タレントパワーランキング
タレントパワーランキングは、株式会社アーキテクトが実施している、国内最大規模のテレビタレント知名度・人気度調査に基づいて決定されるランキングである[1]。
概要
株式会社アーキテクトは、テレビ番組やCMのキャスティングに役立てることを目的とし、テレビで活躍するタレント・有名人約1000人の知名度・人気度を調査している。この調査はかつては日本タレント世論調査という名称であったが、2010年1月にタレントパワーランキングに改められた。日経BP社が発行する月刊誌『日経エンタテインメント!』では、このデータの提供を受けて、2008年以来、毎年5月号でタレントパワーランキングの特集を行っているほか、2009年5月にはムック『日経エンタテインメント! タレントパワーランキング完全BOOK』も出版されている。
年4回(2月、5月、8月、11月)、一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)居住の10歳〜69歳の男女個人を対象にしたファックス調査を行なっている(以下詳細)[2]。
- 調査A、調査B、調査C、調査Dの4グループで実施(1グループあたり1,100サンプル、計4,400サンプル)で構成
- 性別×年代(10 - 50代は5歳刻み、60代のみ60 - 69歳の10歳刻み)の22属性×各50サンプルで均等割付
次の項目が調査される[3]。
認知率:以下の質問で1と答えた割合
- 名前も顔も知っている
- 名前は知っているが、顔は思い浮かばない
- このタレントを知らない
誘引率:以下の質問で1か2と答えた割合(認知率の質問で1と回答した人を対象に調査される)
- とても見たい・聴きたい・知りたい
- 見たい・聴きたい・知りたい
- 見たくない・聴きたくない・知りたくない
- まったく見たくない・聴きたくない・知りたくない
タレントパワースコア:認知率に、誘引率の加重ポイント(1の回答に、2の回答の3分の1を加えた合計値)を掛け合わせた値。理論上の最大値は100。
タレントパワーランキング:タレントパワースコアの高い順に並べたランキング
過去のタレントパワーランキング
調査時期 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
2009年8月 | SMAP | サザンオールスターズ | イチロー |
2009年11月 | イチロー | 嵐 | サザンオールスターズ |
2010年2月 | 福山雅治 | 嵐 | サザンオールスターズ |
2011年11月 | 福山雅治 | サザンオールスターズ | イチロー |
2012年5月 | 嵐 | サザンオールスターズ | 松嶋菜々子 |
2013年5月 | 綾瀬はるか | 嵐 | 福山雅治 |
2014年6月 | 浅田真央 | 嵐 | 羽生結弦 |
2015年5月 | 嵐 | マツコ・デラックス | 綾瀬はるか |
2016年6月 | マツコ・デラックス | 嵐 | 綾瀬はるか |
2017年6月 | マツコ・デラックス | 新垣結衣 | 綾瀬はるか |
2018年6月 | マツコ・デラックス | 綾瀬はるか | 新垣結衣 |
2019年6月 | サンドウィッチマン | マツコ・デラックス | 綾瀬はるか |
2020年6月 | サンドウィッチマン | 新垣結衣 | 綾瀬はるか |
2021年2月 | 綾瀬はるか | サンドウィッチマン | 新垣結衣 |
出典
- ^ “タレントパワーランキングのここに注目!”. 株式会社アーキテクト 2015年1月8日閲覧。
- ^ “アーキテクト“タレントパワーランキング” |最新調査結果ダイジェスト”. ポセン 2015年1月8日閲覧。
- ^ 日経エンタテインメント! (Nikkei BP) (2014年6月号). (2014-05-02).
関連項目
- テレビタレントイメージ調査 - ビデオリサーチが実施しているタレントイメージ調査。
- 好きなタレント調査 - NHKが実施していたタレントイメージ調査。