サムライフラメンコ
サムライフラメンコ | |
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ジャンル | ヒーロー |
アニメ | |
原作 | manglobe |
監督 | 大森貴弘 |
シリーズ構成 | 倉田英之 |
キャラクターデザイン | 倉花千夏(原案) 山下喜光 |
音楽 | 玉井健二 & agehasprings |
アニメーション制作 | マングローブ |
製作 | Project サムメンコ |
放送局 | フジテレビほか |
放送期間 | 2013年10月10日 - 2014年3月27日 |
話数 | 全22話 |
漫画:サムライフラメンコ Another Days | |
原作・原案など | manglobe(原作) 高木聖子(構成協力) |
作画 | 水沢翔 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | 月刊Gファンタジー |
発表号 | 2013年11月号 - 2014年8月号 |
発表期間 | 2013年10月18日 - 2014年7月18日 |
巻数 | 全2巻 |
話数 | 全10話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ、漫画 |
ポータル | アニメ、漫画 |
『サムライフラメンコ』 (Samurai Flamenco) は、マングローブ制作の日本のテレビアニメ作品。2013年10月10日より2014年3月27日まで、フジテレビの深夜アニメ枠『ノイタミナ』にて放送された。略称は「サムメンコ」[1]。
概要
特に能力も持たずに「正義の味方」になってしまったファッションモデルの青年と、特に正義感を持たない警察官の青年の二人を主人公にした作品。「真のヒーローとは何か」をテーマに、次々に起こる事件の中でヒーローとして、そして人間として成長していく姿をコメディやシリアスを交えながら描く[2]。タイトルロゴには「Hero will never give up, never hide, never be defeated, never accept evil.」の文が併記されている。
2013年7月5日に「2013ノイタミナ ラインナップ発表会」にて制作が発表され、「なりきりヒーローもの」というジャンルとキービジュアルが公開され、放送期間が2クールであることも発表された[3][4]。
原作とアニメーション制作はマングローブが担当し、監督には大森貴弘、シリーズ構成には倉田英之、キャラクター原案には倉花千夏、キャラクターデザインには山下喜光がそれぞれ起用されている。マングローブとしても『ミチコとハッチン』以来5年ぶりのオリジナルアニメ作品となる。
後期OP主題歌を歌うFLOWのメンバーがゲスト出演し、KOHSHIとKEIGOとIWASAKIが第19話に、TAKEとGOT'Sが第20話に登場した[5]。
キャッチコピーは「大人になりたくない、“大人たち”へ――」[2]。
ストーリー
サムライフラメンコ誕生編(1 - 6話)
雑誌モデルの羽佐間正義は、ヒーローへの憧れから遂には自力で正義の味方・サムライフラメンコとなって、様々なトラブルを解決しようと奮闘する。だが、実力不足から街の人から舐められたり、不審者と勘違いされるなど、なかなか正義の味方らしい活動を実現できずにいた。
ある日、正義はサムライフラメンコの正体を知る警察官・後藤英徳に居酒屋へ呼び出され、「街の人々から苦情が殺到しているので、サムライフラメンコの活動を自粛するように」と諭される。居酒屋からの帰り際、本来は英徳の恋人の持ち物で彼が大事にしている傘が盗まれていることに気がついた正義はサムライフラメンコの姿で傘泥棒を捕まえ、説教した。その様子が動画サイトへ投稿されたためにサムライフラメンコの名前は一躍有名となり、テレビ局は彼の正体を懸賞金をかけて追求するようになる。やがて、サムライフラメンコの正体としてアクション俳優・要丈治が名乗りをあげる。正義は要に嘘をつかないよう懇願するが、うまく言いくるめられ、サムライフラメンコは要の弟子ということになってしまう。
要に鍛えられ、格闘術を身につけた正義はひったくり犯を捕まえるなど、ヒーローらしい活動ができるまでに成長する。やがて、自分の力を過信した正義はさらなる悪を成敗するため、繁華街へ出向いて車上荒らしを捕まえようとするが、拉致されて正体がばれそうになってしまう。そんな正義の危機を救ったのが、3人組の女性アイドルグループ「ミネラル★ミラクル★ミューズ」のアイドル歌手・真野まりだった。まりは魔法少女好きで、魔法少女としてデビューするべく身体を鍛えたり特製ステッキを用意したりしていたが、サムライフラメンコの登場で自分の存在が二番煎じになってしまったと正義をなじり、その埋め合わせとして正義に自分の引き立て役になるよう強要する。
まりはフラメンコガールを名乗り、繁華街で女性に嫌がらせをする男たちを成敗し、サムライフラメンコ以上の人気者となるが、死んだ祖父の残したサムライフラメンコの設定が20歳の誕生日に送られてきたことをきっかけに、正義は「真のヒーローとは何か?」を模索していくことを決意し、フラメンコガールに別れを告げる。一方、まりはミネラル★ミラクル★ミューズのメンバーである三澤瑞希と森田萌を仲間に引き入れてフラメンコガールズを結成する。こうして、要やまりに翻弄され、後藤に見守られながら、正義のヒーロー生活は知名度の向上とともに続いていった。
キング・トーチャー編(7 - 10話)
ある日、正義はサムライフラメンコとして一日署長に任命され、麻薬組織の摘発へ駆り出される。当初は警察の宣伝塔でしかなかったが、踏み込んだ事務所で取り押さえようとした男が突然本物の怪人へ変貌し、警察官を殺害する。正義は突然の出来事に戸惑いながら後藤とともに怪人を退けるが、その直後に怪人たちの首領キング・トーチャーが日本へ宣戦布告を行った。かくして、正義は趣味のヒーロー活動から日本の平和を守る本物のヒーローとしての活動を余儀なくされる。
フロム・ビヨンド編(11 - 16話)
仲間と協力し日本を救った正義だったが、要からフロム・ビヨンドというさらなる悪の組織が日本を侵略しようとしていること、自身はそれと戦うフラメンジャーのメンバーとして選ばれたことを聞かされる。なし崩し的にリーダーになった正義はアクの強いメンバーに苦労しつつも、フロム・ビヨンドから日本を守るべくフラメンレッドとして戦う。
だが、フロム・ビヨンドはキング・トーチャーとはケタ違いの組織規模を誇っており、一斉攻撃によって日本を叩くつもりであったことが明かされる。フラメンジャーは大切な人達を守りきれるか分からない状況に立ち向かうも、次第に劣勢に追い込まれてしまうが、そんな時、彼らの前に日本中からヒーローが集結、市民を守るべく加勢した。ヒーロー達の助けを得たフラメンジャーはフロム・ビヨンドを打ち倒し、日本を救った英雄として讃えられた。
