スポーツ

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サッカーは全世界で広く行われており、最も人気のあるスポーツとされる
クリケットは世界の競技人口が3億人を超えており[1]、サッカーに次いで人気の高いスポーツとされる
野球は北アメリカや東アジアで人気のあるスポーツである
剣道の試合

スポーツアメリカ英語: sportsイギリス英語: sport)とは、一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動などの総称[2]

概説

スポーツとは、一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動などのことである。

語源

「sports スポーツ」の語源はラテン語の「deportareデポルターレ」にさかのぼるとされ、「ある物を別の場所に運び去る」が転じて「憂いを持ち去る」という意味、あるいはportare「荷を担う」の否定形「荷を担わない、働かない」という語感の語である。これが古フランス語の「desporter」「(仕事や義務でない)気晴らしをする、楽しむ」となり、英語の「sport」になったと考えられている[3]

「スポーツ」が指す内容

その原義は現在も保持されているが、意味するものは時代とともに多様化している。17世紀から18世紀には、sportは伝統的貴族や新興階級の地主ジェントリの特権的遊びである狐狩り等の狩猟を筆頭に、競馬やディベート(弁論)、歌劇合奏の競演、カードゲームや盤ゲームなど多岐にわたった。

しかし19世紀に入ると、権威主義に対抗した筋肉的キリスト教 (en:Muscular Christianity) 運動や、運動競技による人格形成論が台頭、貴族階級から開放され労働階級によるスポーツの大衆化が進んだ。近代になると統括組織(競技連盟など)によって整備されたルールに則って運営され、試合結果を記録として比較し、娯楽性よりも記録の更新をよしとする競技を第一に意味するようになった。日本でも国民の身体的健康を目的として運動競技=スポーツを推奨した。

また日本では大正時代末期からこの言葉が一般に浸透したが、当時は野球やテニスなど欧米からはいったスポーツのみをさしていたため、一定のルールに則った身体的運動の総称として扱われるようになった。しかし近年では運動を伴わない場合もスポーツとして扱われる。[4]

20世紀末ころから、エンジンのついた乗り物で競技競走)をすることも「モータースポーツ」などと呼ぶことも行われるようになった。

sportとsports

「スポーツ」の英語表記には、集合的な意味で用いるsportと、種目別に表現するような場合に用いるa sport / sportsの二種類がある。また、“sports medicine”“sports injury”などのように形容詞的に用いる場合には、sportsという語が用いられることが普通である。特に、アメリカでは、集合的な意味で用いる場合にも“sports”という慣用表現が多用される。しかし、学会の名称や学術書の表題などのように学術的な意味で集合的に用いる場合には、“North American Society for Sport Management”“Journal of Sport History”などのように、語尾に“s”を付けない表記が大多数を占めている。

歴史

スポーツそのものは特に地域的な偏りなく、原始的な文明も含めて古代から全世界において行われており[5]古代エジプト王朝成立以前のエジプトにおいてすでに競走が行われていたことがわかっている[6]。古代文明のうちでスポーツを特に重視したのは古代ギリシアであり、紀元前776年以降[7]オリュンピアで4年に1回行われた古代オリンピックはギリシアの全都市が参加する大規模なもので、大会期間中は戦争が禁じられ、勝者には栄誉が与えられた。なお、ギリシアではこのほかにもネメアー大祭イストミア大祭ピューティア大祭といった大競技大会が開催されていた[8]。古代オリンピックはローマ帝国の統治下でも継続し、おそらく393年に行われた第293回大会まで1000年以上継続したが、394年にキリスト教の支持の元でテオドシウス1世によって禁止令が発出されたことによって終わりを迎えた[9]

19世紀英国筋肉的キリスト教 (muscular Christian) 運動や運動競技による人格形成論が台頭すると、スポーツ専門組織によって整備されたルールに則って運営され、試合結果を記録として比較し、その更新をよしとする近代スポーツが誕生した。最初に競技連盟が成立したのは陸上競技であったため、陸上競技はすべてのスポーツの代表とされており、陸上競技場はメインスタジアムと呼ばれている。

