エンタの神様

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エンタの神様
ジャンル バラエティ番組
演出 五味一男(総合演出、P兼任)
出演者 福澤朗
白石美帆
ほか
オープニングギャラクシー・クエスト」のメインテーマ
製作
製作総指揮 西憲彦(制作)
プロデューサー 堀金澄彦
合田伊知郎
制作 日本テレビ
放送
音声形式レギュラー放送
モノステレオ放送→モノラル放送
不定期放送
ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間レギュラー放送
2003年4月19日 - 2010年3月20日
不定期放送
2012年4月7日 -
放送時間土曜日 22:00 - 22:54
放送分54分
公式サイト

特記事項:
ナレーター:DJナイク坂上みき
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エンタの神様』(エンタのかみさま)は、2003年4月19日から2010年3月20日まで日本テレビ系列で毎週土曜日の22:00 - 22:54(JST)に放送され、2012年以降は特別番組として放送されているお笑いネタ番組。通称は『エンタ』。

2010年7月より、CS放送の日テレプラスで第1回から順に再放送されている。

概要

究極のエンターテインメントを追求する「総合エンターテインメント番組」として放送開始。番組開始当初はネタ見せのコーナーのほかにも、モーニング娘。宝塚歌劇団の競演、Gacktが歌う『Birdcage』のプロモーション映像、松尾幻燈斎の「気の極み」、「関根勤とモノマネ軍団(MEGUMIなど)」による物真似芸、ソニンギター弾き語り、森山直太朗の桜の下での歌唱、ZONEの廃校になる小学校での演奏、カールスモーキー石井の川辺での歌唱、本田美奈子.の本人二役歌唱や伊集院光が面白い映像を紹介する一方で視聴者の芸を紹介することもあった。

ただ、放送から半年後には前述の歌手・視聴者などによる出演からお笑い芸人がネタを見せるネタ見せ番組へとシフト。お笑い第四世代芸人の下積み期間が長く出遅れていた者およびお笑い第五世代芸人を代表をピックアップした番組となり陣内智則アンジャッシュ次長課長などの人気芸人の出演によって人気を博した。青木さやか波田陽区など、本番組をきっかけにブレイクした芸人も多い。

デジタルハイビジョン地上デジタル放送のみ)・字幕放送ハイビジョン制作。地上デジタル放送ではモノステレオ放送と出演芸人の紹介や芸人の最新情報を提供する連動データ放送を行っていた。

音声は放送開始当初、モノステレオ放送[1]を実施しており、お笑い番組にシフトされてからはモノラル放送を実施していた。しかし、2012年4月から不定期で放送している復活スペシャルではステレオ放送[2]を実施している。

番組公式サイトでは掲示板や番組グッズ紹介に加え、今後の収録に出演予定の芸人の紹介や収録時に行われた芸人と司会者のトーク(一部の芸人のみ)、これまでに出演した芸人の一覧・プロフィールが掲載されている。

2004年冬と2008年秋に番組のDVDが発売された。また2007年11月には姉妹番組として『エンタの天使』が誕生した。オープニングテーマは、映画『ギャラクシー・クエスト』のメインテーマを開始から終了まで一貫して使用していた。

20%を超える視聴率を度々獲得していた時期もあったが、2009年の特に11月以降は視聴率1桁の回が出るようになり低迷。そして2010年1月22日、これらを理由に同年3月で終了[3]。同年3月20日に名場面を集めた2時間スペシャルの放送を以って終了した。

2010年3月20日の最終回は平均視聴率が19.3%と有終の美を飾った。後番組はがメイン出演する『嵐にしやがれ』が放送されている[4]

番組開始当初から出演していた陣内智則は自身のブログにて「賛否両論ありましたが、僕にとっては思い出深い大切なネタ番組でした。やっぱり芸人として、ネタ番組が終わるということは寂しいもんです」と語っている[5]

特別番組として復活

2012年以降は特別番組として、『エンタの神様 大爆笑の最強ネタ大連発(大大連発・大大大連発)SP』のタイトルで放送されている。新作ネタに加え、過去の傑作ネタを含めて放送する。

第1回はレギュラー放送終了から2年ぶりの復活で、アンガールズアンジャッシュアンタッチャブルオリエンタルラジオサンドウィッチマン陣内智則スリムクラブタカアンドトシ東京03ドランクドラゴンナイツ波田陽区パンクブーブーといったエンタ全盛期の芸人が出演した。当番組でブレイクした波田陽区はラストバッターとして7年ぶりに「ギター侍」を披露した。司会はレギュラー時代と同様に、福澤朗白石美帆が務めた。

