ザ・ナターシャー・セブン

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ザ・ナターシャー・セブン
別名 ザ・ナターシャ・セブン
出身地 日本
ジャンル フォークソング
ブルーグラス
活動期間 1971年 (1971)-2002年
2011年
レーベル 東芝EMI
メンバー 高石ともやボーカルギターバンジョーフィドルオートハープ
城田じゅんじ(ボーカル・バンジョー・ギター・フィドル)
旧メンバー 井芹誠(フィドル)
北村謙(バンジョー・ベース
箕岡修(ベース)
坂庭省悟(ボーカル・ギター・マンドリン・バンジョー・オートハープ)
木田高介(ベース・パーカッションピアノ・ギター)
進藤了彦(ボーカル・ベース・バンジョー)
兼松豊(ボーカル・ウォッシュボードドラムス
藤木頌子(ベース)
高石とし子(ボーカル)
東理夫(ベース・バンジョー)
松田幸一ハーモニカ
金海孝寛(マンドリン)

ザ・ナターシャー・セブンは、1970年代から1980年代前半にかけて活躍したフォークバンド。ブルーグラスやアメリカのトラディショナルフォーク、日本の民謡の他、世界各国の伝承曲をレパートリーとしていた。宵々山コンサートの開催や、107 SONG BOOKの発行を行う。メンバーは、高石ともや(友也)、城田じゅんじ(純二)、坂庭しょうご(省悟)、木田たかすけ(高介)の4名が有名。

バンド名の表記は、時期によって、「高石ともや」の先頭への付記の有無、「ナターシャー」と「ナターシャ」の違い、がある。当記事では、最も活動的であった時期の表記である「ザ・ナターシャー・セブン」とした。英語表記は THE NATARSHAR SEVEN である。当記事中は「ナターシャー」と略した。

活動の記録[編集]

結成[編集]

高石と城田の出会いがバンド結成のきっかけ。その当時、京都産業大学3回生であった城田は、既にブルーグラスバンジョー奏者として活動を始めていた。一方、高石は、自身の音楽活動の方向性を求め、フォークソングの原点を探し求めていた頃であった。二人は意気投合し活動を共にし始める。二人を引き合わせたのはフィドル奏者の井芹誠であった。

1971年1月、高石、城田、井芹、北村謙、元マヨネーズの箕岡修の5名で「バック・ステップ・カントリーバンド」( Back Step Country Band )を編成。 1971年2月28日には、「高石ともやとザ・ナターシャー・セブン」と改名。バンド名の由来は高石が住んでいた福井県遠敷郡名田庄村(現:大飯郡おおい町名田庄)をもじったものであり、「セブン」は語呂合わせに付けた。命名は、七人の会社長の榊原詩朗による。榊原がマネージャーとプロデュースを行ない、活動を開始した。

最盛期[編集]

バンド結成以来、高石の妹のとし子がサポートメンバーとして参加するなどメンバーの入れ替えが頻繁にあったが、1975年から1980年初頭まで続いた、高石、城田、マヨネーズからはしだのりひことクライマックスを経て加入した坂庭、元ジャックスの木田の4名での活動が、最も安定的で活動的であった。この頃は「ザ・ナターシャー・セブン」と称していた。

1973年から始めた宵々山コンサートは毎年開催し、京都の夏の恒例行事となる[1]。全国各地でもコンサートや野外フェスティバルを開催。1976年、107 SONG BOOKを発行し、レコード化する。これはレコード大賞企画賞を受賞した。

1977年に自切俳人とヒューマン・ズーに、杉田二郎グループと共に参加。普段のスタイルとは違う、コミカルな楽曲と演奏を行った。これにダウン・タウン・ブギウギ・バンドを加えてJ・D・S・Nと称することもあった。J-自切俳人、S-杉田二郎、D-ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、N-ナターシャーの意味。なお、自切俳人(じきるはいど)とは北山修の変名。

必ず一年に一回は労音巡りをしており、青函連絡船にまで乗ったこともあったため、全国区で名が知られていた。

衰退期[編集]

