ザ・コア

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ザ・コア
The Core
監督 ジョン・アミエル
脚本 クーパー・レイン
ジョン・ロジャース
製作 クーパー・レイン
デイヴィッド・フォスター
ショーン・ベイリー
出演者 アーロン・エッカート
ヒラリー・スワンク
音楽 クリストファー・ヤング
主題歌 サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ 「エシェロン」
撮影 ジョン・リンドリー
編集 テリー・ローリングス
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 ギャガ
公開 アメリカ合衆国の旗 2003年3月25日
日本の旗 2003年6月7日
上映時間 135分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $60,000,000[1]
興行収入 $73,498,611[1]
日本の旗 15.0億円[2]
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ザ・コア』(原題:The Core)は、2003年アメリカ合衆国SFパニック映画

ストーリー[編集]

オーストラリアや日本での鳩の大群などの動物の異常行動を皮切りに、ある日の午前10時30分、ボストンでのペースメーカー使用者32名の突然死や、スペースシャトルエンデバー」の電子機器異常、さらにスーパーストームなどが発生し、地上は大混乱に陥る。

調査を行ったシカゴ大学教授ジョシュ・キーズと、コンラッド・ジムスキー博士は、これらの原因は25万年に一度起こるとされる地球の核(コア)の回転が停止し、地球の磁場が不安定になったからだと突き止める。「このままだと磁場が消失し、太陽風にさらされ1年後に地球は滅亡する」と結論。彼らはコアを再始動すべく、「停止してしまったコアを包んでいる液状の外核部分まで潜行し、そこで核爆発を起こして、その衝撃でコアの再回転を促す」という作戦を立案、世界中から各分野のスペシャリストが招集された。自らを含めて6人から成るチームを編成したキーズらは、ブラズルトン博士が開発した特殊合金で出来た特殊車両「バージル」で地下2,000マイル (3,200 km)へ潜行する。

登場人物・キャスト[編集]

ジョシュア・"ジョシュ"・キーズ
演 - アーロン・エッカート
シカゴ大学の地球物理学者[3]。今回のプロジェクトの第一人者。
レベッカ・"ベック"・チャイルズ
演 - ヒラリー・スワンク
アメリカ空軍の少佐[3]で宇宙飛行士。探査艇の副操縦士を務める。
エドワード・"ブラズ"・ブラズルトン
演 - デルロイ・リンドー
地中探査艇「バージル」の開発者[3]。調査艇の開発に人生の大半を費やしている。真っ当なプライドを持つが、それだけに自分の行いを無駄にしたくはなく危ないことでも自分でやり遂げようとする。
コンラッド・ジムスキー
演 - スタンリー・トゥッチ
地球物理学の第一人者[3]。高名な科学者でアメリカ国防総省とも繋がりがある。
サージ・レベック
演 - チェッキー・カリョ
核エネルギー学の博士[3]。フランス出身。キーズの友人。
ロバート・"ボブ"・アイバーソン
演 - ブルース・グリーンウッド
アメリカ海軍の中佐で宇宙飛行士。探査艇の操縦士を務める[3]。ベックとは宇宙でも共に任務に就いた。
セオドア・ドナルド・"ラット"・フィンチ
演 - DJクオールズ
ハッカー。FBIのデータベースに無断で侵入できる程の腕を持つ。
タルマ・"スティック"・スティックリー
演 - アルフレ・ウッダード
本作戦のオペレーター。
トーマス・パーセル
演 - リチャード・ジェンキンス
アメリカ国防総省の将軍[3]で本作戦の指揮官。
デビッド
心臓発作で亡くなった一人。
ニック
心臓発作で亡くなった一人。

日本語吹替[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 テレビ朝日
ジョシュア・"ジョシュ"・キーズ博士 アーロン・エッカート 大塚芳忠 井上和彦
レベッカ・"ベック"・チャイルズ少佐 ヒラリー・スワンク 魏涼子 朴璐美
エドワード・"ブラズ"・ブラズルトン博士 デルロイ・リンドー 島香裕 銀河万丈
コンラッド・ジムスキー博士 スタンリー・トゥッチ 谷昌樹 牛山茂
サージ・レベック博士 チェッキー・カリョ 土師孝也 菅生隆之
ロバート・"ボブ"・アイバーソン船長 ブルース・グリーンウッド 金尾哲夫 石塚運昇
セオドア・ドナルド・"ラット"・フィンチ DJクオールズ 松野太紀 石田彰
タルマ・"スティック"・スティックリー博士 アルフレ・ウッダード 松岡洋子 塩田朋子
トーマス・パーセル将軍 リチャード・ジェンキンス 有本欽隆 小川真司
その他 N/A 岩田安生
長克巳
星野充昭
菅原淳一
徳丸伸二
金子由之
斉藤次郎
園田恵子
大橋ひろこ
黒河奈美
笹森亜希
沢木郁也
楠見尚己
山野井仁
村治学
目黒未奈
柳沢栄治
坂東尚樹
吉見一豊
瑚海みどり
竹田小春
高階俊嗣
加藤悦子
野中秀哲
植倉大
演出 清水洋史
翻訳 大川直美
調整 金谷和美
効果 サウンドボックス
制作 東北新社
初回放送 2005年12月25日
日曜洋画劇場

評価[編集]

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは158件のレビューで支持率は40%、平均点は5.30/10となった[4]Metacriticでは32件のレビューを基に加重平均値が48/100となった[5]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b The Core (2003)” (英語). Box Office Mojo. 2022年12月6日閲覧。
  2. ^ 2003年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  3. ^ a b c d e f g 午後エンタ 午後ロード「ザ・コア」危機に立ち向かう男!(テレビ東京、2020/10/22 13:35 OA)の番組情報ページ
  4. ^ "The Core". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年12月6日閲覧
  5. ^ "The Core" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年12月6日閲覧。

外部リンク[編集]