第2回は放送時間が前回より1時間拡大された他、出演芸人もレギュラー放送時代に数回のみの出演の芸人(アナログタロウ姫くりライスなど)から初登場芸人(ニッチェ)、実力派芸人と様々であった。司会はレギュラー放送時代及び前回特番同様、福澤朗と白石美帆が務めた。

第4回は初めて月曜日に放送された[6]

第5回は日曜日での放送となり、初めて19時・20時台に放送された。

第6回は再び日曜日での放送となり、過去最長の3時間の放送となった。放送前日には『嵐にしやがれ』に波田陽区、パペットマペットデッカチャンジョイマンムーディ勝山コウメ太夫レギュラースギちゃんダンディ坂野テツandトモがゲスト出演した。その内、翌日の当番組にも出演したのは、デッカチャン、コウメ太夫(AMEMIYAのネタにゲスト出演)、スギちゃんである。

第9回には番組の最後に2013年10月5日[7]に亡くなった桜塚やっくんの映像が流れ、福澤と白石のナレーションによるお悔やみの言葉が添えられた。最後は「ありがとう 桜塚やっくん 「エンタの神様」」のメッセージボードで締め括られた。

特別番組として放送再開して以降、第18回まで(過去の傑作ネタを含めて)全ての回に出演しているのは、陣内智則、アンジャッシュ、東京03、タカアンドトシである。

レギュラー放送時代に、番組限定の芸名で出演していた芸人は、復活特番に於いては本来の芸名で出演する(例:まちゃまちゃ、ビューティーこくぶ、爆笑コメディアンズなど)。

芸人につけられるキャッチコピーがレギュラー放送時代とは異なる芸人が大半である。また復活特番内でも変更されることも多々ある。またキャッチコピーに関して、レギュラー放送時代はナレーションが「○○なのはこの男!△△(キャッチコピー)□□(芸名)」と読み上げ、ネタの内容等を紹介するというものであったが、復活特番ではキャッチコピー等の読み上げは一切行われず、簡素な紹介文が読まれるのみである。

特別番組の放送リスト
放送回 放送日 放送曜日 放送時間
第1回 2012年4月7日 土曜日 22:00 - 22:54
第2回 2012年6月30日 21:00 - 22:54
第3回 2012年10月6日 22:00 - 22:54
第4回 2012年11月26日 月曜日 21:00 - 23:08
第5回 2012年12月23日 日曜日 19:00 - 20:54
第6回 2013年3月17日 19:00 - 21:54
第7回 2013年8月10日 土曜日 19:00 - 20:54
第8回 2013年10月5日 21:00 - 22:54
第9回 2013年12月7日 19:00 - 21:24
第10回 2014年3月15日 19:00 - 20:54
第11回 2014年7月28日 月曜日 21:00 - 22:54
第12回 2014年9月20日 土曜日 19:00 - 20:54
第13回 2014年12月27日 19:00 - 21:54
第14回 2015年3月21日 19:00 - 20:54
第15回 2015年7月19日 日曜日
第16回 2015年9月19日 土曜日
第17回 2015年12月26日 19:00 - 21:54
第18回 2016年3月26日 21:00 - 22:54

拡大版・特別編成

「今年も笑わせまSP!!」と「未公開ネタ大連発SP」の放送時間は共に普段の22時からではなく日中に放送された。

エンタの神様 今年も笑わせまSP!!

2010年1月16日に「エンタの神様 今年も笑わせまSP!! あの芸人の初登場シーン!蔵出し映像も大公開!!」と題し、7年間放送してきたエンタの神様の歴史を振り返る特別番組が放送された。現在出演している芸人から、エンタ芸人と呼ばれる芸人(波田陽区小梅太夫桜塚やっくんなど)や、一時代を築いたブレイク芸人(オリエンタルラジオ小島よしおダンディ坂野など)や、その他他番組で活躍する芸人(綾小路きみまろ中川家青木さやかなど)の初登場シーン等を振り返った。その後皮肉にも3月いっぱいで番組が打ち切りになることが発表された。

エンタの神様 未公開ネタ大連発SP!!