しかし、1980年2月に木田が脱退。そして間もない1980年5月に交通事故で死去。また1982年2月には、榊原がホテルニュージャパン火災で死去した。バンドを支えた2人を相次いで失ったこの頃を境に、意見の対立が顕在化し徐々にまとまりを失っていく。1983年には城田が脱退。1984年の宵々山コンサートでは、坂庭が自分のソロコーナーにおいて、再三再四、城田にステージに上がるように呼びかけたが(この時、城田が実際に会場に来ていたかどうかは不明)、結局、城田がステージに上がることはなかった。また、高石は、坂庭が城田に呼びかけているとき、ステージには現れなかった。この直後に、メンバーを入れ替えて再スタートを切ったのだが、翌年の1985年、活動を停止した。そして、宵々山コンサート自体も、同年をもって終了した(1994年に再開)。ちなみに、1985年の宵々山コンサートはナターシャーの活動停止後だったので、ナターシャーは出演していない(高石兄妹と城田はソロとして参加)。

期間限定リユニオン[編集]

1998年、高石のディレクティング・マネージャーを担当することになった株式会社マクランサ林正史が城田と坂庭を説得し、長年の離別を解き、ナターシャ(ーがない)・セブンの再結成を実現させた。 林は高石・城田・金海時代のナターシャのPA担当や、「春を待つ少女」のプロデューサーであるが、フォーク界の人間ではなく、海外から来日する著名なジャズミュージシャンのPAやシンセサイザーの冨田勲のプロデューサー、レーシングカー「童夢」やF1フェラーリのマーケティング・ディレクターとしてさまざまな世界で活躍しており、彼への信頼感が再結成のきっかけとなった。再結成後は、林のディレクションによりレーコーディングやコンサート活動を積極的に展開するが、2003年12月、坂庭が癌により死去、2004年、城田が音楽活動を停止したことに伴い活動も自然消滅(城田はその後、2010年に活動を再開している)。2011年、宵々山コンサートで1日限りの再結成。メンバーは高石、城田、金海(兼松も参加していたがメンバーとは別)。 2012年9月、「ザ・ナターシャー・セブン第二章」として、高石・城田の2人でのライブを大阪で開催。「第1回 カーターファミリーをお手本に」と銘打って、ナターシャーのレパートリーの中からカーター・ファミリーの18曲を中心に演奏した。2013年4月に「第2回 オールド・タイミーと中津川フィールドフォーク編」、同年9月に「第3回バンジョーに夢中だったあの頃、ブルーグラス編」、2014年4月に「第4回あの頃のフォークを歌おう!」を開催。2015年4月に第4回を開催の予定。

メンバーの変遷[編集]

  • 1971年1月 - 高石ともや、城田じゅんじ、井芹誠、北村謙、箕岡修がバック・ステップ・カントリーバンドを結成。数ヵ月の内に、井芹、北村、箕岡は脱退。
  • 1971年4月 - 金海たかひろ(孝寛)が参加。
  • 1973年 - 坂庭しょうご(省悟)が参加。金海が脱退。
  • 1975年 - 木田たかすけが参加。
  • 1979年 - 進藤さとひこ(了彦)が参加。
  • 1980年 - 木田が脱退しソロ活動再開したが、直後に死去。
  • 1981年 - 兼松ゆたか(豊)が参加。
  • 1983年 - 城田が脱退し渡米。
  • 1984年 - 坂庭、進藤、兼松が脱退。藤木頌子が参加し、メンバーの抜けたバンドを支えるが、1985年、活動停止。
  • 1998年 - 高石、城田、坂庭でザ・ナターシャ・セブンとして活動再開。作家の東理夫がサポートメンバーとして1999年まで参加。
  • 2001年 - 松田幸一がこの年のみ参加。
  • 2002年 - 金海が復帰するが、この年限りで解散。
  • 2003年 - 坂庭が死去。
  • 2011年 - 宵々山コンサートで1日限りの再結成。メンバーは高石、城田、金海(兼松も参加していたがメンバーとは別)。
  • 2012年 - 「ザ・ナターシャー・セブン第二章」として高石、城田の2人でのライブを開催。

ザ・ナターシャー・セブンの音楽性[編集]