近代スポーツの誕生は、スポーツの隆盛と競技種目数の増加を招いた。サッカーとラグビーのように、いくつかの種目はルールの確定と厳格化によって原型から分化し、異なるスポーツとして発展し始めた[10]。いくつかのスポーツは発祥地から遠隔地の諸国へと広がり、世界的な広がりを持つようになったが、特にイギリスの植民地においては、イギリス発祥のスポーツがそのまま伝播し、クリケットやラグビーのように共通のスポーツ文化を保持するようになった[11]。また、野球やアメリカン・フットボールのように、スポーツが伝播した先で現地文化の影響を受けて変化し、新たな競技として分化することも珍しくなかった[12]。フランスのピエール・ド・クーベルタンは古代オリンピックの復興を唱え、1896年には第1回アテネオリンピックギリシアアテネで開催された[13]。このオリンピック大会は徐々に成長していき、やがて世界最大のスポーツイベントとなっていった[14]

スポーツの分類

2012年ロンドンオリンピックセーリング
フォーミュラ1

スポーツには様々な分類方法がある。

たとえば、金銭を目的としない「アマチュア・スポーツ」と、金銭を目的とする「プロフェッショナル・スポーツ」に大別する方法がある。

スポーツ技術、記録などの向上を目指し、人間の極限への挑戦を追求する選手のスポーツを「競技スポーツ」と言う[15]。例えばオリンピックなどが挙げられる[15]

それに対して、老若男女、だれもがスポーツに「楽しみ」を求め、健康づくり社交の場として行うスポーツ、身近な生活の場に取り入れられているスポーツを日本では「生涯スポーツ」と呼ぶ[15]。 楽しむことを主たる目的として行うスポーツを「レクリエーショナル・スポーツ」と分類する方法もある。

何らかの障害者を持つ人々が行うスポーツを「障害者スポーツ」と分類する方法がある。非常に多種類あり、競技会も多種で、大規模な国際大会であるパラリンピックも行われている。

フィールドとして水を利用して行うスポーツを「ウォータースポーツ」と分類する。水泳、水球、サーフィンウィンドサーフィンなどが含まれる。ウォータースポーツの中でも、特に海で行うものを「マリンスポーツ」と分類する。

風や空気の力を主に利用するスポーツを「ウィンド・スポーツ」と分類することもある。パラグライディング(=パラグライダーで飛ぶこと)などが挙げられる。

(なお、セーリングは、「ウォータースポーツ」と「ウィンドスポーツ」の両方の性質を備えている。)

道具としてボール(球)を用いるスポーツを「ball sports (球技)」、器械を用いるスポーツを「キネマティックスポーツ(器械競技)」と分類する。

ボード(=板状の道具)に乗るようにして行うスポーツを「boardsports ボードスポーツ」と分類する。スケートボードスノーボードサーフィンウィンドサーフィン等々が含まれる。

(なお、ウィンドサーフィンカイトサーフィンは、「マリンスポーツ」と「ウィンドスポーツ」と「ボードスポーツ」の3つの性質を持っている)

原動機(エンジンや電気モーター類)のついた乗り物類を用いるスポーツを「モータースポーツ」と分類する。オートバイ競技や自動車レース、ツーリング、PWCなどが挙げられる。

盤ゲームカード推理など主に頭脳を酷使する競技を「マインドスポーツ」と呼ぶ分類もある。 [16]

テレビゲームプログラミングGPSインターネットソーシャル・ネットワーキング・サービスドローンなど、電子機器やコンピュータを用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般のことを「e-Sports」と分類することがある、古くは1970年代から始まり、2000年代に入ってからは世界的な大会も数多く開催されている。

また、キャンプや釣りなど、他者との接触を避けられるアウトドアアクティビティも、感染症対策の一環として近年スポーツとして認められるようになった。

武道」にはさまざまな面があるが、その一部の面だけを抽出しておいて、「スポーツ」に分類することはある。たとえば柔道にはさまざまな面があるが、柔道を試合形式で行うために行っている場合、それを「スポーツ」に分類することがある。ただし、「スポーツ」に分類してしまうことが適切なのか不適切なのか、議論を生むことはあり、実際に、過去にも柔道連盟などでも何度も議論になってきた歴史がある。また、たとえば、合気道は、基本的に試合形式では行わない。合気道の師範は一般に、合気道をスポーツと呼ぶことには違和感を表明している。

