セントアンドリューズ大聖堂 (ホノルル)

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セント・アンドリューズ大聖堂 (ホノルル)

セント・アンドリューズ大聖堂(英語:St. Andrew's Cathedral, Honolulu)は、ハワイオアフ島ホノルル市内の中心部に位置する大聖堂である。

歴史

カメハメハ5世の治世に建設が始まり、1886年に完成し、その後改修が1988年1908年1958年に行われている。現在は米国聖公会(Episcopal Church in the United States of America)の第8管区ハワイ教区主教座聖堂である。 [1]

聖公会のハワイ布教は、カメハメハ4世大王の妻エンマ王妃が1862年に英国聖公会をハワイに招いて始まった。ハワイ王朝の最後のリリウオカラニ女王も熱心な聖公会信者で、「Queen's Prayer」という聖歌賛美歌)を作り、これは今日でもとハワイの教会でよく歌われる。 [2]

場所

この大聖堂はホノルルのダウンタウンの「ハワイ州都歴史地区」にあり、ハワイ州議会議事堂の斜め向かい、ハワイ州知事邸(Washington Place)の隣りにある。目抜き通りの南ベレタニア大通り(South Beretania Steet)に面しているが、住所表示は伝統的に

229 Queen Emma Square, Honolulu, Hawaii

を使っている。

付属施設その他

敷地内には、この大聖堂のほか、フィリピン人会衆のパーク・チャペル(Parke Chapel、会衆名はSt. Paul'sで、英語礼拝の他にイロカノ語礼拝がある)、付属の名門の女子校(St. Andrew's Priory School for Girls、幼稚園から高校まで)、それに教区の事務所もある。敷地のすぐ隣には、中国人会衆のセント・ピーターズ教会(St. Peter's Church、現在はすべて英語使用)もある。

近年、結婚式場としても日本人に人気がある。[3]

参照

関連項目

外部リンク