フォークソングの原点を求め、そして、日本のフィールドにおける実践を試みたバンドである。

ブルーグラスやアメリカン・トラディショナル・フォークをベースとしつつ、しかし、単に模倣するのではなく、日本の土地柄や文化に即して意訳をした。日本や世界各地の民謡を取り上げることもあった。 バンドは、バンジョー、ギター、マンドリン、フィドル、ベース、ピアノなどで編成し、全員がボーカルを担当。当初、電気楽器やドラムはあまり用いられていなかったが、70年代終盤あたりからは時代の趨勢もあり、コンテンポラリーな味付けもされていた。そして、コンサート、特に野外を中心として演奏を行なった。

107 SONG BOOK[編集]

メンバーが今まで歌ってきた歌から107曲を選び載せている。1971年5月頃から手掛け始め、楽譜の写植、版画、印刷まで全てメンバーとスタッフが手作りした。七人の会出版から1976年4月に第1版を発行、1978年にかけて第3版まで発行される。そして、自分達で行商に出かけ、楽器店やレコード店、コンサートなどで販売した。

お手本は、ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ(New Lost City Ramblers)の作った「ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ・ソングブック」(1964年)。これはアメリカの古いフォークソング(ヒルビリー)を採譜して曲集にしたものであった。

1976年4月から3ヶ月ごとに発売しながら11枚のアルバムとしても発表。この活動も含め、1978年の第21回レコード大賞で企画賞を受賞した。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

  • 朝の四時頃 / 私の子供たちへ(1973年5月5日、東芝音工 ETP-2834)
ザ・ナターシャー・セブンと我夢土下座の合作
  • 春を待つ少女 / たづるさん(1972年10月、立石電機 非売品)
「春を待つ少女」は、高石が1970年冬にカナダを旅している間に作った。立石電機(現オムロン)のCMに使われ、販促用シングル盤が作られた。「たづるさん」は最初の子、田鶴に贈った歌。
  • 近江の子守歌 / たづるさん(1972年12月1日、東芝音工 ETP-2773)
  • 想い出の赤いヤッケ / はじめて来た街 (1977年2月20日、東芝EMI ETP-10169)
  • 孤独のマラソン・ランナー / くちづけ (1977年7月5日、東芝EMI ETP-10257)
    • 「孤独のマラソン・ランナー」は全国民間放送ラジオ「79~80 ゆく年くる年」のテーマソングに選ばれた。
  • 想い出の赤いヤッケ('77年の新録音)/ びっくりぶれいく団 (1977年12月1日、東芝EMI ETP-10345)
  • ユメカシーラ / 街 (1978年5月20日、東芝EMI ETP-10415)
  • いこまいか。 / ヘイ・ヘイ・ヘイ (1979年7月20日、東芝EMI ETP-10614)
    • 「いこまいか。」は「いこまいか。椛の湖ピクニック」のテーマソング。クレジットはJDSNとなっている。
  • みなとのマーチ / 大阪四季音頭 (1979年7月5日、東芝EMI ETP-10616)
  • バッファロー・ドリーム / Oh!!草野球(1979年9月20日、東芝EMI ETP-10638)
  • 走れ!80年代のメロス達――孤独のマラソン・ランナー―― / くちづけ (東芝EMI ETP-10257)
    • 「孤独のマラソン・ランナー」がゆく年くる年のテーマソングに選ばれた際、曲名に番組のテーマ「走れ!80年代のメロス達」が冠せられ、ジャケットが差し替えられた。
  • 道づれは南風 / 朝の雨 (1981年6月21日、東芝EMI ETP-17172)
  • 今、風の中 / 君 眠る丘 (1982年6月、東芝EMI ETP-17345)

シングル文庫[編集]

107 SONG BOOKの完結後に、季節ごとに発売したシングルのシリーズ。

  • シングル文庫 あき 1号 私に人生と言えるものがあるなら / ロンドン・デリー・エア (1979年11月5日、東芝EMI ETP-10640)
  • シングル文庫 ふゆ 2号 時には化粧をかえてごらんなさい / ソルジャーズ・ジョイ (1980年1月5日、東芝EMI)
  • シングル文庫 はる 3号 春を待つ少女 / ハワイ・ハマウマ湾にて (1)スティング、(2)イモ・イモ・ホクイキ、(3)ウリリエ (1980年3月5日、東芝EMI)
  • シングル文庫 つゆ 4号 明日になればね / オールド・ブラック・チューチュー (1980年5月5日、東芝EMI)
  • シングル文庫 なつ 5号 君よそよ風になれ / ジョギング・ソング・フォー・ユー (1980年7月5日、東芝EMI ETP-17009)
  • シングル文庫 ゆき 6号 街 / 陽気に行こう (1980年12月1日、東芝EMI ETP-17099)
    • 「街」は、テレビ東京の深夜番組「テレビ予備校」のテーマソングとして使われた。