伝統的なスポーツと比較しつつ、新しく考案されたスポーツを「ニュースポーツ」と分類することもある。

競技スポーツの分類

競技スポーツについては以下のように分類される。スポーツ競技一覧も併せて参照のこと。

人数による分類

個人競技

個人の成績だけで勝負を決めるもの。

団体競技

  • リレー形式
個人競技を個人で引き継ぎながら記録を競う競技。
陸上競技、水泳リレー。
  • ペアー形式
通常一人で行う競技を二人ペアで連携を取りながら行う競技。
テニスダブルス、卓球ダブルス、アイススケート・ペア。
  • 集団形式
通常一人で行う競技を複数人の集団で同時に行う競技。
シンクロナイズドスイミング、新体操団体演技。
  • 団体戦形式
通常一人で行う競技を複数人が行いその合計成績で競う競技。あるいは一対一の競技を複数人の組み合わせで行い勝敗数を競う形式。
格闘技団体戦、体操競技団体戦、
  • チーム
複数人の出場選手と交代要員で構成されたチームで全体の連携を取りながら対戦し競技が進行するもの。
オリンピック競技となっている男女チームスポーツ
Sport 男子 女子
初めての大会 回数 初めての大会 回数
サッカー パリオリンピック (1900年) 25 アトランタオリンピック (1996年) 5
水球 パリオリンピック (1900年) 24 アトランタオリンピック (1996年) 4
ホッケー ロンドンオリンピック (1908年) 21 モスクワオリンピック (1980年) 8
バスケットボール ベルリンオリンピック (1936年) 17 モントリオールオリンピック (1976年) 9
バレーボール 東京オリンピック (1964年) 12 東京オリンピック (1964年) 12
ハンドボール ベルリンオリンピック (1936年) 11 モントリオールオリンピック (1976年) 9
アイスホッケー(冬季オリンピック) シャモニーオリンピック (1924年) 21 長野オリンピック (1998年) 4
カーリング(冬季オリンピック) シャモニーオリンピック (1924年) 5 長野オリンピック (1998年) 4

対人競技・競走・採点競技

対人競技

相手と直接対戦し、勝敗を決めるスポーツのこと。

競走

相手と同時に対戦して着順で優劣を決めるか、個別に所要時間の記録をとってその結果で優劣を決めるスポーツのこと。

採点競技

相手とは同時に対戦はせず、優劣が決まるスポーツのこと。

かつてフィギュアスケートは相対評価の6点満点方式だったが、2002年ソルトレークシティー五輪の不正採点事件を機に加点方式に変更されたといわれる。基礎点に加点・減点した「技術点」と表現力の5項目を得点化した「演技点」の合算[17]

記録などによる分類

オリンピックのモットーとして有名な、「より速く、より高く、より強く(Citius・Altius・Fortius)」という三語法は、1996年版の14.に書かれているという情報がある[18]。「2011年7月8日から有効」版には第1章の10.に書かれている。

スポーツ大会

2019年9月20日に東京スタジアムで行われたラグビーワールドカップ2019の日本・ロシア戦

各種スポーツではそれぞれ競技大会が行われ、また複数の競技を総合的に開催する総合競技大会も数多く行われている。総合競技大会の中でも最も大規模かつ著名なものは4年に1度行われるオリンピックである。このほか、アジア競技大会のように地域別のもの、コモンウェルスゲームズのように政治的紐帯によるものなど、さまざまな区分による総合競技大会が存在する。また、各種競技単独で世界各国が参加して行われる国際大会も数多く存在する。こうした国際大会の中で最も大規模かつ人気のあるものはサッカーのFIFAワールドカップである[19]

アマチュアとプロ

参加に対して報酬を得られるかどうかによって、スポーツ選手はアマチュアプロフェッショナルの2つに分けられる。また、報酬を得ているもののそれのみで生計を立てられないセミプロの選手も存在する。

