を驚かせるという呑気な一面も見せた(そのおかげでバケモン達に見つからず難を逃れた)。以後は医学生の知識を駆使して捕らわれた人々を見守り、デジモンワールドへ向かう子供たちを見送る。
- 『:』では第21話に登場。
協力者
- ゲンナイ
- 声 - 八奈見乗児、平田広明(青年の頃・光子郎のパソコンに登場した動画画像)
- 第14、17、24、27、28、36、38、45、52〜54話劇場版2作目に登場
- 選ばれし子供を助ける謎の老人。デジモンではなく、正体はデジタルワールドの安定を望む者(ホメオスタシス)に仕える自律エージェントの生き残り。デビモンを倒した後から登場するようになる。
- 元々は青年の姿をしており、ピエモンの襲撃で黒い物体を埋め込まれながらもテイルモン(ニャロモン)を除く選ばれしデジモンのデジタマを守りぬいた。その後、何らかの経緯をたどり老人の姿となったようである。小説版によると、ピエモンにより埋め込まれた黒い物体の影響を抑えるため、老化して代謝を抑えたとの事。
- デジタルワールドの安定を望む者
- 声 - 荒木香恵(ヒカリの体を借りているため)
- 第45話に登場
- 太一達を選ばれし子供達に選んだ。デジモンと同じくネット上のデータでできているが、自分の肉体を持つことができない。そのためゲンナイら自律エージェントを生み出し、ヒカリの体を借りて選ばれし子供達に語りかけたことがある。
- その正体はデジタルワールドのセキリティシステムで、デジタルワールドの安定と繁栄のために光と闇のバランスを監視している。劇中では自身の名を名乗らなかったが、小説版では「ホメオスタシス」と呼ばれている。
- 劇場一作目でヒカリがボタモンを急速にグレイモンに進化させたことから、デジタルワールドの闇が過剰に増大した時の対抗策として、ヒカリが持つ資質と共通した資質を持つ『選ばれし子供』を選び、デジタルワールドへ呼び寄せた。
- アンドロモン
- 声 - 梁田清之 / ボルケーノ太田
- 第5、14、49〜52、54話に登場
- ファイル島の工場にいた完全体デジモン。カブテリモンが初めて戦った相手。黒い歯車に操られるが、カブテリモンの活躍で正気に戻った。ダークマスターズ編では究極体のムゲンドラモンやピエモンと善戦した。詳細はアンドロモンを参照の事。
- 必殺技は「スパイラルソード」「ガトリングミサイル」。
- 『:』では第12話に登場。サウンドバードモンに操られ、ミミを侵入者とみなし襲うもリリモンの「フラウカノン」によって植物に覆われ僅かながら正気に戻り機能停止した。こちらは技名以外は「排除する」しかしゃべらない。
- レオモン
- 声 - 平田広明
- 第8、9、11〜14、46、47話に登場
- パートナーのいない成熟期デジモン。太一達の協力者。強い意志と正義の心を持つ。デビモンに黒い歯車で操られていた。終盤、デジヴァイスの光を浴びたのがキッカケで究極体サーベルレオモンへと進化できるようになった。
- ダークマスターズ編ではメタルエテモンの攻撃からミミを庇い重傷を負い、それでも何とかメタルエテモンを倒したものの、それでも傷は治まらず、いつかはじまりの街で生まれ変わることを誓い、オーガモンに「それまで勝負はお預けだ」と言い残し消滅した。
- 必殺技はレオモン時は「獣王拳」「真・獣王拳」(『:』で使用)「獅子王丸」、サーベルレオモン時は「インフィニティアロー」「ネイルクラッシャー」。
- 『:』では第11話にて名前が、第19話にて実物が登場。太一達がミノタルモンが率いるトループモンの群れに襲われるところ助ける。その後、バルブモンの中に潜入して指揮をとっていたミノタルモンと戦い、左の拳で「獣王拳」を放ち、「拳は一つではない」として右の拳でさらに「真獣王拳」を放ち見事に勝利する。また新手のデジモンが現れて太一達を逃がす為に自らが囮になって逃走を図る。重傷を負ったが逃げ切った(追跡してきたデジモンを倒したかは不明)。オーガモンとの関係は不明。
- クラウド大陸から落下する太一たちを救うが、初対面のパタモンを過程を省略して太一が聖なるデジモンだと言ったので驚いていた。
- オーガモン
- 声 - 江川央生
- 第8、9、11、13、21、46、47、50、52、54話に登場
- デビモンの唯一の部下で成熟期。詳細はオーガモンを参照の事。: 必殺技は「覇王拳」「骨こん棒」。
- レオモンを倒すことに生きがいを持つ。当初は子供たちの命を狙っていたが、ダークマスターズ編にて子供たちと和解しともに協力する。すべてが終わった後は一人当てのない旅に出た。
- 必殺技は「覇王拳」「骨こん棒」。
- PSP版では彼がメインのオリジナルエピソードが二つあり、新しい骨を取ろうと別個体のフリして子供たちを用心棒にしたり、空腹のあまりに幻覚作用のあるキノコを食べたせいで暴走したりしていた。
- 『:』では第5話登場。こちらもデビモンの部下として登場。コミカルな性格が多かった『アドベンチャー』と比べてシリアスな性格をしている。声優は同じだが、こちらは片言しか話さない。第6話でグレイモンに角を折られ敗北し、第9話で復讐するためにグレイモンに勝負を挑むも、デビモンに見限られ、子供たちに聖なるデジモンの居場所を教えメタルティラノモンと戦い死亡。『アドベンチャー』と違い、短い和解のまま選ばれし子供たちとの別れとなった。レオモンとの絡みもないまま出番が終了した。アグモンは決着をつけられなかったことを悲しんでいた。
- ホエーモン
- 声 - 木村雅史、星野貴紀(PSP版ゲーム)
- 第14、41、42話に登場
- 成熟期→完全体。初登場では黒い歯車によって太一達を襲うが、正気に戻り彼らに協力する。
- その後、ダークマスターズ編に登場し、太一達を救う代わりにメタルシードラモンに殺害される。
- 『:』では第4話登場。光子郎とテントモンを飲み込むが、ティロモンの襲撃に遭ってしまう。こちらは喋らない。
- 詳細はホエーモンを参照の事。必殺技は成熟期時は「ジェットアロー」「大津波」完全体時は「タイダルウェーブ」「体当たり」。
- ピッコロモン
- 声 - 田の中勇、三ツ矢雄二(PSPゲーム版)
- 第18、40話に登場
- 妖精型の完全体。語尾に「ッピ」をつけて話す。外からは見えない結界を張る。スカルグレイモンの件で正しい育て方や正しい進化に不安を抱いた子供達に修行を課し、太一とアグモンは自転車の練習をする過去の太一と向き合い信じることの大切さに気付き自信や進化を取り戻した。ダークマスターズ編では結界を使って子供達を逃がし、自分はダークマスターズの前に残り、死亡。
- またワンダースワンゲームシリーズでは、ゲンナイと共に秋山遼や一乗寺賢をサポートする。
- PSP版のオリジナルエピソードでは、丈を訓練させた。
- 必殺技は「ピットボム」。
- ウィザーモン
- 声 - 石田彰
- 第30、34、36、37、53話に登場
- ヴァンデモンの部下だった成熟期デジモン。ヴァンデモンの部下になる以前、テイルモンに助けられた時から、テイルモンと行動を共にしており、テイルモンに恩義と好意を感じていた。
- 東京に征った際、ヴァンデモンと敵対し、テイルモンとヒカリを引き合わせようと奔走した。
- 最期はヴァンデモンの攻撃からテイルモンとヒカリを庇い死亡した。唯一デジモンの説明がなかったデジモン。没日8月3日で、次作では同日に幽霊となって再登場。
- 必殺技は「サンダークラウド」。
- 小説版やCDドラマ「世界が終わる前の」[28]においてデジタルワールド及び現実世界とは異なる世界からやってきたこと描写、言及されている。
デビモン編(ファイル島編)のデジモン
デビモン軍団
- デビモン
- 声 - 塩沢兼人、置鮎龍太郎(PSP版ゲーム、『:』)
- 第8、9、11〜13、53話に登場
- ファイル島を支配していた堕天使型デジモン。エンジェモンが初めて戦った相手。詳細はデビモンを参照の事。必殺技は「デスクロウ」。
- 『:』では第5話登場。『無印』に引き続き本作のボスキャラとして登場。第9話で初めて台詞付きで登場、オーガモンに選ばれし子供たちの始末を任せるが、失敗を重ねたため、完全体のメタルティラノモンを差し向けオーガモンも失敗の責任を取らせる形で見捨てた。18話にてようやく太一達の前に現れ「いずれ光は闇に飲み込まれ、抗いは滅びる」という言葉を残して去って行った。
- 塩沢が死去したため、『PSP版』と『:』では置鮎が担当しており、キャストクレジットでは当初「謎の声」と表記されたが、18話以降は「デビモン」と表記された。
- 天使型デジモンから堕天使となった経緯ゆえか、ポヨモンに対し「聖なるデジモン。古き我が友。」と呼んだ。
- ネオデビモン
- 『:』第23話に登場
- 完全体。闇に染めようとしたデジタマを奪還され再び進化を重ねて拒絶され、そのショックでデビモンがネットワークエネルギーを吸収して超進化した姿。ネットワークエネルギーによりメタルグレイモンらを圧倒するも、ネットワーク空間のオブジェ(エネルギーの源)が破壊されたことで力が弱まり、メタルグレイモンとワーガルルモンによって敗れる。
- ダンデビモン
- 『:』第24話に登場
- 究極体。ダークナイトモンにより蘇らせたネオデビモンが残ったネットワークエネルギーの力でさらに進化した姿。ウォーグレイモンから放たれた勇気の光によって消滅した。