アルバム[編集]

  • 高石ともやとザ・ナターシャー・セブン(1972年12月、東芝音工 ETP-9061)
  • ヒット・エンド・ラン(1982年、東芝EMI)
  • 再会。(1998年、マクランサ MAC-8)
    • 高石、城田、坂庭による再結成時に製作。
  • 「序」(2000年、マクランサ MAC-12)
    • 1971年に東芝音工(後の東芝EMI)にてテスト盤までプレスされたが、契約上の問題から日の出を見ずにいた作品。当時のナターシャーのメンバー(高石、城田、金海)及び、高石とし子(ボーカル)、内山修(ベース)が加わり録音されている。

フィールド・フォーク[編集]

我夢土下座とのコンサート録音を中心に構成されたアルバム。

  • フィールド・フォーク Vol.1 FROM 中津川(1973年3月、東芝EMI ETP-9070)
ほっちょせ節(中津川民謡) / 野茨と鳩 白秋詩集<野茨と鳩>より/ 川下りブラック・ジャック / いの字の唄 / 海に向って / 付知の子守唄 / 私の子供達へ / 青春の唄 / 瀬戸の子守唄(ねこなしの唄) / フィールド・フォーク・ラグ / めぐりあい / 親父の人生 / 音頭与三郎(岐阜県坂下民謡)
  • 1972年12月の我夢土下座リサイタルの録音。
  • フィールド・フォーク Vol.2 FROM 中津川(1975年、東芝EMI ETP-72038)
川のほとり / 汽車 / アイ・アイ~私の子供たちへ / おいで一緒に / うそつききつつき(THE FIBBER PECKER) / 私に人生といえるものがあるなら / デコ坊よ 中津川のわらべうたより / 小さな町 / 坂下の子守唄 / 時はながれて / 君かげ草 / わが大地のうた
  • 1974年のフィールド・フォーク・コンサート(岐阜県坂下町)の録音。
  • フィールド・フォーク Vol.3 FROM 飛騨・山之口小学校(1976年、東芝EMI ETP-63002)
あいうえおとも・おともだち / なーむ・なーめん・なーらん / 私に人生と言えるものがあるなら / とんび / なんで、 / 丘の上の校舎 / へのちから / みんなでうたおう / ほっちょせ節 / サカナか デベソか カイジュウか / お月さまいくつ / 朝の四時ごろ / おじいさんの古時計 / 校長先生 ブテンの話 / しゃぼん玉

いこまいか。椛の湖ピクニック[編集]

  • '78 いこまいか。椛の湖ピクニック(1978年、東芝EMI)
    • 1987年8月5日のコンサート録音。
  • '79 いこまいか。椛の湖ピクニック(1979年、東芝EMI)

宵々山コンサート[編集]

  • 京都・祇園・宵々山・顔見世コンサート(1973年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'74(1975年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'75(1975年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'77(1977年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'78(1978年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'79(1979年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'80(1980年、東芝EMI)
  • 宵々山コンサート'81(1981年、東芝EMI)

宵々山コンサート20回を記念して[編集]