アマチュアとして一般市民が余暇の1つとして行うスポーツは多岐にわたっており、市民チームやクラブは無数に存在するほか、市民マラソンのように一般市民が参加できる個人競技大会も存在する。競技スポーツだけでなく、健康のために個人で行うスポーツの参加者も多く、ジョギングやエアロビクスなどの流行と隆盛をもたらした[20]。世界最大のスポーツ大会であるオリンピックは、創設者のクーベルタン以降長らくアマチュアリズムの理想を掲げており、アマチュアしか出場することができなかった[21]。なかでも第5代国際オリンピック委員会(IOC)会長だったアベリー・ブランデージは強硬なアマチュア論者として知られ、プロの排除を厳格に遂行したが、この頃にはソヴィエト連邦をはじめとする共産圏諸国が国家の威信をかけて育成した、いわゆる「ステート・アマ」の進出が進んでおり、この方針は多くの摩擦を引き起こした[22]。こうしたことからブランデージ退任後の1974年にこの方針は削除され、以後プロの進出が急速に進んだ[23]

これに対し、一部の人気のあるスポーツにおいては優秀なプレイヤーがプロフェッショナル化し、スポーツ参加のみで生計を立てることができるようになっている。各国において人気のあるスポーツは異なるため、プロ化しているスポーツも国ごとに異なっている。人気に高いスポーツには多くの観客が集まり、さらにマスメディアによって放映される試合には膨大な数の視聴者を見込むことができる[24] ため、一部のプロスポーツでは莫大な金額が動き、トッププレイヤーは高額な報酬を得ることができる。スポーツ選手としての収入のほか、トッププレイヤーはコマーシャルの出演によっても多額の収入を得られる場合がある[25]。こうしたことから、世界の年収ランキングにおいては数人のトップ選手がランクインすることが常である[26]

スポーツ産業

運動靴はスポーツのみならず一般生活でも使用される

スポーツは参加者・ファンともに膨大な人口がいるため、スポーツに関連した産業も巨大なものとなっている。スポーツ用品産業には各種スポーツに専用の道具を生産するものだけでなく、例えば各チームのユニフォームや、スポーツ用シューズの生産なども含まれる。こうしたスポーツ用品は参加者のほか、お気に入りの選手と同じ商品を求めるファンや、機能やデザインを気に入った一般市民をも販売対象としている[27]

メディア産業において、スポーツは重要な地位を占めている。プロスポーツの試合や世界大会のスポーツ中継には膨大な数の視聴者がおり、その広告収入を見込んで有力スポーツのイベントには莫大な放送権料が提示される。放送権料のほかに、スポーツイベントにおいては有力企業がスポンサーシップを獲得し、資金を拠出する代わりに独占的な広告の権利を得る。こうしたスポンサー契約は高い広告効果を持つため、各社は契約獲得にしのぎを削っている[28]。テレビやラジオでは試合中継のほかにも、結果がスポーツニュースとして流され、翌日の新聞でもしばしば大きく報道される。スポーツ関係を主に扱うスポーツ新聞も各国に存在し、各スポーツに特化したスポーツ雑誌も多数発行されている。

登山やスキー、水上スポーツなど一部のスポーツは特定の場所でしか行うことができないため、スポーツを行うことを目的としたスポーツツーリズムも盛んに行われている。特に冬季にはアルプス山脈地方を中心に多くの観光客がスキーリゾートを訪れ、スキー客数は増加の一途をたどっている[29]。スポーツツーリズムは該当地域の経済に好影響を与える一方で、環境や文化の破壊などの問題をもたらす場合もある[30]

スポーツと賭博の間の関係は国によってさまざまである。2009年には、世界の商業賭博総額3350億ドルの内、競馬が7%、スポーツくじが5%を占めていた[31]。ただしスポーツ賭博を完全に禁じている国も珍しくなく、さらに同じ国内においてもスポーツ賭博の対象として認められている競技と、一切禁じている競技とが存在する。日本では戦前から認められていた競馬[32] に加え、1948年から1951年にかけて競艇[33]競輪[34]オートレース[35] が相次いで公営競技化されたほか、2001年からはサッカーを対象にスポーツ振興くじが発売されている。