2010年3月6日に「エンタの神様 未公開ネタ大連発SP!!」と題し、これまでエンタに出演した芸人のお蔵入りとなったネタ(次長課長アンジャッシュタカアンドトシなど)や、一度もエンタに出演せずにお蔵入りとなったネタ(オテンキマイるどミルド囲碁将棋など)を放送した。中には珍しくU字工事がコントを披露したものなどもあった。

エンタの神様 7年間ありがとう!大爆笑の傑作名作ネタすべて見せますSP

2010年3月20日に放送された最終回。普段と異なり観客や芸人は登場せず福澤と白石がステージに立ち二人のナレーションで、年毎に当時の時事映像を交えながら7年間に出演した芸人のネタ映像を振り返った。ただし、番組開始当初は、ネタ番組に限らず総合エンターテインメント番組としてスタートした事については、一切触れなかった。なお、番組内では芸人が初出演した年月ごとに放送されており、1度しか出演していない芸人(長州小力など)が放送された一方で、名前を出さずに数秒間の映像だけが放送された芸人(犬井ヒロシザブングルなど)や、2009年以降に出演した芸人など複数回出演していながら放送されなかった芸人もいた(ザ・プラン9クワバタオハラパペットマペットKICK☆Jaaたけやマイコーりょうなど)。上述の通り、番組の最後で福澤が今後スペシャル番組としての放送を予告する発言をして番組を締めくくった。

特別枠

拡大版では数分間の特別枠が設けられる。2006年から新設された。2006年は「今年流行のフレーズ」、2007年は「2008年に活躍が期待される芸人」、2008年春は「ブレイク中の芸人」「今年活躍が期待される芸人」、2008年年末は「ブレイク中の芸人」「来年活躍が期待される芸人」「今年話題になった芸人」、2009年春は「今年活躍が期待される芸人」、2009年夏は「活躍が期待される芸人」、2009年年末は「来年活躍が期待される芸人」。

拡大版でのトップバッターとラストバッター

トップバッター

ラストバッター

トップバッターとラストバッター

トップバッター

  • 2009年4月以降は固定していない。
  • 以前は下記の芸人らが担当していた。
    • 笑いの暴走自転車:だいたひかる(2004年1月 - 2009年3月)
    • 帰ってきた一匹狼(ロンリーウルフ)(2007年9月までは「クールな毒舌スナイパー」):長井秀和(2004年1月 - 2007年9月、2009年1月 - 3月)
    • 天下無双のモヒ勘流:世界のうめざわ(2007年10月 - 2008年12月)
  • 番組開始当初も固定していなかったが、番組内容が総合エンターテインメントからネタ見せへとシフトしていた時期は松尾幻燈斎に定着し2003年12月まで担当した。2004年1月から半年間は再び固定しなくなったが、主に長井秀和かだいたひかるが担当した。
  • 2004年7月から2007年9月までは長井とだいたがほぼ隔週交代で担当していたが、10月下旬から長井がアメリカに留学したため世界のうめざわとだいたが担当することになった。2008年11月に長井は帰国し、2009年1月に復帰。
  • 長井とだいたが同じ回に出演するのは非常に稀なことである。他にも同じ回に出演するのが非常に稀な芸人が数組いる。
  • 初期はテツandトモやいつもここから、アメリカザリガニが担当したこともあった。
  • 復活特番ではオリエンタルラジオ2700COWCOW芋洗坂係長といった歌・リズムネタをもつ芸人が務めている。
  • 2012年の特別番組からは、芋洗坂係長が務めている。

ラストバッター

  • トップバッター同様、2009年以降固定されていない。
  • 以前は下記の芸人らが担当していた。
    • ○○伝説:はなわ(番組開始 - 2006年3月)
    • 苦悩と自由のブルース魂:犬井ヒロシ(サバンナ高橋)(2006年4月 - 2008年12月)[8]
  • 番組開始当初も固定しておらず、2003年10月にはなわに定着した。
  • 五味一男プロデューサー曰く、最後は歌と決まっている(初期は日替わりでアーティストが歌っていた)。
  • 初期ははなわがガッツ石松伝説を披露していたが盗作疑惑(詳しくは番組での事件・不祥事などを参照)が浮上したため若槻千夏朝丘雪路輪島功一などの珍回答に変更された。
  • カンニング竹山がラストバッターを務めたことがある。また、スタッフロールの後に今後の出場芸人の映像やカンニングの中島忠幸の追悼コメントを放送したこともある。
  • 2007年2月3日放送分のエンディングに予定された番組ナレーター大杉君枝アナウンサーの追悼コメントは、日本テレビ系列がこの話題を一切取り上げない方針を固めたことにより放送されなかった。
  • 2009年以降は以前のように犬井、はなわで固定するのではなく様々な歌ネタをもつ芸人が登場するようになった。
  • 復活特番においても、波田陽区渡辺直美、2700といった歌・リズムネタを持つ芸人が務める。
  • 2012年の特別番組からは、第13回まで渡辺直美が務めていた。第14回以降は歌ネタ芸人が務めている(ぶらっくさむらいタブレット純ジャガーズ など)