CD26枚組大全集

  • 宵々山コンサート 1973 (2001年 マクランサ MAC-14.15)
  • 宵々山コンサート 1974 (2001年 マクランサ MAC-16.17)
  • 宵々山コンサート 1975 (2001年 マクランサ MAC-18.19)
  • 宵々山コンサート 1977 (2001年 マクランサ MAC-20.21)
  • 宵々山コンサート 1978 (2001年 マクランサ MAC-22.23)
  • 宵々山コンサート 1979 (2001年 マクランサ MAC-24.25)
  • 宵々山コンサート 1980 (2001年 マクランサ MAC-26.27)
  • 宵々山コンサート 1981 (2001年 マクランサ MAC-28.29)
  • 宵々山コンサート 1998 (2001年 マクランサ MAC-30.31)
  • 宵々山コンサート 1999 (2001年 マクランサ MAC-32.33)
  • 宵々山コンサート 2000 (2001年 マクランサ MAC-34.35)
  • 宵々山コンサート プライベート コレクション vol.1 (2001年 マクランサ MAC-36)
  • 宵々山コンサート プライベート コレクション vol.2 (2001年 マクランサ MAC-37)
  • 宵々山コンサート プライベート コレクション vol.3 (2001年 マクランサ MAC-38)
  • 宵々山コンサート 話芸 (2001年 マクランサ MAC-39)