- トコモン曰く「力だけ進化して心は失われた」存在であるため、知性というものが感じられない。
その他
- クワガーモン
- 第1、18、39、53話に登場
- 成熟期。最初に子供達の前に現れて襲った凶暴なデジモン。成長期になったデジモンたちの攻撃を受けても倒れず子供たちを崖から落としたが、自分も川に落ちた。
- サーバ大陸でも同種のデジモンが登場する。ファイル島種のものよりも強く、暗黒進化のショックで進化できない太一とアグモンを襲うがピッコロモンのピットボムを受けて消滅した。
- ダークマスターズによる現実世界の干渉でも不気味に飛翔する三体目が登場。デジモン達の攻撃をすり抜け、飛行機を触れただけで凍らせていた。必殺技は「シザーアームズ」。
- 『:』では14話に登場。大群で太一たちを襲う。
- シェルモン
- 声 - 川津泰彦、平田広明(第41話)
- 第2、41話に登場
- 成熟期。海岸にいる凶暴なデジモンで、自分の縄張りに踏み込んだ太一たちを襲った。グレイモンが初めて戦った相手。メガフレイムを受けて海へ吹っ飛ばされた。
- ダークマスターズ編にもディープセイバーズの一員として登場し、溺れたふりをして子供達に襲いかかった(さりげなく言語を解している)。しかし成長期のデジモンたちに敗れ、デジモンたちの力が冒険を通して以前より強くなったことを証明させられた。必殺技は「ハイドロプレッシャー」。
- シードラモン
- 第3話に登場
- 成熟期。ガルルモンが初めて戦った相手。フォックスファイヤーを受けて倒される。必殺技は「アイスアロー」。
- 『:』では第26話に登場。いきなり太一たちの前に現れてエビドラモンと戦う。その後、別個体も2体登場。
- ワルシードラモン
- 『:』第26話に登場。
- 完全体。シードラモンがエビドラモンを食って進化した姿。後に別個体も登場するが総攻撃により敗れる。
- メラモン
- 声 - 中村秀利、菊池正美(第50話)、星野貴紀(PSP版ゲーム)
- 第4、14、21、50、52話に登場
- 成熟期。ミハラシ山の番人。バードラモンが初めて戦った相手。詳細はメラモンを参照の事。必殺技は「バーニングフィスト」。
- ピョコモン
- 声 - 前田愛、山口眞弓、竹内順子、松本美和、菊池こころ(PSP版ゲーム)
- 第4話に登場
- 幼年期。
- PSP版ではそのうち1体がピヨモンに進化して子供たちに襲い掛かる。
- もんざえモン
- 声 - 高橋広樹、菊池正美(第23話)、奈良徹(PSP版ゲーム)
- 第6、14、23話に登場
- 全てのおもちゃを愛す、おもちゃの街の村長。黒い歯車に操られて子供たちを襲った。トゲモンが初めて戦った相手。チクチクバンバンを受けて正気にもどった。
- 完全体だが、アンドロモンのようなそれらしい活躍はない。必殺技は「ラブリーアタック」。
- ヌメモン
- 声 - 上田祐司、平田広明、菊池正美、山口眞弓、櫻井孝宏、岩崎征実、内藤玲(PSP版ゲーム)
- 第6、17、27、49話に登場
- 群れをなす成熟期。
- 弱く、汚いデジモン、という印象を早々に植え付ける。アニメ内での下ネタのギャグ担当。言葉を話す個体と話さない個体がいる。ナニモンの部下で登場したヌメモンは言葉が訛っている。
- ダークマスターズ編ではムゲンドラモンが支配する都市の原動力として労働を強いられていた。ヒカリにより解放されたものの、決死の覚悟でムゲンドラモンに飛びかかるが一撃で消し飛ばされてしまう。しかしその勇気はヒカリへと受け継がれ、ムゲンドラモンを倒す原動力となった。
- PSP版では通常のヌメモンより大きい「ヌメモン親分」が登場しており、タケルの白いウンチ(ソフトクリーム)が描かれたワッペンを盗んだ。
- ユニモン
- 声 - 藤本教子
- 第7、12、52話に登場
- 成熟期。ファイル島で黒い歯車に操られていたデジモン。イッカクモンが初めて戦った相手。ハープーンバルカンを受けて正気に戻る。後にミミたちと合流して味方する。
- 必殺技は「ホーリーショット」。
- PSP版ではモジャモンのようにおしゃれしようと、薬の材料を集め食べてしまい、その薬の副作用で暴走する。
- モジャモン
- 声 - 家富ヨウジ、ふくまつ進紗(PSP版ゲーム)
- 第9、14話に登場
- 成熟期。ファイル島で黒い歯車に操られ、太一達を襲う。必殺技は「アイシクルロッド」「骨骨ブーメラン」。
- 黒い歯車に操られたときはユキダルモンと同じ大きさだったが、正気に戻った後はアグモン達と同じ大きさになった。
- PSP版では毛並みのおしゃれをするために、子供たちに薬の材料集めを頼む。
- ユキダルモン
- 声 - 伊藤健太郎、竹内順子(第23話)、櫻井孝宏(第50話)、鶴岡聡(PSP版ゲーム)
- 第9、14、21、23、50、52話に登場
- 成熟期。詳細はユキダルモンを参照の事。黒い歯車に操られ太一達を襲う。性格は温厚。必殺技は「絶対零度パンチ」。
- ピエモンとの戦いにミミに連れられて参戦する。
- 『:』では第15話に登場。「絶対零度パンチ」で空に氷のウイルスを感染させた。大群で登場しており、2体はクレバスに落下、残りはズドモンに敗れた。
- ケンタルモン
- 声 - 相沢正輝、楠大典(PSP版ゲーム)
- 第10、14、52〜54話に登場
- 成熟期。詳細はケンタルモンを参照の事。黒い歯車に操られ遺跡に迷い込んだミミとテントモンを襲った。必殺技は「ハンティングキャノン」。
- スカモン
- 声 - くまいもとこ、竹内順子(第27話)、山口眞弓(第40話)、斉藤貴美子(PSP版ゲーム)
- 第10、27、40話に登場
- 成熟期。分断されたファイル島で、相棒のチューモンと共に小島と共に流されるミミ達に出会った。デジヴァイスの光によって心を入れ替える。ナニモンの部下として登場したスカモンは別個体で言葉が訛っている。
- その後、ダークマスターズの暗黒の力によるスパイラルマウンテン形成の影響で発生した地割れに落ちて死亡した。02では別個体が登場しているが、生まれ変わりかは不明。
- PSP版ではヤマトがハーモニカを落とした湖にゴミを捨てていたが、ヤマト達に成敗され、もう二度とゴミは捨てないと誓う。
- チューモン
- 声 - 山口勝平、櫻井孝宏(第27話)、重松花鳥(第40話)、大久保瑠美(PSP版ゲーム)
- 第10、27、40話に登場
- 成長期。スカモンと組んで追いはぎのようなことをやっていたがデジヴァイスの光でいい気分になり改心する。ナニモンの部下として登場したチューモンは別個体。
- ダークマスターズ編では相棒のスカモンを失い、自らも傷を負い、かなり衰弱した姿でミミたちと再会する。
- ピエモンの攻撃からミミを庇い、「生まれ変わったらデートして」と言いながら彼女の腕の中で消滅する。
- ドリモゲモン
- 声 - 金光宣明
- 第14、21話に登場
- 成熟期。デビモンの命にてタグを守っていた。黒い歯車に操られた最後のデジモンである。詳細はドリモゲモンを参照の事。
- 本来は臆病で恥ずかしがり屋な性格のため、正気に戻った後は逃げ出してしまう。ただし、21話で別個体が登場しており、28話で太一から「悪いデジモン」として扱われた。
- 『:』では第6話に登場。ミミとパルモンを襲うも、トゲモンの「ココナッツアッパー」に敗れる。
- バケモン牧師
- 声 - キートン山田
- 第11話に登場
- バケモン
- 声 - 宮田始典、石塚堅、園部啓一、竹内順子、白川周作、鶴岡聡(PSP版ゲーム)
- 第11話に登場
- 成熟期。丈と空をバケモン様(バケモン達が合体した姿)のお供え物にしようとした。お経が苦手。
- PSP版ではバケモン様並の大きさの「バケモン親分」が登場。外人口調で話し、空の落としたミサンガを拾う。
- バケモン様
- 声 - 江川央生、白川周作(PSP版ゲーム)
- 第11話に登場
- 複数のバケモンが合体した姿。丈のお経にひるんだところをイッカクモンとバードラモンの攻撃を受け敗れた。
- エレキモン
- 声 - 高戸靖広、小林由美子(PSP版ゲーム)
- 第12、14、50、52、54話に登場
- 好奇心旺盛な成長期。「はじまりの町」の管理人でベビーたちの面倒を見ている。詳細はエレキモンを参照の事。必殺技は「スパークリンクサンダー」。
- PSP版ではベビーがいなくなって大騒ぎになるエピソードがある。
- コロモン
- 声 - 木内レイコ
- 第12話に登場
- 幼年期。
- ボタモン
- 声 - 千束美紀
- 第12話に登場
- 幼年期。
- プニモン
- 声 - 埴岡由紀子
- 第12話に登場
- 幼年期。
- ポヨモン
- 声 - 塩味薫
- 第12話に登場
- 幼年期。
- ユラモン
- 声 - 村岡雪枝
- 第12話に登場
- 幼年期。
- タブンコンナモン
- 声 - 小西寛子
- 第12話に登場
- タケルがパタモンの進化を予想したデジモン。ブタのような姿をしている。必殺技は「ブーブーアタック」。
- あくまでもタケルの想像なので、実在しない。
- キットコンナモン
- 声 - 小西寛子
- 第12話に登場
- タケルがパタモンの進化を予想したデジモン。黄色いカバのような姿をしている。必殺技は「ヒポポタバキューム」。
- こちらもタケルの想像なので実在しない。なお、いずれも平田ではなく、タケルによるナレーションで紹介されている。
エテモン編のデジモン
エテモン軍団
- エテモン
- 声 - 増谷康紀
