ツネイシホールディングス
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | ツネイシ |
本社所在地 |
日本 〒720-0393 広島県福山市沼隈町常石1083番地 |
設立 | 1942年(昭和17年)4月30日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 6240001029372 |
事業内容 | 持株会社・ホテル業 |
代表者 | 代表取締役社長 神原勝成 |
資本金 | 3億2千万円 |
外部リンク | http://www.tsuneishi-g.jp/ |
ツネイシホールディングス株式会社(英語: Tsuneishi Holdings Inc.)は、日本の持株会社である。広島県福山市に本社を置き、備後地方に地盤を置く有力企業の一社。
2011年(平成23年)1月、事業部門を新設分割と吸収分割し、事業持株会社から純粋持株会社となった[1]。2011年7月から直営で一般客向けのホテル事業を開始し再び事業持株会社となった[2]。
沿革
- 1903年(明治36年)- 海運業(神原汽船)創業
- 1917年(大正6年)- 塩浜造船所開設(常石造船の創業)
- 1953年(昭和28年)- 住広石炭商会(のちの住広)設立
- 1963年(昭和38年)- 常石鉄工株式会社設立
- 1966年(昭和41年)- 神原林業株式会社(のちの常石林業建設)設立
- 1968年(昭和43年)- 神原食品工業株式会社(のちの常石エンタプライズ)設立
- 1978年(昭和53年)- 神原マリン株式会社(のちの常石ポートサービス)設立
- 1979年(昭和54年)- 常石エンジニアリング株式会社設立
- 1992年(平成4年)- 株式会社ツネイシリサーチアンドデベロップメント設立
- 2007年(平成19年)1月 - 常石造船株式会社がグループ10社を吸収合併し、事業持株会社 ツネイシホールディングス株式会社 発足。
- 2010年(平成22年)12月24日、明石淡路フェリーの臨時株主総会にて、全保有株式の淡路ジェノバラインへの譲渡と派遣していた役員の退任により経営から撤退したことを発表した[3]。
- 2011年(平成23年)1月 - 社内カンパニーを会社分割し、純粋持株会社となる[1][4]。
- 7月1日 - ツネイシホールディングスの研修施設を改装し一般客向けの「神石高原ホテル」として直営で営業開始[2]。
- 2016年(平成28年)1月 - ツネイシビジネスサービス株式会社を吸収合併[5]。
主要関連会社
造船
日本
- 船舶の建造、修繕
- 常石鉄工株式会社
- 金属製品の加工
- 常石商事株式会社
- 鋼材の販売
- 常石エンジニアリング株式会社
- 新造船・改造船・修繕船、船舶艤装品の設計
- 設計者、技術者の派遣
中国
- 常石集団(舟山)造船有限公司
- 常石(鎮江)鋼装有限公司
- 常石(舟山)鉄工有限公司
フィリピン
- Tsuneishi Heavy Industries (Cebu), Inc.
- Tsuneishi Technical Service (philippines), Inc.
- K&A METAL INDUSTRIES, Inc.
海運
- 貨物船(定期船・不定期船)の運航
- 船舶の貸渡業
- 神原ロジスティクス株式会社
- 福山港での物流サービス
- 神原タグマリンサービス株式会社
- 曳船業、曳航作業等
- 神原マリン株式会社
環境・エネルギー
- ツネイシCバリューズ株式会社
- 石油類の販売
- 自動車の整備と販売
- ツネイシカムテックス株式会社
- 産業廃棄物の処理
- ツネイシカムテックス埼玉株式会社
- 焼却灰のリサイクル等
サービス事業
- ツネイシLR株式会社
小型船・建設・不動産
- ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
撤退した事業・会社
補足
- TVドラマ「ゴリラ・警視庁捜査第8班」の福山ロケでは常石造船グループが全面協力した。
- 現社長の実姉である神原弥奈子が代表取締役社長を務めるIT企業の 株式会社ニューズ・ツー・ユー の社外取締役を堀江貴文が務めていた縁もあってか、郵政解散に伴う2005年の総選挙では広島6区から出馬した堀江を支持した。
- 2006年6月に当時の常石造船が広島市民球場の命名権(ネーミングライツ)購入を申し出た。購入希望額は2億円×年とされており、命名権購入後も「市民球場」の名前を残す形で検討しているとしていた。当初、広島市は市民球場の命名権売却を検討していない状態であったが、常石造船の申し出を受けて検討した結果、2007年6月に現球場への命名権導入そのものを見送る判断を示し、命名権購入は実現しなかった。
- 大林宣彦の尾道映画ふたりの撮影にも協力している。
提供番組
- TSUNEISHI GROUP SATURDAY NIGHT CRUISE 桑田佳祐のやさしい夜遊び(TOKYO FM、2008年4月-2009年3月、2010年4月-)
- 2010年からは番組表への記載、CMは放送されるものの提供クレジットの読み上げはされない。
参考文献
- 実践ビジネス発想法「堀江貴文氏広島6区出馬の決め手となった常石造船グループの実力」、2005年8月28日
- 情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)「ホリエモン、広島6区出馬は計算の上?」、2005年8月28日
脚注
- ^ a b “グループ報「つねいし」No.334” (PDF). ツネイシホールディングス (2011年1月1日). 2011年12月16日閲覧。
- ^ a b “三和の森の恵みを生かすリゾートホテル〜『神石高原ホテル』が7月1日オープン”. ツネイシホールディングス (2011年6月28日). 2013年1月8日閲覧。
- ^ a b “明石淡路フェリー(株)からの経営撤退について”. ツネイシホールディングス (2010年12月24日). 2011年12月16日閲覧。
- ^ “ツネイシホールディングスの分社化について〜ツネイシホールディングスを持ち株会社へ7事業会社を分社〜”. ツネイシホールディングス (2010年12月7日). 2011年12月16日閲覧。
- ^ “ツネイシホールディングス株式会社がツネイシビジネスサービス株式会社を吸収合併”. ツネイシホールディングス (2015年12月5日). 2016年1月9日閲覧。
関連項目
- ツネイシ (社会人野球)
- 土佐丸(宇高連絡船)・・・連絡船廃止後に常石造船が買い取り大幅改装し、クルーズ船「サウンズ・オブ・セト」として運航していた。
- ツネイシ・スポーツアクト・・・ツネイシの関連団体。
外部リンク
- ツネイシホールディングス株式会社
- 常石造船株式会社
- 常石鉄工株式会社
- 常石商事株式会社
- 常石エンジニアリング株式会社
- 神原汽船株式会社
- 神原ロジスティクス株式会社
- ツネイシCバリューズ株式会社
- ツネイシカムテックス株式会社
- ツネイシビジネスサービス株式会社
- 神勝寺温泉
- 株式会社リゾートホテルベラビスタ境が浜
- ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
- ツネイシヒューマンサービス株式会社