ゲブヴィレール

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Guebwiller

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) グラン・テスト地域圏
(département) オー=ラン県
(arrondissement) ゲブヴィレール郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 68112
郵便番号 68500
市長任期 ドニ・ルブマン
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes de la région de Guebwiller
人口動態
人口 11,500人
2005年
人口密度 1 188人/km2
住民の呼称 Guebwillerois
地理
座標 北緯47度54分30秒 東経7度12分39秒 / 北緯47.9083333333度 東経7.21083333333度 / 47.9083333333; 7.21083333333座標: 北緯47度54分30秒 東経7度12分39秒 / 北緯47.9083333333度 東経7.21083333333度 / 47.9083333333; 7.21083333333
標高 平均:? m
最低:254 m
最高:620 m
面積 9.68km2 (968ha)
Guebwillerの位置(フランス内)
Guebwiller
Guebwiller
公式サイト Site officiel de la Mairie de Guebwiller
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ゲブヴィレールフランス語:Guebwillerドイツ語:Gebweiler、アルザス語:Gawiller)は、フランスグラン・テスト地域圏オー=ラン県コミューン

地理[編集]

ミュルーズの北西約23km、タンの北東約18kmに位置する。ヴォージュ山脈のふもと、フロリヴァル谷の入り口にあたる。ヴォージュ山脈最高峰グラン・バロンはコミューンの西約8kmにある。

歴史[編集]

ゲブウィレールが最古に登場するのは、774年に書かれたムルバッハ修道院の寄進証書においてである。その際に記された名はvilla Gebunvillareであった。当時は農地のみであった。中世都市が形成されたのは12世紀、サン=レジェ教会とブルクスタール城の周囲である。1270年から1287年の間に、都市を囲む壁が建設された。ムルバッハ公領の首都であるゲブヴィレールは、1394年に人口1350人を数え、繁栄した。ムルバッハ修道院によるコミューン支配はフランス革命まで続いた。

三十年戦争中、スウェーデン軍にゲブヴィレールは征服され荒らされた。ミュンスター条約の結果1648年にフランス王国領となるが、1657年の人口は176人にすぎなかった。

19世紀、テキスタイル産業がフロリヴァル谷に導入され、ゲブヴィレールはミュルーズに次ぐアルザス第二のテキスタイル産業都市となった。羊毛や綿のリネンが製造されていた。

第二次世界大戦中のゲブヴィレールは、アルザス=ロレーヌの他コミューン同様にナチス・ドイツに併合され、1945年2月に解放された。

出身者[編集]