- 第15〜20、46、47、53話に登場
- 完全体デジモン。サーバ大陸にダークネットワークを張り巡らして、支配していた。砂漠の逆ピラミッドに基地を持つ。
- ガジモンなど、動物型デジモンを多く部下に持つ。
- 「笑天門」と書かれたトレーラーに乗り、モノクロモンに引かせている。性格は傍若無人だが、オカマ口調でマヌケな面もありどこか憎めない存在。歌うのが好きだが、部下達はエテモンが歌を歌うのを嫌がっている。必殺技はエテモン時は「ラブセレナーデ」「ダークスピリッツ」メタルエテモン時は「バナナスリップ」「No.1パンチ」「へこきアタック」「フルメタルヒップアタック」「ダークスピリッツ・デラックス」。
- 選ばれし子供達との決戦では、ナノモンの陰謀により暗黒のネットワークの中心部に吸収されそうになるが、逆に取り込んでしまい巨大なデジモンと化す(PSPゲーム版ではエテモンカオスと表記)。だが、太一の正しい勇気で進化を遂げたメタルグレイモンに圧倒され、聖なる力を纏い放ったギガデストロイヤーを受け敗北し、その影響で発生したブラックホールに吸い込まれ、暗黒の世界に飛ばされる。
- しかし後に、子供達に復讐するために究極体メタルエテモンとして復活。別行動をとっていた丈とミミを襲撃し、クロンデジゾイド製のメタルボディでレオモンやズドモンの攻撃を受け流すも、同じくズドモンのクロンデジゾイド製のハンマーによる一撃で胸に穴を穿たれサーベルレオモンの必殺技の前に敗れ、自身の敗北を認められないまま消散した。
- ガジモン
- 声 - 菊池正美、風間勇刀、平田広明、櫻井孝宏、小林由美子、菊池こころ(PSP版ゲーム)
- 第15〜20、22話に登場
- 成長期。エテモンの統治地域のあちこちに同種がいる。ダークネットワークの暴走の際、ほとんどが巻き添えになった。22話では二体のみが生還しており、お互いでどうやってエテモンの敵を討とうかどうか相談していたが彼らの強さに「自分たちの力では到底無理」「こき使われていただけだから、そこまで義理立てすることない」という理由で断念し、その後忘れキノコを食べて今までの記憶を忘れてしまった(これを見たピコデビモンがタケルに食べさせようとしたこともあったが、空のおかげで失敗)。戦闘は本業ではない。必殺技は「パラライズブレス」。
- PSP版ではデジワン・グランプリの審査員としてエテモンの部下とは別個体が登場。現実世界に二体現れヤマトの荷物(父に届ける書類と弁当)を奪おうとし、書類は無事だったが弁当は中身がぐちゃぐちゃになってしまう。
- コカトリモン
- 声 - 園部啓一、平田広明(第23話)、楠大典(PSP版ゲーム)
- 第17、23話に登場
- 成熟期。羽が退化して飛べないのが悩みの種。名古屋弁で話す。最初は船長に化けており、不意を突いてアグモン達を石に変え、太一達を日干しにして干物にしようとした。石にしたパートナーは漬物石にする予定だった。
- 太一と丈の紋章を奪い、逃走していた空とミミに襲い掛かるもトゲモンとバードラモンに敗れ紋章を奪還される。
- 最期は船を操縦して子供たちに襲い掛かるも、ミミが本物であることを見抜いた巨大サボテンに跳ね返った船にケーブルから電気が漏れ、爆死。23話では別個体がデジタマモンのレストランの客として登場。必殺技は「ペトラファイアー」。
- モノクロモン
- 第15、16、18〜20話に登場
- 成熟期。戦闘用。言葉は喋れない。エテモンの乗り物を引っ張る。ダークネットワークの暴走の際、巻き添えとなった。
- ファイル島にも登場しており、3話で縄張り争いをしていた。必殺技は「ヴォルケーノストライク」。
- 『:』では第28話に登場。ヤマトの前に複数体現れるが、ワーガルルモンによって敗れる。
- ティラノモン
- 第18、20、21、39、54話に登場
- 成熟期。戦闘用。言葉は喋れない。進化できるようになったグレイモンに敗れる。ダークネットワークの暴走の際、巻き添えとなった。
- PSP版では現実世界で家族団らん中のミミの前に現れた。
- グレイモン
- 第16話に登場
- 成熟期。グレイモンの同族(ただしタケルは偽物と呼んでいた)で首に黒いケーブルが巻かれている。言葉は喋れない。無理な食事で動きが鈍くなっていた太一のグレイモンを圧倒するが、太一の間違った勇気で暗黒進化したスカルグレイモンのグラウンド・ゼロを受け敗れる。
- 必殺技は「メガフレイム」。
その他
- スカルグレイモン
- 16話に登場
- スケルトン型の完全体。紋章を手に入れた太一のアグモンがパートナーの焦りと無謀による間違った勇気によって暗黒進化した姿。完全に意思を失っており、周りの者を全て敵とみなし、言葉を発さないどころか、太一の指示すら聞こえなくなる。最後はエネルギー切れによって、コロモンの姿に退化する。太一とアグモンはこの件で進化に不安を抱くが、ピッコロモンに課せられた修行で自信を取り戻し、45話で間違った勇気によるものと気づいた。
- 当初、太一達から「間違った進化」と言われていたが、最終回にてゲンナイがこの件に関して「間違った方向によって進化したもので、進化に正しいも間違いもない」と語っている。
- PSP版ではこれとは別のスカルグレイモンが登場しており、新しい骨を獲りに来たオーガモンと子供達が対戦した。
- 必殺技は「グラウンド・ゼロ」。
- ナノモン
- 声 - 宇垣秀成、白川周作(PSP版ゲーム)
- 第19、20話に登場
- 小型のマシーン型の完全体。高度な頭脳を持つ。目的のためなら手段を選ばない。
- 過去にエテモンと戦って破れ、記憶のほとんどを失ってしまう。それ以来、エテモンに復讐することだけを考えている。
- 体の自由を奪われた上で、エテモンのネットワークに利用されていたが、子供達を利用して脱出。
- エテモンを道連れにしようとし、暗黒のネットワークの中心部にエテモンとともに落ちて死亡した。必殺技は「プラグボム」。
- 偽空
- 第20話に登場
- エテモンに復讐するためにナノモンが作った空のコピー。目にハイライトがないところを除けば本物そっくり。
- 聖なるデバイスと紋章を身に着けさせてコピーを本物にしようとするが、太一によって空を救出された挙句、デバイスと紋章を奪還され失敗。
- その後、ナノモンによって削除された。PSP版では削除されず、そのまま放置されていた。
- パグモン
- 声 - 竹内順子、溝脇しほみ、天神有海、儀武ゆう子、斉藤貴美子(PSP版ゲーム)
- 第15話に登場
- 幼年期。群れをなす悪いデジモン。コロモンの村を乗っ取っていた。太一達にバレてしまい、慌てて逃げ出す。
- コロモン
- 声 - 山口眞弓、小西寛子、小島幸子(PSP版ゲーム)
- 第15話に登場
- 幼年期。パグモンに捕まれたが、太一達のお陰で助けられる。
- PSP版ではスカルグレイモンとの件で太一を元気づける薬を調合したり、傷ついた状態で子供達に助けを求めたりしていた。
- ボタモン
- 第15話に登場
- 幼年期。
ヴァンデモン編のデジモン
ヴァンデモン軍団
最初はデジタルワールドにいたが、後に8人目の選ばれし子供を葬るために現実世界に侵攻した。
- ヴァンデモン
- 声 - 大友龍三郎
- 第22〜39、53話に登場
- アンデッド型の完全体デジモン。「現実世界とデジタルワールドを邪悪な世界で統一し、両世界を統べる王となる」のが野望。聖なる力と日光に弱く、弱点の回避と自らの力を引き上げる為べくお台場に霧の結界を張っていた。結界の中では本来の数倍の力を誇り、完全体を数体相手にしても軽くあしらえるほど強くなる。また、若い人間の女性の血を吸ってエネルギーを蓄えていた。冷酷で策略高く周りのものはみなゲームの駒のように考えている。そのため、部下を殺すことに何も躊躇しない残虐な性格している。テイルモン曰く、「執念がすさまじい」らしい。
- 9枚のデジモンカードを使って現実世界へのゲートを開き、部下達と共に現実世界へ進行。フジテレビを結界の中心地にし、8人目の選ばれし子供を捜した。
- 一度エンジェウーモンに倒されたがその後、究極体ヴェノムヴァンデモンとなり復活した。だが、デジヴァイスの聖なる力とウォーグレイモンとメタルガルルモンに敗れた。
- 消滅したかに見えていたが、デジモンアドベンチャー02においてベリアルヴァンデモンとして蘇り三度子供たちの前に立ちはだかる。必殺技はヴァンデモン時は「ナイトレイド」「ブラッディストリーム」「デッドスクリーム」ヴェノムヴァンデモン時は「ヴェノムインフューズ」。
- 25話では「ヴァンテモン」と誤ってクレジットされた。
- ピコデビモン
- 声 - 宮田始典
- 第22〜32、34〜38話に登場
- 成長期。ヴァンデモンの使い魔であり、姑息で選ばれし子供達を様々な罠にかけた。様々な策を駆使し子供達を翻弄するが単純な戦闘力はパタモンより低い。
- ヴァンデモンは現実世界へ向かうゲートの準備で忙しかったため、ピコデビモンに子供たちの対応を任せっきりだったが失敗ばかりするため、何回もお仕置きを食らう。
- 最期はヴェノムヴァンデモンに食べられる。必殺技は「ピコダーツ」。
- 『デジモングランプリ!』では優勝しようと、ブイモンたちを妨害するが、あと一歩のところで優勝を逃してしまう。
- ナニモン
- 声 - 乃村健次、岩崎征実(PSP版ゲーム)
- 第27話に登場
