スーパーフォーミュラ

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スーパーフォーミュラ
カテゴリ シングルシーター
国・地域 日本の旗日本
開始年 2013年
ドライバー 20
チーム 12
エンジン
サプライヤー
トヨタ · ホンダ
タイヤ
サプライヤー

Y

横浜ゴム
ドライバーズ
チャンピオン
日本の旗 石浦宏明
(P.MU/CERUMOインギング)
チーム
チャンピオン
日本の旗 PETRONAS TEAM TOM'S
公式サイト Japanese Championship SUPER FORMULA official website
現在のシーズン

スーパーフォーミュラSUPER FORMULA)は、2013年(平成25年)から日本を中心に開催されている自動車レースの1カテゴリーである。

日本では、2013年 - 2015年にかけて全日本選手権スーパーフォーミュラ2016年より全日本スーパーフォーミュラ選手権として選手権が開催されている[1][2]

概要

SF14
(シェークダウンテストにて)

フォーミュラカー(オープンホイール)を使用した四輪レースで、日本レースプロモーション(JRP)を運営母体とし、日本自動車連盟(JAF)公認の下、フォーミュラ・ニッポンを引き継ぐ形で2013年にスタートした。略称は「SF」、レース格式は国際。

『日本一速い男 決定戦』とも呼ばれ日本最高峰のカテゴリーであったフォーミュラ・ニッポンを、アジアのスタンダードフォーミュラを目指しアジアを中心にグローバル展開を進めるにあたり、シリーズ名称の変更が行なわれた。初年度の2013年には韓国でのレース開催が発表され、新たに建設されたインジェ・スピーディウムでの開催が予定されたが、諸処の事情により中止された[3]。 2015年の概要発表会では、白井社長の口から「名実ともに世界の三大フォーミュラカーレースのひとつとして、F1インディカーと並び称されるカテゴリーにまで発展させることを目標」と述べており、国内という枠からの脱却を目指している[4]

車両

2013年度は引き継ぎの関係上、フォーミュラ・ニッポンのスウィフト・017.n(SF13)に、3.4L V8エンジンのトヨタ・RV8Kまたはホンダ・HR12Eを搭載したものであったが、2014年度からダラーラ社のSF14[5]に、SUPER GT・GT500クラス用と基本設計が共通のNRE(Nippon Race Engine)[6] 2.0L 直4 直噴 ターボエンジン[7]であるトヨタ・RI4Aまたはホンダ・HR-414Eを使用する。

シリーズ発足当初よりハイブリッドシステム「System-E」を搭載する計画があり、テストは何回か行われているものの、2015年8月時点では実戦投入が見送られている[6]。エンジンについてはトヨタが、System-Eについてはホンダがそれぞれ基礎開発を担当している[8]

タイヤはブリヂストンワンメイクであったが、2015年シーズンをもってタイヤ供給を終了[9]。2016年シーズンからは横浜ゴムADVANブランドで供給することになった[1][10]

テレビ放送

J SPORTSが全戦の決勝を生中継している。2014年からは予選の生中継も行われている。

他に、1戦毎に予選・決勝をダイジェストで伝えるBSフジの『スーパーフォーミュラGoOn!』、関係者をゲストに迎えてのトークとレースハイライトで構成されるフジテレビNEXTの『スーパーフォーミュラTV』が放送されている。また、BSフジのバラエティ番組カンニングのDAI安☆吉日!』で本シリーズをたびたび取り上げている。

またインターネット映像配信サービス、GYAO!にてレース映像の無料配信を行っている。

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シリーズパートナー

シリーズサポーター

プロモーションパートナー

歴代チャンピオン

ドライバーチャンピオン
(所属チーム)
チームチャンピオン
2013年 日本の旗 山本尚貴
TEAM 無限
PETRONAS TEAM TOM'S
2014年 日本の旗 中嶋一貴
TOM'S
PETRONAS TEAM TOM'S
2015年 日本の旗 石浦宏明
CERUMOINGING
PETRONAS TEAM TOM'S

脚注

関連項目

外部リンク