フラメンコ星人編(17 - 18話)
総理は日本国民に向けて「全ての混乱はフラメンジャー達の自作自演であること」「非認可のヒーロー達を逮捕すること」を告げ、正義を国家に反逆するテロリストとして指名手配に掛け、ヒーロー達は次々と逮捕されて行く。守ってきたはずの国民からも敵意を向けられ、正義は独りで逃亡せざるを得なくなってしまう。真実を求め、正義は後藤の助けを借りて再びサムライフラメンコとなって総理の前に立つも、強化服を装着して襲い掛かって来る総理に為す術もなくやられそうになるが、今野の機転により総理は力を失い倒された。
直後、かつて正義の危機を救ったミスター・ジャスティスが現れるが、彼はヒーローでは無く地球侵略を目論むフラメンコ星人であった。彼らは人類を進化させる力を持っており、自分達の同胞とすべく地球へ侵略行為を行っていた。キング・トーチャー、そしてフロム・ビヨンドもその力で進化した存在であると語るフラメンコ星人。彼は正義と一対一の対話を行うことを要求し、正義に進化を促成させる石を渡すが、正義はそれを拒否し、巨大化したフラメンコ星人に絶望的な戦いを挑んだ。やむを得ず自身を進化させ巨大なサムライフラメンコと化した正義は、自分の信念をこめた拳でフラメンコ星人を宇宙の彼方に放逐することに成功した。
戦いの後、正義の前に宇宙の意思を名乗る高次存在が現れ、物語の終焉を告げる。彼は、世界の悪は根絶されること、ここまでの全ての物語は『サムライフラメンコ』として記録され、宇宙のどこかで読み返される物になることを説明した。最後に正義は常々疑問に思っていた『フラメンコ』の意味を問い「フラメンコはおまじないのようなもの」だと教えられた正義は、釈然としない思いを抱えながら日常に戻るのであった。
世界に残った最後の敵編(19話 - 22話)
フラメンコ星人との戦いから半年、悪が消えた世界には穏やかな平和が訪れていた。そんな中、後藤が故郷に戻り彼女とデートをすることになり、話を聞いてつけようとするまりに引きずられるように正義は同行する。その最中に訪れた後藤の実家で、後藤の母親から後藤の過去や彼女についての秘密を知る。後藤と口論し立ち去るまりの様子を影で見ながら、正義は後藤の悩みに気付かなかったことを悔やむ。そうして自宅のマンションに戻った正義の前に、かつてサムライフラメンコとして注意をした中学生の集団にいた少年の一人・澤田灰司が現れ、握手を求められた直後に正義の部屋が爆発する。そして、灰司は正義に「この世界に残った最後の敵」だと宣言し、次々と正義の周囲の人間に危害を加えていく。しかし、正義は警察から自宅に爆弾らしきものや痕跡が見当たらない事や澤田灰司は既に死亡している事を告げられ、正義も灰司の実態や証拠を掴めていないためどうすることも出来ないでいた。そんな中、正義は後藤にこの一連の出来事を話すがまともに取り合ってくれず、つい後藤の彼女へのメールの事について切り出してしまったことに怒った後藤は正義を投げ飛ばすも、正義はこれを理不尽だとして後藤を突いてしまい、正義と後藤の関係に再び亀裂が入る。
連絡を受けた正義は意識を取り戻した丈治と面会し、ピンチになったらどうすればいいという正義の問いに対し丈治は「愛が必要だ」と答える。しかし、ヒーローにのめり込んでいた正義には愛が分からない。
その頃正義の部屋に監禁されていた後藤は、灰司にこれまでに保存されていた彼女とやり取りしていたメールを削除され、激昂する。後藤の救出に駆けつけた正義は、灰司からサムライフラメンコに変身するように要求されるが、灰司にどう対抗するか考えあぐねていた正義は「サムライフラメンコ」としてではなく「羽佐間正義」として灰司と向き合う事を決意し、その要求を拒否する。だが、手錠が外れた後藤は射殺しようと灰司に向けて銃を構える。これを阻もうと正義は後藤の前に立ちはだかり銃を降ろすように要求し、後藤と口論になるが「そんな事したって彼女さんが悲しむだけじゃないですか!」という正義の一言で後藤は思いとどまり、正義はメールを通じて後藤の彼女から感謝される。そんな中フラメンコダイヤが仲間の敵討ちに現れ、灰司をこてんぱんにするのであった。
それから半年後、フラメンベースはミュージアムになり、丈治は館長に就任する。セレモニーが行われようとしている中、正義は少年院に収容されている灰司と面会する。その頃瑞希と萌も復活したためミネラル★ミラクル★ミューズのツアーも再開し、後藤も謹慎が解ける。後藤の元に届いた彼女からのメールを巡って正義と後藤は取っ組み合いになってしまうが、車から空き缶を投げ捨てられるところを目撃し、それを注意しようとした正義がサムライフラメンコに変身しようとする場面で物語は幕を閉じる。
登場人物
メインキャラクター
- 羽佐間 正義(はざま まさよし) / サムライフラメンコ / フラメンレッド
- 声 - 増田俊樹
- 誕生日:9月28日、血液型:AB型。身長:183 cm、体重:72 kg。
- 本作の主人公。東京都出身。男性ファッション誌でモデルを務める青年。年齢は物語開始時の時点で19歳。特技は水泳、アクロバット。芸能事務所『シーザープロ』所属。祖父の影響で幼少時から特撮ヒーローが好きで、遂には自らサムライフラメンコ(通称:サムメンコ)として活躍する。正義感が強いが、天然ボケで騙されやすい。事務所から提供された高級マンションに1人暮らし。
- 当初は真っ直ぐな正義感を抱いて活動していたが、キング・トーチャーとの戦いが続くと次第に義務感で戦うようになり、後藤からも見放されるほど変わってしまう。しかし、まりが囚われた事件をきっかけに情熱を取り戻し、後藤と共にキング・トーチャーを倒して日本を救った。その後、報道陣の前で正体を明かしている。フロム・ビヨンド登場時は、フラメンジャーのリーダー=フラメンレッドとして仲間の4人を引っ張り、怪人達と戦った。悪が消えた世界では、フロム・ビヨンドの脅威や奥崎総理の野望、フラメンコ星人の侵略行為を幾度となく阻止したことで、世間から「羽佐間大統領」と呼ばれ人気を獲得しているが、澤田灰司によって自分の仲間達が次々と傷付けられたことで精神的に追い詰められていき、その過程で後藤との関係に再び亀裂が入る。しかし、最終回で人質に囚われた後藤を助けに行き、和解した。その際に後藤に対し「結婚しましょう」と告白し、それが自分にとっての愛であることに気付くが、後藤には呆れられている。
- 小学生の頃、傘を盗まれてしまい仕方なく自分も他人の傘を使った所、翌日その持ち主が風邪を引いてしまうという事件がトラウマになっており、どんな雨でも決して傘を差さないことを誓っている。
- 後藤 英徳(ごとう ひでのり)
- 声 - 杉田智和
- 本作のもう一人の主人公。24歳。交番勤務の警察官の青年。ひょんなことから正義と知り合って以来、様々なトラブルに巻き込まれていく。勤務態度は真面目だが、私生活では酔っ払いや不良行為をする中学生を見て見ぬふりをする等、正義感が強い訳ではない。遠距離恋愛中の恋人がおり、普段の姿から考えられないほど砕けた文体でメールのやり取りをしている。