- 成熟期。ヴァンデモンの城にいた。募集していたヴァンデモンの新しい手下達への統制と特訓が役目。だが、酒が好きで、それを利用されてアグモンとパルモンに騙される。
- 成熟期のため強そうに見えるが、進化した子供たちのデジモンを見てあっさり降参して逃げ出した。
- 『:』では第28、32、33話に登場。入浴中の丈とゴマモンの目の前に現れる。
- デビドラモン
- 第26話、27話、28話に登場
- 成熟期。「複眼の悪魔」と恐れられているデジモンで石像としてヴァンデモンの城を守っていたが、テイルモンのホーリーリングで封印が解かれる。ヴァンデモンの馬車をひいているデビドラモンも登場している。
- 27話ではメタルグレイモンに、28話ではアトラーカブテリモンによってまとめて倒された。必殺技は「クリムゾンネイル」。
- ドクグモン
- 声 - 田野恵、鶴岡聡(PSP版ゲーム)
- 第28話に登場
- 成熟期。ヴァンデモンの城にいた。ガルルモン、トゲモン、イッカクモンを圧倒するが、ワーガルルモンに敗れる。必殺技は「スティンガーポーレーション」。
- PSP版では現実世界でタケルの紋章とタグを奪おうとした。
- 『:』では第5話に登場。こちらはデビモンの部下という設定。グレイモンに倒される。
- マンモン
- 第29話に登場
- 完全体。テイルモンがスカウトしたが、知性が乏しく光が丘で街を破壊しながら徘徊しており、スカウトしたテイルモン自身も「でくの坊」呼ばわりして連れてきたのを後悔していた。ガルダモンに敗れるが、ガルダモンとの戦闘を通じて太一達は四年前に自分達がデジモンと出会っていたことを思い出す。
- 『:』では第15話に登場。ユキダルモンを引き連れで空たちを襲うも、ズドモンの「ハンマースパーク」を食らい敗れる。
- ゲソモン
- 第30話に登場
- 成熟期。川に現れた。イッカクモンと戦い敗れる。
- 『:』では第7話に登場。グレイモン、トゲモン、イッカクモンの連携に敗れた。こちらは陸上でも行動している。
- レアモン
- 第31話に登場
- 成熟期。東京湾に現れた。カブテリモンに敗れる。ヘドロモンスターのお約束として上陸した直後にディスコを襲撃した。
- デスメラモン
- 声 - 平田広明、奈良徹(PSP版ゲーム)
- 第30、32話に登場
- 完全体。テイルモンがスカウトした。現実世界ではコートを着て変装しながら8人目の選ばれし子供を捜していた。
- 東京タワーでグレイモン達と戦い、メガフレイムを吸収するなど善戦したが、メタルグレイモンにより敗れる。必殺技は「ヘヴィーメタルファイアー」。
- パンプモン
- 声 - 寺田はるひ、儀武ゆう子(PSP版ゲーム)
- 第33話に登場
- 完全体。ゴツモン共々ヴァンデモンの手下だが、全く仕事をせず渋谷で遊んでいた。
- ヤマト達と戦わずに楽しく遊ぶ事を選び、ヤマト達をヴァンデモンから庇った事により裏切り者としてヴァンデモンのナイトレイドに食われてしまった。没日8月2日。必殺技は「トリックオアトリート」。
- ゴツモン
- 声 - 杉本ゆう、斉藤貴美子(PSP版ゲーム)
- 第33話に登場
- 成長期。ヴァンデモンの手下だがパンプモンと共に渋谷で遊んでいた。
- ヤマト達と戦わずに、楽しく遊ぶ事を選んだがヤマト達をヴァンデモンから庇った事により裏切り者としてヴァンデモンのナイトレイドに食われてしまった。没日8月2日。必殺技は「アングリーロック」。
- 『:』では第32、33話に複数体登場。
- ギザモン
- 第35、38話に登場
- 成長期。浜辺に多数登場。通りすがる人々を襲っていた。ヴァンデモン復活のため、一匹残らず喰い殺された。
- ファントモン
- 声 - 櫻井孝宏
- 第26、35〜37話に登場
- 完全体デジモン。35話ではヴァンデモンの命令でバケモン達を引き連れ人間の子供や大人をヴァンデモンの元へ連行した。
- 36話ではビッグサイトから逃げてきた空の後をつけて、タスクモンとスナイモンを従えて隠れていたヤマトとヒカリの元に現れ、ヒカリをヴァンデモンの元へと連行した。
- 37話ではヴァンデモンに立ちはだかった太一とグレイモンに襲い掛かろうとするも、グレイモンがメタルグレイモンに超進化したために逃げ出し、エンジェモンに一撃で倒される。必殺技は「ソウルチョッパー」。
- バケモン
- 声 - 菊池正美、平田広明、千葉進歩、白川周作(PSP版ゲーム)
- 第27、34〜38、53話に登場
- 成熟期。ファイル島にも出てきたのとは別個体。ファントモンに引き連れられてお台場の人々を捕らえていたが、ヴァンデモンが一度敗れた後に全滅した。
- ダークティラノモン
- 第35、53話に登場
- 成熟期。心も体もコンピューターウイルスに蝕まれている。リリモンによっておとなしくなるが、粗大ゴミとしてヴァンデモンに処分され、殺される。
- 『:』では第8話に登場。要塞にいた門番として登場。グレイモンに「メガフレイム」で崖から転落し敗北。
- メガシードラモン
- 第36話に登場
- シードラモンが進化した完全体デジモン。ズドモンに敗れる。必殺技は「サンダージャベリン」。
- 『:』では26話に登場。総攻撃により敗れる。
- タスクモン
- 第36〜38話に登場
- 成熟期。37話でガルダモン、ワーガルルモン、ズドモンに敗れる。
- 38話でヴァンデモン復活の際に餌として喰われる。必殺技は「パンツァーナックル」。
- 『:』では第6話に登場。こちらは食いしん坊でたちの悪いデジモンとして登場し、それをオーガモンに利用される。
- スナイモン
- 第36〜38話に登場
- 成熟期。成熟期ながらガルダモンを苦戦させる強さを持つ。ガルダモン、ワーガルルモン、ズドモンに敗れる。
- 38話でヴァンデモン復活の際に餌として喰われる。必殺技は「シャドウ・シックル」。
- 『:』では第4話に登場。太一達を襲うもバードラモンに敗北。
その他
- トノサマゲコモン
- 声 - 松尾銀三、楠大典(PSPゲーム版)
- 第25、47話に登場
- 完全体。ゲコモンの城にいて、カラオケ勝負に敗北して以来何百年もの間、眠っていた。
- ミミたちのおかげで復活したが、とんでもない暴君であることがわかり、メタルグレイモンに敗れ、また永い眠りにつく。スパイラルマウンテン形成の際の地割れに飲み込まれ、死亡。必殺技は「コブシトーン」。
- PSP版ではその後の様子が描かれており、目を覚ましたのはいいがカラオケが朝から始めているせいでゲコモン達に迷惑をかけ、もう二度と迷惑はかけないと誓う。
- ゲコモン
- 声 - 菊池正美、平田広明、宮田始典、竹内順子、山口眞弓(第47話)、岩崎征実、内藤玲、鶴岡聡(PSP版ゲーム)
- 第25、47、50、52、54話に登場
- 成熟期。ミミにこき使われていた。ダークマスターズ編でミミ達に味方する。
- PSP版ではトノサマゲコモンのカラオケのせいで不眠症になっていた。
- オタマモン
- 声 - 水谷優子、坂本千夏、小西寛子(第47話)、大久保瑠美(PSP版ゲーム)
- 第25、47、50、52話に登場
- 成長期。ゲコモン同様ミミにこき使われていた。ダークマスターズ編でミミ達に味方する。
- ベーダモン
- 声 - 鈴木琢磨、内藤玲(PSP版ゲーム) / 高戸靖広
- 第24、53話に登場
- 完全体。穴に落ちた物の心を奪い売る、心の商人で、うんこが何よりも好き。
- 光子郎の知りたがる心と紋章を奪うが、アトラーカブテリモンに敗れた。語尾に「なのよね」をつけて話す。必殺技は「悪魔の投げキッス」。
- 「:」では第33話に登場。複数体おり、大きな黒いクリスタルを前にしてミレニアモンの復活を企んでいる。
- PSP版ではヤマトの強い心を奪った。
- デジタマモン
- 声 - 堀川仁、鶴岡聡(PSP版ゲーム)
- 第23話に登場
- 完全体。ベジーモンと共にレストランを経営。ピコデビモンから金を受け取り、丈とヤマトをレストランから逃がさないようにした。
- 丈との友情を信じたヤマトが進化させたワーガルルモンに、カイザーネイルを受けて吹っ飛ばされ敗北した。必殺技は「ナイトメアシンドローム」。
- ダークマスターズ編では、レストランを破壊され逃げ出し、食料を探し回っていたところを太一達と出会い彼らに協力する(PSP版のみ)。
- ベジーモン
- 声 - 河本浩之、佐藤晴男(PSP版ゲーム)
- 第23、27、53話に登場
- 成熟期。デジタマモンと共にレストランを経営していた。デジタマモンと共に、丈とヤマトを騙す。仕事は真面目だが、タケルを人質にするなど本質は卑怯。
- ワーガルルモンに敗れたデジタマモンを見て逃げ出した。こちらは一体のみだが、ナニモンの部下として登場した際は複数登場した。
- PSP版では現実世界に現れ、花屋の花を「カワイ子ちゃん」と呼んでいた。
- 『:』では第30話に登場。アロモンの頭上に乗って現れ指揮を担当する。ウォーグレイモンの「ガイアフォース」で消滅。
- フライモン
- 第26話に登場
- 成熟期。
- 『:』では第28、29話に登場。空とピヨモンの前に複数体現れた。
- ゴリモン
- 第39話に登場
- 成熟期。
- 『:』では第8話に登場。要塞にいたデジモン達のボス。ガルルモンの「フォックスファイアー」に敗れる。
- エアドラモン
- 第39話に登場
- 成熟期。
- パロットモン
- 第29、45話に登場
- 完全体。
- 『:』では第30話に登場。太一の前に現れる。
