エドワード・ドナル・トーマス
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エドワード・ドナル・トーマス(Edward Donnall Thomas、1920年3月15日 - 2012年10月20日)はアメリカ合衆国の内科医。シアトルのワシントン大学元教授。テキサス州ウェーコ生まれ。
白血病の治療法として骨髄移植を開発した事で知られる。1990年にヨセフ・マレーと共に、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
経歴
テキサス大学オースティン校にて化学と化学工学を学ぶ。1941年に学士号、1943年に修士号を取得。在校中に、妻と出会い、三人の子供を持った。1943年、ハーバード・メディカルスクールに入学。1946年にM.D.を受け取る。このころから妻は家族を支えるために実験技術者となる。以降、二人は親密に働いた。
また1990年には、アメリカ科学界の最高の栄誉といわれる、アメリカ国家科学賞も受勲した。
2012年10月20日、心臓病のために死去[1]。92歳没。
脚注
- ^ E. Donnall Thomas Dead: Father Of Bone Marrow Transplant Dies At 92 The Huffingtonpost.com 2012年10月21日閲覧