- キング・トーチャーとの戦いで当初の正義感を失った正義を一度は見放したが、まりを救うために正義に加勢し、ミサイルを止めた。また、自信を喪失したまりが立ち直るまで部屋で保護し、総理との決戦の際は自ら『サムライポリスマン』を名乗って加勢した。
- 前述の通り恋人とは頻繁にメールでのやり取りをしていたが、実際は恋人は学生時代に神隠しのような状況で失踪しており、自我の崩壊を防ぐために自分で自分の携帯にメールを送っていた。心では自分が異常という自覚はあるが、未だに恋人のことが忘れられない様子。そのため、彼女の事になると感情的になる[注 1]。灰司を射殺しようとした際に正義が言い放った「そんなことしたって、彼女さんが悲しむだけじゃないですか!」の一言で思い止まり、後に和解する。最終回では所持していた携帯電話が変わっているが、携帯を変えた後も恋人とのメールのやり取りは続いている。
- 真野 まり(まや まり) / フラメンコダイヤ
- 声 - 戸松遥
- 本作のヒロイン。3人組アイドルグループ・ミネラル★ミラクル★ミューズのメンバーの少女。18歳。グループでは、センターを務め、作詞・作曲も手掛けている実力者。明朗快活な性格である一方で、制服を着用した男性が好きという嗜好を持つ[注 2]。
- 魔法少女が好きで、フラメンコガールとしてサムライフラメンコの前に現れた。初登場時の戦闘力は彼より高く、専用の武器も持っている。戦いをアートだと捉えており、どんな手段を用いてでも自身の活躍の場を作ろうと躍起になっている。それが災いしてキング・トーチャーに正義を誘き出すためのエサとして囚われ、そこで自分の真意を暴かれた結果自信を喪失。解放された後にボロボロの体でファンの前に素顔を晒し、涙を流しながらコンサートをやり切った。その後は活動を停止して後藤の部屋に転がり込み、引きこもり同然の生活を送っていた。しかし、駆けつけた瑞希たちと大喧嘩を繰り広げた末に、萌の気持ちを聞いたことで無事に和解。「フラメンコガールズ・リボーン」を名乗って奥崎総理との決戦に加勢した。
- 後藤にストーカー同然に迫ることもあったが、彼の異常性を知ってからは幻滅し失恋した。最終回ではフラメンコダイヤの姿で灰司に制裁を加えた。
- 三澤 瑞希(みさわ みずき) / フラメンコルビー
- 声 - M・A・O
- ミネラル★ミラクル★ミューズのリーダーの少女。19歳。関西出身。しっかり者で面倒見が良い。当初はフラメンコガールズの活動に渋々付き合っているだけであったが、段々ノリが良くなってきている。キング・トーチャーに敗北し自信を喪失したまりをどうにかしてケアしたいと考え、後藤から連絡も貰い、フロム・ビヨンドの総攻撃前夜に駆けつける。彼女からは拒絶されその際の一言がきっかけで大喧嘩に発展してしまうも、萌と共に説得したことでフラメンコガールズ・リボーンとしてヒーローに復帰し、サムライフラメンコと共に戦った。平和が訪れた後の世界では、コンサート前に灰司によって薬物が混入されたコーヒーを飲み病院に収容されるも無事退院。ミネミラとフラメンコガールズの活動を続けている。
- 森田 萌(もりた もえ) / フラメンコサファイア
- 声 - 山崎エリイ
- ミネラル★ミラクル★ミューズのメンバーの少女。17歳。高校生。控えめでのんびり屋。英語の発音が、妙にネイティブ。真野にキスされても嫌な顔をせず、逆にキスをせがんだり「世界はまりさんを中心に回るべき」と豪語するなど真野に対して好意を持っている。普段は頼りなさげな態度だが芯は強く、囚われた際にまりが自己保身から放った言葉も受け入れて彼女のために拷問も覚悟した。結果、手の小指を潰されるが、その覚悟に敬意を表したキング・トーチャーによって解放された。そのやり取りでまりのプライドを傷付けてしまい、後に拒絶された際は袋で顔を隠してまで必死の説得を続けた。その態度が報われまりと和解した後、フラメンコガールズ・リボーンとしてヒーローに復帰した。平和が訪れた後の世界では、コンサート前に灰司によって薬物が混入されたコーヒーを飲み病院に収容されるも無事退院。ミネミラとフラメンコガールズの活動を続けている。
- 要 丈治(かなめ じょうじ)/ レッドアックス
- 声 - 小杉十郎太
- アクション俳優。43歳。かつて『武装超神レッドアックス』というヒーロー番組で主役を務め、現在は仕事で世界中を駆け回っている。正義感が強い熱血漢で武道に長けている。サムライフラメンコの正体として名乗りを上げ、抗議してきた正義をうまく言いくるめて正義と師弟関係となる。正義に格闘術を教えてよりヒーローらしく活動できるよう尽力するが、一方で彼の名前を覚えておらず、協力を約束しながら当日に断るなど、いい加減なところがある。
- いつも面倒事を正義に押し付けては適当な理由を付けて逃げていると思われていたが、実は首相の命令で動く秘密組織サムライベースに長官として属していたことが明らかになる。レッドアックスとしての実力も相当に高く、原塚の危機を救うなどの活躍を見せた。平和になった世界では、灰司によってトラックにはねられ、大怪我をしてICUに入院するも、驚異的な回復力をもって半年で退院した。その後はサムライベース跡地に出来たミュージアムの館長となった。
- 原塚 淳(はらづか じゅん)
- 声 - 大川透
- 大手文具会社『モンスターズステーショナリー』開発課の会社員の男性。48歳。ヒーローが好きで、サムライフラメンコに自社開発の文房具を模した専用の武器を与える協力者として現れた。キング・トーチャーとの決戦の際は、サムライフラメンコの代わりに戦闘員達と単身戦った。正義がフラメンジャーとして活動を始めてからは出番が無かったが、正義が奥崎総理に立ち向かう事を決めた際は後藤や今野と共に彼に協力し、新たな専用武器を託した。
- 石原 澄(いしはら すみ)
- 声 - 中村千絵
- 正義のマネージャーの女性。28歳。有能だが厳格であり、特撮ヒーローなどを嫌う。正義からは恐れられており「怒らせたら殺される」と正体を隠す一因になっているが、実際には正義が特撮ヒーロー好きだという事や、サムライフラメンコの正体が正義だということも当初から見抜いていたが、正義や今野にはあえて知らないような素振りをみせていた。
- 今野 明(こんの あきら)
- 声 - 三上哲
- ニュースサイト『HIGH ROLLERS HI!』を運営している男性。32歳。情報収集力に定評があり、石原にもそこだけは評価されている。
- サムライフラメンコの正体を探るべく、賞金を懸けて彼の正体を暴くキャンペーンをしていたため、キング・トーチャーに囚われ拷問を受ける。思い残すことが無いようにと石原に告白するも無下にされてしまい、彼女のために死ぬことを覚悟したが、それをキング・トーチャーから「つまらない」と一蹴され、まりを呼び出して「事態をもっと面白くする」ことに手を貸してしまう。
- その後は海外へ逃亡していたが、フロム・ビヨンドの総攻撃が始まる前に帰国。正義が総理の策謀で孤立させられた際は、戦いの様子を実況することで総理の野望を打ち砕いた。
