ゼロサプレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。新規作成 (会話 | 投稿記録) による 2016年3月20日 (日) 07:40個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎参考文献)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

シャープ Compet 12。この機種では「038000000000」と頭に余分の0が付いて表示され、ゼロサプレスが行われていないことがわかる。
カシオ AX-120V。この機種は12桁の表示ができるが、ここでは「123」とだけ表示され、ゼロサプレスが行われていることがわかる。

ゼロサプレス又はゼロ抑制(zero suppress, zero suppression)は、数から冗長なゼロを除去することである。逆の処理を行う対義語はゼロパディングである。

  • (例) 00049823 → 49823

(特に必要な場合を除いて)位取りに必要なゼロや有効数字にかかわるゼロは除去しない。

  • (例) 002030 → 2030 (23 とはしない。)
  • (例) 2.45000×107 (000 が有効数字である場合は 2.45×107 とはしない。)

関連項目

参考文献

  • JIS X0022-1989 情報処理用語(計算機) P.6 番号22.03.29