キルスティン・ダンスト

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キルスティン・ダンスト
Kirsten Dunst
Kirsten Dunst
映画プレミア『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』2013年11月24日、オーストラリア
本名 キルスティン・キャロライン・ダンスト
Kirsten Caroline Dunst
生年月日 (1982-04-30) 1982年4月30日(41歳)
出生地 アメリカ合衆国ニュージャージー州ポイントプレザント
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
職業 女優
活動期間 1989年 - 現在
主な作品
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
チアーズ!
『スパイダーマン』シリーズ
マリー・アントワネット
メランコリア
 
受賞
カンヌ国際映画祭
女優賞
2011年メランコリア
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
2011年『メランコリア
その他の賞
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キルスティン・キャロライン・ダンストKirsten Caroline Dunst1982年4月30日 - )は、アメリカ合衆国女優。Kirsten の正しい発音はキアステン [ˈkɪɹs.tn̩]キルステン・ダンストカーステン・ダンストと表記されることもある。子供のころからの愛称はキキ(Kiki)。これは子供のころ自分の名前が発音できず、キキと言っていたことから。[1]

生い立ち

ニュージャージー州ポイントプレサント出身。父はハンブルク出身のドイツ人、母はドイツ系とスウェーデン系の血を引いている[2]。1987年生まれの弟がいる。宗教はルーテル教会。2011年にドイツ国籍を取得[3]

1991年に母親と弟と共にロサンゼルスに移る。1995年に母親が離婚を申請し、両親は離婚。

キャリア

3歳でフォード・モデルズエリート・モデル・マネジメントと契約し、約70本のCMに出演。1989年公開にオムニバス映画『ニューヨーク・ストーリー』で、ウディ・アレンが監督した「Oedipus Wrecks」で映画デビュー。

1994年公開の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で見せた少女吸血鬼クローディア役でボストン映画批評家協会賞助演女優賞などを受賞し、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた。また、同年公開の『若草物語』での演技も高く評価され、子役ながら注目を浴びた。その後も順調にキャリアを重ね、1999年公開の『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』や2000年公開の『チアーズ!』がヒットし、ハリウッド期待の若手女優となる。

2002年 - 2007年公開の『スパイダーマン』シリーズではヒロインのメリー・ジェーン・ワトソン役で出演[4]。2006年公開の『マリー・アントワネット』で『ヴァージン・スーサイズ』以来のソフィア・コッポラとタッグを組み、タイトルロールマリー・アントワネットを演じた。

2007年に短編映画『Welcome』で映画監督デビューを果たした。

2011年、ラース・フォン・トリアー監督の映画『メランコリア』に主演し、第64回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。

2015年、テレビドラマシリーズ『FARGO/ファーゴ』にレギュラー出演している[5]

私生活

モナリザ・スマイル』で共演し交友のあったマギー・ギレンホールの弟、ジェイク・ギレンホールと何度かの交際と破局を繰り返した後、2005年末に完全に破局[6]。2007年3月からイギリスロックバンドレイザーライトジョニー・ボレルと交際していたが、破局した[7]

民主党支持者であり、2004年の大統領選挙ではジョン・ケリーを、2008年の大統領選挙ではバラク・オバマを支持した。

2008年2月にアルコール依存治療のため、ユタ州にあるリハビリ施設に入所した[8]。入所理由は薬物治療ではなく、うつ状態の治療のためである[9]

2011年にドイツの市民権を獲得した。

2014年8月31日に発生した有名人ヌード写真リーク事件の被害者であるが、他に100人の有名人のプライベート写真が盗まれた可能性が浮上した後に、最初にアップルを公然と批判した被害者となった。自身のTwitterに「ありがとう。iCloud(この後ろにウンチ絵文字)」というコメントを投稿した[10]

