テキサスクローバーホールド
テキサスクローバーホールド(英:Texas Clover Hold / Texas Clover Leaf)はプロレス技のひとつ。別名四つ葉固め、テキサス式四つ葉固め、クローバーリーフ (英:Cloverleaf) とも呼ばれる。
概要
仰向けに寝ている相手の左足を右のわきの下に抱え込み、相手の右足のすね部分を膝裏にあてる形にして自分の両手をその下からくぐらせて、相手左足の太腿の上で両手をクラッチする(足4の字固めの曲げたほうの足が下にきている状態)。そのままステップオーバーして逆エビ固めをも極める。両手をクラッチせずに右腕で足首を極めた状態のままにする場合もある。
テリー・ファンクによるオリジナルムーブ。ディーン・マレンコも現役時に必殺技としており、そのため親友だったエディ・ゲレロも晩年は得意技として使用していた。他にも天龍源一郎、小橋建太、越中詩郎、棚橋弘至、デイビー・リチャーズなどが使用している。
派生技
- トライアングル・スコーピオン
- 海外ではカンガルーズ・コアラ・クラッチの名で紹介されることも有る。雑誌等での日本名表記は「サソリ地獄固め」あるいは「三角式サソリ固め」。日本では主に新日本プロレスの木村健悟が使っていた。詳細は「サソリ固め#派生技」を参照
- ゴリラ・クラッチ
- 仰向けにダウンした相手の両足をテキサスクローバーのように組み、うつ伏せにひっくり返して極める、腕を差し込む位置が前後逆になる変型のテキサスクローバーホールド。近藤修司の得意技。