ジャム・ザ・ハウスネイル

『ジャム・ザ・ハウスネイル』（Jam the HOUSENAIL）は日本のクレイアニメの題名、およびその主人公の名である。ハウスネイルとは、背中に家屋（屋根も窓もある）を背負ったカタツムリに似せた架空の生物であり、ハウスとスネイル（カタツムリ）の2語を元にしたかばん語である。物語はジャムたちが住む村での出来事を描く。

1話5分、全15話。NHK教育のプチプチ・アニメの枠で放送されることがある。

スタッフ

アニメーション：野村辰寿
音楽：栗コーダーカルテット

主な登場キャラクター

ジャム: 声：もりばやしみほ; 主人公。人間でいうと小学生くらいで、学校に通っている。背中の家は赤い屋根で煙突もある。
ピペ: 声：向井美保; 第1話でジャムと知り合い、弟分としてジャムの家で暮らすことになる。最初は家の代わりに土管を背負っていたが、一緒に暮らすときにジャムとお揃いの赤い屋根の家をもらった。
パパ: 声：杉林恭雄; ジャムのパパ。いつもパイプをくわえている。家の屋根は青い。
ママ: 声：Rimi; ジャムのママ。赤い屋根を持つ筒型の家を背負っている。当初はジャムがピペを連れてきたことに反対だった。
チン先生: 声：原マスミ; ジャム達が通っている学校の先生。時計塔を背負っている。「であるからして」が口癖。
トーリー: 声：栗原正己; 第1、2、6、7、14話に登場。ジャムがよく一緒に遊ぶ友達の一人。屋根が青い3階建ての家を背負っている。
ウィリー: 声：石川浩司; 第2、7、14話に登場。ジャムがよく一緒に遊ぶ友達の一人。肌色で、木造の家を背負っている。
スモーキー: 声：落合利至; 第4話、第8話に登場。体が大きく、煙突のついた家を背負っている。クラスのガキ大将的存在で意地悪な発言が多いが、単純で小心者な一面がある。
スティンキー: 声：知久寿焼; 第4、6話に登場。青い屋根に古い木造の家を背負っている。コロネのような巻貝状の体が特徴。大量の水や空気を体に取り込めるためオナラが出やすく、そのことをよくスモーキーにいじられている。おおらかで優しい心の持ち主。
ジェロニー: 声：川口義之; 第4話に登場。
アン: 声：さねよしいさ子; 第5話に登場。父親（声：関島岳郎）が橋の建設を仕事にしているために、転校を繰り返している。
ゲリー: 声：近藤研二; 第5話に登場。
ファーミー: 声：樋口麻里; 第5、6話に登場。
ミル: 声：楠均; 第7話に登場。肌は色白で、緑色の風車小屋を背負っている。自分で風を起こせる為に凧揚げをする時にウィリーから不満を漏らせる。
チャーチル: 声：高泉淳子; 第8話に登場。教会を背負っており、青い屋根の上には十字架と鐘がついている。
ケイヴィー: 声：宮武希; 第9話に登場。父親（声:梅津和時）が焼き物を作る仕事をしている為、背負っている家も焼き物で出来ている。自分の家がみんなと違うことにコンプレックスを抱いている。
ヤーミットおじさん: 声：入船亭扇辰; 第10話に登場。アンの知り合いのおじさん。普段は海の中に住んでいるので、見た目はヤドカリである。
ウオッチン: 声：フルカワモモコ; 第11話に登場。灯台を背負っている。ジャム、ピペと一緒に流れ星を見ていた時に、テルミンと出会う。
宇宙人テルミン: 声：Rom Chiaki; 第11話に登場。体は黒いが、ジャム達のように家を背負っていない。治療能力を持っている。エフェクト染みた言葉を話し、姿を変えることも出来る。宇宙船が流れ星にぶつかったために一緒に落ちてきた。
ティーナ: 声：富浜薫; 第12話に登場。アンテナが4本張ってある家を背負っている。花まつりのための大きな花を育てていたが、ココとのすれ違いによって花を台無しにしてしまう。
ココ: 声：千木良悠子; 第12話に登場。色黒で、レンガ造りの家を背負っている。ティーナとは親友であったが、手違いで仲を悪くしてしまう。
ビル: 声：森山栄治(*pnish*); 第12話に登場。眼鏡掛けていて、3階建てのビルを背負っている。ティーナに片思いされるが、本当はココに思いを寄せている。
トランキー: 声：山崎樹範; 第13話に登場。緑色をしたトタン屋根の家を背負っている。ジャム達と一緒に化石探しをする。
じいじ: 声：外波山文明; 最終話に登場。ピペの実の家族で、ガラクタの家を背負っている。ピペと一緒に仕事しながら旅をしてきたが、怪鳥バサラにピペをさらわれてしまい探し回っていた。