グローブ温度

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グローブ温度(グローブおんど、: globe temperature[1])とは、仮想黒体(グローブ温度計)を用いて測られる温度黒球温度(こっきゅうおんど)とも呼ばれる。周囲からの熱輻射による影響を観測するために用いられる。気流が静穏な状態では、作用温度とほぼ一致する。放射の影響を受けやすい場所の環境温度を測り、人体や生物への影響を調べる[2]

グローブ温度計は、直径15 cmの薄い板製で表面に黒のつや消し塗装が施された球の、中心に温度計を内蔵している[2]

脚注[編集]

  1. ^ 文部省日本建築学会編『学術用語集 建築学編』(増訂版)日本建築学会、1990年。ISBN 4-8189-0355-8 
  2. ^ a b グローブ温度計 (PDF) プリード

関連項目[編集]