- クロスモン
- 『:』第30話に登場
- 究極体。パロットモンが進化した姿。メタルグレイモンの攻撃をものとのしないが、ウォーグレイモンの「ガイアフォース」に敗れる。
ダークマスターズ編のデジモン
ダークマスターズ
デジタルワールドを再構成し、「スパイラルマウンテン」を形成した四体の究極体デジモン。四天王とも呼ばれる。 なお、小説版ではアニメのボス級デジモンたちは皆ダークマスターズの配下として一つの組織に属しているが、アニメでは不明。
- メタルシードラモン
- 声 - 風間勇刀
- 第40〜42話に登場
- ダークマスターズの一員で究極体。海のエリアを支配していた。自信家で子供たちを侮る言動が多い。
- 様々な策と属しているディープセイバーズを率いて子供たちを何度も追い詰め、ウォーグレイモンを噛み砕こうとするが、ホエーモンの捨身の特攻で体勢を崩され、ブレイブトルネードで内部を貫かれ敗れる。
- ダークマスターズで最初に敗れた。本作に登場するボス級敵デジモンの中では唯一のデータ種でもある。
- 自身もディープセイバーズに属している。必殺技は「アルティメットストリーム」。
- ピノッキモン
- 声 - 小桜エツ子
- 第40〜47話に登場
- ダークマスターズの一員で究極体。森のエリアを支配していた。
- ウインドガーディアンズを率いる。子供のような無邪気さと残酷さを併せ持ち、我侭で命を軽視する発言が多く、遊びのように部下を殺す。糸で相手を意のままに操ったり、特殊な人形[29]で太一達をバラバラにした。故に部下からの信頼は全く無い。しかし、それらは全て究極体の力を持て余したが故の驕りと無知、そして無邪気さから来る物であった。そのため遊び相手に指名したタケルから友達が居ないことを指摘された時は酷く動揺しており[30]、ガラクタで作った人形を友達として紹介しようとした時は既にタケルは逃げた後だった。また、ジュレイモンから「心」の強さと大切さを諭されるもののその心は届かず、唯一の忠臣であった彼さえもあっけなく殺してしまった。
- 最期はヤマトとメタルガルルモンの怒りに触れ、コキュートスブレスを受けて敗北。最期まで「心」を知ることなく散ってしまう。
- メタルエテモンとも戦いを繰り広げた。必殺技は「ブリットハンマー」「フライイングクロスカッター」「ドリルノーズ」。
- ムゲンドラモン
- 声 - 江川央生
- 第40〜42、48、49話に登場
- ダークマスターズの一員で究極体。街のエリアを支配していた。
- メタルエンパイアを率いており、絶対的な統率力を誇る。ピエモン曰く「つまらない戦闘マシーン」であるが、それだけに「隙のない」デジモン。光子郎との情報戦や絨毯爆撃のような軍事作戦を行うなど、これまでとは一風変わった戦いを見せた。
- 堅実かつ確実な作戦と圧倒的な力で子供たちを追い詰めるが、ヌメモンたちの心とヒカリの想い、そしてウォーグレイモンのドラモンキラーで斬られ敗れた。
- ダークマスターズの四体の中で最短の話数で倒される。必殺技は「∞キャノン」。
- ピエモン
- 声 - 大塚周夫
- 第40〜42、45、48、50〜53話に登場
- ダークマスターズのリーダーで究極体。ナイトメアソルジャーズを率いる。闇のエリアを支配し、スパイラルマウンテンの頂上に住んでいた。子供達を人形に変える等、トリッキーな能力で子供たちを追い詰めた。
- 選ばれし子供達を全滅まで追い込んだが、最後の最後でホーリーエンジェモンへの進化を許してしまう。デジモン達との総力戦で敗れ、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの攻撃を受け、ヘヴンズゲートによって亜空間に飛ばされ消滅した。
- 過去に、選ばれし子供達のパートナーが生まれる予定のデジタマと紋章とタグを扱っていたゲンナイらエージェントを襲撃し、紋章とタグを奪いゲンナイに暗黒球を植えつけた張本人。必殺技は「トランプソード」「トイワンダネス」「エンディングスペル」。
ダークマスターズの配下
ダークマスターズのメンバーそれぞれに配属する手下のデジモン達。
ディープセイバーズ
- アノマロカリモン
- 声 - 櫻井孝宏、白川周作(PSP版ゲーム)
- 第41話に登場
- 完全体。メタルシードラモンの部下でディープセイバーズの一人。太一達を海の家の罠に閉じ込めるも、丈とミミによって失敗。
- その後、任務に失敗した罰としてメタルシードラモンに投げ飛ばされた。必殺技は「スティンガーサプライズ」。
- ハンギョモン
- 声 - 櫻井孝宏、竹内順子、菊池正美、小桜エツ子
- 第42話に登場
- 完全体。メタルシードラモンの手下でディープセイバーズの一員。同族数体で編隊を組んだ。深海は活動域ではないので水圧に弱かった。
- ホエーモンのタイダルウェーブ、ズドモンのハンマースパークで壊滅。必殺技は「フライイングフィッシング」。
ウインドガーディアンズ
- キウイモン
- 声 - 徳光由香、明坂聡美(PSP版ゲーム)
- 第43話に登場
- 成熟期。ピノッキモンの部下。羽が退化して飛べなくなっている。バードラモンに敗れる。必殺技は「リトルペッカー」。
- 『:』では第15話に登場。大群で登場し、ミミを乗せて暴走する。
- マッシュモン
- 声 - 天神有海、奈良徹(PSP版ゲーム)
- 第43話に登場
- 成長期。ピノッキモンの部下。ピノッキモンに連れ去られたタケルが「隠れるから黙っている」よう忠告するも、無視しピノッキモンに教えるも、タケルは既に逃げた後だった。
- 嘘の報告をしたとしてピノッキモンに殺される。本作にてナレーターの紹介はなかった。
- ブロッサモン
- 声 - 荒木香恵、斉藤貴美子(PSP版ゲーム)
- 第43話に登場
- 完全体。ピノッキモンの部下。マッシュモン同様、ピノッキモンに殺される。本作にてナレーターの紹介はなかった。
- 『:』では第32話に登場。丈とゴマモンの前に現れる。
- ガーベモン
- 声 - 平田広明、竹内順子、藤田淑子、佐藤晴男、岩崎征実(PSP版ゲーム)
- 第44話に登場
- ピノッキモンの部下。必殺技はウンチバズーカ。ナレーター曰く「これでも完全体」。三体同時に現れ、一体目はリリモンに、二体目はメタルグレイモンに、最後の一体はブラックホールで子供達を吸い込もうとしたが、メタルガルルモンに後ろをとられ敗れる。
- デラモン
- 声 - 竹内順子、小島幸子(PSP版ゲーム)
- 第43、46、47話に登場
- 「~である」という喋り方が特徴の完全体。フローラモンと共に逃げ出すタケルを目撃するが、ピノッキモンには伝えず見逃した。
- ピノッキモンの手下だがフローラモンと共に相当ピノッキモンには不満があり、子供達に味方する。
- 館から逃げたあと、消息不明。
- フローラモン
- 声 - 前田愛、菊池こころ(PSP版ゲーム)
- 第43、46、47話に登場
- 成長期。ピノッキモンの手下だがデラモンと共に相当ピノッキモンに不満があり、子供達に味方する。
- 館から逃げたあと、消息不明。
- ジュレイモン
- 声 - 菊池正美、佐藤晴男(PSP版ゲーム)
- 第44、47話に登場
- 完全体。ピノッキモンの手下で執事のような存在。
- ウォーグレイモンとメタルガルルモンを戦わせるためにヤマトを唆すなど、策士の面を持つ。
- ピノッキモンの部下で唯一忠誠心を持ち、彼に欠けている「心」の強さを伝えようとした。しかしその言葉はピノッキモンには届かず、それどころか逆鱗に触れ殺されてしまう。ピノッキモンは最期まで「心」を知る事は無かったが、「足りないもの」という言葉は最後まで突き刺さっていた。必殺技は「チェリーボム」。
- レッドベジーモン
- 声 - 竹内順子、櫻井孝宏、平田広明、菊池正美、佐藤晴男(PSP版ゲーム)
- 第47話に登場
- 成熟期。ベジーモンの強化したもので、ピノッキモンの部下。集団で子供達に襲い掛かるものの、成長した子供たちのデジモンの前では敵ではなく、あっさりと敗れてしまう。1体だけピノッキモンについて行こうとするが足手まといとして殺される。
- ウッドモン
- 声 - ボルケーノ太田(『:』のみ)
- 第46話に登場
- 成熟期。近くを通りかかったデジモンを襲ってエネルギーを吸収している。オーガモンを集団で追いかけていたところに隕石(メタルエテモン)が落ちて全滅した。
- 『:』では第29、30話に複数体登場。バドモンやロップモンと共に森で静かに生きることを望んでいる。一部は、アロモンの攻撃によって消滅した。タンクドラモンに向かって木を放ち、メタルグレイモンを援護した。
メタルエンパイア
- ハグルモン
- 声 - 櫻井孝宏、平田広明、内藤玲、奈良徹(PSP版ゲーム)
- 第48話に登場
- 成長期。メタルエンパイア軍団の一員で、オペレーターのような役割を務める。
- 『:』では第12話に登場。元々スクラップにされていたデジモンだったが、太一達を襲うもグレイモンに敗れる。
- ガードロモン
- 第45話に登場
- 成熟期。メタルエンパイア軍団の一員。必殺技は「ディストラクショングレネード」。子供達との戦闘には参戦していない。
- 『:』では第12話に登場。元々はスクラップにされていたデジモンだったが、ミミのやさしさに触れたことで彼女を守る。最後はミミを庇いアンドロモンに殺されてしまい、リリモンによって植物に覆われた。
- メカノリモン
