シャーチーマー
シャーチーマー(沙琪玛、拼音: 、満州語:ᠰᠠᠴᠢᠮᠠ、転写:sacima、英語:sachimaまたはshaqima)は中国で広く食べられているお菓子。日本語ではサチマともいう。
概要
シャーチーマーは中国で広く食べられているお菓子で、小麦粉にあめを入れふくらし粉でふくらませて、軽く油で揚げるか熱を加えてから乾燥させたものである。
もともと満州族の食べ物であったが、清朝時代に満州族が中国各地に支配階級として派遣されて、中国全土に広まり、現代では中国語文化圏のどこのコンビニ(便利店)でも何種類かを入手できる。
和菓子のおこしに似ているが、シャーチーマーは甘さが控えめで、固くなく、ふわふわと柔らかい。
各地でのバリエーション
各地でのバリエーションもある。
中国東北部
中国東北地方では
- 満洲族の人々は、自宅で作っている家庭もある
- 一般の漢族では家庭で作ることはなく、近くのコンビニで何種類かを売っているのを買う。各シャーチーマーは4.0 x 4.5 x 7.5 cmくらいの大きさで、透明プラスチックの包装紙に包まれていて、8つくらいがひとつのプラスチックの袋に包まれて販売されているのが多い
中国南部
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香港では、サチマ(萨其马) を マツ (马仔) と言います。 マツは標準語の発音、広東語(香港語)の発音ではありません。 [競馬]の発音が[マツ]の発音と似ているので、香港の人はマツが競馬に縁起が良いと思われ、競馬前に、マツを食べると競馬で儲かると言う習慣があります。
関連項目
外部リンク
- 中国全土のさまざまなシャーチーマー (中国語)
発音について、中国の標準語ならば、つまり北京語であれば、 [ サチマ ] の方が正です、[ シャーチーマ ]の発音は、南方の地方の方言をしゃべる人間が、標準語で話す時の発音だと思われます。