ステッピン・イントゥ・エイジア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ステッピン・イントゥ・エイジア
Steppin' Into Asia
坂本龍一シングル
B面 Steppin' Into Asia (Urban Mix)
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル
レーベル MIDI / SCHOOL
作詞・作曲
プロデュース 坂本龍一
坂本龍一 シングル 年表
フィールドワーク
(1985年)
ステッピン・イントゥ・エイジア
(1985年)
G.T.
1986年
テンプレートを表示

ステッピン・イントゥ・エイジア」 (Steppin' Into Asia) は、1985年にリリースされた坂本龍一のソロシングル。

制作[編集]

表題曲は、タイ語ラップにフィーチャーした曲で、歌詞はタイの昔話で、坂本がタイの文部省から提供されたものを使用している。

サビのバックで流れている効果音は、アルバム『エスペラント』収録の「Adelic Penguins」で使用されていたものである。

リリース時、坂本はドラムの音に少々納得がいっていなかったようで、CD化の際にドラムパートだけ、より高いタイトな印象を持つ音(B面のUrban Mixに使用されたもの)に変更し収録し直された。現在CDとして流通しているものはほぼドラムの音を替えたヴァージョンで、オリジナルヴァージョンは『MIDI SINGLEs 1985→6』(MDC5-1082)に収録されている。

レコーディング[編集]

ラップは当時学生だった浅野智子である。坂本がパーソナリティを担当していたFM番組『サウンドストリート』に彼女がデモテープを送ったことにより抜擢された。サビボーカル矢野顕子である。

ベース細野晴臣が演奏している。

リリース[編集]

1985年9月5日に、MIDIのSCHOOLレーベルから発売された。初回盤はピクチャーディスク仕様であった。そのため、音質が通常のレコードより劣る旨が記載された紙が封入されていた。

プロモーション[編集]

収録曲[編集]

7インチレコード
全作詞: 矢野顕子、訳詞: Somboon Kittisatayawaj、全作曲: 坂本龍一
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.Steppin' Into Asia矢野顕子、訳詞: Somboon Kittisatayawaj坂本龍一
2.Steppin' Into Asia(Urban Mix)矢野顕子、訳詞: Somboon Kittisatayawaj坂本龍一
合計時間:

脚注[編集]