変遷

期間 内容
トップバッター ラストバッター
2003.04 2003.09 週替わり
2003.10 2003.12 松尾幻燈斎 はなわ
2004.01 2004.06 週替わり
2004.07 2006.03 だいたひかる
長井秀和
2006.04 2007.09 犬井ヒロシ
2007.10 2008.12 だいたひかる
世界のうめざわ
2009.01 2009.03 だいたひかる
長井秀和
週替わり
2009.04 2010.03 週替わり
2012.04 2014.12 芋洗坂係長 渡辺直美
2015.03 ぶらっくさむらい
2015.07 タブレット純
2015.09 2015.12 ジャガーズ

出演者

司会

この2人が第1回から司会を務めている[9]。レギュラー放送最終回ではナレーションも兼務した。
司会者席にはこの2人に加え、2004年7月3日放送分までは2人のゲストタレントが同席し感想などをコメントしていた。

ナレーター

ネタ前の芸人紹介での最初の「○○○○のは、この男~!」(男性芸人)、「○○○○のは、この人~!」(女性芸人)「○○○○のは、この二人(三人)~!」(グループ芸人)は坂上によるもの。芸人のキャッチコピーをどちらが読むかは不定だが主にピン芸人を坂上が、グループをDJナイクが担当している。
レギュラー放送末期では紹介コピーが短縮されることがあり、また復活特番では上記のような読み上げはされず、簡単な紹介文が読まれるのみである。
「エンタの神様 今年も笑わせまSP!!」でのナレーション。
復活特番にてDJナイク不在時の代役として担当。

芸人

芸人の中にはキャッチコピーがない芸人もいる(特に初期)。キャッチコピーは五味プロデューサーが芸人の名前やネタなどを見て決めている。→はキャッチコピーの変更、⇒は出演時の名義の変更を示す。レギュラー放送時代のはんにゃ、復活特番のCOWCOW、いつもここから、やしろ優についてはネタによってキャッチコピーが異なる。

番組限定の芸名

その芸名が実際に他のメディアでも使用され、正式にその芸名に改名したのは桜塚やっくんヒライケンジである。左側が本来の芸名で右側がこの番組での芸名。このような手法は数々の芸人や業界人から批判を受けている。太字は両方の名義で出演をしている芸人である。オジンオズボーン篠宮暁は相方の高松新一と共にコンビでの出演もある。復活特番においては、下記芸人が出演の際も、番組限定の芸名を使うことはなく本来の芸名で出演している。

