ショートステイ

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日本語文脈において……ショートステイとは、児童障害児・者高齢者の心身の状況や病状、その家族病気冠婚葬祭出張等のため一時的に養育介護をすることができない、または家族の精神的・身体的な負担の軽減等を図るために、短期間入所して日常生活全般の養育・介護を受けることができるサービスのことである。

欧米において……ショートステイとは、一般の旅行者や一時的滞在者などが中長期滞在用ホテル、コンドミニアムやペンション、個人所有の貸別荘などのレンタル宿泊所等を、比較的長めの宿泊スパンで通常宿泊に利用することをさす。例えばローマに一週間滞在するときにショートステイ用コンドミニアムを利用するなどがそれである。

俗用において……ショートステイとは、ラブホテルの短時間利用(2時間未満)をいう。

児童短期入所援助

児童福祉法における児童居宅生活支援事業のひとで、保護者の病気などの事情によって自宅で介護を受けることが一時的に困難になった障害児を、児童福祉施設に短期間入所させる事業です。

老人介護

日本の介護保険サービス給付(2015年)[1]
居宅型
3,889億円
(49.5%)
訪問通所
3,054億円
(38.9%)
訪問介護/入浴 816億円(10.4%)
訪問看護/リハ 211億円(2.7%)
通所介護/リハ 1,777億円(22.7%)
福祉用具貸与 247億円(3.2%)
短期入所(ショートステイ 375億円(5.8%)
その他 458億円(4.9%)
地域密着型
948億円
(12.1%)
小規模多機能型居宅介護 182億円(2.3%)
認知症グループホーム 509億円(6.5%)
地域密着型介護老人福祉施設 134億円(1.7%)
その他 123億円(1.6%)
施設型
2,593億円
(34.9%)
介護福祉施設(特養) 1,363億円(17.4%)
介護老人保健施設(老健) 1,017億円(12.9%)
介護療養施設 227億円(2.9%)
居宅介護支援(ケアマネ) 408億円(5.2%)
総額 7,854億円

短期入所生活介護

比較的自立した青年(18歳以上)または高齢者が、老人短期入所施設や特別養護老人ホーム等に短期入所し、入浴・排泄・食事の介護等の日常生活の世話や機能訓練等のサービスを受けることができる。

短期入所療養介護

療養の必要な高齢者が、介護老人保健施設や介護療養型医療施設などに短期間入所し、看護、医学的管理の下における介護、機能訓練その他の必要な医療や日常生活の世話等のサービスを受けることができる。

脚注

  1. ^ 厚生労働白書 平成28年版 (Report). 厚生労働省. 2013. 資料編p235.