グローバリゼーション・ナショナリズム

19世紀以降、いくつかのスポーツは発祥地から遠隔地の諸国へと広がり、世界的な広がりを持つようになった[36]。スポーツはルールの共有や整備を通じて、発祥地の文化を越えて普遍的な方向へと進む傾向があるが、一方で元々それを固有文化としていた地域においては、固有性と普遍性の間で衝突が起きる場合がある[12]。それぞれの競技には国際的な統括団体として国際競技連盟が存在しており、各国の国内競技連盟間の調整や国際大会の主催、各国間の相互交流などを行っている。ただし競技が行われる地域はそれぞれ異なっており、サッカーのように比較的偏りなく全世界で行われるスポーツもあれば、北米・カリブ海・極東に競技者の集中している野球や、イギリス連邦諸国で主に行われるクリケットやラグビーのように一部地域で強い人気を持つものもある。こうした国際的な人気スポーツに対し、ある1カ国や1民族で長く行われている民族スポーツも世界各地に存在し、根強い人気を誇っている[37]

スポーツとナショナリズムの間には、すでに19世紀において強い相関が認められ[38]、21世紀においても各種国際大会の勝敗は各国のナショナリズムの高揚をもたらす。1969年には、関係の極度に悪化していたホンジュラスエルサルバドル間の対立が1970 FIFAワールドカップ・予選の両国対決をきっかけに爆発し、サッカー戦争と呼ばれる戦争へとつながったこともある[39]

文化と科学

多くの文明において、身体を鍛えることは教育の一環として非常に重視されていた。ヨーロッパにおいては、それまで教育においては軽視されていた体育がルネサンス期以降カリキュラムに採り入れられるようになり[40]、19世紀に義務教育が導入されると体育も必修科目となった[40]

スポーツを対象とした学問分野はスポーツ科学と総称され、スポーツ社会学スポーツ医学などさまざまな分野に分かれる。

ファン人口

主なスポーツのファンの人口と人気順は、下図のようになっている[41]

# スポーツ ファン人口 主な競技地域
1 サッカー 40億人 全世界
2 クリケット 25億人 イギリスおよびイギリス連邦諸国
3 ホッケー 20億人 ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリア
4 テニス 10億人 全世界
5 バレーボール 9億人 西ヨーロッパ、北アメリカ
6 卓球 8億7500万人 全世界
7 バスケットボール 8億2500万人 全世界
8 野球 5億人 アメリカ、カリブ海諸国、東アジア
9 ラグビー 4億7500万人 イギリスおよびイギリス連邦諸国
10 ゴルフ 4億5000万人 西ヨーロッパ、北アメリカ、東アジア

