ソロ

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ソロSOLO

普通名詞[編集]

「ひとり」「独り」「一人」という概念。以下、すべて英文字ではSOLOやsoloやSoloなどと綴る。

  • イタリア語由来で、音楽においての「独奏」、「独唱」、「独演」、「独奏者」、「独唱者」のこと。楽譜内に記載する場合には、楽器名の数・性に応じて語尾変化する。→ ソロ (音楽)
  • 独りで活動すること、独りでいること
    • (航空用語で)単独飛行のこと。随伴する航空機なしに、単独で飛行すること。First solo(初めての単独飛行)は、Student Pilotにとっては、記念すべき通過点となる。→ソロ (航空従事者)
    • 日本のJRグループで「1人用の個室寝台」(背後には「単独の旅行者」という概念)を指す分類名や概念で、B寝台車のグレードの一つ。
    • オンラインゲームなどの多人数参加型ゲームで、(他のプレーヤーと協力プレーや意図的につるんだプレーはせず)単独でプレイをするプレイヤーやその傾向。
  • ひとりでの活動やひとりでいることを指すための接頭辞。他の語を後ろに配置して使い、たとえば「solo ....」「ソロ○○」などと使う。
    • 基本的に一人で活動し、他のミュージシャンと一緒になるのは稀なミュージシャンを「ソロ・ミュージシャン」「ソロ歌手」などと言う。
    • バンドやグループに所属するミュージシャンが(一時的であれ、解散後であれ)ともかく独りで活動することを「ソロ活動」などと言う。
    • (スポーツなどの場で)独りで行う演技や競技などを指す接頭辞。「ソロ競技」「ソロ種目」
    • 一人で旅することを英語では「solo travel ソロ・トラベル」などと言う。→一人旅
    • 日本では一人で活動することを広く指すために「ソロ活動」、短縮して「ソロ活(そろかつ)」と言うことが2000年代あたりから行われている。指す範囲がきわめて広い概念であり、たとえばひとりで飲食店に入店してひとりで飲食をすることなども含まれ、上述の一人旅や、次に挙げるソロ・キャンプも含まれる。
    • ひとりでキャンプすることを「ソロキャンプ solo camping」と言う。2010年代後半から流行しはじめ、コロナ禍の2020年には流行語大賞に選ばれるほど広まった。→ソロキャンプ
固有名詞
他、種名など

関連項目[編集]