サルト川

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サルト川
サルト川
サルト川
水系 ロワール川水系
延長 313 km
平均流量 34 m³/s
流域面積 7,864 km²
水源 オルヌ県ムーラン=ラ=マルシュ付近
水源の標高 250 m
河口・合流先 メーヌ川
流域 フランスの旗 フランス
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サルト川(サルトがわ、フランス語: Sarthe)は、フランス西部を流れるロワール川水系のである。水源はオルヌ県ムーラン=ラ=マルシュ付近。アンジェ北部でロワール川と合流。数キロ先でマイエンヌ川と合流しメーヌ川となり、下流でロワール川に注ぐ。

シャトーヌフ=シュル=サルトフランス語版からメーヌ川の起点までの一帯は1995年に付近のロワール川、マイエンヌ川の氾濫原と共にラムサール条約登録地となった。氾濫原は草地およびトネリコ属ヤナギ属の樹木が多く、ウズラクイナコモンクイナヨーロッパビーバーヨーロッパルリボシカミキリ英語版にとっては重要な生息地で、多くのガンカモ類渉禽類にとっては重要な中継地である[1]

川はサルト県の語源となった。

流域の自治体[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Basses Vallees Angevines | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2023年7月13日). 2023年7月20日閲覧。