- 声 - 重松花鳥
- 第45、47、48、52〜54話に登場
- 成熟期。メタルエンパイア軍団の一員。乗り込み型のデジモンであるため、中でバケモンが操縦している模様。必殺技は「トゥインクルビーム」。
- タンクモン
- 声 - 櫻井孝宏
- 第48話に登場
- 成熟期。メタルエンパイア軍団の一員。必殺技は「ハイパーキャノン」。
- 『:』では第8、32話に登場。集団で太一達を襲うもトゲモンとイッカクモンに敗れる。
- メガドラモン
- 声 - 平田広明
- 第48話に登場
- 完全体。完全体のドラゴンデジモンの中では最大級のパワーを誇る。メタルエンパイア軍団の一員で絨毯爆撃を行った。必殺技は「ジェノサイドアタック」。
- 『:』では第20話にデビモンの手下として登場。オトリになったレオモンに成敗される。第29、30話では別個体が複数体登場。上空からウッドモンたちの住む森を攻撃して焼き尽くすが、一部はメタルグレイモンやガルダモンの攻撃によって敗れる。
- ギガドラモン
- 第48話に登場
- 完全体。パワー・飛行スピード共にメガドラモンを上回る。メタルエンパイア軍団の一員で絨毯爆撃を行った。
- なお、設定上はギガドラモンはメガドラモンにパワーで勝るがスピードで劣り、力を合わせればお互いの欠点を解消できるという物だが、本作ではメガドラモンの強化版となっている。
- ワルもんざえモン
- 声 - 高橋広樹、星野貴紀(PSP版ゲーム)
- 第49話に登場
- 完全体。メタルエンパイア軍団の一員。声と見た目はもんざえモンに似ているが、性格はもんざえモンとは似ても似つかず凶悪でヌメモンをこき使っていた。
- 子供達に敗れた後ムゲンドラモンに助けを求めるが、独断専行の果てに取り逃がしたことがムゲンドラモンを激怒させ、用済みとして消される。
ナイトメアソルジャーズ
- レディーデビモン
- 声 - 永野愛、明坂聡美(PSP版ゲーム)
- 第50話に登場。
- 堕天使型の完全体。ピエモンの部下でナイトメアソルジャーズの一人。空やヒカリからは「嫌なデジモン」と言われた。
- エンジェウーモンとの女の戦い(ビンタの張り合い)は、太一曰く「おっかない」、光子郎曰く「(女性は)怒らせると怖い」ほど鬼気迫るものだった。また、アトラーカブテリモンも気圧されていた。ヘブンズチャームで消滅する。必殺技は「ダークネスウェーブ」「ダークネススピア」。
- イビルモン
- 第52話に登場。
- 戦闘を好む邪悪な成熟期のデジモン。ピエモンの合図と共に集団で現れる。
- 選ばれし子供達とそのデジモンと子供達に味方したデジモン達によってけちらされ、最後はピエモンと共にヘヴンズゲートによって亜空間に飛ばされ、運命を共にした。
最後の敵
- アポカリモン
- 声 - 大塚周夫
- 第53、54話に登場
- 究極体。本作における全ての元凶。「我々」を一人称に使う(または「私」)。進化の過程で消えていったデジモンの無念の思いの集合体。よって本来はデジモンであるのかさえも不明である[31]。滅んで行ったデジモン達の必殺技なら全て使える。存在するだけで世界を歪ませ、ダークマスターズもこの歪みによって強い闇の力を得て居ただけに過ぎない。
- 一度はパートナーデジモン達をデスエボリューションにより退化させ、デスクロウにより紋章とタグを破壊し、選ばれし子供達とパートナーデジモン達をデータに分解する圧倒的な力を見せた。しかし自らの心に在る紋章を輝かせた選ばれし子供達に本体を倒される。最後の悪あがきで滅びる寸前に自爆技であるグランデスビッグバンによりこの世界を巻添えにしようとしたものの、デジヴァイスの力によりビッグバンごと封じられた。
- 小説版でのアポカリモンは、最初からグランデスビッグバンにより世界をリセットし、新世界の神になることを企んでいた。必殺技は「暗黒(ダークネスゾーン)」「グランデスビッグバン」。
その他デジモン
- ジャガモン
- 声 - 風間勇刀
- ミニドラマに登場
- 完全体。
- バクモン
- 声 - 菊池正美
- ミニドラマに登場
- 成長期。
『:』に登場するデジモン
『アドベンチャー』と違い、言葉を話さないデジモンが多い。
光の勢力
- ヴァロドゥルモン
- 声 - 風間勇刀、前田愛
- 第5話に登場。光り輝く聖鳥型デジモン。名前は第31話で判明。
- 『アドベンチャー』におけるデジタルワールドの安定を望む者の位置づけであるキャラで「デジタルワールドの善を司る者」と名乗るが、こちらは依り代を介さずに自ら語りかけており、男女の二重音声となっている。太一たちに「聖なるデジモン」を捜せと告げる。
- 古の戦いで戦った光側のデジモンの一体。
- ロップモン
- 声 - 西村ちなみ
- 第28~32話に登場
- 成長期。ウッドモンやバドモンと共に森で静かに生活していた。
- その正体は、かつて古の戦争で闇の勢力と戦った「三大天使」の一角ケルビモンの生まれ変わり。デジモンの特性上、転生後は記憶を失っていたが、ウォーグレイモンの進化の光の影響で記憶を取り戻した。
- 31話で太一たちに古の戦いと蘇りつつある闇の最終兵器ミレニアモンのことを語り、かつての仲間であるコモンドモンたちを蘇らせた。また、太一たちに聖なるデジモンが2体存在することを告げ、もう1体の聖なるデジモンを探すように導きウッドモンやバドモンと共にコモンドモンの一体に乗り去った。32話で思念を飛ばし弱気になるパタモンを励ました。
- 進化 : ロップモン→トゥルイエモン→アンティラモン→ケルビモン (回想シーンでの登場)
- スラッシュエンジェモン、クラヴィスエンジェモン、ラジエルモン
- 究極体。かつて古の戦いで闇の勢力と戦った聖なるデジモン達。
- ピッドモン
- 第31話に登場
- 成熟期。2枚の翼を持つエンジェモンの亜種。回想シーンにおいてケルビモンの周囲に無数におり、闇の勢力と戦った。
- コモンドモン
- 声 - 横山だいすけ
- 第31、32話に登場
- 「三大天使」の1人であるケルビモンの転生ロップモンの呼びかけにより復活し、太一たちを乗せて移動する。「ワホーン」と鳴く。
- 太一たちを乗せた個体を含めて全部で5体。3体はロップモンの指示で平和を望むデジモンたちの救助に向かい、ロップモンやウッドモンたちを乗せた個体は安全な場所を目指して走り去った。
レオモンの仲間
- ペックモン
- 第19、20、21、25~27話に登場
- 成熟期。レオモンの仲間。移動用のデジモンとして活躍。
- ファルコモン
- 第19、21、25、26話に登場
- 成長期。レオモンの仲間。
- スパーダモン
- 声 - 真田アサミ
- 第19、21、25、26話に登場
- 成長期。レオモンの仲間。
デビモン関係者
- アルゴモン
- 声 - 松山鷹志
- 第1、2、3、21、22、24話に登場
- 幼年期→成長期→成熟期→完全体→究極体
- アグモン→グレイモンに敗北。通常より大き目のボス級の個体はグレイモンやガルルモンの攻撃をものとのしないが、オメガモンには敵わず敗れる。
- 21話ではカルマーラモンに操られている。
- コアドラモン
- 第5、6、9話に登場
- 成熟期。オーガモンの移動用デジモンとして登場。青と緑の個体がおり、第6話では青のコアドラモンが太一らを襲うが、バードラモンに敗れる。第9話では緑のコアドラモンの集団が子供たちを襲うが、オーガモンの覇王拳を受け、その場から立ち去った。
- ソーラーモン
- 第8話に登場
- 成長期。要塞に侵入して来た者を光で見つけるサーチライトのような役割をしている。ガルルモンの「フォックスファイヤー」でゴリモン諸共爆散。
- メタルティラノモン
- 第9、10話に登場
- 完全体。オーガモンを切り捨てたデビモンの部下として登場。グレイモンをものとのせず圧倒するが、メタルグレイモンに敵わず敗れる。
- バルブモン
- 第19、20話に登場
- 完全体。デビモンの手下。大型輸送デジモンとしてトループモンやミノタルモン、ブルモンを乗せていた。ベルグモンの攻撃によって消滅した。
- トループモン
- 第19話に登場
- 成熟期。デビモンの手下。バルブモンの中に潜み、太一たちを襲うも敗れる。
- ミノタルモン
- 声 - 宝亀克寿
- 第19話に登場
- 成熟期。デビモンの手下。バルブモンの中で指揮をとっていた。レオモンの「真・獣王拳」に敗れる。
- ブルモン
- 第19話に登場
- アーマー体。グレイモンの「メガフレイム」に敗れる。
- ベルグモン
- 第20話に登場
- ハイブリット体。デビモンの手下。エンジェモンの力を分け与えられたメタルグレイモンとワーガルルモンによって敗れる。
- スプラッシュモン
- 第21話に登場
- 完全体。デビモンの手下。真の姿として太一らを襲撃するが、メタルグレイモン:アルタラウスモードによって敗れる。
- カルマーラモン
- 第21~23話に登場
- ハイブリット体。ネットワーク空間でアルゴモン達を操り、AISをハッキングして現実世界で大型船を街に突っ込ませようとしている。
- 23話でリリモン、ガルダモン、アトラーカブテリモン、ズドモンによって敗れる。
- チクリモン
- 第22話に登場
- 成長期。デビモンの手下。
ミレニアモン関係者
- ミレニアモン
- 究極体。闇が生み出した最終兵器と呼ばれるデジモンで、古の光と闇の戦いで破壊の限りを尽くした。