番組での事件・不祥事など

へらちょんぺの全裸事件
へらちょんぺが「何秒で服を脱げるか計ってみます」と言って、全裸になった(元々ライブ等でも自分の芸として披露している)。その後の総集編の放送でもインパクト芸として映像は流れた。この映像はYouTubeにアップされ話題になり、アメリカCNNでも大きく報じられ、海外でも知られるようになった。
カンニング竹山の脱糞未遂事件
2004年7月10日放送で、カンニング竹山がネタの最中に「ここでウンコするぞ!!」と叫んで舞台上でズボンをおろして尻を丸出しにした。その後、相方の中島忠幸が激怒し竹山は謝罪。次の出演回でステージ上にて謝罪を行ったが、「僕がウンコでした!」等と意味不明な発言で反省の態度はあまり見られなかった。ちなみに、後に総集編で放送されたときは一部にモザイクがかけられ修正が施されていた。後にインパルスやアンジャッシュもコントの中で尻を出したことがあるが、モザイクはかかっていなかった。
波田陽区による事件
デブルユー斬り事件
竹山の事件と同じ2004年7月10日放送で波田がW(特に加護亜依)に対して「加護ちゃんは既にパンパンに膨らんでますから残念!デブルユー斬り!!」とネタとして披露したところ、ハロプロファンから抗議が殺到。後に波田は「警備員が付くほどの抗議だった」と語っている。
汚れカンケイ斬り事件
2004年9月18日放送で、波田陽区が同局の番組『おしゃれカンケイ』を「汚れカンケイ斬り!!」と揶揄したところ、『おしゃれカンケイ』だけでなく『夜もヒッパレ一生けんめい。』時代からのこの時間帯の筆頭スポンサーであった資生堂の上層部の逆鱗に触れ、資生堂がスポンサーを降板する事態に発展した。
ヨンちゃんペッ!!斬り事件
韓国人俳優ペ・ヨンジュンの主婦人気を結婚したいというファンに対して「結婚したら苗字ですから!」とネタにしたところ、韓国サイドから「ペという苗字は韓国では代表的ではないが多くおり、侮辱している。そもそも韓国は夫婦別姓ということも知らないのか」と抗議が殺到(ただし、日本人女性と韓国人男性が結婚した場合、韓国では夫婦別姓であっても、日本人女性は相手男性の韓国姓を名乗る例が多い)明確な謝罪はしていないものの、以降ネタのなかで「チェ・ジウのファンですから!」「チェ・ジウの写真集買いましたから!」と韓国タレントを持ち上げるネタを続けた。
はなわ『ガッツ伝説』盗作疑惑
はなわによるエンディング曲『ガッツ伝説』が嘉門達夫の『ガッツ石松伝説』に酷似しているとしてネット上で盗作疑惑が浮上した。はなわは嘉門のサイトの掲示板に謝罪文を掲載、嘉門と面会し、直接謝罪した。嘉門ははなわに優しい言葉をかけ、和解した。その後も数週間は同曲がエンディングで流れ、その後有名人の珍回答へ変更された。この話題はTBSの芸能ニュースでも報道された。
クワバタオハラくわばたりえの胸出し未遂事件
クワバタオハラのくわばたりえが「オッパイ出します」と言って服を脱ごうとしたところ小原正子が力ずくで制止し、未遂に終わった。その後、2005年10月29日の放送において前回の胸出し未遂事件の謝罪をしくわばたが「女としてけじめをつけます」として頭のかつらを取り坊主頭だったことが判明(一部地域ではテレビ東京の『トコトンハテナ』でネタバレしていた)。会場全員、そして相方の小原も驚愕した。この胸出し未遂事件に対して日本テレビ宛に寄せられた電話は700件、メールも1500件以上にのぼった。また、クワバタオハラに対するメールもサーバがパンクするほど意見が殺到した。なおカンニング・竹山はこの事件を絶賛、次長課長河本準一は『めちゃ×2イケてるッ!』で本人と共演した際に苦言を呈した。
だいたひかるの音声が一部カット
2006年1月21日放送で、だいたひかるが「回転 回転 回転 ライブドアオート」と言った際、「ライブ」の部分が銃声でカットされた。これは、ライブドア事件の影響により、放送前にライブドアからクレームが来たためなのか、クレーム対策なのかは不明。
ZOXY DOLLの「aiko侮辱ネタ」事件
2006年5月27日放送分でZOXY DOLLが「『aikoは好きだけど、aiko似の女性は嫌い』ということが不満だぁ〜!どっちも○○○○じゃねーか!」とaikoのネタを披露した。字幕及び声にモザイクなどの修正をされたが、aikoを侮辱するものであったため、ファンから苦情が殺到。ZOXY DOLLのブログの掲示板が閉鎖された。aiko本人もこの放送を見ており、自身のブログで「久々に傷ついたよ...」とのコメントを残している。これが原因か、その後同番組へ出演することが無くなった他、この騒動後、イベント出演時にaikoのファンに客席から罵声を浴びるなどが起こっていた。なお、当人や当番組のスタッフによるaikoへの謝罪は一切なかった。
モンスーンの差別ネタ事件
2006年10月21日放送分でモンスーンが出演した際、東南アジアの食糧難などの諸問題を馬鹿にしたネタを披露した為、BPOなどに苦情が殺到し批判を受けた。またこのようなネタを平然と放送する制作者側の責任を問う声も聞かれた。なお、これは10月25日東京スポーツの社会面でも大きく取り上げられた。スタッフは謝罪などを行っていないが彼女達が番組に出たのはこの回きりである。
石垣明日花への酷評騒動
2006年12月2日放送分で初出演した女子高生芸人、石垣に対し「あべこうじの二番煎じ」などの批判が本人の公式HPの掲示板に殺到。放送翌日に掲示板は閉鎖され、管理人が投稿内容をチェックした後にUPされる形に変わった。また、本人の日記に書かれていた「あれは放送作家やディレクターとの打ち合わせによって作られたものであり、従来の自分のネタとは異なる」といった趣旨の文面も削除・修正されている。
ピーナッツパンの替え歌事件
2007年9月15日放送分でピーナッツパンのネタで披露された歌が、たまの『冥王星』の曲の替え歌であったため「盗作では」と苦情が寄せられた。なお、原曲の作者である石川浩司の公式HPに掲載された顛末によると、番組からピーナッツパンに出演依頼が来た際「替え歌だけど大丈夫ですか?」という彼女らに対し、番組側は「こちらでちゃんとするから大丈夫」と語ったとの事。しかし放送事前にも事後にも、石川のもとに番組関係者から一切連絡は無かった。石川は替え歌自体については「むしろ嬉しいぐらい」と快諾している(2008年2月16日放送分出演の時は画面右上にテロップで「作曲:たま」と表示された)。
サジタリの痴話喧嘩ネタ事件
2009年9月5日放送分で初出演したサジタリのネタが、本気の痴話喧嘩だと誤解を生む様なものであったため、放送後、サジタリおよび番組双方のブログに非難する書き込みが殺到し、炎上した。サジタリは普段の漫才でも喧嘩のようなやり取りをネタにしているが、番組側の紹介文に「本気の喧嘩に発展していく」というニュアンスの表現をしていたためだと考えられる。
キングオブコメディの出演部分カット、アンタッチャブルに差し替え
2015年12月26日放送分に出演していたキングオブコメディは高橋健一の不祥事のため[27]、該当部分がアンタッチャブルの過去作に差し替えられた[28]

