ガンダムバトルユニバース
ガンダムバトルユニバース GUNDAM BATTLE UNIVERSE | |
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ゲーム | |
ゲームジャンル | 3Dアクション |
対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | アートディンク |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
メディア | UMD1枚 |
プレイ人数 | キャンペーンモード 1 - 2人(協力) 協力専用ミッション 1 - 4人 対戦プレイ 1 - 4人 |
発売日 | 2008年7月17日 |
売上本数 | 約25万本 |
レイティング | CERO:A(全年齢対象) |
セーブファイル数 | 12 |
通信機能 | アドホック通信対応 アドホック・パーティー対応 |
その他 | メモリースティックDuo対応768KB以上 |
関連作品 | |
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テンプレート - ノート |
『ガンダムバトルユニバース』(GUNDAM BATTLE UNIVERSE)は、アートディンクが開発し、バンダイナムコゲームスのバンダイブランドで2008年7月17日に発売されたPlayStation Portable用ソフト。略称は「ガンユニ」「GBU」。
『ガンダムバトルクロニクル』の流れを汲む3Dアクションゲーム。「ガンダムバトル」シリーズの4作目に当たる。
パッケージイラストはシリーズでお馴染みの森下直親によるもので、ラフレシア、フルアーマーΖΖガンダム、ガンダムMk-V、Ξガンダム、ガンダムF91が描かれている。
概要
これまでのシリーズ作品と同じくアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズを題材にプレイヤーの分身となるキャラクターを作成、宇宙世紀の様々な戦乱を体験し戦い抜いて行く。
キャンペーンモードでは「一年戦争」(『機動戦士ガンダム』、『08MS小隊』、『0080』等)、「デラーズ紛争」(『0083』)、「グリプス戦役」(『Z』)に加え、新規キャンペーンとして「第一次ネオ・ジオン抗争」(『ΖΖ』)と「第二次ネオ・ジオン抗争」(『逆襲のシャア』)が追加。前作『バトルクロニクル』のデータをコンバート可能となっており、前作で獲得した機体や育成したパイロットのデータはほぼそのまま本作にて引き継ぐことができる。ゲスト参戦として『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『機動戦士ガンダムF91』が登場。『閃光のハサウェイ』がアクションゲームに登場するのは本作が初めてである[1]。また新規ステージとして「宇宙鉱山」「平原」「空中」が追加された。これらの新規ステージは前作までのステージよりもマップが広くなっており、シリーズの持ち味である高機動戦に配慮した形となっている。
前作のミッション数は144、搭乗機体数は総計148だったが本作においては開発時に「200」をキーワードにしたとスタッフは語っており、ミッション数、機体数共に200を大幅に上回る数となっている。ミッション数の更なる増加に伴い分岐ミッションは失敗しても途中からやり直し可能となった。前作までは一年戦争から年代順にプレイする必要があったが、本作では時代選択が可能となり、いきなり『逆襲のシャア』の時代であるU.C.0093から開始することも可能となった。
また、本作では新たに「スキル」と「指示」というシステムが導入された。この他にも種々の細かな改善、変更点があるが、基本的なインターフェースは前作『クロニクル』と共通している。また、これまでのシリーズ作品は毎年9月~10月の秋に発売されるのが通例であったが、本作はクロニクル発売から半年後に発表、夏の7月半ばに発売という異例のスピードで制作されている。
本作がPSPにおけるガンダムバトルシリーズとしては最終作となり、『ガンダムアサルトサヴァイブ』というシステムを大幅に変更した作品が2010年に発売された。
新システム
パイロットスキル
各パイロットが持つ特殊能力。発動条件が異なる「パッシブスキル」と「アディショナルスキル」が1つずつ、付与されている。
- パッシブスキル
- 常時効果があるスキル。「スナイパー」「ジャンク屋」「IF貫通」「冷酷」「身軽」「姿勢制御」などがある。
- アディショナルスキル
- 機体のHPが30%以下になった時に自動的に発動するもの。発動後10秒間無敵になる「やらせはせん」、HPが少量回復する「修復」、与えるダメージが1.2倍になる「激昂」などがある。
僚機指示
パートナーとして出撃しているCPU機に行動を指示するシステム。セレクトボタンと方向キーの組み合わせで行う。
- GRAPPLE
- 「格闘攻撃」を積極的に行う。↑+セレクトボタン。
- SHOOTING
- 「射撃攻撃」を積極的に行う。→+セレクトボタン。
- DEFFENSE
- 「防御」「回避」を優先する。←+セレクトボタン。
- SP ATTACK
- スペシャルアタックを行う。SPゲージが溜まっていないと使用できない。↓+セレクトボタン。
登場機体
ユニット総数は約200種。
U.C.0079(一年戦争)の機体
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U.C.0083(デラーズ紛争)の機体
U.C.0087(グリプス戦争)の機体
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U.C.0088(第一次ネオジオン戦争)の機体
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U.C.0093(第二次ネオジオン抗争)の機体
エクストラ
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登場キャラクター
主人公はニュータイプ(NT)かノーマルか選択可能。さらに男性は4種類、女性は2種類から選択可能となっている。主人公以外にゲストパイロットとして登場するキャラクターは合計69人。
パイロット
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オペレーター
- ノエル・アンダーソン
- 声:那須めぐみ
- 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chroniclesから登場。エキストラミッション「閃光のハサウェイ」では連邦軍のオペレーターを務めている[2]。
- ホア・ブランシェット
- 声:大原さやか
- 機動戦士ガンダム MS戦線0079から登場。エキストラミッション「フォーミュラ計画の結晶」ではクロスボーン・バンガードのオペレーターを務めている[3]。
- ミユ・タキザワ
- 声:大原さやか
- 機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…から登場。
- エレン・ロシュフィル
- 声:堀江由衣
- 機動戦士ガンダム クライマックスU.C.から登場。
- ユウキ・ナカサト
- 声:浅野真澄
- 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chroniclesから登場。エキストラミッション「貞淑の象徴」ではマフティーのオペレーターを務めている[4]。
- アン・フリーベリ
- 声:折笠富美子
- 機動戦士ガンダム MS戦線0079から登場。エキストラミッション「ラフレシア・プロジェクト」では連邦軍のオペレーターを務めている[5]。
- 女性兵士
- 声:荒木香恵
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊から登場。
登場作品
- 機動戦士ガンダム
- モビルスーツバリエーション
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
- 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で
- ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
- 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles
- 機動戦士ガンダム クライマックスU.C.
- 機動戦士ガンダム MS戦線0079
- 機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 機動戦士Ζガンダム
- ガンダム・センチネル
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(ゲスト登場)
- 機動戦士ガンダムF91(ゲスト登場)
- トニーたけざきのガンダム漫画
脚注
- ^ 『閃光のハサウェイ』は『SDガンダム GGENERATION-F』(2000年発売)、『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』(2003年発売)といった、シミュレーションゲームには以前にも登場したことがある。
- ^ 服装は0093時の連邦軍服。
- ^ 服装は0093時のネオ・ジオンの制服。
- ^ 服装はエゥーゴの女性用制服。
- ^ 服装は0093時の連邦軍の制服。
関連項目
- マクロスエースフロンティア(2008年10月発売)
- マクロスアルティメットフロンティア(2009年10月発売)
- マクロストライアングルフロンティア(2011年2月発売)
- いずれもアートディンク製の3Dアクションシューティング。本作のゲームシステムを継承している。