サファイアの瞳

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サファイアの瞳
THE ALFEEシングル
初出アルバム『BEST SELECTION II(#1,2)』
B面 木枯しに抱かれて…
リリース
規格 シングル・レコード
カセットテープ
8cmCD
ジャンル J-POP
レーベル F-LABEL
作詞・作曲 高見沢俊彦
プロデュース THE ALFEE
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 登場回数12回(オリコン)
  • 1987年度年間31位(オリコン)
  • 週間3位(ザ・ベストテン[1]
  • 1987年度年間26位(ザ・ベストテン)[1]
THE ALFEE シングル 年表
ROCKDOM -風に吹かれて-
1986年
君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-
サファイアの瞳
(1987年)
白夜 -byaku-ya-
(1987年)
収録アルバムBEST SELECTION II
DOWNTOWN STREET
(10)
サファイアの瞳
(11)
風よ教えて
(12)
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サファイアの瞳」(サファイアのひとみ)は、1987年3月11日発売されたTHE ALFEE25枚目シングル

概要[編集]

君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-」と同日発売。初のシングル同時発売であり、「2枚舌」というキャッチフレーズを用いた宣伝が行われた。

品番は同日発売シングル「君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-」より後であり、これに倣えば「君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-」が25枚目、本作が26枚目のシングルになるが、1994年THE ALFEE SINGLE HISTORY VOL.III 1987-1990』、2004年THE ALFEE 30th ANNIVERSARY HIT SINGLE COLLECTION 37』とも、本作を先に収録している。但し正式にどちらが何枚目である、という説明は為されていない。

西村知美が出演したライオンの洗顔料「ページワン」CFソングとなった(同商品とのタイアップは2年後、BE∀T BOYS名義「誰よりもLady Jane」でも行われた)。

風曜日、君をつれて」以来3作振りにリード・ヴォーカルは桜井が担当。また3作目(THE ALFEE名義では初)となるオリコンシングルチャート1位(初週売上 60,290枚)を獲得。「メンバー全員各々のリード・ヴォーカル担当楽曲で1位を獲得(1作目は高見沢「恋人達のペイヴメント」、2作目は坂崎「シンデレラは眠れない[2])」という記録を達成。

楽曲全体に渡ってホーンセクションが採用されている。シングルでホーンアレンジが採用されたのは初めてのこと。アレンジ担当は、元スペクトラム新田一郎。ドラムスはそうる透によるもので、坂崎は12弦ギターとシンセドラムによるパーカッションを担当している。

ライブではアレンジが異なり、基本的に坂崎はパーカッションがメイン、サビの後半のみ12弦ギターを演奏。ホーンセクションはキーボード奏者によるシンセブラスとなる。また、間奏が長めとなり坂崎のシンセドラム、桜井のスラップ奏法、高見沢のギターカッティングがそれぞれ強調されて演奏される。

他のシングル曲は発売後に新録が何度か行われているが、本作はオリジナルだけが存在する期間が長かった。発売27年後の2014年発売「Alfee Get Requests!2」初回生産限定盤Bボーナストラック用に「サファイアの瞳(Live Arrange Version)」が新録で収録された。上記のライブアレンジの形態で演奏。(なお、「STARTING OVER 〜BEST HIT OF THE ALFEE〜」で、メドレーの1曲として歌・演奏ともに新録が行われたが、こちらは1番のみ。フル・ヴァージョンの新録は今回が初。)

カップリングは、小泉今日子へ提供曲のセルフ・カヴァーで、リード・ヴォーカルは高見沢。オリジナルのタイトルは「木枯しに抱かれて」であるが、本作は「木枯しに抱かれて」と改題。Cメロの前に新たな歌詞を追加し(Bメロ+サビ)、サビの歌詞を一部変更[3]している。

宮西希が琴によるアレンジをアルバム『ちょっとひとりKOTO』に収録している。

収録曲[編集]

  1. サファイアの瞳
    作詞・作曲:高見沢俊彦 / 編曲:THE ALFEE / ブラスアレンジ:新田一郎
  2. 木枯しに抱かれて…
    作詞・作曲:高見沢俊彦 / 編曲:THE ALFEE

収録作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン 〜蘇る! 80'sポップスHITヒストリー〜」P150,151,158
  2. ^ 坂崎は次々作「My Truth」でも1位を獲得。
  3. ^ 女性の口調になっている部分を変更。