番組グッズ

現在「日テレ屋web」にて、ノート類・携帯ストラップ・クリアフォルダなどを発売している。

DVD

番組からのCDデビュー

スタッフ

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 レギュラー版のネット形態 復活特番のネット形態 備考
関東広域圏 日本テレビ(NTV) 日本テレビ系列 制作局
北海道 札幌テレビ(STV) 同時ネット 同時ネット
青森県 青森放送(RAB)
岩手県 テレビ岩手(TVI)
宮城県 ミヤギテレビ(MMT)
秋田県 秋田放送(ABS)
山形県 山形放送(YBC)
福島県 福島中央テレビ(FCT)
山梨県 山梨放送(YBS)
新潟県 テレビ新潟(TeNY)
長野県 テレビ信州(TSB)
静岡県 静岡第一テレビ(SDT)
富山県 北日本放送(KNB)
石川県 テレビ金沢(KTK)
中京広域圏 中京テレビ(CTV)
近畿広域圏 読売テレビ(ytv)
鳥取県島根県 日本海テレビ(NKT)
広島県 広島テレビ(HTV)
山口県 山口放送(KRY)
徳島県 四国放送(JRT) 遅れネット
→同時ネット
レギュラー版は2007年10月から同時ネット[36]
香川県・岡山県 西日本放送(RNC) 同時ネット
愛媛県 南海放送(RNB)
高知県 高知放送(RKC)
福岡県 福岡放送(FBS)
長崎県 長崎国際テレビ(NIB)
熊本県 くまもと県民テレビ(KKT)
大分県 テレビ大分(TOS) 日本テレビ系列/フジテレビ系列 遅れネット
→同時ネット
レギュラー版は2006年10月から同時ネット
鹿児島県 鹿児島読売テレビ(KYT) 日本テレビ系列 同時ネット
福井県 福井放送(FBC) 日本テレビ系列/テレビ朝日系列 遅れネット 土曜以外の放送の場合は同時ネット
土曜放送の場合は編成により同時もしくは遅れネット
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビ系列/日本テレビ系列/テレビ朝日系列 日曜放送の場合は同時ネット
土曜放送の場合は22時台に1時間枠で放送される場合のみ遅れネット
平日放送の場合は放送なし
レギュラー版は2009年10月4日打ち切り
沖縄県 琉球放送(RBC)[37] TBS系列 放送なし