主な出演作品

公開年 邦題
原題
役名 備考
1989 ニューヨーク・ストーリー
New York Stories
リサの娘 クレジット表記なし
1990 虚栄のかがり火
The Bonfire of the Vanities
キャンベル・マッコイ
1993 Darkness Before Dawn サンドラ・ガード (8歳) テレビ映画
Sisters 子猫マーゴリス 2エピソード
新スタートレック
Star Trek:The Next Generation
ヘルディル テレビシリーズ (ゲスト出演)
1994 若草物語
Little Women
エイミー・マーチ
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
Interview with the Vampire
クローディア ゴールデングローブ賞 助演女優賞ノミネート
遺産相続は命がけ!?
Greedy
ジョリーン
ジム・キャリーINハイ・ストラング
High Strung
少女
1995 ジュマンジ
Jumanji
ジュディ・シェパード
1996 Mother Night 少女時代のレシ・ノース
The Siege at Ruby Ridge サラ・ウィーバー テレビ映画
Touched by an Angel エイミー・アン・マッコイ 1エピソード
ER緊急救命室
ER
チャーリー・チエミンゴ 6エピソード
1997 ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
Wag the Dog
トレイシー・ライムス
アナスタシア
Anastasia
少女時代のアナスタシア 声の出演
The Outer Limits ジョイス・テイラー テレビシリーズ (ゲスト出演)
Gun ソンドラ 1エピソード
ホーンテッド・ホテル
Tower of Terror
アンナ・ピーターソン
True Heart ボニー
1998 魔女の宅急便
Kiki's Delivery Service
キキ 声の出演(英語版の吹き替え)
Fifteen and Pregnant ティナ・スパングラー テレビ映画
ガールズ・ルール! 100%おんなのこ主義
The Hairy Bird
ヴェリーナ・フォン・ステファン
スモール・ソルジャーズ
Small Soldiers
クリスティ・フィンプル
The Animated Adventures of Tom Sawyer ベッキー・サッチャー 声の出演
1999 True Heart ボニー
キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
Dick
ベティ・ジョブス
わたしが美しくなった100の秘密
Drop Dead Gorgeous
アンバー
ヴァージン・スーサイズ
The Virgin Suicides
ラックス・リスボン
タイム・ラビリンス 時空の扉
The Devil's Arithmetic
ハンナ・シュテルン テレビ映画
2000 Deeply シリー
チアーズ!
Bring It On
トランス・シップマン
デッド・ヒート・コネクション
Luckytown
リッダ・ドイルズ
クロウ 復讐の翼
The Crow: Salvation
エリン・ランドール
Lover's Prayer はつ恋
Lover's Prayer
ジナイダ
2001 ブロンドと柩の謎
The Cat's Meow
マリオン・デイビス
クレイジー/ビューティフル
Crazy/Beautiful
ニコール・オークリー
恋人にしてはいけない男の愛し方
Get Over It
ケリー・ウッズ/ヘレナ
2002 スパイダーマン
Spider-Man
メリー・ジェーン・ワトソン
2003 モナリザ・スマイル
Mona Lisa Smile
ベティ・ウォーレン
ケイナ
Kaena: The Prophecy
ケイナ 声の出演
最高の人生
Levity
ソフィア・メリンジャー
2004 ウィンブルドン
Wimbledon
リジー・ブラッドベリー
エターナル・サンシャイン
Eternal Sunshine of the Spotless Mind
メアリー・ スヴェヴォ
スパイダーマン2
Spider-Man 2
メリー・ジェーン・ワトソン
2005 エリザベスタウン
Elizabethtown
クレア・コルバーン
2006 マリー・アントワネット
Marie-Antoinette
マリー・アントワネット
2007 スパイダーマン3
Spider-Man 3
メリー・ジェーン・ワトソン
2008 セレブ・ウォーズ 〜ニューヨークの恋に勝つルール〜
How to Lose Friends and Alienate People
アリソン・オルセン
2010 幸せの行方...
All Good Things
ケイティ・マッカートニー
パン屋再襲撃
The Second Bakery Attack
ナット 短編映画
2011 Fight for Your Right Revisited [11] メタル・チック 短編映画
メランコリア
Melancholia
ジャスティン カンヌ国際映画祭女優賞受賞
2012 Heroes & Demons ナット 短編映画
アップサイドダウン 重力の恋人
Upside Down
エデン
オン・ザ・ロード
On the Road
カミーユ
バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!
Bachelorette
レーガン
2013 ブリングリング
The Bling Ring
本人役 カメオ出演
俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク
Anchorman 2: The Legend Continues
エル・トロージャス カメオ出演
2014 ギリシャに消えた嘘
The Two Faces of January
コレット・マクファーランド
Portlandia キム 1エピソード
2015 FARGO/ファーゴ
Fargo
ペギー・ブロムキスト レギュラー出演
Midnight Special

脚注

  1. ^ Ten Burning Questions for Kirsten Dunst”. 2016年4月3日閲覧。
  2. ^ Applebaum, Stephen (2005年11月4日). “Kirsten Dunst: Far from an ingenue”. The Independent (London). http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/features/kirsten-dunst-far-from-an-ingeacutenue-513758.html 2008年12月11日閲覧。 
  3. ^ . http://www.spiegel.de/panorama/leute/deutsche-staatsbuergerschaft-willkommen-frau-dunst-a-789486.html 
  4. ^ 役柄のために髪を赤毛に染めている。
  5. ^ ゴールデン・グローブ賞ノミネートドラマ「FARGO/ファーゴ」シーズン2に、キルスティン・ダンストの出演決定”. TVグルーヴ (2014年12月12日). 2015年2月9日閲覧。
  6. ^ Gyllenhaal, Dunst call it quits;”. USA Today. 2006年8月2日閲覧。
  7. ^ “キルスティン・ダンストとジョニー・ボレル、破局”. シネマトゥデイ. (2007年9月11日). http://www.cinematoday.jp/page/N0011452 2013年3月22日閲覧。 
  8. ^ “「スパイダーマン」女優K・ダンスト、薬物治療施設へ入所”. AFPBB News. (2008年2月8日). http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2347921/2612948 2013年3月22日閲覧。 
  9. ^ “キルスティン・ダンスト、リハビリ入所はうつ病のため”. シネマトゥデイ. (2008年6月3日). http://www.cinematoday.jp/page/N0014007 2013年3月22日閲覧。 
  10. ^ Celeb anger at Apple over hacked photos: Kirsten Dunst leads criticism as company 'actively investigates' claims that hundreds of stars' nude images were stolen from iCloud” (2014年9月1日). 2014年9月1日閲覧。
  11. ^ “Stars line up for Beastie Boys movie”. The Sydney Morning Herald. (2010年12月16日). http://www.smh.com.au/entertainment/movies/stars-line-up-for-beastie-boys-movie-20101215-18xww.html 2011年1月13日閲覧。 

外部リンク