クローバー (小説)
クローバー | ||
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著者 | 島本理生 | |
イラスト |
鈴木成一デザイン室(単行本) 小川彌生(文庫本) | |
発行日 | 2007年11月9日 | |
発行元 | 角川書店 | |
ジャンル | 恋愛小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判 | |
公式サイト | クローバー|島本理生 | |
コード | ISBN 978-4-04-873817-0 | |
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『クローバー』は、島本理生による日本の恋愛小説。『野性時代』(角川書店)にて2005年12月号から2007年5月号まで不定期に全7回連載された。
あらすじ
ワガママな性格の華子と、そんな暴君の姉に振り回されてきた優柔不断な双子の弟の冬冶。
対照的な双子の前に現れたのは、何度振られてもめげない熊のような大男と、地味で流行遅れな才女だった。
登場人物
- 華子(はなこ)
- 女子大生。より良い相手と出会うために外見も内面も努力を惜しまず、家族以外には素顔をさらさない。ワガママな性格で、弟の冬冶にとっては暴君のような存在。眼科の受付でバイトをしている。
- 冬冶(とうじ)
- 華子の双子の弟。物理学者のファインマンを尊敬している。優柔不断な性格で、いつも華子に振り回される損な役回り。
- 細野 有季(ほその ゆうき)
- 公務員。飲み会で華子に一目惚れし、毎日のようにプレゼントや花束を持って華子の前に現れる。熊のように大柄な体格で、華子からは「熊野」と呼ばれる。何度華子に振られても全くめげない。姉が3人おり、女心の変化に聡い。
- 雪村 容(ゆきむら よう)
- 冬冶と同じ研究室の学生。3年生の時に体調を崩し再履修生となったため、冬冶より年上だが、外見からは年齢不詳。化粧もせず、流行の対岸にいるようなファッションをしている。
出典
島本理生 『クローバー』 角川書店〈角川文庫〉 初版(2011年1月25日発行) ISBN 978-4-04-388503-9、巻末解説:辻村深月