107 SONG BOOK[編集]

  • 107 SONG BOOK Vol.1 陽気に行こう。オリジナル・カーター・ファミリーをお手本に編(1976年、東芝EMI ETP-63002)
私を待つ人がいる / 今宵恋に泣く / 柳の木の下に / あなたを恋しています / 別れの恋唄 その1 / 別れの恋唄 その2 / 丘の上の校舎 / 高い山に登って / ひとり旅 / 陽気に行こう / わらぶきの屋根 / 森かげの花 / どこにいればいいんだろう / 海の嵐 / 青い海のお墓 / ワルツを踊りましょう
  • 107 SONG BOOK Vol.2 フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン。5弦バンジョー・ワーク・ショップ編(1977年、東芝EMI ETP-63003)
チューニング / 基本リズム / スリー・フィンガー・ピッキング / オルタネイティング・サム・ピッキング / スラー / ハンマリング・オン / プリング・オン / フォワード・ロール / 音階練習 / バック・アップ / チョーキング / ハーモニック・チャイム / フィル・イン・リックス / リード・イン / エンディング・パターン / クリップル・クリーク / ロンサム・ロード・ブルース / カンバーランド・ギャップ / ホーム・スィート・ホーム / 柳の木の下に / デキシー・ブレーク・ダウン / わらの中の七面鳥 / ニュー・オリンズの闘い / 黒いいちごの花 / おじいさんの古時計 / ナッシュビル・ブルース / 蛍の光 / キラキラ星 / ファイアー・ボール・メイル / ビューグル・コール・ラグ / フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン / デュリック・バンジョー
  • 107 SONG BOOK Vol.3 陽のあたる道。オールド・タイミー&ブルーグラス編(1977年、東芝EMI ETP-63004)
私に人生と言えるものがあるなら / 陽のあたる道 / オールド・ジョー・クラーク / ブラック・マウンテン・ラグ / 土の中のビリー / 十字架に帰ろう / 愛の小舟 / 天国の岸辺 / 日高の山 / さよならが言えない / ふるさとの風 / 9ポンドのハンマー / デキシー・ブレイク・ダウン / デイ・ブレイク・イン・デキシー / フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン / 45号列車
  • 107 SONG BOOK Vol.4 きれいな娘さん。ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ編(1977年、東芝EMI ETP-63005)
きれいな娘さん / 夜明けを待ちながら / あの娘のひざまくら / 103人のバラード / 恋はうつり気 / ホーム・スイート・ホームという歌をつくったのは独身の男性だったにちがいないという歌 / お酒の歌 / 海に向かって / れー子ちゃん / フレイト・トレイン / 船のり唄 / 兵士と娘 / すずめの唄 / ギャンブリン・マン / ヴィクトリー・ラグ / サタディ・ナイト
  • 107 SONG BOOK Vol.5 春を待つ少女。オリジナル・ソング編(1977年、東芝EMI ETP-63006)
明日になればね / 谷間の虹 / 春を待つ少女 / 旅 / 街 / 京都まつり音頭 / たづるさん / 涙色の星 / そして秋 / 君かげ草 / 浜木綿咲いて / 夏休み / びっくりぶれいく団 / 川下りブラック・ジャック / うそつききつつき / つづれさせかとうさせ
  • 107 SONG BOOK Vol.6 ハンぷティ・ダンぷティ。マザーグース編(1978年、東芝EMI ETP-63007)
外に出て遊ぼう / ボビー・シャフトー / 男の子はなんでできてる / フクロウとコネコ / ガァ ガァ ガチョウさん / 6ペンスのうた(黒つぐみ) / コケコッコ / ふりこ時計 / ネコとフィドル / ぼくの子犬 / やかんをのっけてよ / ホット・クロス・バン / ひとつ ふたつ / はさみと糸 / タッカーくん / まき毛の娘さん / シーソー・サクラダン / ラベンダー・ブルー / スカボロ・フェア / テント虫 / むすこのジョン / 泣き虫くん / ちびのウィンキー / 笛吹きトム / ジャック・ホーナー / ジョージィ・ポージィ / ハンプティ・ダンプティ / のんきなサイモン / いじけた男 / ザブリザンブ3人男 / マフィン・マン(パン焼きおじさん) / ドクター・フォスター / コールの王さま / ディー川の粉屋 / 踊りましょう おとうさん / このぶた買いもの / ひつじさん / こまどりさん / カラス / お星さま / ねむれよぼうや / ゆらゆらゆりかご
  • 107 SONG BOOK Vol.7 山と川。フィールド・フォーク編(1978年、東芝EMI ETP-63008)
山と川-おいで一緒に- / めぐりあい / 付知の子守唄 / 瀬戸の子守唄 / 坂下の子守唄 / 私の子供達へ-父さんの子守唄- / 野茨と鳩 / わが大地のうた / デコ坊よ / 朝の四時ごろ / 奥名田小学校校歌 / 川のほとり / 青春の歌-さよなら-
  • 「朝の四時ごろ」は全集、及び、CDには収録されていない。
  • 107 SONG BOOK Vol.8 お!スザンナ。アメリカの古い歌編(1978年、東芝EMI ETP-63009)
口笛ふきのジプシー / オー・スザンナ / ミッドナイト・スペシャル / 疲れた靴 / 朝の雨 / 帰る時は夜 / サンフランシスコ・ベイ・ブルース / 小さなおまえに / ミ・アモール・ミ・コラソン / 綿つみの歌 / 腰まで泥まみれ / ランブリン・ボーイ / あの国は君の国
  • 107 SONG BOOK Vol.9 八丈太鼓ばやし。地方の古い歌編(1978年、東芝EMI ETP-63011)
八丈太鼓ばやし / どだればち(津軽甚句) / おーわいやれ / 八戸小唄 / そんでこ節 / 外山節(そとやまぶし) / ほっちょせ節 / 音頭与三郎 / そーらん節 / 鉄砲獅子踊り唄 / 白峰かんこ踊り / 酒造り唄(秋洗い唄~風呂上り唄) / 博多どんたくばやし / 長崎法界節 / 西武門節(にっしんじょうぶし)
  • 107 SONG BOOK Vol.10 道。世界のうた編(1979年、東芝EMI ETP-63011)
花祭り(カルナバル) / ウリリ・エ / アプアナ / ラウパホエホエ・フラ / 誰か / 川舟こぎの唄 / アイリッシュ・フィドル・チューン / 娘の便り(娘から母へのバカンス便り) / さらばジャマイカ / ノードル河辺 / グァンタナメラ / 道
  • 107 SONG BOOK Vol.11 想い出の赤いヤッケ。完結編(1979年、東芝EMI ETP-63012)
孤独のマラソン・ランナー / ナターシャーのテーマ / 彼を待ちながら / パン売りのロバさん / 近江の子守唄 / 八ヶ岳 / 想い出の赤いヤッケ / おじいさんの古時計 / コリーナ・コリーナ / 茶色の小瓶 / はじめて来た街 / よそ者のブルース / ヘイ・ヘイ・ヘイ
  • 107 SONG BOOK全集(11枚組 + シリーズ完成記念発表会)
陽気に行こう / 陽のあたる道 / 夜明けを待ちながら / フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン / そして秋 / オー・スザンナ / 八丈太鼓ばやし(その1)(その2) / 道 / ヘイ・ヘイ・ヘイ
  • 『シリーズ完成記念発表会』に収録された楽曲

脚注[編集]

  1. ^ また、昼下がりコンサートや年忘れコンサートも開催された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]