本物の悪の組織
突如現れて日本へ宣戦布告を行った、本物の怪人が存在する悪の組織。組織名は不明。怪人達は全員キング・トーチャーに絶対の忠誠を誓っており、彼のためなら「ビバ・トーチャー!」と言い遺しての自爆も辞さない。また、現代の科学を凌駕した技術を持っており、怪人達の能力もその賜物である。後にフラメンコ星人が与えた技術が用いられていた事が明かされた。
- キング・トーチャー
- 声 - 速水奨
- 突如「全日本人を奴隷にする」と宣言した『本物の悪の組織』の首領。奇妙な頭に表情を隠すマスクを被っている。ギロチンゴリラを倒したサムライフラメンコに固執する。
- ふざけた作戦ばかりを指示している人物と思われていたが、実際は正義と同じく特撮ヒーロー、特に「悪の組織」を崇拝する異常者で、自身も身体のほとんどを機械化するに至っている。部下の死も戦闘員達が倒されることも「演出」と考えており、正義では一向に平和にならない世界を統一すべく悪を蔓延させようと目論んでいた。正義を基地へおびき寄せて追い詰めるも、最期は心臓部[注 3]を抜き取られ、崩壊する基地と運命を共にした。
- ギロチンゴリラ
- 声 - 伊丸岡篤
- 暴力団所属の麻薬中毒者に変装していたゴリラの腹にギロチンが付いた『本物の怪人』。数人の警官を殺害し、後藤たちをも殺害しようとしたが、サムライフラメンコと後藤の機転で窓から転落させられ、敗北した。
- チュウヅリトンビ
- 声 - 高橋伸也
- 足の先端にルアー付きのテグスが付いた巨大なトンビの怪人。実力者と見られたが、英徳の銃撃とサムライフラメンコ、フラメンコガールズの連携で敗北した。
- カマユデライノ
- 声 - 藤原啓治
- バスジャック事件を起こした下半身が鉄釜のサイの怪人。バスをジャックして乗客をキング・トーチャーの奴隷にしようと目論んだが、サムライフラメンコたちに阻止され、最期は必殺技を受けて敗北した。自称「最高の怪人」であるらしい。
- デルタホース
- 声 - 岸尾だいすけ
- 紳士を自称する三角木馬型のウマの怪人。「体内に入った人間は陰口が大好きになるバクテリア」を養殖場に撒こうとした所を阻止される。チュウヅリトンビの遺影を持ってその死を偲ぶなど仲間思いの性格であるが、フラメンコサファイアを自身の背に座らせようとするなど紳士としては疑わしい。
- 残像が残るほどの高速移動が自慢だが、両面テープで足を止められ、敗北した。
- シャリンオロチ
- 声 - イッキ
- 車輪に変形して突進する攻撃が持ち味のヘビの怪人。一度はサムライフラメンコと引き分けた実力の持ち主。「りんごを買い占めて人々の心を荒ませる作戦」を実行していた所、サムライフラメンコに阻止される。自慢の突進を止められ、敗北した。
- クスグリキャット
- 鍛えあげられた肉体にトラ柄のマントを着用するネコの怪人。サムライフラメンコに倒された。
- ヤキゴテピラニア
- 声 - 村瀬歩
- 明日川駅前広場で毒入りティッシュを配布していたピラニアの怪人。サムライフラメンコに倒された。なお、名乗ったにも関わらず名前を覚えられておらず、最終的に書類では「ヤキタテピラニア」として処理された。
- ムチウチセイウチ
- ムチを持ったセイウチの怪人。サムライフラメンコに倒された。
サムライベース
フロム・ビヨンドとの戦いに備え各界のスペシャリストを集めて結成された対秘密組織殲滅機関。特撮ヒーローさながらの装備や巨大合体ロボを擁する。
- 青島 蒼一(あおしま そういち) / フラメンブルー
- 声 - 森久保祥太郎
- 要の付き人を10年務め、フラメンジャーのレッドの座になるべくトレーニングを積んできた熱血漢の男性。28歳。天涯孤独で、要夫妻からは子供のように可愛がられている。一度はレッドとして皆を説得したが、正義と要の言葉に負けて彼にレッドの座を譲る。悪が消えた世界では要と共に特撮番組に出演し、人気を博している。
- 緑川 碧(みどりかわ へきる) / フラメングリーン
- 声 - 豊永利行
- 司法試験合格を目指す大学生の青年。22歳。冷静沈着な頭脳派で、戦闘時も六法全書を用いた防御や法律を駆使した挑発を行う。フロム・ビヨンドの一斉攻撃の際は兄夫婦を避難させようとした。悪が消えた世界では大学院に進学している。
- 黒木 闇児(くろき あんじ) / フラメンブラック
- 声 - KENN
- 元傭兵[注 4]のクールな青年。24歳。武器の扱いに長けており、フラメンジャーとなった際も「武器をぶっ放せれば何でもいい」と語っている。老人ホームに住む祖父がおり、悪が消えた世界では彼と共に生活している。
- 桃井 桜(ももい さくら) / フラメンピンク
- 声 - 田村ゆかり
- 要を「ダーリン」と呼んで慕う女性。23歳。要とは不倫関係にあり、そのせいで実家から絶縁され、要の妻とも敵対関係にある。手芸が得意で戦闘にも活用する。悪が消えた世界では実家に戻っている。
フロム・ビヨンド
キング・トーチャーの作戦が失敗した直後に現れる、彼らに技術を提供した黒幕。自衛隊の戦力すら軽くあしらう科学力を持つ。後に現れたフラメンコ星人は、ヒーローたちに倒されなければもう少しで自分たちと同じ領域に進化できたと語っている。
- キリング・ジョーク
- 声 - 上田燿司
- フロム・ビヨンド幹部。奇怪な笑い声を上げながら敵を斬り刻む戦闘狂。
- MMM34(ミヤモトムサシ)
- 声 - 梁田清之
- フロム・ビヨンド幹部。巨大な顔が特徴で、名前通り34体の個体がおり、それら全てを含めてMMM34である。侍のような出で立ちで魔剣を操る。
- ヒートノイド
- 声 - 堀川りょう
- 炎を操る怪人。北海道熱帯化計画の一環として街を燃やしていた。
- 毒毒毒(ぶすどくポイズン)
- 声 - 高木渉
- フラメンジャーが最初に戦った怪人。独特の訛りの口調が特徴。自身の持つ毒は「ウィルスすら病気にする」と豪語する。
- マイアミバレリーナ
- 声 - 小林ゆう
- フロム・ビヨンド最終決戦時に後藤ら警官隊が交戦した怪人。バレリーナのように高速で回転し銃弾も弾き、蹴り落としはバリケートも粉砕する。ハラキリサンシャインのハラキリトルネードの前に破れさった。
- ビヨンド・フラメンコ
- 声 - 石田彰
- 正義にそっくりの怪人。自らをフロム・ビヨンドの総意を語る代弁者と称している。日本を壊滅させるという目的で動いていたが「自分がなぜこんなことをしているのか分らない」と正義に告白し、正義の銃によって自決した。後に宇宙の意思によって、その正体がパラレルワールドの正義であったことが明らかになった。
ヒーローたち
かつてこの世界を悪の手から守った者たち。その活躍は特撮番組などで伝えられている。フロム・ビヨンドとの最終決戦時に、日本を滅亡から救うためにレッドアックスが呼び集めた。フロム・ビヨンドとの決戦後、奥崎により逮捕される。
- ハラキリサンシャイン
- 声 - 関智一
- 背負った長刀が印象的な覆面ヒーロー。必殺技はハラキリカッター、ハラキリトルネード。