パロディ

脚注・参考文献・出典

  1. ^ これはゲストの歌披露が設置されていたからであり、ゲストの歌披露以外はBGM・効果音含めモノラル音源で放送されていた。
  2. ^ 実際にステレオ音源で流れているのはオープニングと一部BGMのみであり、それ以外はモノラル音源(モノステレオ放送)で放送されている。
  3. ^ 「エンタの神様」3月で終了 - スポーツ報知(2010年1月22日付)
  4. ^ 「エンタの神様」打ち切り、嵐の番組に 日本テレビ - 産経新聞(2010年1月25日付)
  5. ^ 陣内智則のジンブログ
  6. ^ 本来の土曜日以外の放送としては、過去に日曜日の昼に行われたことがあったが、ゴールデンタイムとしては初めてのことである。
  7. ^ 不定期特別番組第8回の放送日であった。
  8. ^ レギュラー降板後は2009年より、相方八木と共にサバンナとして不定期出演中。
  9. ^ 白石美帆が土曜日夜の“神様”に… - ZAKZAK(2003年3月17日付)
  10. ^ これまでにゲスト出演した芸能人はガッツ石松松島トモ子ムツゴロウ朝丘雪路島倉千代子若槻千夏輪島功一具志堅用高薬師寺保栄平仲信明香田晋高木ブー武蔵丸
  11. ^ TIMコージー冨田イジリー岡田飯尾和樹MEGUMIホリ長井秀和だいたひかる福澤朗白石美帆コロンブス
  12. ^ 現在はコンビ活動を休止している為、過去に披露したネタが放送された。なお、柴田の芸能活動復帰後、過去の映像ではあるもののアンタッチャブル2人が揃ってテレビ出演するのは初である。
  13. ^ 他の芸人のように新しく撮り直したネタではなく、過去に披露されたネタが放送された。
  14. ^ コントセットを使用し、バックスクリーンに番組ロゴが表示されなかった芸人(陣内智則、キングオブコメディ、アンジャッシュ、ドランクドラゴン、ロッチ、タカアンドトシ、ジャングルポケット、我が家、なだぎ武、ハイキングウォーキング、ハリセンボン、トータルテンボス、友近、バイきんぐ、インパルス、東京03、ラバーガール)
  15. ^ それまでも一部芸人のネタはリメイク含め新録されていたが傑作編の合間程度だった。
  16. ^ 「スギちゃん」名義では初登場であるが、2008年6月7日放送分にて「えいじぃず」名義で出演している。
  17. ^ レギュラー放送時代は、番組限定の芸名「ジャワネットたかな」として出演。
  18. ^ 映画『鬼灯さん家のアネキ』の告知で登場
  19. ^ レギュラー放送時代は、番組限定の芸名「バグ※」として出演。
  20. ^ 同年12月31日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』の告知で登場。
  21. ^ レギュラー放送時代にザ・ゴールデンゴールデンとしての出演経験はあるが、ロビンソンズとしては初登場になる。
  22. ^ レギュラー放送時代にアームストロングとしての出演経験はあるが、とにかく明るい安村としては初登場になる。また、前回の放送でキンタロー。とのコラボネタで登場したが、単体では今回が初となる。
  23. ^ 同年12月27日放送の『うわっ!ダマされた大賞』の告知で登場。
  24. ^ a b 初登場。
  25. ^ 現在はコンビ活動を休止している為、2012年4月7日放送分と同様、過去に披露したネタが放送された。
  26. ^ プロダクション人力舎が高橋との契約解除、キングオブコメディ解散 ナタリー 2015年12月29日
  27. ^ 後に高橋健一はプロダクション人力舎を解雇されたため、コンビは解散した[26]
  28. ^ 日テレ「エンタの神様」キンコメ出演部分カットし放送 スポーツ報知 2015年12月26日 同日閲覧
  29. ^ 第1回は制作進行
  30. ^ 第2回はデスク
  31. ^ 第1回から第8回まではAD
  32. ^ 第11回まではAP
  33. ^ 第6回まではAD
  34. ^ 第1回から第7回まではAD
  35. ^ 第2 - 7回はCP
  36. ^ 同時ネット化後半年間は番組販売扱い(ノンスポンサー)での放送
  37. ^ 日本テレビ系列局が無い沖縄県において、本番組の放送当時としては唯一、TBS系列局による番販放送となっていた。

関連項目

外部リンク

日本テレビ系列 土曜22時台
前番組 番組名 次番組
雲と波と少年と
(2003.1.18 - 2.22)

単発特番
(2003.3)
エンタの神様
(2003.4.19 - 2010.3.20)
嵐にしやがれ
(2010.4.24 - )