ザ・レビュースコープ

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ザ・レビュースコープ』は宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。形式名は1987年の宝塚・東京は「モン・パリ誕生60年[1][2][3]」、1988年の地方公演は「グランド・フォーリーズ[4]」。宝塚は花組[1]雪組[2]、東京は花組[3]、地方公演は雪組[4]公演。1987年の宝塚・東京は20場[2][3]。作・演出は横澤英雄[2][3][4]。併演作品は花組が『あの日薔薇一輪[1][3]』、雪組の宝塚公演が『梨花 王城に舞う[2]』、雪組の地方公演は『大江山花伝 -燃えつきてこそ-[4]』。

公演期間と公演場所

  • 1987年8月7日 - 9月23日 宝塚大劇場(花組)[1]
  • 1987年9月25日 - 11月10日 宝塚大劇場(雪組)[2]
  • 1987年12月3日 - 12月27日 東京宝塚劇場(花組)[3]
  • (雪組・東京宝塚劇場公演はない)
  • 1988年9月3日 - 9月25日 地方公演(雪組)(9月3日・一宮、4日・瀬戸、6日・町田、7日・坂戸、9日・美濃加茂、10日・豊田、11日・伊勢、13日・新城、15日・山梨、16日・調布、17日・大宮、18日・伊勢崎、20日・立川、22日・銚子、23日・東金、24日・習志野、25日・茨城県神栖町[4]

解説

※宝塚100年史の宝塚大劇場公演[5]を参考にした。

1987年の上演は「モン・パリ」誕生60周年記念の作品。「モン・パリ」誕生の記念をショーアップしたAブロック、レビューの3つの味わいの変化を楽しむBブロック、シャンソンのCブロック、日舞バレエのレビュー讃歌のDブロック、そしてフィナーレのEブロックと5つのブロックで構成されている。花組に続いて雪組の続演があった。

スタッフ

共通 1987年

※宝塚歌劇80年史を参考にした[2][3]

花組のみ

雪組のみ

配役

※宝塚大劇場公演は同じ本の同じページ[2]を参考にした。

花組

宝塚

東京の変更点

※宝塚歌劇80年史の325ページ[3]を参考にした。

第2場 プロローグ(B)

  • 紳士S - 瀬川佳英

第5場 モン・パリ誕生(B)

  • 歌うスター - 瀬川佳英・幸和希

第6・7場 レビュー・アラカルト -ウィーン-

  • 歌う紳士 - 朝香じゅん
  • 歌う淑女 - 峰丘奈知

第8場 レビュー・アラカルト -パリ-

  • 或る男 - 高汐巴
  • 過去の男1 - 朝香じゅん
  • 過去の男2 - 宝純子
  • 過去の男3 - なかいおり
  • 過去の男4 - 幸和希
  • 過去の女 - 藍えりな

第9場 プチ・レビュー

  • エトワール - 高汐巴

第10-12場 レビュー・アラカルト -リオ-

  • ラテンの男 - 三矢直生
  • ラテンの男S - 瀬川佳英

第13-14場 スーパー・ストレンジャー/イッツフライディ

  • ザ・ストレンジャー - 高汐巴
  • ザ・ガール - 水原環
  • ディスコ・シンガー - 藍えりな

第15場 レビュー讃歌(A) -歌舞の道-

  • 歌手 - 幸和希

第17場 レビュー讃歌(B)

  • タンゴの男S - 朝香じゅん

第19場 フィナーレ(B)

  • 歌う紳士 - 安寿ミラ・真矢みき

雪組(宝塚のみ)

脚注

  1. ^ a b c d 80年史 1994, p. 323.
  2. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 324.
  3. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 325.
  4. ^ a b c d e 80年史 1994, p. 333.
  5. ^ 100年史 2014, pp. 160–161.

参考文献

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 編集:山本久美子西村房代須藤晃代、編集補助:松岡幸子浜田聖子松本恵美加藤貴子、編集協力:坂島和歌子松川咲絵浜本ひろ美浅野千佳子川口桂、執筆:三宅顕人小林一三、ならびに劇場解説)『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3