- 第1話から特撮番組『真剣介錯ハラキリサンシャイン』という形で登場していたが実在しており、後藤たちのピンチを救った。
- ギャラガー5
- 声 - 赤羽根健治(エンレッド)
- 額に「¥」のマークがある5人組のヒーロー。
- 無敵楽団アンサンブルー
- 声 - 花江夏樹(トロンボーイ)
- それぞれ顔に音楽記号がある現行の5人組ヒーロー。正義も番組にゲスト出演を果たしている。
- スケバンムーン
- 声 - 中村紗彩
- スケバン風コスチュームの女性ヒーロー。
- ステルスマン、オメンバイカー、ハッター5、変人ボザーカー、ブレザームーン
- 要と共にフラメンジャーの下へ駆けつけた戦士たち。
- ミスター・ジャスティス
- 声- 安元洋貴
- アメリカからやってきた覆面ヒーロー。必殺技はジャスティスタックル、ジャスティスホームラン、ジャスティスビーム。
- 奥崎総理の野望を教えるために正義の前に現れ、公安の手から彼を逃がした。合流した後は国会議事堂に突入するための突破口を開いたが、奥崎総理が倒されると、その正体を明らかにする。
日本政府
- 奥崎・F・真太郎(おくざき・ふらめんこ・しんたろう)
- 声 - 石井康嗣
- フラメンジャーを支援する、正義感溢れる総理大臣。「総理は国民を守らなくてはならない」という考えを持ち、そのためなら不都合な真実を隠すことも、プライドを捨てての土下座さえも厭わない人格者。
- フロム・ビヨンドとの戦いの後に本性を明かし、支持率のためにヒーローたちを逮捕させた。そして国会議事堂にて支持率をパワーに還元する強化アーマー・イザナギを使いサムライフラメンコと戦うも、その際の発言を今野が公開したことで支持率が低下し敗北した。
- 戦いの後「全ては宇宙からの侵略者フラメンコ星人の脅威から地球を護るためにやっていた」と告白し、最後の戦いに赴く正義を送り出した。
その他の登場人物
- 戸塚(とつか)
- 声 - 加藤将之
- 後藤の同僚の警官の男性。灰司の一件で責任を問われた後藤を庇うなど仲間思いの性格の持ち主。
- 要の妻(かなめのつま) / レディアックス
- 声 - 岡田恵
- 要丈治の妻。事務所の社長でもある。要を巡って桃井と熱い戦いを繰り広げている。
- フラメンコ星人
- 声- 安元洋貴
- ミスター・ジャスティスの正体にして、地球を侵略するためにフラメンコプラネットという星から襲来した宇宙人。
- 空間転送や仮想空間を脳内に送り込む技術、更には生命を強制的に進化させる装置の開発など、地球を凌駕する科学力を有しており、その結果個体を統一するという形で進化を果たし、平和を手に入れている。最終目的は「進化した宇宙の生命体と同化し、全宇宙を平和にする」ことで、既に様々な生命体を取り込み、地球でも各国の首脳に取って代っていた。
- 日本の場合は奥崎総理を倒すためにサムライフラメンコを利用し、それが達成されると真の姿を現して正義に強制進化を促した。しかし正義がそれを拒否したことで戦闘となり、最後は人類の進化ではなく成長を望む彼の攻撃によって宇宙の彼方に吹き飛ばされた。
- テセラック[6]
- 声 - 中村正
- フラメンコ星人が倒された後、戦いの終了を告げた宇宙の意思。様々な時間・空間を認識し、どんな姿でも取ることができ、死者の思考さえ再現できる高次存在[注 5]。本体らしき物が姿を現す際は超立方体のイメージになる。
- 澤田 灰司(さわだ はいじ)
- 声 - 鈴木晴久
- サムライフラメンコ時代の正義が注意した中学生の集団の一人の少年。何にも関心が持てない性格であったが注意されたことがきっかけで正義に執着し、フラメンコ星人の侵略後、全ての悪が駆逐された世界の中に残った「最後の悪」を自称して正義の周囲の人間に危害を加えていく。正義に一生忘れられない存在として記憶されることで、彼をダークヒーローに導く事を最終的な目標としている。
- 正義の前に現れては消え、実際に姿を目撃されながらも本人は既に死亡しているとされていた。しかし今野の調査で、両親が灰司の言いなりになり戸籍や死亡届が捏造されたことが明らかになっている。最終回で後藤に自分を殺させることで目的を達成しようとしたが、サムライフラメンコではなく羽佐間正義として相対した正義に説得された結果、失敗。後に逮捕され、少年院に収容された。
- 後藤の彼女
- 後藤が高校時代に付き合っていた女性。ある日謎の失踪を遂げてしまう。回想の中でしか登場しないためか、顔は口だけしか描かれていない。サムライフラメンコイベントで公開された後日談シナリオでは、宇宙海賊になっていたことが明らかになった。
用語
- サムライフラメンコ
- 正義が変身(変装)するヒーロー。赤いコスチュームを纏い、自転車用ヘルメットとゴーグル、鼻から下をマスクで覆い顔を隠し、奇矯な名乗り口上と共に登場するなど、姿は完全に変質者のそれである。当初は酔漢に負けて身包みを剥がされるほど弱かったが、要の特訓や原塚の武器の提供を経て、集団を圧倒するほど成長した。
- 元は正義の祖父、羽佐間大輔(声 - 菅生隆之)が考えたヒーローであり、幼くして両親を失った正義を励ますため彼に語り聞かされていた。しかし後に脚本の形を借りて、大輔の思う「理想の大人」を体現した像であり、正義にそうなって欲しいという願いが篭められていたことが語られている。
- サムライサンドイレイサー&サムライノックペン
- 文房具武器の一つ。砂消しゴムとボールペンを模した武器で、ノックペンでサンドイレイサーを射出して攻撃する(通称フラメンシュート)。
- サムライステープラー
- 文房具武器の一つ。ホッチキスを模した武器で、ヌンチャクに変形する。主に打撃や針による拘束に用いられる。
- サムライカッター
- 文房具武器の一つ。カッターナイフを模した武器で、力の篭め方で切れ味が変わり、全力ならば金属に斬り込むこともできる。切り込む際の技名は「フラメンスラッシュ」。
- サムライメジャー
- 文房具武器の一つ。メジャーを模した武器で、数メートルの射程を持つ。大人の体重を支えるほど頑丈で、ビルからの飛び降り(通称「フラメンジャンプ」)や敵の拘束に使用されるが、一度射出するとエネルギーを再チャージしなくてはならなくなる。
- サムライボンド
- 文房具武器の一つ。強力なボンド付きの手袋。壁を登ることができる。
- サムライテープ
- 文房具武器の一つ。通常のテープの一万倍の粘着力を持ち、敵を束縛することができる。
- サムライサポーター
- サポーターを模した武器。腕部に装備され、膨らむことでパンチ力を増強させる。
- サムライダブルサイドテープ
- 両面テープを模した文房具武器。強力な粘着力で、高速で移動する敵の動きを止めることが出来る。
- サムライビッグシールド
- 大型の三角定規を模した文房具武器。敵の突進を真正面から受け止めることが出来るほど頑丈。
- サムライコンパス
- 大型のコンパスを模した文房具武器。脚部に装備され、地面に突き刺した針を支点に高速で回転し、「フラメントルネード」と呼ばれるスピンキックを何発も放つことが可能。
