ケプラー138d

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ケプラー138d(英語:Kepler-138d)またはKOI-314cとは地球から見てこと座の方向に217光年離れたところにある赤色矮星ケプラー138公転している太陽系外惑星である。2014年ケプラー宇宙望遠鏡の観測により発見された。

名称

ケプラー138dはKOIカタログではKOI-314cとなる。これはケプラーカタログでは恒星から近い順にb、c、dと命名されるが、KOIカタログでは発見された順にb、c、dに命名される。ケプラー138dは恒星から最も遠いが、発見されたのは2番目の為、ケプラーカタログではd、KOIカタログではcとなる。

物理的特徴

大きさの比較
地球 ケプラー138d
地球 Exoplanet

ケプラー138dはケプラー138から0.1277AUの距離を23日かけて公転している。質量は地球の0.64倍、半径は地球の1.212倍である。このことからケプラー138dは地球のような岩石惑星と思われていたが、密度を計測すると2100kg/m3木星よりやや高い程度の大きさの密度しかない事が分かった。このことからケプラー138dは地球のような岩石惑星ではなく、木星や土星のようなガス惑星であるとされている(太陽系で最も小さいガス惑星である海王星でも地球の3.88倍の大きさがある)。ここまで小さいガス惑星はケプラー138d以外に類を見ない。

関連項目

出典

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