脚注

  1. ^ First global market research project unveils more than one billion cricket fans 国際クリケット評議会 2019年7月6日閲覧。
  2. ^ 大辞泉小学館
  3. ^ ブリタニカ国際大百科事典「スポーツ」
  4. ^ スポーツ - 語源由来辞典”. gogen-allguide.com. 2020年8月10日閲覧。
  5. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p422-432 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  6. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p35 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  7. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p29 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  8. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p41-42 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  9. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p87-88 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  10. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p359-360 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  11. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p361-362 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  12. ^ a b 「文化人類学キーワード」p194 山下晋司・船曳建夫編 有斐閣 1997年9月30日初版第1刷
  13. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p373-376 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  14. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p381-382 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  15. ^ a b c 生涯スポーツとは | 健康長寿ネット”. www.tyojyu.or.jp. 2018年7月15日閲覧。
  16. ^ 思考力や計算力といった頭脳を主体のスポーツを「マインドスポーツ」含まれている。[要出典]
  17. ^ 【フィギュア】真央、3回転半2度跳ぶ!ソチへ「自身最高難度」解禁:スポーツ報知
  18. ^ オリンピック憲章 - JOC
  19. ^ 「スポーツの世界地図」p18 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  20. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p513-517 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  21. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p397 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  22. ^ http://www.ssf.or.jp/history/Olympic_legacy/tabid/1814/Default.aspx 「エイベリー・ブランデージ 神になった「Mr.アマチュア」」佐野慎輔 笹川スポーツ財団 2019年12月13日閲覧
  23. ^ https://www.joc.or.jp/olympism/education/20090402.html 「オリンピズムって何だろう 第5回 時代とともに変わるオリンピック憲章」公益財団法人日本オリンピック委員会 2019年12月13日閲覧
  24. ^ 「スポーツの世界地図」p96-97 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  25. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p497-498 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  26. ^ 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p499-501 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  27. ^ 「スポーツの世界地図」p102 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  28. ^ 「スポーツの世界地図」p98-99 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  29. ^ 「グローバル時代のツーリズム」p96-97 呉羽正昭(「グローバリゼーション 縮小する世界」所収 矢ヶ﨑典隆・山下清海・加賀美雅弘編 朝倉書店 2018年3月5日初版第1刷)
  30. ^ 「スポーツの世界地図」p106-107 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  31. ^ 「スポーツの世界地図」p104-105 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  32. ^ 「公営競技の文化経済学」(文化経済学ライブラリー1)p12-13 佐々木晃彦 芙蓉書房出版 1999年3月31日第1刷
  33. ^ 「公営競技の文化経済学」(文化経済学ライブラリー1)p21 佐々木晃彦 芙蓉書房出版 1999年3月31日第1刷
  34. ^ 「公営競技の文化経済学」(文化経済学ライブラリー1)p28 佐々木晃彦 芙蓉書房出版 1999年3月31日第1刷
  35. ^ 「公営競技の文化経済学」(文化経済学ライブラリー1)p34 佐々木晃彦 芙蓉書房出版 1999年3月31日第1刷
  36. ^ 「スポーツで結びつく世界の人々と地域」p123-125 矢ヶ﨑典隆(「グローバリゼーション 縮小する世界」所収 矢ヶ﨑典隆・山下清海・加賀美雅弘編 朝倉書店 2018年3月5日初版第1刷)
  37. ^ 「スポーツの世界地図」p12-13 Alan Tomlinson著 阿部生雄・寺島善一・森川貞夫監訳 丸善出版 平成24年5月30日
  38. ^ 「ナショナリズム 1890-1940」 p66-69 オリヴァー・ジマー 福井憲彦訳 岩波書店 2009年8月27日第1刷
  39. ^ 「ホンジュラスを知るための60章」p155-157 桜井三枝子・中原篤史編著 明石書店 2014年3月20日初版第1刷
  40. ^ a b 「スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで」p179-183 ヴォルフガング・べーリンガー 髙木葉子訳 法政大学出版局 2019年3月25日初版第1刷
  41. ^ The Most Popular Sports in the World”. World Atlas (2018年). 2018年8月17日閲覧。

参考文献

  • 秋道智弥、ほか 著、寒川恒夫編 編『スポーツ文化論』杏林書院〈体育の科学選書〉、1994年3月。ISBN 4-7644-1536-4 
  • 井上俊亀山佳明 編 編『スポーツ文化を学ぶ人のために』世界思想社、1999年10月。ISBN 4-7907-0771-7 
  • 玉木正之『スポーツとは何か』講談社〈講談社現代新書〉、1999年8月。ISBN 4-06-149454-6 
  • 玉木正之『スポーツ解体新書』日本放送出版協会、2003年1月。ISBN 4-14-080749-0 
  • 多木浩二『スポーツを考える』身体・資本・ナショナリズム』筑摩書房〈ちくま新書〉、1995年10月。ISBN 4-480-05647-5 
  • 友添秀則近藤良享『スポーツ倫理を問う』大修館書店、2000年9月。ISBN 4-469-26453-9 
  • 川谷茂樹『スポーツ倫理学講義』ナカニシヤ出版 ISBN 4-88848-923-8、2005年4月。 
  • 生島淳『スポーツルールはなぜ不公平か』新潮社〈新潮選書〉、2003年7月。ISBN 4-10-603528-6 
  • 西山哲郎『近代スポーツ文化とはなにか』』世界思想社、2006年5月。ISBN 4-7907-1189-7 

関連項目

外部リンク