- サムライアルティメットセット
- 両腕に装備される武器。展開してアーミーナイフ状に変形する。
- フラメンブラッシュ
- 筆を模した文房具武器。特殊な膠を使った墨を飛ばすことで、相手を拘束できる。
- サムライウォーターガン
- 水鉄砲を模した武器。後藤が使用した。
- ペン型発信機
- その名の通りペンの形状をした発信機。
- フラメンコガール
- まりが変身(変装)するヒーロー。黄色い魔法少女のようなコスチュームと催涙ガス、スタンガン、モーニングスターなどを合わせた特注のステッキが特徴。顔はアイマスクで隠し金のウィッグを着けている以外は露出している。密かにジムに通っていたこともあって格闘能力に秀でており、身軽な動きと様々な武器でどんな相手でも軽々と倒す。また、相手が男性であった場合は倒れた相手の股間を踏み潰すのがお約束。
- サムライフラメンコを手下として扱っていたが、方向性の違いから決別する。その後は後述のフラメンコガールズとしてデビューした。
- フラメンコガールズ
- 新たにフラメンコサファイア(萌)、フラメンコルビー(瑞希)を加えて結成したユニット。もちろん正体は非公開であるが、3人ともウィッグとアイマスク以外はほぼ素顔、素の声、口調のままである。キング・トーチャーとの決戦でまりと萌が敗北してからは活動を停止していたが、彼女たちが和解した後は「フラメンコガールズ・リボーン」と称して奥崎総理との戦いに加勢する。
- フラメンコダイヤ
- フラメンコガールがユニット結成に伴って新たに命名したフラメンコガールズのリーダー。時おり残虐な笑みを浮かべて拷問にも似た攻撃を繰り出す。
- フラメンコルビー
- 瑞希が変身するヒーロー。赤いコスチュームが特徴。嫌々付き合っている風を装うが、意外とノリがいい。
- フラメンコサファイア
- 萌が変身するヒーロー。青いコスチュームが特徴。本人の性格から金的に躊躇いがあったが、まりの指導の末払拭している。
- サムライ戦隊フラメンジャー
- サムライベースが集めたエリート達で構成される本物の変身ヒーロー。長官は要。当初フラメンジャーのメンバーは全員(要の手違いで)レッドとして集められており、結成時にモメたが、結局は正義がレッドとなった。各人の脳波が常に同調することで通常時の何倍もの力を発揮でき、各々が個性を活かした攻撃を持つ。巨大化した敵に対しては合体ロボで対処する。なお、12話予告によれば身分は公務員であるらしく、装備は全て税金で賄われている。
- フラメン バード
- 1番机。フラメンレッドの搭乗機。
- フラメン ホーク
- 2番机。フラメンブルーの搭乗機。
- フラメン エレファント
- 3番机。フラメンピンクの搭乗機。
- フラメン ファルコン
- 4番机。フラメングリーンの搭乗機。
- フラメン スネーク
- 5番机。フラメンブラックの搭乗機。
- フラメン ロボット
- 合体ロボット。
- フラメンブレード
- フラメンロボットの武器(剣)。
- フラメンウインド
- フラメンウィンチ
- フラメンドリル
- フラメンキャノン
- フラメンカー
- フラメンコ
- 本作のキーワードで、サムライフラメンコを始め様々なものに使われている。宇宙の意思の言葉によれば、正確な発音は『フラムェンコ』であり、宇宙において願望実行力を0.000002%促進させる文字列、つまりはおまじないのようなものであるとのこと。
スタッフ
- 原作・アニメーション制作 - manglobe
- 監督 - 大森貴弘
- シリーズ構成 - 倉田英之
- キャラクター原案 - 倉花千夏
- キャラクターデザイン - 山下喜光
- アクション作監・デザイン - 山田起生
- デザインワークス - 由卯田和李一
- プロップデザイン - 常木志伸
- メインアニメーター - 山田正樹
- 美術監督 - 栫ヒロツグ
- 美術設定 - 加藤浩
- 色彩設計 - 海鋒重信
- 撮影監督 - 高橋賢司
- 編集 - 関一彦
- 音楽 - 玉井健二 & agehasprings
- 音楽プロデューサー - 佐野弘明、千葉悦子
- チーフプロデューサー - 小林真一郎、山本幸治
- プロデューサー - 横山朱子、森彬俊
- アニメーションプロデューサー - 河内山隆、石田健二郎
- 制作 - Project サムメンコ(アニプレックス、フジテレビジョン、京楽産業ホールディングス、電通、HOBIBOX、ムービック、DeNA)
主題歌
- オープニングテーマ
-
- 「JUST ONE LIFE」(第1話 - 第11話)
- 作詞 - MOMIKEN / 作曲・編曲 - UZ / 歌 - SPYAIR
- 「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」(第12話 - 第22話)
- 作詞 - Kohshi Asakawa / 作曲 - Takeshi Asakawa / 編曲 - 玉井健二 & FLOW / 歌 - FLOW
- 第16話から映像が変更されている。
- エンディングテーマ
- 劇中歌
-
- 「今だ!ハラキリサンシャイン 〜真剣介錯 ハラキリサンシャインのテーマ〜」(第1話)
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 成瀬裕介 / 編曲 - 玉井健二、成瀬裕介 / 歌 - 宮内タカユキ
- 「その名はレッドアックス! 〜武装超神 レッドアックスのテーマ〜」
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 成瀬裕介 / 編曲 - 玉井健二、成瀬裕介 / 歌 - 串田アキラ
- 「イヌのポリスメン」(第4話)
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 楠野功太郎 / 編曲 - 玉井健二、楠野功太郎 / 歌 - 真野まり(戸松遥)
- 「寺ズッキュン!愛の了法寺!」(第4話)
- 作詞 - 夕野ヨシミ / 作曲 - ARM / 協力 - 了法寺 / 歌 - とろ美
- 「ラヴ・リザベイション 〜あなたを先行予約〜」(第5話、第8話)
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 飛内将大 / 編曲 - 玉井健二、飛内将大 / 歌 - ミネラル★ミラクル★ミューズ[真野まり(戸松遥)、三澤瑞希(M・A・O)、森田萌(山崎エリイ)]
- 「フラメンコガールズ☆トゥナイト 〜フラメンコガールズのテーマ〜」(第5話)
- 作詞 - SINBYI / 作曲 - 平木LAGGY宏隆 / 編曲 - 玉井健二、古川貴浩 / 歌 - フラメンコガールズ[真野まり(戸松遥)、三澤瑞希(M・A・O)、森田萌(山崎エリイ)]
- 「涙星」(第10話ED)
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 古川貴浩 / 編曲 - 玉井健二、古川貴浩 / 歌 - 真野まり(戸松遥)