- ヴァロドゥルモンら聖なるデジモン達と6体の究極体の戦士達によって倒され、肉体は黒い欠片となって無限大陸に降り注いだ。
- 現在はムーン=ミレニアモンを模した姿で復活の期を伺っている。また、ダークナイトモンの体内にも分身体と思われる存在が確認されたが、ウォーグレイモンに切り裂かれ消滅している。
- 名前こそ「ミレニアモン」だが、容姿はズィード=ミレニアモンを踏襲している。
- スカルナイトモン / ダークナイトモン
- 第20~23、27~33話に登場
- 成熟期(ダークナイトモンは完全体)。
- ミレニアモン復活の為に選ばれた存在。マントの中にミレニアモン(姿はムーン=ミレニアモン)を抱えている。また、体内に聖なるデジモンの1体であるテイルモンを幽閉していた。2体の完全体を同時に相手しても互角以上に立ち回るなど、戦闘能力も非常に高い。
- 当初はデビモンに協力しており、一度は聖なるデジモンのデジタマを奪うも奪還され、敗北したネオデビモンを復活・進化させ去っていった。
- 第28話ではエンジェモンとの一騎討ちの影響で退化するも、ネットワークの活発化による黒いエネルギーにより力を取り戻し、ヒカリを連れ去った。
- 第33話では、ミレニアモンの肉体である黒い欠片を集めた祭壇に黒い雷を集中させ、その力で抱えていたミレニアモンを取り込み再び超進化し、更に体内にヒカリを取り込んで巨大化し、自らを憑代としてミレニアモンを復活させようとしたが、ウォーグレイモンの「ブレイブトルネード」で鎧を突き破られ、体内のミレニアモンの分体もドラモンキラーで切り裂かれて消滅し、ヒカリとテイルモンも救出された。
- ダークメイルドラモン
- 第21、23、28~33話に登場
- 成熟期。スカルナイトモン(ダークナイトモン)の手下。移動用デジモンとして登場。第33話でガルダモンの「シャドーウィング」に敗れる。
- バケモン
- 第31話に登場
- 成熟期。闇の尖兵として、複数体が太一達の前に現れる。
- メタルファントモン
- 完全体。バケモンが黒い雷を受けて進化した姿。3体登場し、1体はグレイモン及びメタルグレイモンと戦い、さらにゴクモンに進化を遂げる。残り2体は空とバードラモンを追い、進化したガルダモンに倒される。
- ゴクモン
- 究極体。メタルファントモンがさらに進化した姿。メタルグレイモンを追い詰めるが、進化したウォーグレイモンに倒される。
その他の敵デジモン
- シーラモン
- 第4話に登場
- 成熟期。川下りをしていた太一達を襲いグレイモンと戦うが「メガフレイム」で撃破された。
- サウンドバードモン
- 第5、6、8、9話に登場
- 成長期。音波でデジモンを操る。1体はカブテリモンの「メガブラスター」で吹き飛ばされた。
- サンドヤンマモン
- 第11話に登場
- 成熟期。超音波で砂嵐を起こす。ヤマト達を襲ったもののスコピオモンの餌食になってしまう。
- スコピオモン
- 第11話に登場
- 完全体。ワーガルルモンに敗れる。
- ワスプモン
- 第13話に登場
- 成熟期。キャノンビーモンの手下。ファンビーモンを捕まえた。
- キャノンビーモン
- 第13話に登場
- 完全体。ワスプモンの親玉でファンビーモンたちを捕まえ奴隷にしようとした。ガルダモンに敗れる。
- オオクワモン
- 第14話に登場
- 完全体。クワガーモンの親玉として登場。アトラーカブテリモンに敗れる。
- アイズモン
- 第16話に登場
- 成熟期。東京の停電を起こした張本人。東京に見せかけたデジタルワールドを駆使して太一たちを追い詰め、アイズモン:スキャッターモードがいくつも集まり1体の大きなアイズモンとなるが、完全体デジモンの一斉攻撃の前に敗れる。
- オロチモン
- 第17話に登場
- 完全体。生き残ったアイズモンが進化した姿。本体の首を完全体デジモンに一斉攻撃され敗れる。
- ニーズヘッグモン
- 声 - ボルケーノ太田
- 第18話に登場
- 究極体。蘇ったオロチモンが東京での異常で活性化したネットワークエネルギーを吸収して進化した姿。カウントダウンにより東京を壊滅させようとした。オメガモンに敗れる。
- ズルモン
- 第25~27話に登場
- 幼年期。ネットワーク空間で大量発生した。現実世界で再び大型船の暴走を引き起こした。
- マメモン
- 第25話に登場
- 完全体。ビッグマメモンとともに大群で太一らを襲撃するが、レオモン達の協力により海に落下した。
- ビッグマメモン
- 第25話に登場
- 完全体。マメモンとともに大群で太一らを襲撃するが、レオモン達の協力により海に落下した。
- トータモン
- 第27話に登場
- 成熟期。大群で太一たちの前に現れるが、少数がグラウンドラモンに食われる。
- グラウンドラモン
- 第27話に登場
- 完全体。トータモンを捕食し、太一らを襲撃するが、総攻撃に敗れる。
- ヴォルクドラモン
- 第28話に登場
- 完全体。太一らの前に現れる。メタルグレイモンが進化した姿(ウォーグレイモンの「ガイアフォース」)に敗れる。
- アロモン
- 第29、30話に登場
- アーマー体。複数体でウッドモン達や森を攻撃するが、メタルグレイモンらの攻撃によって敗れる。残りはウォーグレイモンの「ガイアフォース」に敗れる。
- タンクドラモン
- 第29話に登場
- 完全体。アロモンたちの親玉としてウッドモン達や森を攻撃をするが、メタルグレイモンの攻撃によって敗れる。
- ファングモン
- 第32話に登場。
- 成熟期。1体はタケルを追いかけ、合流したグレイモンとバードラモンに敗れる。別個体のファングモンが複数体登場し、太一らを襲撃するが2体はペガスモンの「シルバーブレイズ」に敗れる。
- ケルベロモン
- 第32話に登場。
- 完全体。ファングモンの親分として登場。太一らを襲撃するがペガスモンとメタルグレイモン、ガルダモンの総攻撃に敗れる。
- マンタレイモン
- 第34話に登場。
- アーマー体。元々海底に住んでいたデジモンで、後から海底に逃れてきたマリンエンジェモンら海底都市の住人をよく思っておらず、度々海底都市を襲撃していた。
- アノマロカリモン
- 第34話に登場。
- 完全体。マンタレイモンたちの親玉で、黒い雷の力でパワーアップし、海底都市を破壊しようと襲撃してくる。テイルモンとメタルグレイモン、バードラモン、ペガスモンの総攻撃を受け敗れる。
その他
- ブラキモン
- 声 - ボルケーノ太田
- 第3、4話に登場
- 成熟期。デジタルワールドの湖を泳いでいた。
- サンダーバーモン
- 第4話に登場
- アーマー体。デジタルワールドの空中を飛行していた。
- ププモン
- 第4話に登場。
- 幼年期Ⅰ。デジタルワールドの陸を浮遊していた。
- ステゴモン
- 第4話に登場
- アーマー体。デジタルワールドの陸を歩いていた。
- ティロモン
- 第5話に登場
- アーマー体。サウンドバードモンに操られホエーモンの体内にいた光子郎とテントモンを襲撃するが、サウンドバードモンがカブテリモンに倒され正気に戻った。
- ネーモン
- 声 - 菊池正美
- 第11話に登場
- 成長期。砂漠に住むデジモンの長老。『フロンティア』とは別個体でのんびりした性格はあまり見られず、真面目な性格をしている。
- キャロモン
- 声 - 白石涼子
- 第11話に登場
- 幼年期Ⅱ。ネーモンの仲間。
- ベアモン
- 第11話に登場
- 成長期。ネーモンの仲間。
- ラブラモン
- 第11話に登場
- 成長期。ネーモンの仲間。
- ファンビーモン
- 声 - 釘宮理恵
- 第13話に登場
- 成長期。キャノンビーモンに捕まった仲間から逃げ切れたうちの一体。空たちに仲間たちを助けてほしいと頼む。
- エルドラディモン
- 第21、22、25~27話に登場
- 究極体。タケルの希望のデジヴァイスの力で解放され、姿を現した。背中にある城がデビモンのアジトとなっており、額が入り口となっている。
- クラウド大陸に瘴気の沼が多数生じてその瘴気に汚染されて弱まり、デビモンに利用されてしまう。浮遊大陸であるクラウド大陸から太一たちと共に落下するが、彼らとレオモンたちの協力で海に無事着水する。
- エビドラモン
- 第26話に登場
- 成熟期。いきなり太一たちの前にシードラモンとともに姿を現し、その後シードラモンに食われる。
- デッカードラモン
- 第28、32話に登場
- 成熟期。光子郎とテントモンの前に現れる。上空にいるサイバードラモンの群れを攻撃し、撃墜した少数を捕食した。
- サイバードラモン
- 第28、32話に登場
- 完全体。光子郎とテントモンの前に大群で現れるも、少数が地上にいるデッカードラモンに食われる。姿はクロスウォーズ版の個体である。
- ゴーレモン
- 第28、32、33話に登場
- 成熟期。ミミとパルモンの前に現れる。二人を追いかけるために崖を登ろうとするが失敗した。第32話ではトゲモンと戦っていた。
- バドモン
- 第29、30話に登場
- 幼年期Ⅱ。ウッドモンやロップモンと共に森で静かに生活している。複数体いるが、内1体がタンクドラモンの攻撃によって消滅した。タンクドラモンに向かってトゲを放ち、メタルグレイモンを援護した。
- コクワモン
- 第33話に登場
- 成長期。群れで飛行していた。
- マリンエンジェモン
- 声 - ゆかな
- 第34話に登場
