サブナック

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サブナック
ゴエティア』に記されたサブノック(Sabnock)のシジル

サブナックSabnacSabnachまたは、Sabnack)は悪魔学における悪魔の一人。

概要[編集]

サブナッケSabnacke[1]サブノックSabnock[2]サヴノックSavnok[2]サブラックSaburac[3]もしくは、サルマクSalmac[4]とも呼ばれる。 『ゴエティア』によると、地獄の50の軍団を率いる序列43番[5]の偉大にして強大なる侯爵

青ざめたにまたがり、ライオンの頭を持つ武装した兵士の姿で現れる。高層建築や城郭、市街を建造しそれらを武具で満たすことができる。また、何日も治らず[6]、腐りがわく傷をもたらすこともできる。召喚者の求めに応じて優れた使い魔を与えてもくれる。人を変身させる力を持つとも言われている[4]

脚注[編集]

  1. ^ レギナルド・スコットによる『悪魔の偽王国』の英訳版。参考文献Pseudomonarchia Daemonum参照。
  2. ^ a b The Lesser Key of Solomon, p.36
  3. ^ The Book of Ceremonial Magic, p.209 脚注
  4. ^ a b Pseudomonarchia Daemonum
  5. ^ The Book of Ceremonial Magicでは42番目に名前が挙げられている。
  6. ^ Pseudomonarchia Daemonumでは30日間とされる。

参考文献[編集]