- 「オレたちフラメンジャー! 〜サムライ戦隊フラメンジャーのテーマ〜」(第11話、第14話)
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 成瀬裕介 / 編曲 - 玉井健二、成瀬裕介 / 歌 - サムライ戦隊フラメンジャー[羽佐間正義(増田俊樹)、青島蒼一(森久保祥太郎)、緑川碧(豊永利行)、黒木闇児 (KENN)、桃井桜(田村ゆかり)]
- 「マカロンDAYS」(第22話ED)
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 瀧山一平 / 編曲 - 玉井健二、釣俊輔 / 歌 - ミネラル★ミラクル★ミューズ[真野まり(戸松遥)、三澤瑞希(M・A・O)、森田萌(山崎エリイ)]
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
#01 | サムライフラメンコ、デビュー! | 倉田英之 | 大森貴弘 | 大森貴弘 永居慎平 |
山田正樹、山本航 |
#02 | 傘がない | 寺東克己 | 町谷俊輔 | 浅野直之、沓名健一、高阪雅基 | |
#03 | フラメンコVSニセフラメンコ | 芦野芳晴 | 林明偉 | 袴田裕二、田寄雅郁 | |
#04 | アイドル蹂躙 | 由卯田和李一 | 関谷真実子 | 長谷川亨雄、山村俊了 | |
#05 | 正義とは | 北條史也 | 山本航、池田早香、袴田祐二 | ||
#06 | サムメンコを捕まえろ! | タカヒロ | 菅沼栄治 | 小野田雄亮 | 田寄雅郁、高阪雅基、梅津茜 |
#07 | チェンジ・ザ・ワールド | 倉田英之 | 中村次郎 | さとう陽 | 川村敏江、袴田裕二、長谷川亨雄 沓澤洋子、山中正博 |
#08 | 猛攻!悪の軍団 | タカヒロ | 東出太 | 和田高明、菅野芳弘 山村俊了、池田早香 | |
#09 | 抗えぬノルマ | 倉田英之 | 沖田宮奈 | 林明偉 | 川村敏江、田寄雅郁、袴田裕二 熊谷勝弘、池田早香 山中正博、高阪雅基 |
#10 | 決戦!敵の基地 | 寺東克己 | 青柳宏宣 | 川村敏江、仁井学、平野絵美 北條直明、梅津茜 鵜池一馬、長谷川亨雄 | |
#11 | フロム・ビヨンド | 由卯田和李一 | 城所聖明 | 出野喜則、袴田裕二、高阪雅基 池田早香、田寄雅郁 長谷川亨雄、うめつゆきのり | |
#12 | ドキュメント!これがフラメンジャーだ!! | タカヒロ | 大橋誉志光 | 西片康人 | 平野絵美、荒川絵里花、梅津茜 鵜池一馬、山村俊了、高柳久美子 熊谷勝弘、山中正博、田寄雅郁 うめつゆきのり、菅沼栄治 |
#13 | 決戦前夜 | 倉田英之 | 菅沼栄治 | 小野田雄亮 | 川村敏江、仁井学、平野絵美 梅津茜、北條直明、高阪雅基 長谷川亨雄、沓澤洋子 |
#14 | ニッポン壊滅 | 寺東克己 | 青井小夜 | 川村敏江、平野絵美、梅津茜 鵜池一馬、荒川絵里花、袴田裕二 山中正博、池田早香、山村俊了 | |
#15 | イミテーション・ジャスティス | タカヒロ | さとう陽 | さとう陽 サトウ光敏 |
仁井学、北條直明、山本航 長谷川ひとみ、高柳久美子、長谷川亨雄 高阪雅基、島袋智和 |
#16 | さすらいのヒーロー | 倉田英之 | 菅沼栄治 | 白石道太 | 川村敏江、仁井学、荒川絵里花 杉本幸子、平野絵美、鵜池一馬 熊谷勝弘、山中正博、池田早香 長谷川亨雄、島袋智和 |
#17 | 最強総理 | タカヒロ | 若林厚史 | 小野田雄亮 | 袴田裕二、池田早香、長谷川ひとみ 北條直明、梅津茜、鵜池一馬 |
#18 | 宇宙でフラメンコ | 倉田英之 | 沖田宮奈 | 犬川犬夫 | 仁井学、長谷川亨雄、平野絵美 山中正博、鵜池一馬 高阪雅基、飯飼一幸 |
#19 | 静かな生活 | タカヒロ[7] | 寺東克己 | 黒田幸生 小林孝嗣 |
長谷川ひとみ、うめつゆきのり、田寄雅郁 熊谷勝弘、島袋智和、飯飼一幸 袴田裕二、高阪雅基 |
#20 | いつか見た少年 | 宮地☆昌幸 | さとう陽 | 長谷川ひとみ、山中正博、田寄雅郁 長谷川亨雄、飯飼一幸、袴田裕二 高阪雅基、北條直明、梅津茜 杉本幸子、川村敏江 | |
#21 | 愛をおしえて | 倉田英之 | 寺東克己 由卯田和李一 |
白石道太 | 長谷川ひとみ、田寄雅郁、飯飼一幸 うめつゆきのり、山村俊了、熊谷勝弘 平野絵美、仁井学 鵜池一馬、荒川絵里花 |
#22 | サムライフラメンコ・ネイキッド!! | 菅沼栄治 | 大森貴弘 犬川犬夫 |
山中正博、長谷川亨雄、田寄雅郁 高阪雅基、平野絵美、仁井学 北條直明、梅津茜、鵜池一馬 荒川絵里花、川村敏江 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | 2013年10月10日 - 2014年3月27日 | 木曜 25:20 - 25:50 | フジテレビ系列 | 製作委員会参加 字幕放送 |
静岡県 | テレビ静岡 | 木曜 26:10 - 26:40 | 字幕放送 | ||
中京広域圏 | 東海テレビ | 木曜 26:40 - 27:10 | |||
佐賀県 | サガテレビ | 2013年10月11日 - 2014年3月28日 | 金曜 25:35 - 26:05 | ||
福岡県 | テレビ西日本 | 金曜 26:35 - 27:05 | |||
山形県 | さくらんぼテレビ | 2013年10月12日 - 2014年3月29日 | 土曜 25:35 - 26:05 | ||
秋田県 | 秋田テレビ | 土曜 26:05 - 26:35 | 字幕放送 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | ||||
熊本県 | テレビくまもと | 土曜 26:35 - 27:05 | |||
福島県 | 福島テレビ | 2013年10月14日 - 2014年3月31日 | 月曜 25:40 - 26:10 | ||
広島県 | テレビ新広島 | 2013年10月14日 - 12月23日 2014年1月13日 - 3月31日 |
月曜 26:10 - 26:40 月曜 26:00 - 26:30 |
字幕放送 | |
韓国全域 | ANIPLUS | 2013年10月15日 - 2014年4月1日 | 火曜 23:00 - 23:30 | CS放送、IP放送 ケーブルテレビ ネット配信 |
15歳以上視聴可で放送 韓国語字幕あり |
愛媛県 | テレビ愛媛 | 火曜 25:40 - 26:10 | フジテレビ系列 | 字幕放送 | |
