スティーブン・マッツ

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スティーブン・マッツ
Steven Matz
ニューヨーク・メッツ #32
2015年6月28日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ストーニーブルック
生年月日 (1991-05-29) 1991年5月29日(32歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト2巡目(全体72位)でニューヨーク・メッツから指名
初出場 2015年6月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

スティーブン・ジェイコブ・マッツSteven Jakob Matz, 1991年5月29日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ストーニーブルック出身のプロ野球選手投手)。左投右打。MLBニューヨーク・メッツ所属。

経歴

2009年MLBドラフトニューヨーク・メッツから2巡目(全体72位)指名され、プロ入り。

2010年5月18日トミー・ジョン手術を受けた[1]ため、2011年はリハビリに費やした。

2012年に傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツでようやくプロデビュー。6試合に登板し、2勝1敗・防御率1.55の成績を残した。

2013年はA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、21試合に登板して5勝6敗・防御率2.62の成績を残した。オフの11月20日ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐためにメッツの40人枠入りした[2]

2014年はA+級セントルーシー・メッツとAA級ビンガムトン・メッツでプレーし、2球団合計で24試合に登板して10勝9敗・防御率2.25の成績を残した。

2015年は開幕をAAA級ラスベガス・フィフティワンズで迎え[3]、15試合に登板して7勝4敗・防御率2.19の成績を残し、6月28日にメジャー初昇格した[4]。同日のシンシナティ・レッズ戦にて先発でメジャーデビューし、投げては7.2回を5安打2失点、打撃でも3打数3安打で4打点を挙げ、初登板初勝利を飾った[5]7月10日広背筋を痛めて15日間の故障者リスト入りし[6]9月1日に復帰した。最終的には、全て先発で6試合に投げただけだったが、度々好投を見せて無敗で4勝を記録。防御率も2.27という低さで、限定的な出場機会のルーキーながら、メッツがリーグ優勝する上で一定の役割を果たした。

投球スタイル

速球にカーブチェンジアップを織り交ぜる[7]

詳細情報

背番号

  • 32 (2015年 - )

脚注

  1. ^ Kerasotis, Peter (2015年3月22日). “Mets See Much Potential in Steven Matz, a Tenacious Pitcher”. The New York Times. 2015年9月27日閲覧。
  2. ^ DiComo, Anthony (2013年11月20日). “Mets shield former top pick Matz from Rule 5 Draft”. MLB.com. 2015年9月27日閲覧。
  3. ^ Derespina, Cody (2015年4月9日). “Long Island's Steven Matz makes Mets Triple-A debut Thursday”. Newsday. 2015年9月27日閲覧。
  4. ^ Steven Matz will be called up by the Mets to pitch Sunday, sources say”. Newsday (2015年6月28日). 2015年9月27日閲覧。
  5. ^ 史上初!投手がデビュー戦4打点 左腕マッツ、本業でも初白星”. スポーツニッポン (2015年6月30日). 2015年9月27日閲覧。
  6. ^ Rohan, Tim (2015年7月10日). “Mets’ Steven Matz Is Out for at Least a Month With a Torn Muscle”. The New York Times. 2015年9月27日閲覧。
  7. ^ 「プロスペクト名鑑100」『月刊スラッガー』2015年5月号 日本スポーツ企画出版社 55頁

外部リンク