イオノマイシン
イオノマイシン | |
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(4R,6S,8S,10Z,12R,14R,16E,18R,19R,20S,21S)-19,21-dihydroxy-22-{(2S,2'R,5S,5'S)-5'-[(1R)-1-hydroxyethyl]-2,5'-dimethyloctahydro-2,2'-bifuran-5-yl}-4,6,8,12,14,18,20-heptamethyl-11-oxido-9-oxodocosa-10,16-dienoic acid | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 56092-81-0 |
PubChem | 6912226 |
ChemSpider | 5288579 |
ChEMBL | CHEMBL501617 |
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特性 | |
化学式 | C41H72O9 |
モル質量 | 709 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
イオノマイシン(Ionomycin)は、Streptomyces conglobatusが生産するイオノフォアである[1]。研究で、細胞間のカルシウムイオン濃度を上げ、また生体膜を通過するカルシウムイオンを理解するために用いられる。さらに、通常は12-O-テトラデカノイルホルボール 13-アセタートとともに、細胞間でのサイトカイン、インターフェロン、パーフォリン、インターロイキン-2、インターロイキン-4の生産を促進する。これらのサイトカイン類は、炎症応答に重要である。
イオノマイシンは、遊離酸かカルシウム塩として市販される。
出典
- ^ See Ionomycin Calcium salt from Fermentek, manufacturer's product page for ionomycin