宮城県 | 仙台放送 | 火曜 26:15 - 26:45 | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ | 字幕放送 | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ | 2013年10月15日 - 12月24日 2014年1月14日 - 4月1日 |
火曜 26:28 - 26:58 火曜 26:29 - 26:59 | ||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | 2013年10月16日 - 2014年4月2日 | 水曜 25:20 - 25:50 | ||
日本全域 | フジテレビTWO | 2014年7月25日 - | 金曜 26:00 - 27:00 | CS放送 | 2話ずつ放送 リピート放送あり |
第1話は2013年9月27日にフジテレビマルチシアターで「"ノイタミナ"10月クール特別試写会 サムライフラメンコday」として先行上映され[8]、フジテレビオンデマンドにて同年10月11日から10月31日まで期間限定で無料配信された。
Blu-ray / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | DVD通常版 | |||
1 | 2013年12月25日 | 第1話 - 第2話 | ANZX-6371/72 | ANZB-6371/72 | ANSB-6371 |
2 | 2014年1月22日 | 第3話 - 第4話 | ANZX-6373/74 | ANZB-6373/74 | ANSB-6373 |
3 | 2014年2月26日 | 第5話 - 第6話 | ANZX-6375/76 | ANZB-6375/76 | ANSB-6375 |
4 | 2014年3月26日 | 第7話 - 第8話 | ANZX-6377/78 | ANZB-6377/78 | ANSB-6377 |
5 | 2014年4月23日 | 第9話 - 第10話 | ANZX-6379/80 | ANZB-6379/80 | ANSB-6379 |
6 | 2014年5月28日 | 第11話 - 第12話 | ANZX-6381/82 | ANZB-6381/82 | ANSB-6381 |
7 | 2014年6月25日 | 第13話 - 第14話 | ANZX-6383/84 | ANZB-6383/84 | ANSB-6383 |
8 | 2014年7月23日 | 第15話 - 第16話 | ANZX-6385/86 | ANZB-6385/86 | ANSB-6385 |
9 | 2014年8月27日 | 第17話 - 第18話 | ANZX-6387/88 | ANZB-6387/88 | ANSB-6387 |
10 | 2014年9月24日 | 第19話 - 第20話 | ANZX-6389/90 | ANZB-6389/90 | ANSB-6389 |
11 | 2014年10月22日 | 第21話 - 第22話 | ANZX-6391/92 | ANZB-6391/92 | ANSB-6391 |
漫画
- サムライフラメンコ Another Days
- 『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)2013年11月号から2014年8月号まで連載された。全2巻。
- 作画 - 水沢翔、構成協力 - 高木聖子
- 2014年3月27日発売、ISBN 978-4-7575-4268-6
- 2014年9月27日発売、ISBN 978-4-7575-4432-1
ソーシャルゲーム
2014年2月28日よりDeNAがMobageでサービス提供を開始した。プレイヤーはヒーロー候補として「クエスト」や友達との特訓を通じて自分のキャラクターカードを強化しながら物語を進めていく。「クエスト」のプレイやガチャで入手できるカードの中には、アニメ声優のボイス付きレアカードも含まれる。
イベント
2014年4月13日に開催された「サムライフラメンコ〜ヒーローは終わらない〜」のイベント上でいくつかの後日談シナリオが声優による朗読劇という形で公開された。
脚注
注釈
- ^ ストラップ付きの傘を盗まれた際には信号を無視してまで傘を捜しに行こうとする、正義にそのことを指摘されたのがきっかけで取っ組み合いの喧嘩となり再び正義との関係に亀裂が入る、灰司に彼女とやりとりをしていたメールを削除され激昂して灰司を射殺しようとする等
- ^ 具体例として、制服姿の後藤にときめく、制服がある職業の男性とのラブソングを多数製作する等
- ^ フラメンコ星人の持つ「生命を強制進化させる装置」
- ^ 経歴には疑問があり、19話予告では「その若さでどこの戦争に参加していたのか」と質問された際に全く覚えていない上に、傭兵仲間だと思っていた者たちは単なるサバゲー仲間であったことなどが明かされる。
- ^ 正義の前には、ハラキリサンシャイン、キング・トーチャー、石原、大輔の姿で現れた。
出典
- ^ “公式Twitter”. Twitter (2013年9月23日). 2013年9月23日閲覧。
- ^ a b “INTRODUCTION”. Project サムメンコ. 2013年9月23日閲覧。
- ^ トランジスタ (2013年7月6日). “『銀の匙』は分割2クール、10月期は『ガリレイドンナ』『サムライフラメンコ』放送決定 - 2013ノイタミナ発表会”. マイナビニュース (マイナビ) 2013年9月23日閲覧。
- ^ “〝ノイタミナ〟秋のラインナップはオリジナルアニメが2本! 「ガリレイドンナ」&「サムライフラメンコ」”. Webニュータイプ (KADOKAWA). (2013年7月5日). オリジナルの2013年7月13日時点におけるアーカイブ。 2013年9月23日閲覧。
- ^ “FLOWメンバーがアニメ『サムライフラメンコ』で声優デビュー!!!”. FLOW OFFICIAL SITE (2014年2月26日). 2015年3月6日閲覧。
- ^ 第18話エンディングクレジットより。
- ^ “公式Twitter”. Twitter (2014年3月7日). 2014年3月7日閲覧。
- ^ “主人公・正義は中の人の生き写し!? 増田俊樹さん、杉田智和さん、戸松 遥さん登壇『サムライフラメンコ』第1話試写会レポート!”. アニメイトTV. フロンティアワークス (2013年10月10日). 2013年10月12日閲覧。
外部リンク
- 「サムライフラメンコ」公式サイト
- サムライフラメンコ (@samumenco) - X(旧Twitter)
- ANIPLEX サムライフラメンコ
- :::: GFantasy Website :::: サムライフラメンコ -月刊Gファンタジーオフィシャルサイト-
フジテレビ ノイタミナ 第2部 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
サムライフラメンコ
|