エスタディオ・アノエタ
アノエタ Anoetako estadioa Estadio Anoeta | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 | スペイン バスク自治州・ギプスコア県・サン・セバスティアン |
位置 | 座標: 北緯43度18分4.96秒 西経1度58分25.02秒 / 北緯43.3013778度 西経1.9736167度 |
開場 | 1993 |
所有者 | サン・セバスティアン市議会 |
運用者 | サン・セバスティアン市議会 |
ピッチサイズ | 105メートル (115 yd) x 70メートル (77 yd) |
使用チーム、大会 | |
レアル・ソシエダ | |
収容人員 | |
32,076 |
エスタディオ・アノエタ (Estadio Anoeta)は、スペインのバスク自治州・ギプスコア県・サン・セバスティアンにある多目的スタジアム。収容人数は32,076人。サッカークラブのレアル・ソシエダのホームスタジアムであり、多くの場合サッカーの試合に使用される。2009-10シーズン以降、フランスのビアリッツに本拠地を置くラグビーユニオンクラブのビアリッツ・オランピックとアヴィロン・バイヨンヌは、ハイネケン・カップのホームゲームを収容人数の多いアノエタで開催することもある[1][2][3]。サッカーの試合で使用されることが多いが、陸上トラックが併設されておりスタンドとピッチの距離が遠く、試合中に「冷めた」雰囲気が生じるため、スタジアムに対して不満を持つファンもいる。
歴史
1993年に開場し、サン・セバスティアン市が所有している。2004年、レアル・ソシエダのホセ・ルイス・アスティアサラン会長は、ギプスコアレナと呼ばれる計画を開始した[4]。収容人数を42,000人まで増加させることを意図する、2007年に完了予定の計画であり、計画には陸上トラックの撤去も含まれた。この計画ではまた、ホテル、ショップ、他の施設の建設なども意図していたが、提案はすぐにサン・セバスティアン市議会に否認された[5]。
2007年末に向けて、レアル・ソシエダの会長候補だったイニャキ・バディオラは、サン・セバスティアン市に向けてスタジアムの買収を提案したが[6]、やはりすぐにサン・セバスティアン市議会に否認された[7]。2008年、会長となったバディオラは新たにふたつの提案を行い[8]、そのひとつは4年前のギプスコアレナに似通ったものだった。これらの提案はサン・セバスティアン市議会で検討されたが、2008年12月20日にバディオラは会長から退任した。続いて就任したホキン・アペリバイ会長はスタジアム改修の新たな試みを開始した。
脚注
- ^ [1] ハイネケンカップ試合記録、2011年7月28日閲覧
- ^ [2] 欧州チャレンジカップ試合記録、2011年7月28日閲覧
- ^ [3] フランス選手権トップ14試合記録、2011年7月28日閲覧
- ^ Gipuzkoarena YouTube(スペイン語)
- ^ Elorza comunica a la Real que el Gipuzkoarena "pertenece ya al pasado"エル・パイス、2004年8月31日(スペイン語)
- ^ Badiola propone que la Real compre Anoeta al Ayuntamiento エル・ディアリオ・バスコ、2007年12月4日(スペイン語)
- ^ Odón Elorza frena la propuesta de Badiola de comprar Anoeta エル・ディアリオ・バスコ、2007年12月6日(スペイン語)
- ^ Badiola propone al Ayuntamiento convertir Anoeta en zona residencial y trasladar el estadio ノティシアス・デ・ギプスコア、2008年4月15日(スペイン語)
外部リンク
- 公式サイト(スペイン語)