- 究極体。海底都市のリーダー。海底都市に落ちて来た太一達を襲撃者と間違えるが、テイルモンのホーリーリングを見て非礼を詫び、歓待した。
- かつて古の光と闇の戦いの時、海底に逃れてきたデジモン達の末裔。
- マンボモン
- 声 - 高塚正也
- 第34話に登場
- アーマー体。マリンエンジェモンの指示で襲撃者に立ち向かう、海底都市の兵士たち。
- チャップモン、ギザモン、シャコモン、サンゴモン、スイムモン、シーホモン、ダイペンモン
- 第34話に登場
- チャップモンは幼年期Ⅱ。ギザモン、シャコモン、サンゴモン、スイムモンは成長期。シーホモンはアーマー体。ダイペンモンはハイブリット体。
- 海底都市の住人達。
その他
- ナレーター
- 声 - 平田広明 / 野沢雅子
- 第1話 - 第54話に登場
- 物語を語る謎の人物。常に冷静な口調でしゃべるが、妙な所で力が入り『デジモンアドベンチャー02』終盤で一人称が「僕」に変わる。デジモンの解説も担当する。その正体は『デジモンアドベンチャー02』最終話で一児の父親となったタケルであり、音声入力で小説を執筆中だったことが判明する。
- 『:』では声優が平田から野沢に変更された。『アドベンチャー』とは違い、デジモンの名前が表記されていたのみで、デジモンの解説はしない。第9話から第17話までの冒頭と第18話以降の次回予告の前に光子郎がデジモンを紹介する。
- 昔の選ばれし子供たち
- 第53話に登場
- 1995年から1999年の間にデジタルワールドに呼び寄せられた、太一たち以外の「選ばれし子供」のこと。53話と小説版でその存在が明らかとなる。『デジモンアドベンチャー02』も含めて、昔のアポカリモンと戦った子供とそのパートナーデジモンがシルエットで登場するのみに限られていた。しかし『デジモンアドベンチャー tri.』において、かつて選ばれし子供達であった西島大吾と姫川マキが登場する。
- デジタルワールドに発生した危機の一つである昔のアポカリモンと戦った子供はシルエットによると5人であるが、1995年から1999年の間にどのくらいの危機がデジタルワールドに発生し、どのくらいの人数の選ばれし子供がデジタルワールドに招かれたかは不明。小説版では彼らのパートナーデジモンが四聖獣に進化したと説明されている。
- 藤山先生
- 声 - 櫻井孝宏
- 第29話に登場
- 地岡
- 声 - 菊池正美
- 第35話に登場
- 櫻田
- 声 - 風間勇刀
- 第35話に登場
- ユキ
- 第35話に登場
- ニュースキャスター
- 声 - 生田竜聖(フジテレビアナウンサー)[32]、田中沙耶、田邊幸輔
- 『:』に登場。現実世界での様々なクライシスに関するニュースを伝える。
- 所長
- 声 - ボルケーノ太田
- 『:』第1話に登場
- 所員
- 声 - 寺崎千波也
- 『:』第1話に登場
- 駅員
- 声 - 片貝直生
- 『:』第1話に登場
- 艦長
- 声 - ボルケーノ太田
- 『:』第2話に登場
- クルー
- 声 - 田中章貴
- 『:』第2話に登場
- オペレーター
- 声 - 寺崎千波也、佐藤悠雅
- 『:』第2、26話に登場
- 駅員
- 声 - 中村光樹
- 『:』第16話に登場
- 船長
- 声 - 松山鷹志、今川柊稀
- 『:』第21、23、26話に登場
- 操蛇手
- 声 - 浅野良介
- 『:』第21、23話に登場
- 運転手
- 声 - 中村光樹
- 『:』第22話に登場
- 通信音声
- 声 - 今川柊稀
- 『:』第25話に登場
- 管制官
- 声 - 佐藤悠雅、浅野良介
- 『:』第30話に登場
参考文献
- 小説デジモンアドベンチャー1~いま、冒険がはじまる~(2001年4月30日、まさきひろ、角銅博之、スーパーダッシュ文庫、ISBN 4-08-630029-X)
- 小説デジモンアドベンチャー2~8人目の選ばれし子ども~(2001年6月30日、ISBN 4-08-630035-4)
- 小説デジモンアドベンチャー3~冒険はまだ終わらない~(2001年7月30日、ISBN 4-08-630039-7)
- デジモンシリーズメモリアルブック デジモンアニメーションクロニクル(新紀元社、2010年2月23日発売、ISBN 4775307495 / ISBN 978-4775307496)
脚注
- ^ 一度だけ第22話でピコデビモンに自己紹介をした時に「ぼく」と言ったことがある(PSP版では「オレ」と言っている)。劇場版1作の幼少期においても「ぼく」になっている。
- ^ なおデジモンワールドでは、現実世界の1分が1日だったため、太一が戻ってきた時は2か月が経っていた。
- ^ 劇場版第2作では誕生日が3月近辺の早生まれとされていることから、5年生の夏休みの段階では10歳である。
- ^ 小説版1巻p87
- ^ アニメ第31話。
- ^ デジタルワールドでは動作する場所が限られていた。
- ^ 裏を返せば、家庭のトラブルや進路等の悩みが一切無い最も普通の子供らしいともいえる。
- ^ 小説版ではタケルが父と兄の暮らすマンションに泊まりに来た時に、子供会のキャンプの知らせを見たタケルが一緒に行きたいと言い出したことから父親が取り計らったことが描かれている。
- ^ 小説版によると三軒茶屋のマンション暮らし。
- ^ ただし、小西当人は、この降板については事務所および本人の意向ではない、としている。
- ^ “デジモンアドベンチャー テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」角銅監督からのスペシャルコメント!!”. バンダイナムコゲームス公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2020年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月17日閲覧。
- ^ 小説版によると担任教師の勧めと班長に選ばれた責任から参加。
- ^ 第7話では太一とヤマトの口喧嘩で感情的になり「オレ」と言った。
- ^ 「テストができるよくできる。あら不思議よくできる。100点満点大喜び。」を逆読みしたもの。
- ^ 本来担当はミミであった。元々は人間用の予定だったが、直後のシェルモンとの戦闘が原因でデジモンのエネルギー補給にも用いられ、11話では漂流中にゴマモンが全部食べてしまった。
- ^ ただし、血を見ただけで気絶するようなタイプであるために医者には向いていないのではないかと兄のシンには心配されている。PSP版では貧血にはなるが血を見ても気絶しなくなった。
- ^ 小説版ではぶり返した描写はない。
- ^ 成長期から直接究極体に進化し、その過程である成熟期・完全体が飛ばされるため。
- ^ パタモンは天使の羽、テントモンとパルモンは、テントモンは緑、パルモンは紫と、パートナーの紋章の色とは補色とも、お互いに交換しあったとも言えるような形となっている。
- ^ 『:』では成長期に退化。
- ^ 例えば、太一とメタルグレイモンは勇気の色、空とバードラモンは愛情の色、タケルとペガスモンは希望の色。
- ^ a b 「新垣結衣さん出演作も!デジモンアニメシリーズを初代から映画tri.最新作まで放送時系列まとめ」『アニメイトタイムズ』アニメイト、2018年2月7日、2面。2020年3月18日閲覧。オリジナルの2020年3月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 「新垣結衣さん出演作も!デジモンアニメシリーズを初代から映画tri.最新作まで放送時系列まとめ」『アニメイトタイムズ』アニメイト、2018年2月7日、1面。2020年3月18日閲覧。オリジナルの2020年3月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ ただし光子郎を「光子郎はん」と呼んだのは第4話から。
- ^ “キャラクター/キャスト”. デジモンクロスウォーズ 公式サイト. 東映アニメーション. 2020年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月18日閲覧。
- ^ ただし、デジメンタル無しの通常進化。可能性は低いもののアーマー体への通常進化は可能。
- ^ 「新作『デジモン』キャスト17人公開、人物キャラの声優一新 八神太一役を三瓶由布子」『ORICON NEWS』ORICON、2020年3月17日。2020年3月17日閲覧。オリジナルの2020年3月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ デジモンアドベンチャー 15th Anniversary Blu-ray BOX初回限定特典のCDドラマ
- ^ くすぐったり殴ったりすると、人形と同じダメージを当人が受けてしまう。
- ^ 当のタケルとしては、その場凌ぎの手段であった。
- ^ “アポカリモン | デジモン図鑑”. デジモンウェブ | デジモン公式総合サイト. 2020年2月4日閲覧。
- ^ “「デジモンアドベンチャー:」は4月5日スタート、フジ生田アナも出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年3月6日). 2020年3月19日閲覧。